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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (14)

  • 【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon Kindle版もあります。 NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班宝島社Amazon 全国の自治体1392カ所を独自調査 話題の「NHKスペシャル」待望の新書化! 長年にわたるひきこもりの果てに、命を落とす――。 いわゆる「ひきこもり死」が全国に広がっている。 いま、日には推計61万人もの「中高年ひきこもり」の人たちがいるとされる。 高齢の親が亡くなった後、生きる術を失った「子」が衰弱死するという事態を、どうしたら回避できるのか? 2020年11月にオンエアされ大きな反響を集めた NHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作陣が書き下ろす、渾身のルポ。 このルポを読んでいて、僕はなんと

    【読書感想】NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ブラック企業経営者の本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ブラック企業経営者の音 (扶桑社新書) 作者: 秋山謙一郎出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2014/03/01メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 ブラック企業経営者の音 (SPA!BOOKS新書) 作者: 秋山謙一郎出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2014/05/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 ■経営者サイドから見たブラック企業の経営哲学■ 長時間労働に賃金未払いを従業員に強い、使い捨て感覚で労働者を酷使するブラック企業。 数々の報道でブラック企業の実態は照らされ、社会問題にもなった。 しかし、その多くが�虐げられる側�の証言に基づいたものであり、 経営者サイドがなぜ従業員から時間や金、人としての尊厳まで搾り取るのか、声はなかなか聞こえてこない。 そんな現状を打破しようと、気鋭のジャーナリスト

    【読書感想】ブラック企業経営者の本音 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ぼくがいま、死について思うこと ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ぼくがいま、死について思うこと 作者: 椎名誠出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04メディア: 単行この商品を含むブログ (14件) を見る 内容紹介 今まで突っ走ってきたけれど、ふと気づくと多くの人を亡くしていました。肉親の死。十代の頃に経験した親友の自死。ここ数年相次いだ友人たちとの離別。あやうく死にかけた体験の数々。世界の旅先で見聞きした葬儀や死。孫を持って気づいたこと。死に急ぐ若者たちへのメッセージ。そして、思い描いてみた自身の最期――。今年、69歳になる椎名誠が、はじめて死について考えた一冊。 椎名誠さんも、もう69歳か…… 僕が椎名さんの文章を読み始めて、もう20年くらい経ちます。 いつでもタフで、ビールと焚火と冒険とジーンズが似合う男、シーナマコト。 僕にとっては、「ずっと憧れているけど、自分とは遠い世界にいる、男のなかの男」という存在です。 もうすぐ70歳にな

    【読書感想】ぼくがいま、死について思うこと ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ハダカの美奈子 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ハダカの美奈子 作者: 林下美奈子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/05/02メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (22件) を見る ハダカの美奈子 作者: 林下美奈子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/05/02メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 大人気番組のもう一人の主役による衝撃の告白。ビッグダディとの別居、離婚の真相はもちろん、父親からのDV、15歳で妊娠、元夫からの執拗なDV、2度の離婚、殺された元カレ、番組では隠さざるを得なかった2つのタトゥー、そして番組放映中にミイラ化して孤独死していた父親……。18歳年下のとして一緒に過ごしたダディとの2年間、そして30年の壮絶人生を振り返る――。 Kindle版で読みました。 僕自身は『ビッグダディ』という番組をほとんど観たことがなくて、『めちゃイケ』で岡

    【読書感想】ハダカの美奈子 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • らもトリップ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    らもトリップ [DVD] 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2012/08/24メディア: DVDこの商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 中島らもが急逝して早7年。 彼が生前よくつぶやいていた言葉「いいんだぜ」。 どんな人間がいてもいい。どんな生き方があってもいい。 作品は東京芸大生が中島らものそんなメッセージを受け取り映画に仕上げた。 中島らもの生き方に強くシンパシーを抱いたからである。 このよくわからないもやもやした世の中、何か突破口が必要だと感じた。 「中島らもを描きたい」 「中島らもなら何かをぶちこわす力を与えてくれるのではないだろうか。」 その一心で映画は企画から制作、配給、公開までのすべてを東京芸大が中心となり製作した。 それでも中島らもの意志を汲み、決して説教臭くならず、湿っぽくならず、パワフルに破天荒に描き出したのが作品である。

