パキスタンとの実効支配線に近いインドの村で、爆発した迫撃弾の破片を持つ住民。住民らはパキスタン軍が発射したものだと話している(2019年3月1日撮影)。(c) SAJJAD HUSSAIN / AFP 【3月3日 AFP】インドとパキスタンが領有権をめぐって激しく争うカシミール(Kashmir)地方で2日、両国軍が砲撃を交わし、少なくとも7人が死亡した。両国間の対立が急激に高まっている。 24時間のうちに、パキスタン側では兵士2人、民間人2人が死亡。インド側では、迫撃砲弾が民家を直撃し、女性1人とその子ども2人が死亡したという。 AFP記者によると、カシミール地方では、村人たちが簡易的な掩蔽壕(えんぺいごう)で身を寄せ合っているほか、警察は不要不急の外出を控えるよう命じている。2日までの1週間に両国の境界付近で死亡した民間人は少なくとも12人になった。 パキスタンは先月27日に撃墜したイン