【この記事のポイント】・構造改革でコンビニ事業への集中を急ぐが課題は多い・首都圏などに残るスーパーも特色を出さないと厳しい・コンビニも飽和感。人手不足や就労観の変化など逆風もセブン&アイ・ホールディングスのグループ経営が大きな試練に直面している。積年の課題であるイトーヨーカ堂をグループ内にとどめながらも、大幅リストラに踏み出すと発表したが、先行きは厳しい。店舗閉鎖は雇用問題や地域との摩擦
セブン&アイ・ホールディングスのデジタルトランスフォーメーション(DX)大号令で、ITベンダーやコンサルティング会社は「DXバブル」に沸いた。ダイヤモンド編集部は、取引先のベンダー53社の実名と受注額が記された極秘リストを入手。DXバブルの恩恵を享受した企業はどこか。特集『セブンDX敗戦』(全15回)の#4では、リストの全容をランキング形式で公開する。(ダイヤモンド編集部編集委員 名古屋和希) >>あなたの会社の「DX問題」取材します。情報提供はこちらまで diamondweekly@diamond.co.jp ベンダー受注額極秘リスト 2位はあの親密ベンダー セブン&アイ・ホールディングス(HD)のデジタルトランスフォーメーション(DX)大号令に色めき立ったのが、取引先のITベンダーやコンサルタント会社などだった。 この数年でベンダーやコンサルの受注合戦は過熱し、大型受注を巡り役員同士の
鈴木敏文[すずき・としふみ]氏 1932年長野県生まれ。56年中央大学経済学部卒業、東京出版販売(現トーハン)に入社。63年ヨーカ堂(現イトーヨーカ堂)に入社。73年ヨークセブン(現セブン-イレブン・ジャパン)を創設。78年社長。92年イトーヨーカ堂社長。2005年セブン&アイ・ホールディングスを設立、会長兼CEO(最高経営責任者)に就任。16年に退任し名誉顧問就任。 令和2年になりました。日経ビジネスでは、平成の時代に伸び悩んだ日本経済がこの先、再成長を目指すにはどうすべきかを考えています。今、日本はどういう状態だと見ていますか。 日本は今でこそ先進国ですけれども、明治時代からずっと、外国の物まねで成長してきました。その延長で、新しいものがなかなか生み出せないという風土が、日本全体に出来上がったのではないかという気がするのです。 現在も成功している日本企業は、自分で新しいものを開発すると
セブンDX敗戦 流通の巨人、セブン&アイ・ホールディングスの巨額を投じたDX戦略が水泡に帰した。創業家も絡む人事や組織の混迷、ITベンダーやコンサルなど外部を巻き込んだ苛烈な抗争が、改革を崩壊へと追い込んだのだ。世がDXバブルに沸き立つ中、セブンの蹉跌が残した教訓とは。セブンの「DX敗戦」の全貌を、大量の社外秘の内部資料、動画を基に明らかにする。 バックナンバー一覧 セブン&アイ・ホールディングスのデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略を巡り、組織間に「あつれき」が生まれた背景にはグループ内の“待遇格差”があった。DX部門トップはグループの最高幹部に比肩する数千万円の報酬が約束されていたのだ。特集『セブンDX敗戦』(全15回)の#5では、ダイヤモンド編集部が入手した内部資料と取材を基に、組織の「分断」を招いたDX人材の破格の待遇を明らかにする。(ダイヤモンド編集部編集委員 名古屋和希
【12/2発売】なめこおろし風そばがセブン&アイ限定で発売! 「THE和」の姉妹商品 | おじんの初心者 12/2発売 エースコック(セブン&アイ限定) 「おだしを利かせた なめこおろし風そば」 取得価格 198円(IYアリオ鳳)(税込213円) メーカー希望価格 198円(税抜) おはようございます。 本日の紹介製品はおそらく今週の新製品、セブン&アイ限定の 「おだしを利かせた なめこおろし風そば」です。 今回でこのシリーズは第3弾になりますね。 この「おだしを利かせた」シリーズですが、 エースコックの和そばの全国区ブランド「THE和」の いわば「セブン&アイ」限定バージョンになるシリーズです。 このシリーズは 4月に「揚げなすのそば」 8月に「あさりだしそば」が発売されています。 麺は「THE和」で使われているのと同じクオリティの高い麺が特長です。 「セブン&アイ」限定の製品ではありま