    らもトリップ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】実録! あるこーる白書 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    実録! あるこーる白書 作者: 西原理恵子,吾ひでお,月乃光司出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2013/03/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (24件) を見る 内容紹介 失踪日記vs毎日かあさん!! 元アルコール依存症者だった吾ひでおと、アルコール依存症だった夫に悩まされた西原理恵子、個性あふれる二人のマンガ家の初コラボ企画――踏んだ地雷はお酒だった! 酒好き、酒飲み、酒乱に依存症……その違いって一体なに。まさに「実録」なトラブルの数々を、赤裸々かつギャグたっぷりに語り合う、普段わからないアルコールに関する裏知識が身につくエンタテインメント啓蒙書。 吾ひでお、西原理恵子、月乃光司の3氏による、「アルコール依存症」についての鼎談。 「エンタテインメント啓蒙書」と内容紹介にはありますが、このメンバーから期待してしまうほどのエンターテ

    【読書感想】実録! あるこーる白書 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    [asin:B00AZWGR4Q:detail] 内容紹介 ツイッター上で大きな話題を呼んだ著者(@May_Roma)のノマド論が読みやすい電子書籍に! 元国連職員などとして数カ国で働いてきた谷さん(現ロンドン在住)が、日で流行るノマド論のおかしさを一刀両断。組織に寄りかからず自立した働き方が必要となる日の未来を担う人たちのために、当に有益なアドバイスを贈る。 僕はあまり@May_Romaさんのこと、好きじゃなかったんですよね。 言っていることは「正論」なのかもしれないけれど、僕のtwitterに流れてくる(誰かがリツイートした)発言は、他人を嘲っているように感じるものが多いし、彼女に媚を売って、寵愛を競っているような「フォロワー」たちも気持ち悪くて。 そもそも、この人が英語の重要性を声高に主張するのって、「マラソン選手が走ることの素晴らしさを力説するようなもの」じゃないの?って、

    【読書感想】ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    poohmobil
    poohmobil 2013/01/17
    ”「新書にするには分量的に足りない。でも、必要最低限のことが書いてある本」が、この価格で売られるようになったことは、電子書籍の大きなメリットだと思います”
  • 【読書感想】赦す人 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    赦す人 作者: 大崎善生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容紹介 「鬼」と名乗った男は、何があっても、無限のやさしさで全てを受け入れた。夜逃げ、倒産、栄華と浪費、また夜逃げ。団鬼六の波乱万丈の生涯は、しかし常に純粋さと赦しに貫かれていた。伝説の真剣師と交わり、商品相場を追い、金を持ち逃げされ、不倫に苦しみ、その全てから小説を産んだ。出生から最期の日々まで、「異端の文豪」の唯一無二の人物像を描ききった感涙の長編ノンフィクション。 僕はSMに興味ないし、団鬼六さんの名前は知っていても、作品はほとんど読んだことがありません。 でも、この「無類の将棋好きだった、異端の文豪」の人生への興味はありました。 それを『聖の青春』の大崎善生さんが書くというのも、また魅力的でした。 僕が団鬼六さん

    【読書感想】赦す人 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ひとりで死んでも孤独じゃない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ (新潮新書) 作者: 矢部武出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/02メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。 ひとりで死んでも孤独じゃない―「自立死」先進国アメリカ―(新潮新書) 作者: 矢部武出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/08/17メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 身体が悪くなっても、子供が近くにいても、アメリカの老人は最期まで極力ひとりで暮らそうとする。個人の自由と自立こそ、彼らが最も重んじている価値だからだ―。高齢者専用住宅、配サービスのNPO、複数世帯がつかず離れずで暮らすコーハウジングなど、独居老人と社会の紐帯を確保するためのさまざまな取り組みを紹介

    ひとりで死んでも孤独じゃない ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「死を選ぶ権利」について - 琥珀色の戯言

    参考リンク:安楽死法 ‐ 死を選ぶ権利 --- 駒沢 丈治:アゴラ−ライブドアブログ 病院で医師に見守られながら苦痛を伴わない安らかな死を得られるとしたら、わざわざ山手線に飛び込んだり、硫化水素を発生させたり、ビルの屋上から飛び降りようという人は少なくなるはずだ。人にとってはもちろん、周囲の人たちや社会にとっても、そのほうが好ましい選択であると思う。 末期医療の現場においても、安楽死は意味を持つ。死が避けられない、ただ死を待つだけの患者を集中治療室に入れ優秀な医師のリソースを消費するのは、社会全体にとって大きな損失だ。高度な医療設備は回復が期待できる患者にこそ利用すべきであり、優秀な医師もまたその存在によって生死が分かれるギリギリの現場に投入してこそ意味がある。 この記事と、この記事に共感する人たちのコメントを読みました。 けっこう賛同する人が多くて、ちょっとびっくり。 「安楽死」って、

