並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 179件

新着順 人気順

ウクライナ軍 兵力 現在の検索結果81 - 120 件 / 179件

  • 緑ウクライナ - Wikipedia

    緑ウクライナ(みどりウクライナ、ウクライナ語: Зелений клин, Zelenyy klyn、ロシア語: Зелёный Клин, Zeljonyj Klin、英語: Green Ukraine)は、アムール川から太平洋岸までのロシア極東におけるウクライナ人の植民地の名称である。緑の楔とも呼ばれる。 1917年のロシア革命以降、極東ウクライナ共和国がウクライナ人によってロシア極東に建国されることが計画された。ボリシェヴィキの極東共和国が1920年4月6日に設置されると、ウクライナ人が多数であった極東は、この国家を脱して「緑ウクライナ」と呼ばれる国家の建設を試みた。しかし、この運動はすぐに失敗した。 沿革[編集] 1917年6月24日 - 第1回全ウクライナ人極東会議がニコラエスクウスリースキーで極東会議(Kray Rada)を構成する。 1918年2月 - 第2回全ウクライナ極東

      緑ウクライナ - Wikipedia
    • ロシアは反転攻勢にどれだけ備えができているのか?

      (CNN) 十分に予想された中で始まったウクライナ軍のロシア軍に対する反転攻勢だが、これまでのところウクライナ側にとって際立った成功とはなっていない。16日、ロシア軍が共有した数日前の交戦の動画には、新たに米国から供与された歩兵戦闘車「ブラッドレー」16両が無力化されたとみられる様子が映っている。ウクライナ軍第47旅団に所属する車両だ。この他、第33旅団のドイツ製戦車「レオパルト2」も数両、同様に無力化されたとみられる状態で映っていた。追い打ちをかけるように、ロシア国防省が公開した動画では、同国の兵士らが放棄された車両を「戦利品」と主張して物色する様子が捉えられている。 これらの損失は痛手であり、取るに足らないとはとても言えない。何しろウクライナ軍に届いたブラッドレーとレオパルト2の合計は、これまでそれぞれ109両、85両しかないのだから。改めて痛切に思い知らされるのは、西側の供与する兵器

        ロシアは反転攻勢にどれだけ備えができているのか?
      • 小泉悠『ウクライナ戦争』(ちくま新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

        1月5 小泉悠『ウクライナ戦争』(ちくま新書) 8点 カテゴリ:政治・経済8点 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、テレビなどで引っ張りだこになり、2021年6月に出た『現代ロシアの軍事戦略』(ちくま新書)もベストセラーになった著者による待望の書。 今なお進行中の出来事を扱っており、なおかつ、かなりの突貫工事での出版だったと思いますが、さすがに侵攻前からこの問題をウォッチしてきただけあって内容は充実しています。 「ロシアとウクライナの対立はどのような経緯をたどっていたのか?」、「なぜ、プーチンは武力行使を決断したのか?」、「当初のロシアの狙いはどのようなものだったのか?」、「ウクライナが善戦できた要因は何か?」、「東部で主導権を取り返すかと思われたロシアが再び劣勢に追い込まれたのはなぜか?」、「これからどうなるのか?」など、誰もが疑問に思う問題について現在分かる範囲で著者が分析

        • 「選んだのはNATO、議論の余地ない」~ウクライナはロシア軍侵攻を回避できるか 駐日大使が語る危機:時事ドットコム

          日本記者クラブで記者会見するウクライナのコルスンスキー駐日大使=2022年2月9日、東京都千代田区【時事通信社】 ウクライナ国境付近にロシア軍部隊が集結し、侵攻の可能性が指摘されている問題で、ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が2月9日に東京都内の日本記者クラブで記者会見した。ロシア軍は北部、東部、南部の三方を包囲する形で約13万人の兵力を配置したとされ、情勢は緊迫している。 コルンスキー大使は「われわれが選んだのは、NATO(北大西洋条約機構)だ。議論の余地はない」と述べた上で、「ロシアとの軍事衝突は望んでいない」と訴えた。同大使の発言をまとめた。 NATO拡大を不安視するプーチン大統領 ロシアのプーチン大統領は、東欧圏にロシアの影響力を拡大したいと考えている。そしてNATOが(東欧に)拡大しないという約束を書面にしてほしいと思っている。彼は、世界第二位の軍隊を持ち、世界最大の

            「選んだのはNATO、議論の余地ない」~ウクライナはロシア軍侵攻を回避できるか 駐日大使が語る危機:時事ドットコム
          • データが弾き出した、ロシア地上軍は7月末までに瓦解する 開戦当初からの戦車・装甲車・火砲・人員の損耗率を徹底分析 | JBpress (ジェイビープレス)

            NATO(北大西洋条約機構)加盟各国からウクライナへの軍事支援が増大している。 ロシア侵攻当初は、供給された対戦車ミサイルがロシア軍戦車の突進を止め、空挺ヘリボーン攻撃を破砕した。 次に、ロシア軍はキーウ正面の兵力を東部へ転用し攻撃を再開したが、対するウクライナ軍は対戦車ミサイルや自爆型無人機で、ロシア軍の戦車・装甲車・火砲を破壊している。 その後、戦車・自走高射機関砲、対艦ミサイル、誘導砲弾が撃てる火砲、大型自爆型無人機などが大量に供給されてきている。 さらに、一見、防御用とみられる対砲兵レーダーや電子妨害装置も、実はロシア軍の砲兵を攻撃、無人機の飛行を妨害して墜落させることができるものだ。 攻勢の準備が着々と進んでいる。 ウクライナ軍は、5月6日にハルキウの郊外の5~10の集落を奪還したように、一部の地域で反撃を開始している。 提供された兵器が第一線に届く6月中旬以降には、本格的に攻勢

