一流ボーカリストも必ず行う簡単なボイトレ、あなたはどうしてやらないの? 知的で説得力のある響きを手に入れるビジネスボイストレーニング『リップロール編』 「リップロール」というボイトレ。 たった3 年前ですが、私がクラシック業界でこのボイトレ方法をお伝えすると、その場がざわめきました。特に40代以上ベテランの方々には拒絶反応に近いものがありました。 それは・・・ 「何これ?」 「子供の遊び?」 「馬鹿にしているのか?」 「アハハハ・・・(呆れ笑い)」 というものでした。 しかしこの頃、少しずつですが、30代前くらいの方から「それ、聞いたことあります」と言われます。最近に至っては、「あなた(永井)のブログで知りました」とおっしゃっていただけるようになり、やっと広まってきたのかな、という思いです。 私は、今まで様々なボイトレをお伝えしたきましたが、やはり一番最強だと思うのはこの「リップロール」に
ボイストレーニングでは基本的に地声を鍛えます。 地声が出来て、高い音もしっかり出るようになります。 高い音はあまりたくさん練習しなくても、トレーニングを重ねれば無理なく出るようになります。 (コロラトゥーラが歌う超高音のような作品は技術がいりますが)大抵の作品は問題なく出ると思います。 出すだけなら、本当に誰でも出るようになるんですよ。 本当に難しいのは、息づかいなどの表現です。 優秀な歌手とはここが素晴らしいのです。 ただ音量があるとか、高音が出るとか、音程が正しいとか。それだけではないんですね。息づかいで、センスや才能が分かれてきます。 ただ、基本的に声を磨いていかないことには、それもかないません。 それには地声を鍛えるのです。 それでは、地声を鍛えるためには、どうしたらいいのでしょうか。 私の組んでいるボイストレーニングメニューは、低い声中心になっています。トレーニング全体の80%は
高い音から低い音まで自在に歌えるようになりたい そのためは喉のリラックスと舌のトレーニングから 江戸ッ子のようになってやってみよう 皆さん、前回ご案内した「リップロール」やっていらっしゃいますか? そう。唇をブルブルとするあのトレーニングです。 コンサート当日本番直前は、このリップロールとハミングだけで準備する有名歌手もいるくらい、喉の状態を良くするにはとても良いエクササイズです。 声を出すのに一番必要なのは喉のリラックス。 喉に力を入れて声を出そうとすると、かえって本来もっている声が発揮できないのです。どんな人でも素晴らしい声帯という楽器を持って生まれてきています。 それを上手に生かしてサポートしてくれるのがリップロールなんです。 忙しいときでも、ちょっとした時間を見つけてトライしてみてくださいね。 一週間に2日だけ1時間続けて練習するより、毎日数十分、小分けにして練習するほうがはるかに
昨日の記事でご紹介しました「タングトリル」というエクササイズでは巻き舌を使います。 「巻き舌がどうしても出来ないんです。どうしたらいいでしょうか」という質問を良く受けます。 巻き舌は、全員がすぐに出来るわけではないようです。 10人いたら2人くらいは、ちょっと苦手だったり、全く出来なかったりする人がいます。 私が初めて声楽のレッスンに行ったとき、先生から「巻き舌できる?」とわざわざ聞かれたくらいです。 歌やしゃべりは、とにかく舌です。 巻き舌が出来ない人も出来る人も、まず舌筋を鍛えるトレーニングをおすすめします。 1、口を閉じます。トレーニングの最後まで口は閉じています 2、舌を下唇と下歯茎の間にさし込みます 3、舌の先に力を入れて、右端から左端にゆっくり移動します もしメトロノームがあれば目盛60で5拍かけて移動します 4、左端までいったら、そのまま力をゆるめずに右端に戻ります 5、以上
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く