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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (6)

  • ソマリアの海賊、自由貿易の課題 - 雪斎の随想録

    ■ 経済案件に隠れているようであるけれども、この件は民主党はどうするつもりであろうか。 □ <海賊対策>民主幹事長「野党3党で統一見解」 1月23日21時20分配信 毎日新聞 民主党の鳩山由紀夫幹事長は23日の記者会見で、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で海上警備行動発令で海上自衛隊護衛艦を派遣する政府方針について「交戦規定や逮捕権などがオープンになっていない。簡単に認めてはならない」と指摘。「社民党や国民新党と極力歩調をそろえたい」と述べ、3党で統一見解をまとめる考えを示した。 鳩山氏の発言は、同日東京都内で開いた3党幹事長会談で、社民、国民新両党が「海賊対策ならば海上保安庁を軸にすべきだ」と政府方針に反対したことを受けたもの。鳩山氏は、海上保安庁の艦艇を派遣できる可能性について党内で議論するよう直嶋正行政調会長に指示。検討に入った。 ただ、民主党内では「国際協力活動であり国益に資する」

    ソマリアの海賊、自由貿易の課題 - 雪斎の随想録
  • 安全保障を語る理由 - 雪斎の随想録

    政治学の世界では、諸々の政策において追求される価値は、「福祉価値」と「威信価値」の二つに大別される。「福祉価値」とは、衣住に絡む人間の生存の条件に関するものである。「威信価値」とは、正義、平和、威信、尊厳、イデオロギーといった抽象的な観念に関するものである。 たとえば、教育政策で「福祉価値」が強調されれば、「大人になってからいはぐれないようにするための知識や技術を完璧に身に付けましょう」という話になる。方や、「威信価値」が過剰に強調されれば、戦前日の「皇民教育」や現代中国での「反日教育」、あるいは北朝鮮における「将軍様、万歳」教育と同じ風情になる。保守層の「愛国心」教育と日教組の「教え子を戦場に送るな」教育が、いつもヒート・アップしながら交錯しているのは、どちらも教育政策における「威信価値」を重視しているからである。 安全保障政策の展開に際して、この「福祉価値」と「威信価値」のどちら

    安全保障を語る理由 - 雪斎の随想録
  • 世代の連環 - 雪斎の随想録

    ■ ちょっとした世代論を書いてみる。 祖父 1900ー1910年代生まれ ・ 日露戦争前後、「明治国家」の完成期に出生 ・ 青春時代は「大正ロマン」の最盛期。「モボ」と呼ばれた。 ・ 終戦時40歳前後。第二次世界大戦中は応召せず。 ・ 東京オリンピック前後に退職、「復興」を支える。 ・ 往時、財界四天王と呼ばれた人々が、この世代。 ・ 昭和の終わり、「バブル」の時期前後に鬼籍に入っていく 父親  1930ー1940年生まれ ・ 幼少期、「少国民」と呼ばれる。 ・ 復興、高度経済成長とともに社会人キャリアが始まる。 ・ 戦後の「消費文化」の恩恵を逸早く受ける。 ・ 「日活スター」、「長島・王」の世代 ・ 「バブル崩壊」の時期前後に退職。社会人としては、かなり恵まれた人生。 息子 1960-1970年生まれ ・ 幼少期は、「経済大国・日」驀進の最中であった。 ・ 特撮ヒーロー番組、アニメを飽

    世代の連環 - 雪斎の随想録
  • 田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録

    ■ 田母神航空幕僚長更迭の件について記してみる。 雪斎も、件の論稿を読んでみた。 率直にいえば、雪斎は、この論稿には高い評価を与えられない。「不可」に限りなく近い「可」というところである。「不可」にしなかったのは、「自分と意見を異にする論稿は、否定的に評価する」真似は、したくないからである。少なくとも、懸賞論文で「最優秀」を取るようなものではあるまい。選考した人々の見識は、どうなっているのであろうか。 というのも、これは、雑誌『正論』辺りに載ったならば、航空幕僚長が書いたということを除けば、他の論稿に埋没するような「没個性的な」中身であるからである。とある漫画家の漫画に影響されて、保守論壇の作品に触れ始めた若者が、そういうものを必死になって真似して自前の論稿を書けば、こういうものができるという風情であろう。要するに、この論稿を航空幕僚長が書く「必然性」が、まったく判らないのである。 たとえ

    田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録
  • 予備選挙の効用 - 雪斎の随想録

    ■ 結構なことである。もっと大々的にやればよろしい。 □ 全都道府県で予備選=任期途中では初-自民総裁選 9月6日19時45分配信 時事通信 自民党総裁選で、全国の47都道府県連が党員・党友投票による予備選を実施することが6日、時事通信社の調べで分かった。同党によると、総裁が任期中に欠けた場合の総裁選で、全都道府県連が予備選を行うのは初めて。党員・党友参加のオープンな形で総裁選を盛り上げ、次期衆院選にもつなげようとの思惑がうかがえる。 昨年の総裁選では、福島、茨城、群馬、山口、福岡の5県が幹部らの話し合いで支持候補を決めたが、今回は党員・党友参加の予備選に転じた。 今回の総裁選は、党所属国会議員各1票の387票と、各3票が割り当てられる都道府県連の141票を合わせた計528票で争われる。 予備選の投票方式に関しては、東京都連や福岡県連など11都県で、1位の候補が3票すべてを獲得する「総取り

    予備選挙の効用 - 雪斎の随想録
  • ブログ運営停止のお知らせ - 雪斎の随想録

    ■ 日未明、「やってられないわ」という気分を表明したところであるけれども、段々、その気分が亢進したので、このブログの運営も潮時だなという想いも出てきた。 ということで、突然ではあるけれども、このブログの運営も相当な期間に渉り、停止することにする。 思えば、このブログの運営は、政治学者が世の「床屋政談」に付き合ってみるという趣旨で始めたものであったけれども、そうしたことにも、限界を感じている。誰か、雪斎のほかに、世の「床屋政談」に付き合おうとする政治学者がいれば、その活躍を期待するけれども、雪斎がその奇特な役割の一端を担いつづける必要もあるまい。 雪斎は、「永田町時代」から、仕えた愛知和男代議士の意向と無縁であることを強調しながら言論活動を続けてきたけれども、「永田町」から撤退して一年過ぎても、「永田町」とのつながりを云々する向きがあるのを知れば、「床屋」と「永田町」、あるいは「大学」を架

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    poohmobil
    poohmobil 2008/04/23
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