結成50周年を迎え、今なお精力的に活動する伝説のロックバンド「頭脳警察」。魔導書が生み出す「書の魔獣」を操る少女魔導士たちの活躍を描く新本格ダークファンタジーコミック『赫(あか)のグリモア』は、その楽曲に強い影響を受けて生まれた作品なのだという。 ドキュメント映画『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』のDVD発売、並びに『グリモア』5巻(完結)発売を記念して、頭脳警察・PANTAさんと『グリモア』の原作者・A-10(エーテン)さんの対談が実現、ディープなクロストークを全2回でお届けしよう。 ――PANTAさん、アニメやゲームがかなりお好きなんですよね。 PANTA(以下P) そうなんですよ。それこそマンガなら子どもの頃、雑誌の「少年」に連載されていた『鉄腕アトム』『鉄人28号』、「週刊少年サンデー」の『サブマリン707』なんかに夢中になったし、アニメだと『機動戦士ガンダム』は最初のテレビシリ