              データが弾き出した、ロシア地上軍は7月末までに瓦解する 開戦当初からの戦車・装甲車・火砲・人員の損耗率を徹底分析 | JBpress (ジェイビープレス)
            • キャッチ! 解説委員記事 - キャッチ!世界のトップニュース

              2024年6月5日 (水) アメリカのバイデン大統領は、先週末(31日)、記者会見を行い、ガザ地区で8か月間にわたって戦闘を続けてきたイスラエルのネタニヤフ政権が、イスラム組織ハマスに対し、戦闘休止や人質解放など、恒久的な停戦も視野に入れた新たな提案を行ったと明らかにしました。戦闘終結への突破口となるかが注目されています。 中東情勢担当の出川展恒解説委員と考えます。 Q1: イスラエルによる新たな提案、アメリカのバイデン大統領が発表したのは意外でしたね。 A1: はい。当のイスラエル政府ではなく、バイデン大統領が緊急の記者会見で明らかにしたのは、極めて異例で...記事を見る 2024年5月22日(水) 攻勢を強めるロシア軍に対して苦戦が続くウクライナ軍。ロシア側の戦力を削ごうと、情報機関が中心となって破壊工作などの隠密作戦を展開しています。戦闘の現状とウクライナによる隠密作戦について津屋解

                キャッチ! 解説委員記事 - キャッチ!世界のトップニュース
              • ウクライナ侵攻 なぜ? 東ウクライナ(ドネツク人民共和国)で何がおこっていたのか - QUATRE(キャトル)の庭

                ウクライナ情勢 2022年 ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立が、 2022年2月21日、プーチン大統領により連邦安全保障会議で承認され、 2022年2月24日、ウクライナ東部ドンバス地方での軍事作戦決行が発表されました。 【モスクワ、ワシントン時事】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン大統領は24日、ウクライナ東部ドンバス地方での軍事作戦決行を発表した。「ウクライナ政権によって8年間にわたり虐げられ、ジェノサイド(集団虐殺)に遭ってきた人々を保護すること」が目的だとしている。 (引用元:時事通信社より) (引用元:BBCより) アルジャジーラの解説(字幕付き・日本語対応可) ジェノサイド はあったのか これを受けて、一斉に、ロシア批判が高まりましたが、 ロシア大使館から次のようなメッセージが発信されました。 ❗️東京渋谷の反露集会の参加者へ 皆さん、 8年間に渡り、キ

                  ウクライナ侵攻 なぜ? 東ウクライナ(ドネツク人民共和国)で何がおこっていたのか - QUATRE(キャトル)の庭
                • 実は守りに強いが攻めには弱いロシア軍 ウクライナ侵攻でも大量の自国兵が死亡する根拠(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

                  1812年ロシア戦役でロシア帝国はフランス連合軍を撃退した。連合軍を率いていたのはナポレオン・ボナパルト(1769~1821)。当時のナポレオン1世だった。 【写真6枚】廃墟となった街を歩く、1人の子供――士気の低いロシア軍は、ミサイル主体の攻撃に変えたとも報じられている *** 第二次世界大戦中の1941年から45年にかけて独ソ戦が起きた。こちらもソ連軍がドイツ軍を追い返した。更にソ連軍は進撃を続け、最終的にはドイツの首都ベルリンに到達した。 当時、ソ連の最高指導者はヨシフ・スターリン(1878~1953)。ドイツはアドルフ・ヒトラー(1889~1945)だった。軍事ジャーナリストが言う。 「ロシアがナポレオンとヒトラーの攻撃から自国を守ったという歴史的事実は、ロシア軍のイメージに大きな影響を与えてきました。何しろ、当時のフランス軍やドイツ軍は連戦連勝で、まさに無敵だったのです。ところが

                    実は守りに強いが攻めには弱いロシア軍 ウクライナ侵攻でも大量の自国兵が死亡する根拠(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
                  • 「第131独立偵察大隊」が偽情報でロシア軍撹乱 ウクライナ軍電撃反転攻勢の陰に諜報部隊の活躍 ジャーナリスト 木村太郎|FNNプライムオンライン

                    「裏の裏の裏」を読み解く ウクライナ軍の東部戦線での電撃的な反転攻勢の成功の陰には、諜報部隊の巧みな偽情報作戦があったことが分かってきた。 ウクライナのゼレンスキー大統領は9月12日、紛争200日に当たって国民への談話を発表し、陸海空各軍の活躍に謝意を表した中で、特にウクライナの諜報部隊の活躍に触れ、異例にも部隊名まであげて次のように感謝した。 談話を発表するゼレンスキー大統領(12日) この記事の画像(7枚) 「我々の諜報部隊こそ誇るべき存在です。作戦上の理由から、彼らの名前や顔を知るものはほとんどいません。彼らの作戦は通常ニュースになることはありませんが、軍事科学の教科書には間違いなく記されるでしょう。彼らの成功は、多くの場合私たちは気づきませんが、敵にとっては明らかに苦痛な存在なのです。最近では諜報部隊の存在が明らかになることがありました。ウクライナの軍事情報部の第131独立偵察大隊

                      「第131独立偵察大隊」が偽情報でロシア軍撹乱 ウクライナ軍電撃反転攻勢の陰に諜報部隊の活躍 ジャーナリスト 木村太郎|FNNプライムオンライン
                    • ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

                      戦争には膨大なカネがかかるが、具体的に何に使われているのか即答できる人は少ない。その明細を調べてみると、ロシアはウクライナを攻めているだけでなく、自らの首も締めているのがよくわかる。 【写真】プーチン「次の一手」で、最大ピンチに追い詰められる「国の名前」 ウクライナ情勢は泥沼化の様相を呈している。そして、苦戦続きのロシアが「自滅」するというシナリオも現実味を帯びてきた。 3月上旬には英国の調査研究機関「CIVITTA」が、ロシア軍の戦費に関して「一日あたり200億~250億ドル」に上るという試算を出した。これは日本円にして約3兆円だ。 ロシア連邦上院が昨年末に可決した連邦予算案によると、今年の歳出は23兆6942億ルーブル(約35兆円)。侵攻から早6週間が経つが、すでに国家予算の3倍以上のカネがかかっていることになる。 3兆円という試算は、兵士の日給や兵器の損耗など直接戦地でかかる費用だけ

