宮前葵 @AOIKEN72 「私をそんな二つ名で呼ばないで下さい!」「貧乏騎士に嫁入りしたはずが!?」小説書いてます。小説家になろうmypage.syosetu.com/2331732/ カクヨムkakuyomu.jp/users/AOIKEN 仕事募集中です。ご連絡はkenaoi271@gmail.com
わたしは社会人になって、人から「教養は大事」と何度か諭されたことがあります。 そして、その理由は細かい点では異なりますが、おおむね共通していたように記憶しています。 * そもそも、わたしは以前は「教養懐疑派」でした。 というのも、(今思えば)ステレオタイプに「教養は他者にマウントするための道具」という程度にしか思っていなかったからです。 芸術、文学、音楽、数学。 それらの「知識」を持っていない人間に誇示し、「我々はあなたたちとは違う」と知らしめるための、差異を可視化するための道具。 そのような理解でした。 ですから、私が当時の先輩の一人から、「コンサルタントにとって、教養は大事だよ」と言われた時に、「面倒な話だな」と思った記憶があります。 しかし、新人は先輩のいう事を素直に聞かねばなりません。 そこで「なぜですか」と聞きました。 すると先輩は言いました。 「教養って、なんのことだと思う?」
深まりたい とりあえず毎日新聞読んで、隔週で専門誌を読み、興味あるテーマについては本を読むという生活習慣でしたが、全く自分自身が深まっていく感じがなく、情報収集の質を変えていくことを考えてみようと思いました。 深さを求めるには、半年とか一年とかいうスパンで一つのテーマに取り組んでいく必要があるのかなと思います。それである程度マスターしたら、どこが一次情報源なのか分かるはずなので、継続的に情報収集する仕組みを作って、さらに深めるようにしていくと。 自分にとっては実務が大事で、一つのテーマだけで一生終われるほど研究者ではないので、次のテーマも探していく必要がある。これには、浅くても広い情報源が必要と思います。 深くインプットするための情報収集サイクル(仮説) 広く浅く情報収集する テーマを決める テーマについて深く情報収集する(ここでは、一次情報源でなくてもよい) なんらかアウトプットする 継
こんにちは!estieでビジネス部門の責任者をしている束原です。 2024年になりましたね。estieは決算月が12月なのですが、毎年期初に「今年こそが勝負の年だ」と言っている気がしており、それに対して「ガハハ」と笑い合えるメンバーで仕事ができているのが最高に楽しいなと日々痛感しております。 さて、こちらは事業の立ち上げ(事業開発)に関する記事です。 この記事に書いてあること estieでは「仮説検証」をやめようと思っている話 事業開発の成分の8割は営業だという話 かなり極論が並んでいますが(笑)、事業開発を進める上でとても重要だと考えているので、ご興味のある方は少しお付き合いください。 to Bスタートアップは仮説検証をやめようという話 「仮説検証って言葉が嫌いなんすよねー」と、確か弊社の事業責任者の齋藤だったか代表の平井だったかが以前社内で言ってました。 1年前くらいまで私は、その発言
チームで仕事するとき、みんなもう少し自分の存在、自分のリアクションがチームに与える影響を自覚した方がいい。 例えばミーティングでブレストしているとき、議論が前に進むのは、あるときふと場に出されたアイデアに対して、誰かが"それいいですね"って言った瞬間である。アイデアを出したとき、その人にはふつう、確信なんてほとんどない。僕なんか自分の意見に自信なんかなくて(大体みんなそうなのだ)、言ってみて、まわりの反応を見て、あ、なんか良さそうだ…と思ったときにやっと前に進むことができる。みんな、自信なんてないのだ。だからアイデアは、場に出されたときはまだ、波際の砂のお城のようにやわらかである。 しかし、あるアイデアに対して、それいいね、と声をもらったとき。いい顔が見えたとき。姿勢が前のめりになってくるとき。そのときとあるアイデアは、はじめて光るのだ、形になる可能性を見せるのだ。 * 逆に言えば、議論に
ACTIVE GALACTIC @active_galactic 日本人は不満がないときに10点中5点をつけるなという主張を見かけることがあるが、そもそも採点は文化毎に大きく違って当然だ。オランダや韓国あたりも低い点をつける傾向がある。逆にインドは米国より高い 問題があるとしたら日本の採点文化ではなく、文化差が大きいことを無視する企業だろう ACTIVE GALACTIC @active_galactic 欧州は米国より低めの数値を選ぶ傾向があるし、欧州内部でも差はある。差はどこにもある そもそも米国の10点付近に分布が偏る情報エントロピーの低い採点に何か統計上の利点はあるだろうか。文化に過ぎないのではないだろうか。採点文化の違いにすぎないものを“正しい文化”に“矯正”させるべきではない リンク Wikipedia 情報量 情報量(じょうほうりょう)やエントロピー(英: entropy)は