    「死を選ぶ権利」について - 琥珀色の戯言
  • ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 作者: 鈴木智彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/12/15メディア: 単行購入: 3人 クリック: 947回この商品を含むブログ (308件) を見る 担当編集者から一言 暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは震災後初めて作業員として福島第一原発に潜入。高濃度汚染区域でいきなり4ミリシーベルトらったり、熱中症で昏倒したり、汚染水で作ったセシウムスイカをべたり……。著者ならではのヤクザと原発の密接すぎる関係も全部暴露。フクシマ50の中に3人の暴力団幹部がいることや、作業員派遣で暴利をむさぼる親分など、ヤクザにとって「最大のシノギ」としての側面もたっぷりと伝えます。 福島第一原発に作業員として潜入し、働きながら隠しカメラなどで取材を行っていた、ジャーナリストの鈴木智彦さんの著書。 このの発表にあわせて、外国特派員協会で会見を開いた際

    ヤクザと原発 福島第一潜入記 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ある「落第監督」の記憶 - 琥珀色の戯言

    『なぜ日人は落合博満が嫌いか?』という新書紹介のエントリを昨日書いたのですが、かなり大勢の人が読んでくれて驚きました。 それで、今日はその続きというか、落合監督のことを書いていて思い出した、ひとりの監督の話をしようと思います。 その監督は、マーティ・ブラウン。 彼は、低迷を続ける広島カープの「改革」の一環として、アメリカから招かれ、監督に就任しました。あちらの3Aでは最優秀監督の実績がありましたが、メジャーリーグでの監督実績はなし。 正直、監督としての手腕は微妙で、中継ぎ陣の整備や東出選手の復活、コンディショニングの改善など、功績は少なからずあったものの、チームの成績はいまひとつ。 広島市民球場最終年は、「さよなら市民球場フィーバー」の勢いもあって、あと一歩でクライマックスシリーズも見えたのですが息切れ、捲土重来を期して望んだ2009年シーズンも、定位置の5位で、彼はカープの監督を追われ

    ある「落第監督」の記憶 - 琥珀色の戯言
  • 韓流エンタメ 日本侵攻戦略 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    韓流エンタメ 日侵攻戦略 (扶桑社新書) 作者: 小野田衛出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2011/09/01メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 少女時代、KARAはなぜ売れた? 日人の知らないK-POPビジネスの光と影を、関係者の証言をもとに構築 2003年、ぺ・ヨンジュン主演のドラマ『冬のソナタ』から始まった韓流ムーブメントは、2010年に少女時代やKARAなど K‐POP勢が日進出したことによって新章に突入した。当初はオバさんばかりだったファン層も、今では完全に様変わりし、 「韓流の聖地」と化した新大久保ではド派手なハングル文字のネオンが深夜までギラギラ光り、週末ともなると若いK‐POPファンの若い女性が 束となって道に溢れている。事実、新大久保に年間訪れる旅行者の数は東京タワーを超え、いまや第二の原宿と化しているほどだ。

    韓流エンタメ 日本侵攻戦略 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言

    昨日、子供が生まれた。 妊娠をはじめて聞いたときには、正直「あと1年くらい(子供ができるのが)遅かったらよかったのに……」と思ったのだ。 たぶん、子供ができなかったら、ずっと同じことを思い続けていたのだろうけど。 初産で予定日まであと1か月近くあったので、そろそろ名前の候補でも挙げておかなくっちゃな、と考えていたところに、いきなり「破水した」との連絡があり、仕事を終えて産科の病院に着いたときには、もう子供は生まれていた。 保育器に入っているのを外から覗くだけ、というのを予想していたのだが、小さな小さな赤ちゃんは、母親の横で寝るでも起きるでもなく、右手で何かを握ろうとしたり、半分泣きかけたところで考え直したかのように泣くのをやめて半分だけ目を開けたりしていた。 正直、僕は自分に子供ができるのが怖かった。 このエントリで以前書いたように、僕は自分の親、とくに父親の愛情をうまく受け止め、解釈

    昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言
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