                        ここにきて「プーチンの自滅」が現実味を帯びてきた…ロシア「一日3兆円の戦費」の衝撃中身(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
                      • 「ウクライナ侵攻作戦」の切り札となるロシア最精鋭「戦車軍」:藤村純佳 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

                        ウクライナ国境に集結している13万人ものロシア軍は具体的にどのような戦力なのか。北部国境には陸軍の虎の子である最精鋭の戦車軍が控え、黒海にはウクライナ全土を攻撃可能な巡航ミサイルを搭載する艦隊が展開する。対するウクライナ軍はソ連時代の装備が中心で圧倒的な劣勢だ。 2014年から東部での紛争が続くウクライナ情勢は、昨年10月末頃からロシアがこれまでにない規模の兵力をウクライナ国境付近に集結し始めたことで急速に緊迫した。国境付  近のロシア軍は現在も増強が続けられており、米国政府を筆頭に「ロシアによるウクライナへの侵攻はいつ起きてもおかしくない」という認識が広まりつつある。 本稿では、国境付近に集結するロシア軍の戦力とウクライナ軍の現状を比較してみたい。

                          「ウクライナ侵攻作戦」の切り札となるロシア最精鋭「戦車軍」:藤村純佳 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
                        • 「2日で勝利」の見込み外れたプーチン、大苦戦の前線は「防御」に作戦変更

                          <当初の目論見が外れ、大いに苦戦中のロシア軍。それでも「勝利」を目指すプーチンの作戦はより危険で残酷になりかねない> [ロンドン発]米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は23日、北大西洋条約機構(NATO)軍高官の話として、ロシア軍はウクライナ侵攻で7千〜1万5000人の死者を出し、作戦に参加した約19万人のうち最大で計4万人の死傷者、捕虜、行方不明者を出したと報じた。ロシア軍は装備の10%を失い、現在の作戦を維持するのは難しい状態だという。 米シンクタンク、戦争研究所(ISW)によると、ロシア軍は主要都市に対しロケット弾やミサイルによる砲撃や爆撃を強める一方で、前線では塹壕を掘り、地雷を埋設するなど、攻撃から防御に転じたとみられる報告が相次いでいる。攻勢を維持するため兵力を追加投入するも、限定的で、今後数週間から数カ月、攻撃の勢いを取り戻すのは困難と考えられている。 ロシア軍は

                            「2日で勝利」の見込み外れたプーチン、大苦戦の前線は「防御」に作戦変更
                          • ロシア旗艦「モスクワ号」撃沈にいちばん動揺したのは、中国軍?──空母と台湾有事

                            <今年6月、3隻目の空母「福建」を進水させてばかりの中国。しかし、トラックに積んだ2発のミサイルで「モスクワ」を沈めたウクライナ軍の大戦果、そして台湾に対して何を考えたか?> 4月14日、海軍を持たないといってもいい国が、海で見事な勝利を収めた。ウクライナ軍が陸上から対艦ミサイル「ネプチューン」を2発発射し、ロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」を黒海に沈めたのだ。 【動画】ロシア巡洋艦「モスクワ」の「最期」 この衝撃的勝利は、約8000キロ離れた場所で起きるかもしれない紛争を考える際の参考になりそうだ。問題の海域ではいつか中国が、同様の地対艦ミサイルを用いてアメリカと同盟国を西太平洋から駆逐しようとするかもしれない。 ネプチューンの使用は、ウクライナの陸上部隊が戦力で圧倒的に優勢なロシア軍に対して巧みに展開した非対称戦の海上版に思える。 ウクライナはモスクワ号にミサイルを命中させたが、これは

                              ロシア旗艦「モスクワ号」撃沈にいちばん動揺したのは、中国軍?──空母と台湾有事
                            • 2022年8月28日「ウクライナ侵攻半年」①“プーチンの戦争” いま何が - 日曜討論

                              https://www.nhk.jp/p/touron/ts/GG149Z2M64/blog/bl/pMlyjkN6AY/bp/pXwG80MoGX/ なぜ戦闘はここまで長期化するのか?プーチン大統領が考える“譲れない一線”はどこにあるのか?8年前にロシアが一方的に併合したクリミア半島で相次ぐ攻撃は一体何を意味するのか?ウクライナをめぐるさまざまな疑問。前半の議論からはプーチン大統領の孤立や苦悩も垣間見えてきました。 このあとの議論は⇒「②両大統領の思惑は?」 【出演者】(左から) 兵頭慎治さん(防衛研究所政策研究部長)  ロシアの安全保障に詳しい 溝口修平さん(法政大学教授)       ロシア政治が専門 東野篤子さん(筑波大学教授)       EUの外交・安全保障が専門 鈴木一人さん(東京大学大学院教授)    国際政治経済学が専門 藤原帰一さん(東京大学名誉教授)     国際政治

                                2022年8月28日「ウクライナ侵攻半年」①“プーチンの戦争” いま何が - 日曜討論
                              • ウクライナ侵攻の裏にある「見えない戦争」サイバー工作(山田敏弘):時事ドットコム

