ジョシュア・キャサマンさん(32)は職場で電子たばこを使用している――控えめにだが。 米フロリダ州タンパのスーパーマーケットで食肉を切る仕事をしているキャサマンさんは、職場で電子たばこを吸う許可を雇用主に求めることに乗り気ではない。 同僚たちと小さな休憩室で休んでいる時、キャサマンさんは、同僚たちに電子たばこを吸ってもかまわないかと尋ねる。「ノー」と答えられれば、電子たばこを引っ込める。 キャサマンさんは「ババロアクリームの蒸気を吸うので、おばあちゃん家のクリスマスのようなにおいがする」と話す。 あるとき、同僚が休憩室に入ってきて、キャサマンさんの電子たばこに文句をつけた。キャサマンさんはあわててたばこを消した。「職を失いたくはない」という。 吸うべきか吸わざるべきか。職場での電子たばこの使用はこれまでのところ、大半の従業員や雇用主にとって扱いが難しい問題だ。企業は従業員に禁煙を