7月18日、アマゾンは電子書籍コンテンツを月額9.99ドルで無制限に提供するサービスを発表した。写真は電子書籍を読む通勤客。マサチューセッツ州の地下鉄で2011年3月撮影(2014年 ロイター/Brian Snyder) [18日 ロイター] - オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムは18日、電子書籍コンテンツを月額9.99ドルで無制限に提供する「キンドル・アンリミテッド」サービスを発表した。
英国オフコム(情報通信庁)の委嘱を受けて調査会社の Kantar Media が行ったデジタル読書に関する調査で、アマゾン Kindle が79%のシェアを持つことが明らかになり、関係者を愕然とさせている。2位のアップル iBookstore が9%、Google Play が6%、WH Smithと組んで奮闘している Kobo も5%で、10%に達したものはない。 流通量で見てデジタルはすでに42% この調査は著作権法違反の実態を明らかにする目的で、今年3-5月の3ヵ月間に行われたもので、E-Book市場を対象とした通常の調査とは異なる。市場ではなく、違法コピーの実態を明らかにすることで政策の参考にするためのものだ。過去3ヵ月間にE-Bookをダウンロード、アクセス、あるいは共有した人を対象とし、サンプルは631人と少ない。しかし公式のものなのでエラーはそれなりにコントロールされているは
雑誌, 新聞2013年6月2日の日経朝刊19面、「経済誌のバックナンバーを電子化 図書館向けに」より。『週刊ダイヤモンド』のバックナンバー4,000冊を電子化して、図書館での貸し出し向けに販売するという取り組みについての記事。時代の流れは完全にそっちだし、書籍よりも綴じが粗い雑誌のアーカイブ方法としては絶対的に電子化の方が優れていると思うので取り組み自体はいいのだが、図書館での貸し出し方法が……。馬鹿なの? 利用者はまず、この「デジタルアーカイブス」を購入した図書館にタブレット端末やスマートフォンから登録。ログインして目次や著者名から記事を検索し、読みたい号を1冊単位で ”借りる” ことができる。図書館が定めた貸出期間中は、表紙や広告を含めて全ページを端末上で閲覧できる。ここまではええ感じ。未来って感じ。で、次に続く一文で全部ぶち壊し。太字にさせていただきます。 1人の利用者が借りている間
[asin:B00AZWGR4Q:detail] 内容紹介 ツイッター上で大きな話題を呼んだ著者(@May_Roma)のノマド論が読みやすい電子書籍に! 元国連職員などとして数カ国で働いてきた谷本さん(現ロンドン在住)が、日本で流行るノマド論のおかしさを一刀両断。組織に寄りかからず自立した働き方が必要となる日本の未来を担う人たちのために、本当に有益なアドバイスを贈る。 僕はあまり@May_Romaさんのこと、好きじゃなかったんですよね。 言っていることは「正論」なのかもしれないけれど、僕のtwitterに流れてくる(誰かがリツイートした)発言は、他人を嘲っているように感じるものが多いし、彼女に媚を売って、寵愛を競っているような「フォロワー」たちも気持ち悪くて。 そもそも、この人が英語の重要性を声高に主張するのって、「マラソン選手が走ることの素晴らしさを力説するようなもの」じゃないの?って、
ドミニク スウィーニー博士 (Dr. Dominique Sweeney) タイトル: イッチーフィート:旅する子供向けの楽しい電子書籍とアプリ (Itchee Feet; Fun ebook and app for kids who travel) 日時: 7月7日(木) 11:00~11:15 会場: ITCHEE FEET CO.,LTD. ブース(7-46) イッチーフィート出版共同責任者。異文化交流研究の博士号所有。ブックフェアでは、イッチーフィートが提供するアプリケーションの使い方についてお話します。 Dr. Dominique Sweeney is the director of Itchee Feet, which produces children's travel apps and books. He has a PhD in Cross Cultural Resear
ニコニコ動画を知らない人はもういないはずだ。動画の上にユーザーがコメントを付与して楽しめるこのサービスは、2006年に開始、YouTubeから接続を遮断されたり、テレビ局などから投稿の削除を求められたり、という長い困難の時期を経て、2010年に黒字化を果たしている。先日(4月28日-29日)に9万2384人が幕張メッセを訪れたイベント「ニコニコ超会議」も注目を集めた。 そのニコニコ動画を運営するドワンゴ社がいま力を入れているものの1つが電子書籍だ。「ニコニコ静画」(動画ではないことにご注意いただきたい)と銘打って、イラスト投稿を起点に、漫画、ライトノベルなどへとその守備範囲を広げつつある。 動画と同じく、ユーザー投稿だけでなく、角川書店との提携により商業作品の充実を図っているのも注目すべき動きだ。Kindle日本版の開始もまもなくと言われるなか、商業作品の品揃えを競う国内電子書店とどう戦略