                                山田 敏弘(国際情勢アナリスト) 戦力圧倒的なロシアの「意外」な光景 2月24日にロシアがウクライナに侵攻してから、被害の様子はスマホなどで撮影され、次々とSNSで拡散された。テクノロジーが進化した現代を象徴するような紛争の形だと言える。 一方で、軍事やサイバーセキュリティーの専門家らは、侵攻以降、「意外」な光景を目の当たりにしてきた。 まず一つには、ロシア軍の苦戦ぶりがある。兵力だけで見ても、侵攻が始まった時点で、ロシアは90万人の兵士を抱え、2021年の軍事予算は458億ドルにも達していた。対するウクライナは、19万6000人ほどの兵力で、2021年の軍事予算は47億ドル。圧倒的な差があるにもかかわらず、侵攻開始から1カ月ほどが過ぎた段階で、ロシア軍は各地からいったん撤退せざるを得ない状況となった。 さらに驚きだったのは、ロシアによるサイバー攻撃がまったく目立っていない点だ。近年の軍事

                                  ウクライナ侵攻の裏にある「見えない戦争」サイバー工作(山田敏弘):時事ドットコム
                                • キャッチ! 解説委員記事 - キャッチ!世界のトップニュース

                                  2024年6月5日 (水) アメリカのバイデン大統領は、先週末(31日)、記者会見を行い、ガザ地区で8か月間にわたって戦闘を続けてきたイスラエルのネタニヤフ政権が、イスラム組織ハマスに対し、戦闘休止や人質解放など、恒久的な停戦も視野に入れた新たな提案を行ったと明らかにしました。戦闘終結への突破口となるかが注目されています。 中東情勢担当の出川展恒解説委員と考えます。 Q1: イスラエルによる新たな提案、アメリカのバイデン大統領が発表したのは意外でしたね。 A1: はい。当のイスラエル政府ではなく、バイデン大統領が緊急の記者会見で明らかにしたのは、極めて異例で...記事を見る 2024年5月22日(水) 攻勢を強めるロシア軍に対して苦戦が続くウクライナ軍。ロシア側の戦力を削ごうと、情報機関が中心となって破壊工作などの隠密作戦を展開しています。戦闘の現状とウクライナによる隠密作戦について津屋解

                                    キャッチ! 解説委員記事 - キャッチ!世界のトップニュース
                                  • ウクライナ国境沿いを固め海峡を閉鎖したロシア、今度はクリミアと黒海上空を事実上封鎖

                                    ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランスの4ヶ国代表によるウクライナ東部ドンバス地方に関する協議が19日に行われたが「何の結果ももたらさなかった」と報じられている。 参考:Переговоры политсоветников лидеров “нормандской четверки” не принесли результата 今月24日までウクライナ東部は陸海空からロシア軍の強烈な軍事的圧力を受けることになると予想今週の月曜に開催されたウクライナ東部ドンバス地方に関する協議はロシア代表が提案したドンバス地方での交戦を防ぐメカニズムや停戦違反を裁くための方法について先に議論することになり、一方的なロシア側の内容にウクライナ側が異議を唱えて議論は3時間にも及んだが何も進展がなく、他のテーマ(ロシア軍の撤収やケルチ海峡閉鎖など)について議論も行われないまま終了してしまった。 ドイツとフランスの

                                      ウクライナ国境沿いを固め海峡を閉鎖したロシア、今度はクリミアと黒海上空を事実上封鎖
                                    • ウクライナ戦争における核使用のシナリオとその可能性 占領地域併合を図るロシアと反攻するウクライナの狭間で | JBpress (ジェイビープレス)

                                      ウクライナ軍はヘルソン州での攻勢には成功しなかったものの、ハリコフ州での奇襲には成功し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は今年(2022)9月13日に8000平方キロの領土を奪還したと公表している。 しかし同時に、ゼレンスキー大統領は「ロシアが奪った領土をそのまま維持するのを認めるような停戦」には拒否姿勢を示している。 ウクライナ軍は奪われた領土の奪還に成功するのであろうか? 他方のロシアは、住民投票を行い占領地域のロシア領への併合を既成事実化しようとしている。 ロシアはハリコフ州を失ったが、核使用という切り札を持っている。それが行使されるとすれば、どのような場合であり、その可能性はどの程度あるのだろうか? 敗北していないロシア軍 へルソン州でのドニエプル川西岸地域のロシア軍に対し、まずハイマーズ(High Mobility Artillery Rocket System、HIMARS=

                                        ウクライナ戦争における核使用のシナリオとその可能性 占領地域併合を図るロシアと反攻するウクライナの狭間で | JBpress (ジェイビープレス)
                                      • リアリストに与えられた言論人としての使命

                                        「沖仲士の哲学者」として知られるエリック・ホッファー氏は、真の言論人に避けがたい悲哀を見ていました。かれは神聖な大義のために心身を捧げる人間の集団的行動を解明した社会学の古典『大衆運動』において次のように語っています。 真の言論人はけっしてみずからの批判能力を、心からまた長期にわたって抑制することができないので必然的に異端者の役を与えられることになる。 (『大衆運動』紀伊国屋書店、1961年、167頁) なぜ言論人は「異端者」の烙印をおされてまで、批判をしなければならないのでしょうか。それは、間違った主張や言説、仮説、常識、思想などを批判により地道に退けることが、われわれを正しい判断に近づけてくれるからです。 政治の世界において、ある主張が絶対に正しいと確証することは、ほとんど不可能です。ましてや、多種多様な政治的価値に優先順位をつけるなど、どうすればできるのでしょうか。 国家主権、独立、

                                          リアリストに与えられた言論人としての使命
                                        • ウクライナ軍兵士が軍の工場で発砲、5人死亡

