【In-App Purchase 第4回】 In-App Purchaseに関する連載4回目です。 今回は、購入済みのプロダクトの復元処理についてご紹介します。 プロダクトの復元が必要な場面として、以下のケースが考えられます。 アプリケーションを(削除して)再インストールした。 端末を買い替えた・買い足した。 上記のような場合でも、プロダクト購入の事実はApp Store側に記録されているので、復元の要求を行うことで、現在の端末でも購入済みプロダクトを引き続き使用可能にすることができます。 第3回までの内容が実現されていれば、プロダクトの復元の実装は非常に簡単です。 [[SKPaymentQueue defaultQueue] restoreCompletedTransactions]; 上記の1文で、復元用の支払いトランザクションが開始され、SKPaymentTransactionObs