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文学に関するpoohmobilのブックマーク (5)

  • 〈17〉50代になってから、毎日が憂鬱です|あなたの悩み、世界文学でお答えします。|堀越 英美|webちくま

    「恋のツラみ」から「職場でのつまずき」まで、現代人のお悩みに、世界文学のあの作品この作品を紹介しつつ、キリッと答えていく堀越英美さんの好評連載。今回のお悩みは…… 【お悩み】 50代女性です。裕福で堅実な夫と結婚し、子育てもひと段落して悠々自適な暮らし。周囲からは幸せな女に見えているでしょう。でもなぜか、毎日が憂なのです。青春時代を振り返っては、これ以上生きていてもあれほど幸せなことはないだろうからもう死んでもいいと思ってしまったり、戦争や災害で大変な思いをしている人たちがいるのにこんなことで悩むなんて、とうしろめたさを感じたり、破天荒な元カレと結婚していたらどんな感じだったかを想像したり。どうにか前向きになりたいです。 【お答え】『ダロウェイ夫人』を読んで朝の散歩をしよう! 『論語』に「五十にして天命を知る」という一文があるように、50歳は一般に自分の人生の意味がわかる年と言われている

    〈17〉50代になってから、毎日が憂鬱です|あなたの悩み、世界文学でお答えします。|堀越 英美|webちくま
  • 生き延びるための奇跡 : 李琴峰 芥川賞受賞スピーチ全文掲載

    『彼岸花が咲く島』で第165回芥川龍之介賞を受賞した李琴峰。台湾出身初の同賞受賞者としても注目を集め、8月27日、帝国ホテル(千代田区)で授賞式が行われた。「生き延びるための奇跡」と題した受賞スピーチで、李琴峰は自らの生い立ちと悩み、文学との関係、台湾に対する思いなどを語り尽くした。洒脱に感謝を述べることが通例の文学賞のスピーチでは異例ともいえる内容に、会場は静まり返り、誰もがその独白に耳を傾けた。受賞決定後、ウェブ上で広がった自らへの「反日」批判に対しては「そのような暴力的で、押し付けがましい解釈は、まさしくこれまで、私が文学を通して、私の文学を通して、一貫して抵抗しようとしてきたもの」だと語った。受賞スピーチの全文をここで掲載する。 生まれてこなければよかった 「生まれてこなければよかった」 いつからそう思うようになったのか、もはや思い出せません。 「生まれて、すみません」ではなく、「

    生き延びるための奇跡 : 李琴峰 芥川賞受賞スピーチ全文掲載
    poohmobil
    poohmobil 2021/09/05
    "人間というのはいかに、他者をカテゴライズすることによって安心したがる生き物なのか"
  • バイデン就任を祝う22歳の女性詩人、アマンダ・ゴーマンに高まる期待 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    22歳の若手女性詩人アマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)は、1月20日のジョー・バイデン次期大統領の就任式で自作の詩「The Hill We Climb」を朗読する予定だ。就任式にはレディー・ガガやジェニファー・ロペスも出演予定だが、ゴーマンは12月下旬に同イベントへの出演について連絡を受けたという。 AP通信によると、ゴーマンは次期ファーストレディのジル・バイデンの推薦を受けた模様だ。彼女は、「何を書けばいいのか具体的な指示は受けていない」と述べており、「誰かを否定するとか、ドナルド・トランプ大統領の去就を巡って何かを宣言することよりも、団結と希望を強調するように勧められた」という。 ゴーマンは、1月14日のインスタグラムの投稿で、「就任式の詩人になることはとても光栄だ」と書いている。ロサンゼルス在住で、子供の頃から読書が好きだった彼女は幼少の頃から創作をはじめ、フェミニズム

    バイデン就任を祝う22歳の女性詩人、アマンダ・ゴーマンに高まる期待 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 横光利一 純粋小説論

    もし文芸復興というべきことがあるものなら、純文学にして通俗小説、このこと以外に、文芸復興は絶対に有り得ない、と今も私は思っている。私がこのように書けば、文学について錬達(れんたつ)の人であるなら、もうこの上私の何事の附加なくとも、直ちに通じる筈(はず)の言葉である。しかし、私はこの言葉の誤解を少くするために、少し書いてみようと思う。 今の文壇の中から、真の純粋小説がもし起り得るとするなら、それは通俗小説の中から現れるであろうと、このように書いた達識の眼光を持っていた人物は、河上徹太郎氏である。次に通俗小説と純文芸とを何故に分けたのか、別(わ)けたのが間違いだと云った大通(だいつう)は、幸田露伴氏である。次に、もし日の代表作家を誰か一人あげよと外人から迫られたら、自分は菊池寛をあげると云った高邁(こうまい)な批評家は、小林秀雄氏である。今日の行き詰った純文学に於て以上のような名言が文学に何

  • 【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」|Web河出

    海外文学 ナイジェリア 文庫 - 外国文学 【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ くぼたのぞみ訳 2019.09.03 なにかが首のまわりに アメリカではみんな車や銃をもってる、ときみは思っていた。おじさんやおばさん、いとこたちもそう思っていた。きみが運良くアメリカのヴィザを取得したとたん、みんなそろって、ひと月もすれば大きな車をもって、すぐに広い家に住むようになるだろうけど、アメリカ人みたいに銃だけは買わないで、といった。 ぞろぞろと、きみが父親、母親、それに3人の弟や妹と暮らしているラゴスの部屋までやってきて、みんなに行き渡る椅子がないのでペンキの塗っていない壁にもたれて、大きな声でさよならをいい、小さな声で送ってほしいものをあげた。彼らの望み──ハンドバッグ、、香水、衣服──なん

    【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」|Web河出
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