                                          ウクライナ・キエフ(CNN) ウクライナ内務省は27日、同国の軍の施設で兵士1人が発砲し5人が死亡、5人が負傷したと明らかにした。 発砲した国民防衛隊の21歳の隊員は銃撃後に拘束された。現場は東部ドニプロにある機械製造工場。兵士4人と作業員1人が死亡した。死亡者には女性1人も含まれる。 モナスティルシキー内相は事件についてフェイスブックで説明し、被害者の家族や友人に弔意を示した。現時点で犯行の動機を示唆する情報はないという。 今後は同相の指示を受けた機関が犯行に至った経緯の調査や、武器使用許可を与えられた時点での当該兵士の精神状態に関する検証を行う予定。 ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、フェイスブックへの投稿で遺族らに哀悼の意を示すとともに、負傷者の救命に当たった医師らの「奮闘」に言及した。 上記の工場は、ウクライナ政府の宇宙機関がロケットなどを製造するための施設。銃撃はウクライナと

                                            ウクライナ軍兵士が軍の工場で発砲、5人死亡
                                          • ロシア・ウクライナ紛争の背景整理 : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍

                                            原油高で元気があり余っているロシアがウクライナを軍事的に圧迫している。2021年後半から断続的にウクライナとの国境地帯に軍隊を集結させ、ベラルーシも巻き込んで演習を続けてきた。集結した軍隊の数は10万後半と言われており、これは旧ソ連末期の東欧に駐留していない二流非駐師団で言うと40個師団にあたり、第二次世界大戦終結後では最大規模の兵力動員である。そしてウクライナを散々包囲した後、ロシアはウクライナ東部の「ドネツク人民共和国とルガンスク共和国」の独立を承認し、ロシア軍が平和維持の名目で進駐した。一連の危機について基本的に日経新聞のまとめで十分だが、絡まっている問題がノルドストリーム2、ドンバス紛争、ドイツの天然ガス、NATO東方拡大とあまりにも多いので整理しようと試みた。整理しないと落としどころも分からない。 背景① NATOの東方拡大 NATOの東方拡大問題抜きにウクライナ問題を語ることは

                                              ロシア・ウクライナ紛争の背景整理 : 炭鉱のカナリア、炭鉱の龍
                                            • 日本のキエフ侵攻のニュースがデタラメだらけでワロタ : 哲学ニュースnwk

                                              2022年03月14日21:00 日本のキエフ侵攻のニュースがデタラメだらけでワロタ Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2022/03/14(月) 13:38:22.555 ID:qQ2KoPsT0Pi 戦況理解出来ないのにテレビで数週間前の情報を喋ってたぞw 欧米はガチの専門家がテレビにでてたりしてるのに大丈夫か? 慶応の先生とか特にヤバいわ 赤がロシア軍、黄緑がウクライナ軍、市内のSOFは破壊工作員。 爆発物設置したり爆撃目標を教えたり妨害工作をしてる人達。時々捕まって晒されてる ロシア軍としてはキエフ市を半包囲か完全包囲してから総攻撃をする流れなんだけど キエフ市北西、西側で思うような包囲と戦果が出来てない 西側は開戦当初から激戦地で、ロシア軍兵士がガンガン死んで部隊が足りなくなった お陰でチェチェン、ワグナーグループの傭兵部隊も首都攻撃に向けて参加する異

                                                日本のキエフ侵攻のニュースがデタラメだらけでワロタ : 哲学ニュースnwk
                                              • ウクライナ、ロシアの越境攻撃で弱点露呈 最も過酷な1カ月に

                                                ロシア軍の陣地へ向かって砲撃するウクライナ軍=4月、ウクライナ・ハルキウ州/ Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images (CNN) ウクライナにとって、5月は今までで最も過酷な1カ月となりつつある。 ロシア占領下から解放されて18カ月以上が経過した北部ハルキウ州の町ボルチャンスクは10日、激しい砲撃と空襲で朝を迎えた。ロシアはすでに手薄になっているウクライナの防衛網にさらに追い打ちをかけている。 ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領や政府高官は、ロシアによるボルチャンスクへの進軍の試みは阻止されたと述べたが、その後もロシア軍はボルチャンスクへ続く陸路を断とうとしている。 ロシア軍は10日、国境沿い60キロメートルにわたって大隊規模の攻撃を展開し、「グレーゾーン」と呼ばれる前線の複数の村を制圧したと主張している。今年ロシアは攻撃能力の大半を東部ドネツク州で

                                                  ウクライナ、ロシアの越境攻撃で弱点露呈 最も過酷な1カ月に
                                                • API国際政治論壇レビュー(2022年1月・2月合併号)

                                                  米中対立が熾烈化するなか、ポストコロナの世界秩序はどう展開していくのか。アメリカは何を考えているのか。中国は、どう動くのか。大きく変化する国際情勢の動向、なかでも刻々と変化する大国のパワーバランスについて、世界の論壇をフォローするAPIの研究員がブリーフィングします(編集長:細谷雄一 研究主幹、慶應義塾大学法学部教授、ケンブリッジ大学ダウニング・カレッジ訪問研究員) 本稿は、新潮社Foresight(フォーサイト)にも掲載されています。 https://www.fsight.jp/subcategory/API国際政治論壇レビュー API国際政治論壇レビュー(2022年1・2月合併号) 2022年2月27日 API 研究主幹、慶應義塾大学法学部教授、ケンブリッジ大学ダウニング・カレッジ訪問研究員 細谷雄一 画像提供:Shutterstock 1.緊迫のウクライナ情勢 2022年の幕開けは、

                                                  • ピーター・ターチン「ウクライナ戦争についての予測 その4:予測」(2023年7月22日)

                                                    〔訳注:シリーズ記事の「その1」、「その2」、「その3」、「その5」、「その6」〕 今回の記事では、前回までで議論したアイデアを用いて、予測(Projection)を立ててみたい。予測は、起こるであろう事態を予知(predict)しようとするものではないという点で、予言(forecast)ではない(むろん預言(prophecy)でもない)。予測(Projection)とは、特定の仮説や過程を前提した上で、何が起こるかを記述したものだ。通常は、異なる仮定をベースに、様々な予測を行う。そうすることで、異なる仮定がどのように異なる将来の起動をもたらすかについての複数のアイデアを得ることができる。 経験則としては、最も単純なモデルから始めるべきであるが、動的プロセスの最も重要な特徴を捉えているものであるべきだ。どの特徴に着目し、どの特徴を無視すべきか(少なくとも、最初の最も単純なバージョンの)選択