間があいてしまったが、先月中旬に開催された、ロンドン・ブック・フェアーで聞いた、アマゾン・キンドルでの電子書籍・自己出版の話を続けたい。 16日に開かれた、「キンドル・ディレクト・パブリッシング(KDP)」についてのセミナーに出てみた。以前から、アマゾンでの電子書籍の自己出版について、大いなる興味と期待を抱いてきた。 新聞記事などではよい話ばかりなのだが、このセミナーに出てみて、がっかりはしなかったが、更なる疑問がどんどん出てきてしまった。 まず、説明に立ったのは、KDP部門のアティフ・ラフィク氏である。この部門の担当者で、普段は米国勤務だ。 ラフィク氏の説明によると、KDPでは複数の言語(英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語など)で出版できる。そして、キンドルでの出版とは、PC,タブレット、そしてキンドルなど、様々な端末で読める形になる。 作り方はとても簡単で、まず原稿を先
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
昨年3月11日に起きた東日本大震災の後、作家の池澤夏樹さんは『楽しい終末』という本を電子書籍として復刊した。人類が手にした核をはじめとするテクノロジーは、私達をどこへ連れて行くのか。「楽しい」という語と「終末」という語の組み合わせに少し戸惑ったが、私はこの本を読んで池澤さんに話を伺いたいと思った。たんなる旧著の復刻にとどまらず、この本を震災後のいまこそ読者に届けたい、という「出版」への志を感じたからだ。 ご多忙のなか、昨年のうちに快く取材に応じていただいたにもかかわらず、編集に手間取り、掲載時期がかなり遅れてしまったが、あの震災から一年という節目に、あらためてこの本が多くの方に読まれることを期待して、池澤さんへのインタビュー記事をお届けする。(インタビュー・構成:仲俣暁生) 「これなら読める」 ――まず、『楽しい終末』を電子書籍化することになった経緯からお聞かせください。 池澤 非常に俗な
雑誌「ワイヤード」日本語版の、「読むを考える」のシリーズから、ヒントになったことをメモしている。 ご関心のある方は、以下が元記事です。 「本」は物体のことではない。それは持続して展開される論点やナラティヴだ – 読むが変わる from 『WIRED』VOL.2(ケビン・ケリーのインタビュー) http://wired.jp/2012/01/28/future-of-reading-kevin-kelly/ 「雑誌」とは何だ?とずっと自問自答している。その答えは、いまも出ていない – 読むが変わる from 『WIRED』VOL.2(クリス・アンダーソンのインタビュー) http://wired.jp/2012/01/29/future-of-reading-chris-anderson/ そして雑誌はやがてアンバンドル化する – 読むが変わる from 『WIRED』VOL.2(小林弘人さ
名探偵の代名詞、シャーロック・ホームズ。 全作品を合計すると60作品(長編4、短編56)にもなります。 文庫本にして9~10冊ですから、全部読み切るのはなかなか大変です。 原作の著作権はすでに切れていますので、英語のテキストは数多くのサイトで公開されていますが、 邦訳はほとんど著作権が残っており、インターネット上で自由に読める邦訳はごく一部に過ぎません。 このサイトでは、既存の著作権に抵触しないように、全ての作品を改めて原作から翻訳し直して公開しています。 初出誌のストランドマガジンに掲載されたシドニー・パジェットのイラストも、ほぼすべて掲載してありますので、パソコンや携帯から、存分に世紀の名探偵シャーロック・ホームズの魅力をお楽しみください。 Tweet
先月末、達人出版会から『ケヴィン・ケリー著作選集 1』(以下、本書)が刊行されました。 達人出版会は IT 系の電子書籍出版サービスですが、商品の価格が0円、つまり無料なのは本書だけで、それが多くの人の目を惹いたようです。無料公開が可能な理由は、本書の成立過程にあります。 元々は、著者のケヴィン・ケリー(Kevin Kelly)がブログ The Technium に公開した文章を、堺屋七左衛門氏が七左衛門のメモ帳で翻訳して公開したことから始まります。 堺屋さんが自由に翻訳を公開できたのは、ケリーがブログにクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)ライセンスの「BY-NC-SA(表示 – 非営利 – 継承)」を指定していたからです。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下での刊行 クリエイティブ・コモンズとは、『CODE』などの著書で知られるアメリカのサイバー法の第一人者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く