今年も御三家受験の前はどうしてもピリピリするのですが、来年以降、三男が中学受験を控えて山本家も慌ただしくしております。 激烈に子どもの多かった団塊ジュニア世代にいた私は、勉強だけはやたらできたので御三家やら慶應義塾中等部やらハイエンド校は軒並み合格を頂戴しました。受験戦争ばんざいであります。そこから40年ほど経って振り返ってみると、そんな受験戦士の面影は若さと共にすっかり失われ、介護と子育てに奔走する小太りの白髪のおっさんになっていることを考えれば、社会的地位や稼ぎはともかく俊英も凡人も等しく年を取り、それぞれの人生を送っているのだということを我が身で強く感じます。 小学校の頃は偏差値70以上だったと言っても社会人になって「俺は名門中に合格もらったんだぞ」というマウントは何の意味も持たず、結局は学歴は学歴に過ぎなくてお前が人生で何を為したかですべてが決まるのが社会であるとも言えます。 子ど