                                                      ピーター・ターチン「ウクライナ戦争についての予測 その4:予測」(2023年7月22日)
                                                    • 【社説】プーチン・ロシア大統領、ウクライナに「宣戦布告」 (ウォール・ストリート・ジャーナル) - Yahoo!ニュース

                                                      ロシアのプーチン大統領は2日、ウクライナ南部のクリミア半島を武力で掌握し、ウクライナの残りの地域も視野に入れ始めた。鉄面皮の同大統領の侵略により、冷戦終結以降初めて欧州の中心部に戦争の脅威がもたらされている。今や問題は、オバマ米大統領と欧州諸国がそれにどう対応するかになっている。 同大統領のクリミア侵攻作戦は迅速で組織立ったもので、数週間前から計画が練られていたことをうかがわせる。プーチン氏は、ヤヌコビッチ前ウクライナ大統領が民衆蜂起で追放されると、ウクライナの分断に動き出した。ロシア軍はウクライナ領土に侵攻し、今やクリミア自治共和国のすべての国境検問所、港湾、空港を掌握した。ロシア議会は1日に、ウクライナに対し軍事介入を承認した。これは宣戦布告に他ならない。ウクライナ新政府は軍を臨戦態勢に置いている。 これは、すべてロシアが引き起こした危機だ。プーチン氏は、ヤヌコビッチ氏がキエフを離

                                                      • 「開戦」秒読み――「総力戦体制」のロシアにどう立ち向かう(亀山陽司) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        9月21日、プーチン大統領は予備役約30万人の部分動員を指示。10月5日、プーチン大統領はドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポロージエの4州の「併合」を承認した。併合演説でプーチン大統領は、核兵器を含むあらゆる手段を講じる用意があると述べた。10月8日、クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋が爆破によって損壊し、プーチン大統領はこれをウクライナによるテロと断定して、ウクライナ各地のインフラへのミサイル攻撃を行った。10月20日、プーチン大統領の指示により、新たにロシアに「併合」された4つの地域に戒厳令が敷かれた。 第三次世界大戦の回避というコンセンサス一方で、ウクライナの地上軍は攻勢作戦を遂行しており、ドンバス北部地域及びヘルソン州で進攻している。これを受けてロシア支配地域のヘルソン州では、ドニエプル川左岸への住民の移動を開始し、さらにその他の地域への避難も推奨されている。 西側諸国は

                                                          「開戦」秒読み――「総力戦体制」のロシアにどう立ち向かう(亀山陽司) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • キエフ市街戦の犠牲者は数万人?       回避にはゼレンスキー撤退しかない      欧米は亡命を計画      ウクライナ戦争・私見メモ3        2022年3月9日現在      |烏賀陽(うがや)弘道/Hiro Ugaya

                                                          キエフ市街戦の犠牲者は数万人?       回避にはゼレンスキー撤退しかない      欧米は亡命を計画      ウクライナ戦争・私見メモ3        2022年3月9日現在 巻頭写真: "Motherland" is a monumental sculpture in Kiev on the right bank of the Dnieper. Located on the territory of the Museum of the History of Ukraine in World War II. Photo: Aleksandr Mokshyn, October 18, 2021 ●ロシア軍に銃撃された英取材チーム ウクライナ戦争の取材中だった"Sky News"「スカイニュース」(本社・ロンドン。1989年設立。テレビ・ラジオ・ネット報道機関)の取材チームの乗った車が、

                                                            キエフ市街戦の犠牲者は数万人?       回避にはゼレンスキー撤退しかない      欧米は亡命を計画      ウクライナ戦争・私見メモ3        2022年3月9日現在      |烏賀陽(うがや)弘道/Hiro Ugaya
                                                          • 軍事指揮官の一覧 - Wikipedia

                                                            軍事指揮官の一覧(ぐんじしきかんのいちらん)は、歴史上の軍事指揮官の一覧。軍事指揮官とは、単なる軍人ではなく、一定数以上の兵員によって構成される部隊を率いた軍人をさす。また、部隊を直接指揮しなくとも参謀や軍師のように間接的に指揮した人物も含む。軍事指揮官のうち、多大な功績を立てたものは名将と呼ばれ、致命的な損失を招いたものは愚将と呼ばれる。将才に準じて、猛将、智将、勇将、謀将、良将等の呼称をされる場合もある。 特定の時代に関する人物については関連項目を参照。 紀元前[編集] ナルメル - エジプト初期王朝時代のファラオである。軍を前線に率い、上下エジプトを統一し、エジプト第1王朝を創設したとされている。 婦好 - 中国史に登場する最初の女性軍事家。 呂尚 - 周の軍師で建国の功臣の一人。 トトメス3世 - 古代エジプトのファラオ。「エジプトのナポレオン」と呼ばれることも多い。 サルゴン (

                                                            • 第217号(2023年4月10日)NATO流出機密文書、戦術核兵器の配備先 ほか|ユーリィ・イズムィコ

                                                              【インサイト】流出したNATO機密文書とウクライナ軍の反攻作戦 ウクライナ戦争に関するNATOの機密文書が漏洩したのではないかという噂が広く出回っており、機密と書かれた文書の画像もネット上では閲覧することができます。日付は3月1日とされているので5週間ほど前の情報ではありますが、今回の戦争の実相を読み解く上で興味深い情報も数多く含まれているので、その中身を詳しくみていきたいと思います。 ネット上に出回っている流出文書とされるもの1ネット上に出回っている流出文書とされるもの2ロシア軍とウクライナ軍の損害ロシア側 戦死者(KIA):3万5500-4万5500人 航空機:戦闘機/爆撃機72機、ヘリコプター82機 戦闘車両:6004両 ウクライナ側 戦死者(KIA):1万6000-1万7500人 航空機:戦闘機/爆撃機60機、ヘリコプター32機 長距離地対空ミサイル(SAM):11基 戦術SAM:

