少子高齢化社会が進展する中、誰でも簡単に利用できる移動手段の確保は社会的な課題だ。その中でも、公共交通機関から降りた後の“ラストワンマイル”を担うモビリティのニーズが高まる一方で、機体の回収・再配置にかかるコスト面や労働力不足を解決する必要がある。 同社はロデムをラストワンマイルの新たな移動手段として活用するために、実証実験を重ね歩道での自動運転化に向けた研究も進めているという。将来は、乗り捨てたロデムが低速自動運転または遠隔操作で戻り自動充電する仕組みを作ることで、快適な移動の実現を目指す。 関連記事 竹中工務店が御堂ビルでロボットとエレベーター連携で、自律的な縦移動を検証 竹中工務店は、運搬ロボットやスマートモビリティと、エレベーターを三菱電機のプラットフォームで連携させ、自律移動でビル内の縦方向への移動が可能か検証を行った。 積水ハウスが開発した「会話する施工ロボット」と「アシストス