これまでのあらすじ ・梅原大吾さんと対談しました ・梅原大吾さんとは? 『勝ち続ける意志力』 梅原さんが(格闘ゲームにおける実績を超えて)スゴイのは、トップであり続けるために何が必要かを、端的に&わかりやすく言語化できていることです。 たとえば変化について↓ 自分を変えるとき、変化するためのコツは、「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。もし悪くなったとしたら、それに気づいたときにまた変えればいい。 世の中には、「これを変えたら、本当に状況はよくなるのか?」延々と検討し続け、「結果が良いとわかったら変えよう」と思ってる人や会社がたくさんあります。 しかし彼はいいます。 「変えればいい方向に向かうとわかっていることは、みんなもそれに気がついてる。そんなことやってもトップには立てない。トップであり続けるためには、それがわかる前にトライする必要がある」 そりゃそーだ! ものす
間違いを減らす方法を考えていて、ある程度以上はどうしようもないという役に立たない結論を得たのだったのだが、過激だったのか、意図せずアクセスが増えてしまった。単に苦労していますだけの内容を多く読まれても困るなと、一回取り下げて書き足しました。 間違いの減らし方を こちら に書きました。 仕事をしていると、必ず間違いを提出してくる人に出会ったことはないでしょうか?私は何度も悲しい思いをしており、そういう人にはもう仕事は頼めないと、非情ですが早々に判断するようにしています。 少なくともソフトウェア開発の世界では、正確さに大きな価値が置かれています。この業界だけでなく、一般的に、間違いは欠陥か事故であり、基本的に許されないものです。仕事は、紙の試験ではないため、百点満点が当たり前です。タクシーに乗ったら、事故せずに必ずつくことを期待する。手術で手が滑ることや、車を運転して信号を見間違えることは許さ
安宅和人 『イシューから始めよ 知的生産の 「シンプルな本質」』 を読んだ。 イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 作者: 安宅和人出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/11/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 48人 クリック: 660回この商品を含むブログ (143件) を見る 優れた知的生産を実現するためには? というのが本書の題材である。 知的生産においては 「課題を解決する」 というプロセスが多くあらわれる。 そこで 「課題の質」 と 「解の質」 の 2 軸に分けて考える。 多くの人は解の質を高めることを重要視するが、その前に課題の質を見極めることが大事である、というのが本書の柱である。 ソフトウェア開発にせよ何にせよ、多くの課題が目の前にあると思うが、それら全てに対して解を考えるには到底時間が足りない。 そこで、本当に解決する価値のある課題を見
一般社団法人ウェブ解析士協会 が、ウェブマーケティングのために重要なスキルを講義形式で伝える「エッセンシャル講座」。マーケティングの基本知識から最新テクニックまで幅広く伝える同講座に、サラス・サラスバシー『エフェクチュエーション』の翻訳者で、神戸大学大学院経営学研究科 准教授の吉田満梨氏が登壇。全米の起業家調査でわかった、不確実な状況で成果を出すための考え方やそのプロセスを語りました。 急速に産業界からの関心が高まる「思考様式」 吉田満梨(以下、吉田):神戸大学の吉田と申します。資料共有をしながらお話しさせていただきますが、みなさまの理解を深めていただくことが大事だと思いますので、疑問などは適宜チャットにお書きください。 私はもともとマーケティングの研究者で、10年前くらいに新しい市場を作る人たちの意思決定に関心を持つ中で「エフェクチュエーション」を知り、研究を続けています。今回エフェクチ
ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か
はじめまして、どうも、つんく♂です。 作詞・作曲を中心に音楽やエンタメ全般のプロデューサーをやっています。モーニング娘。のプロデュースから始めて、アイドルやアーティストなど、たくさんの作品を生み出してきました。 『リズム天国』などのゲームや、アニメにも関わっています。今は、「つんく♂エンタメ♪サロン」のメンバーで、「中2」をテーマにした映画制作を始めたばかりです。 声の病気をしたので今は歌えませんが、その分、日々の作品作りと、次世代のスターやクリエイターの応援に注力しています。 いちクリエイターとして、noteを始めますさて、今月から、個人noteを本格的に始めてみようかなと。 というのも、僕の中には、自然に生活していて「これいいよ」との情報が2回以上重なって耳に入ってきたものが「売れる」「ヒットする」という過去データがあります。なので、そういうものに出会った時は、出来るだけすぐに試すよう