                                                                第217号(2023年4月10日)NATO流出機密文書、戦術核兵器の配備先 ほか|ユーリィ・イズムィコ
                                                              • 「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                                                                「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か 塩原俊彦 高知大学准教授 2022年2月11日、国家安全保障担当のジェイク・サリバン米大統領補佐官は、「ウラジーミル・プーチンが命令すれば、いつでも侵略が始まる可能性のある時期に来ている」として、冬季五輪の期間中でも侵略がはじまる可能性があると警告した。そのうえで、ウクライナにいる米国人はできるだけ早く、いずれにせよ24時間から48時間以内に退去する必要があるとした。これは、「熊が来る」と騒ぎ立てるジョー・バイデン政権の三度目の大騒ぎということかもしれない。「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か。 「五日間戦争」の教訓 心配なのは、2008年8月にグルジア(現ジョージア)で起きた戦争、いわゆる「五日間戦争」の再現だ。このサイトの拙稿「ウクライナで「ドローン戦争」か?:陸上戦に自信 をもつウクライナ・米

                                                                  「熊が来る」という嘘:「二度あることは三度」か、それとも「三度目の正直」か - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                                                                • ウクライナに訪れるターニングポイント

                                                                  ウクライナ東部ドネツク州バフムート近郊を、戦車で移動するウクライナ兵/Anatolii STEPANOV / AFP オデーサ(CNN) 1月6日、大勢の人々がウクライナの沿岸都市オデーサで、冬の気温をものともせず黒海に飛び込んだ。キリスト教の祝日である公現祭に合わせ、キリストの洗礼を記念する行事の一幕だ。 凍える海への今年の飛び込みには、一段と重要な意味があった。戦禍に見舞われたウクライナが初めて、当該の祝日をグレゴリオ暦に従い(1月6日に)祝ったのだ。従来であればユリウス暦の日付(1月19日)だった。 昨年、ウクライナは法律を制定し、クリスマスを祝う日も多くの西側諸国と同じ日に移行した。ロシアと共通する祝日の伝統からまた一歩距離を取った形だ。 しかしこの2~3週間はとりわけ、迫りくるロシアから自らを引き離すのはほとんど不可能だった。ミサイルとドローン(無人機)のすさまじい一斉攻撃が、オ

                                                                    ウクライナに訪れるターニングポイント
                                                                  • 表現規制をしらべる

                                                                    ロシアが2022年2月から始めたウクライナ侵攻作戦は、多量の戦車部隊や航空部隊の武力により戦力の貧弱なウクライナを短期間で降伏させる作戦でした。しかし、世界各国の個人のSNSへ投稿した意見を参考に、各国政府が素早い決断により、ウクライナへの軍事・民事上の支援を決断しました。ロシア軍は、見かけはウクライナ軍と戦っているように見えますが、実際には全世界の近代兵器と豊富な資源供給に支えられたウクライナ(圧倒的な戦力差)と戦う事になってしまいました。そのため、ロシアのウクライナ侵攻作戦は、日に日に、日本軍のインパール攻略作戦と似た形になりつつあるのではないかと思います。 ロシアは、ロシアがウクライナに侵攻する作戦の正当性を全く宣伝(言い訳)できず、情報戦で完全にウクライナに負けている。 第41回 インパール作戦 これからお話するインパールは、竹山道雄さんの小説「ピルマの竪琴」の舞台にもなっ た戦場

                                                                    • 日本人が知らないロシアと宗教:ロシアとウクライナのキリスト教を知らずに“プーチンの戦争”は語れない=下斗米伸夫 | 週刊エコノミスト Online

                                                                      モスクワのブトボにある教会を訪れたプーチン大統領(左)とアレクシイ2世・前ロシア正教会総主教(中央右)(2007年) Bloomberg ロシア・ソ連といえばかつては「宗教はアヘン」といった無神論の世界と思われた。ロシア革命の指導者だったレーニンは宗教を否定し、世界初の社会主義国を設立した。しかし、ロシアの歴史をみると、政治と宗教との関係が極めて深い。プーチン政権下で続くウクライナとの戦争も、10世紀前後にあったキリスト教国家、キエフ(キーウ)・ルーシが両国の起源であることが影響しているともいえる。 キエフ・ルーシは、9世紀末から13世紀半ばにかけて今のウクライナからロシア西部を支配した当時の大国であり、首都をキエフに置いた。10世紀に君主であるウラジーミル(ヴォロジーミル)大公がクリミア半島でキリスト教の洗礼を受け、キリスト教国家となった。領土もウラジーミルと息子の統治下で最大となり、繁

                                                                        日本人が知らないロシアと宗教:ロシアとウクライナのキリスト教を知らずに“プーチンの戦争”は語れない=下斗米伸夫 | 週刊エコノミスト Online
                                                                      • ウクライナ軍、南部ヤリー川沿いに全海兵旅団を展開![ドネツク州で攻勢強化]

                                                                        最新情報によれば、ウクライナ軍の海兵隊が総勢8000名、4個旅団を率いてドネツク州南部、モクリ・ヤリー川沿いに展開しています。この展開は、ウクライナ軍がドネツク州南部での逆転攻勢を進める一環として行われており、戦略的な作戦の一部とされています。海兵隊は、空挺部隊や陸軍旅団と並び称される精鋭部隊であり、この8000人の兵力を動員してロシア軍の陣地を突破することができれば、戦局に重大な転換をもたらす可能性があります。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒

