同事業は、イノベーターに必要なスキルとマインドセットの修得を目指す研修プログラム。今回は2015年に続く2回目の開催となる。2016年も100人を超えるイノベーター候補生が参加しており、国内の複数都市でのワークショップを経て、それぞれが実行あるいは温めている事業案をブラッシュアップしてきた。 2016年12月10日は数室に分かれて審査員を前に最終プレゼンテーションを実施、選考を経て派遣者が決定した。起業が盛んなそれぞれの派遣地で2017年初頭にメンタリングを受け、さらに事業案をブラッシュアップする予定である。 同事業に参加したイノベーター候補生は大手企業の新規事業担当者が多く、全体の半数以上を占める。そこにベンチャー企業の創業者、自治体や公共機関の新事業担当者らが加わる。 彼らが推進するテーマは、医療・健康、介護、スポーツ、金融など多岐に渡る。新規事業担当者がどこに問題意識を持ち、何を改善