ウズベキスタンでは伝統的にお茶が主な飲み物です。緑茶 (ククチョイ) と紅茶 (コラチョイ) があり、レストランではポットで提供され、砂糖は入っていないのが普通です。これが中東だと、溶けきれないほど砂糖が入った甘い紅茶が、小さめの縦長カップで提供されることが多いです。 ウズベキスタンに来て間もない頃、こちらの流儀として、ポットが来たらまずカップにお茶を注いではポットに戻すことを3回繰り返すのがお茶の作法だと聞きました。また、カップになみなみと注いではいけないとも。 後で細かく聞いた話では、それがゲストを迎えたお茶会・食事会だとしたら、そのゲストを尊敬している分、カップに注ぐ量を少なくするべきとのことでした。何回も何回もお茶を注ぐことが、礼を尽くしているという意味になるからです。(少ない方が早く冷めて飲みやすいと言う人も) 逆に、もし誰かの家に押しかけて、カップになみなみと注がれたお茶を出さ
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