最初にマイルストーンを切って、この週で設計、この週で実装、みたいなことをやるのはおすすめできない。 設計に使える時間を最初に決めた時間までしか使わないということは、どうすればいいか、考えきれてなくても作り始めているということ。 コードは書けていくので、進んでいるようにも見えるけど、問題を先送りしているだけなので、じっくり設計や作戦を詰めていれば気付ける問題に、あとのほうで直面することになる。 この問題を回避するためにはこのように作るべきであった、ということにあとで気づくと手戻りが大きくなり、こんなことをするくらいなら最初に決めておけばよかった、となることが多いと思う。 家を建てることをイメージすると、設計フェーズはここで打ち切って、手を出せるところから始めよう、といきなり柱を建てることをイメージしてほしい。 先のことを見据えると、4本の柱は長方形になっているべきという制約があるけど、そのこ
はじめに 私はデザイナー兼フロントエンドエンジニアというような立ち位置で、勤務するfreee株式会社のアクセシビリティガイドラインの作成に関わったり、アクセシビリティまわりの仕組みの整備や社内エバンジェリストみたいなことをしています。 もともと私はWebアクセシビリティという分野が、重要なものである以上に技術や考え方として面白いと思ってやっているうちに気付いたら仕事で大きなウェイトを占めるようになってしまったタイプの人です。しかし、そうではない人たちにその重要さを説明したり、対応をお願いしたり、そのための資料を作ったりしているうちに、「やっぱWebアクセシビリティって難しいんだなぁ」と思うようになってきたので、それについて書いてみようと思います。 なお、背景を説明するうえで必要なので社名を出しましたが、あくまでこの文章は個人の見解であり、所属組織とは関係がありません。 誰のためにやるのかが
書評 1日ひとつだけ、強くなる 梅原大吾【2015】 数いるゲーマーの中で勝ち続け、プロゲーマーとして生計を立てているということは、尋常なことではない。 そんな勝ち続けることができる梅原氏はどのような考え方をしているのだろうか。 ウメハラ氏はあまり感情を表に出さないように見える。 普通、世界大会で優勝したら声を上げてガッツポーズくらいしてもいいと思うが、軽く微笑む程度だったりする。 そういったところに、彼の勝ち続ける極意があるのでは?と感じ、ポチらずにいられなくなった。 まず、ウメハラって誰だよっていう方のために簡単にご紹介します。 著者 梅原大吾 主にストリートファイターを得意としている。 通称「ウメハラ」「The Beast」 1981年生まれ、日本初のプロゲーマー(ギネス認定) 14歳の時点で国内最強になり、17歳で世界大会優勝。 今まで数々の格闘ゲームのイベントで優勝してきている猛
おしゃれにお金と時間をかけるのをやめる。(自分に自信がないからおしゃれに頼ろうとする。清潔であればいい) 革靴を履くのをやめる。(スニーカーを履くことで行動的になれる) コンタクトレンズをやめる。(そんなもん、つけている時間がもったいない) お酒を飲むのをやめる。(健康診断で注意を受けたのが良い機会だった) ビジネス書を読むのをやめる。(他人の理想像を聞いても仕方がないから。小説や随筆を読むのはやめない) ワクワクしない仕事はできるだけしない。(年を取ったので、断ること自体はそんなに難しくない) 苦手な仕事はしない。(得意なことをもっと得意になるための努力をする) 絶対に自分ひとりで仕事を抱えない。(仕事はすべてチームでやる。そうじゃないと自分が困るから) 付き合いたくない人とは付き合わない。(逆に言えば、仲良くしたい人をもっと大切にするということだ) ちやほやされたがるのをやめる。(もう
難しいことをしていた人が、それがうまくいかなかったときに「自分の立てた仮説は間違っていた、丸一日無駄にした」などといって落ち込んでしまうことがあります。しかし、それは違うよという話をします。別に物珍しい話ではないのですが、知らない人がかなり多いので、あえて書きます。 話を簡単にするために、「何らかの問題の原因を明らかにするために仮説を立てて検証したものの、うまくいかなかった」という場合をここでは考えます。たしかにこれは「仮説が間違っていた」*1とは言えるんですが、決して無駄ではありません。なぜかというと、これは原因を特定するためのたくさんある仮説の中の一つが誤りだとわかっただけで、その次は残った仮説の中から一つを選んで調査を継続すればいいだけだからです。つまり問題の絞り込みには成功して、調査は着実に先に進んでいるといえるのです。 過去事例をもとに具体的な話をしましょう。わたしはかつて、プロ
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