                                                                          ウクライナ軍、南部ヤリー川沿いに全海兵旅団を展開![ドネツク州で攻勢強化]
                                                                        • 日はまた昇る

                                                                          (出典:IGW) ウクライナの善戦、キーウは陥落していない 3月6日に次の投稿を書いた。それからもう2週間。様々な動きがある中で戦争は続いている。 thesunalsorises.hatenablog.com 上記の投稿を書いた2週間前。私は本気でキーウ(キエフ)の陥落を心配していた。キーウ攻防戦での破壊で多数の犠牲がでることを恐れていたし、キーウ陥落後の更なる犠牲を心配していた。 だが私の予想は外れ、キーウは持ちこたえている。ロシア軍の攻撃は停滞している。このままならキーウは持ちこたえるように思える。そのことは喜ばしい。 しかし遠距離砲撃と空襲によるキーウの破壊は進み悲劇は続いている。キーウ攻撃はまだまだ終わらない。 もっと大きな惨劇の場となったのは、南部のマリウポリだ。多数の犠牲者に言葉を失う。マリウポリはロシア軍が完全包囲しており、ロシア軍が航空優勢をとっているようだ。こうなるとロシ

                                                                            日はまた昇る
                                                                          • 焦点:消耗激しいウクライナ軍、戦争長期化で動員に不公平感も

                                                                            [キーウ 28日 ロイター] - ウクライナで人事マネジャーの仕事をしているアントニーナ・ダニレビチさん(43)の夫は、昨年3月に軍に入隊して以来、休暇を取得して自宅に帰ることができたのは合計わずか25日程度しかない。2人の娘は、父親にほとんど会えないまま育っている。 ダニレビチさんは首都キーウの自宅で受けた取材で「私たちはウクライナに勝利してほしい。でもいつも同じ人たちの努力で成し遂げられるのは望まない」と語り、現在兵役に就いている人々を交代させて、彼らに休息を与えるべきだと自分は理解できるが、それが分からない人もいると嘆く。 また、留守を預かる女性たちはたくましくならざるを得なくなったとはいえ、「一体どんな犠牲を払って強くなったのだろうか」と問いかけた。 ロシアとの戦争が2年目に突入している今、ダニレビチさんだけでなくウクライナ各地の家族が、戦争は当初予期したよりもずっと長引き、犠牲も

                                                                              焦点:消耗激しいウクライナ軍、戦争長期化で動員に不公平感も
                                                                            • ウクライナ情勢の全体像が見えてきた:今後の焦点はマリウポリ? - 塩原俊彦|論座アーカイブ

                                                                              日本の報道をみても、あるいは米国の「ニューヨーク・タイムズ」を読んでも、偏向した断片的な情報ばかりで、緊迫するウクライナ情勢を理解することは難しい。筆者がこのサイトで何度も強調しているように、大切なのはより中立的に情報を斟酌(しんしゃく)する姿勢であり、そのためには、ロシア側の情報についてもその虚実に配慮しながら、丹念にフォローすることが必要になる。 こうした徹底した中立性をめざす立場に立脚してきたおかげで、2022年2月21日にロシアで起きた情勢変化から、ようやく今回のウクライナ問題の全体像が見えてきた。それが可能となったのは、ロシア側の膨大な情報開示の結果である。 2月21日に何が起きたのか まず、21日に起きたことを説明しよう。自称ドネツク人民共和国(DNR)とルガンスク人民共和国(LNR)のトップ、デニス・プーシリンとレオニード・パセチニクはウラジーミル・プーチン大統領にそれぞれの

                                                                                ウクライナ情勢の全体像が見えてきた:今後の焦点はマリウポリ? - 塩原俊彦|論座アーカイブ
                                                                              • ウクライナでいずれ崩壊する米欧の正義

                                                                                2014年8月24日 田中 宇 7月17日にウクライナ東部の上空でマレーシア航空MH17機が撃墜された事件について、巷間報じられている「ロシア側」の犯行でなく、直前にMH17を追尾していたウクライナ空軍の戦闘機が空対空ミサイルや機関砲を発射して撃墜したという説が、米当局内などから出ている。墜落現場の残骸で最も形をとどめているのは操縦室周辺のもので、そこには口径30mmの砲弾が貫通した跡が無数にある。このような砲弾を撃てるのは、30mm機関砲(GSh-30-2)を搭載していることが多いとされる、MH17を追尾していたウクライナの戦闘機(Su-25)だけなので、ウクライナ軍の犯行に違いないという説になっている。 (Revelations of German Pilot: Shocking Analysis of the "Shooting Down" of Malaysian MH17. "A

                                                                                • 刑務所から塹壕へ、ウクライナ軍による受刑囚徴集の内幕は

                                                                                  出所してウクライナ軍に加わったイワンさん(33)。入隊した動機は娘と両親がウクライナ南部で暮らしているからだと語った/Daria Tarasova-Markina/CNN via CNN Newsource ウクライナ中部(CNN) 大隊指揮官のドミトロ・クハルチュクさん(34)の口調は物静かだが決然としていた。タトゥーの入った手を後ろに組み、バフムートやアウジーイウカで戦った経験を男性たちに語る。彼らはいずれも受刑囚だ。 クハルチュクさんがいるのはウクライナ中部の刑務所。体格が良く、健康で、やる気のある受刑囚を、自ら率いる第3独立強襲旅団に徴集しようとしている。 ロシアの全面侵攻から2年以上が経過し、ウクライナは枯渇した兵力の補充に苦労している。政府は対策として、受刑囚の徴集を認める新たな法律を先月制定した。一定基準を満たした受刑囚は、入隊同意書に署名すれば条件付きで早期出所が認められる

                                                                                    刑務所から塹壕へ、ウクライナ軍による受刑囚徴集の内幕は