地中海での移民の救助活動を終えたオーシャン・バイキング号の船上で、再会を果たしたスーダンのダルフール地方出身のオマルさん(左)と米国人看護師メアリー・ジョー・フローリーさん(2019年8月23日撮影)。(c)Anne CHAON / AFP 【8月26日 AFP】スーダンで2003年に発生し「世界最悪の人道危機」と言われたダルフール(Darfur)紛争で、米国人看護師メアリー・ジョー・フローリー(Mary Jo Frawley)さんは脚にけがをした幼い子供の手当てをした。それから15年がたった今月、フローリーさんは地中海の移民救助船で、成長したこの子供と奇跡的な再会を果たした。 緊急医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」と仏NGO「SOSメディテラネ(SOS Mediterranee)」が共同運航する移民救助船「オーシャン・バイキング号(Ocean Viking)」は、今月9日から12日