新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐため、外出自粛が全国的に呼びかけられている。2月以降、多くの企業が在宅リモートワークに切り替えて業務を継続しているが、新年度が始まる4月には入社式という重要イベントが待ち構えていた。 本来なら同じ場所に一同が集まって新入社員を迎え入れるところだが、コロナ禍ではそうもいかない状況だ。社会人の門出を迎える“フレッシャーズ”に対して、企業はどんな対応ができるだろうか。 そこで一つの解決策を示したのがコニカミノルタだ。同社は、本社(東京・丸の内)と全国5拠点を結んだライブ配信を行うことで、リモートワークならぬ“リモート入社式”を実施。社長や新入社員それぞれの思いをリアルタイムで共有できる場を作った。この取り組みはメディアでも取り上げられ、多くの注目を集めた。 コニカミノルタがリモート入社式を行うまでの背景や、日頃からライブ配信を活用した業務効率