「北極」の辛味と「豚」の旨味が一つとなった!『セブンプレミアム 蒙古タンメン中本極豚(ゴットン)ラーメン 激辛豚骨味噌』2月22日(土)に発売されました。 普段辛いものは食べないのですがゴットンにひかれて買ってみました。セブン&アイグループ限定なのでセブンイレブンや、イトーヨーカドー・ヨークベニマル・ヨークマートなどのスーパーで購入可能です。 家でラーメンの記事一覧はこちら 蒙古タンメン中本 極豚ラーメン 味:★★★ インスタント感:★★★★ 辛さ: 激辛(辛い物苦手な人は無理) 値段:200円+税 セブン&アイ <星について> 味:100円~ぐらいの昔からある商品を★1として記載 インスタント感:★5で100円~ぐらいの昔からある商品(フライ麺) 中身 中にラードのような白いかやくと赤い粉末スープが入っていて、フタの上には後入れの『辛豚オイル』がついています。お湯を入れて5分待ちます。
「垣花正 あなたとハッピー!」(11月13日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演。大手グループセブン&アイ・ホールディングスのリストラ策と、それに関連して小売業の実情、ネット通販がもたらしている影響について語った。 本社(二番町ガーデン)(セブン&アイ・ホールディングス-Wikipediaより) セブン&アイが3000人リストラ、大量閉鎖 10月10日に発表されたニュース、流通業界の大手、セブン&アイ・ホールディングス。ここは西武百貨店やそごう、イトーヨーカドー、セブンイレブンを傘下に持つ日本最大の流通グループなのですが、大きなリストラ策を発表したのです。百貨店では2020年8月~2021年2月までに、西武百貨店の岡崎店などの店舗を5店閉店し、2店縮小します。スーパーのイトーヨーカドーは、33店舗で他の企業と提携するか、閉店を検討する。さらに最大の勝ち組であるセブンイレブンも、およそ10
どうも、taka :aです。 本日の一杯は、2020年9月8日(火)新発売のカップ麺、エースコック「わかめラーメン 麺大盛りでわかめ7倍&コーン11倍」の実食レビューです。 海藻の暴挙、再び‥‥セブン&アイ限定 “わかめ7倍+コーン11倍” わかめラーメン再降臨!! 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。 わかめラーメン わかめ7倍&コーン11倍 わかめラーメンとは、1983年(昭和58年)6月に誕生したエースコックのロングセラーブランドで、当時のマーケティング部に与えられた “業績を牽引(けんいん)する力強いヒット商品を作る” という命題のもと発足。翌1984年(昭和59年)放送のテレビCMにて、石立鉄男さんの名台詞 “お前はどこのわかめじゃ?” とともにブレイクしました。 今回の新商品「わかめラーメン
大株主の米投資ファンド・バリューアクトと激しく対立するセブン&アイ・ホールディングス(HD)。これまで30回以上も「対話」してきたのに、なぜ株主総会での「対決」を招くことになってしまったのか。事実上の退陣要求を突きつけられている井阪隆一社長がインタビューに応じた。 セブン&アイ・ホールディングス井阪隆一社長。セブン-イレブン・ジャパン社長を務めていた16年にも、当時の鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス会長から退任要求を受けた。その際は“勝利”してセブン&アイHD社長の座に就いたが、今度は大株主から退任要求を突きつけられている(写真:古立康三) バリューアクトとは30回以上も対話をしてきた。 セブン&アイ・ホールディングス井阪隆一社長(以下、井阪氏):コンビニ事業に特化し、それ以外は切り離すべきだ」と一貫して言われてきた。コンビニに集中しようというのはまさに一緒の方向感。2021年には取
セブン解体 流通業界のガリバー、セブン&アイ・ホールディングスが、“解体”に動いている。コンビニエンスストア、スーパーから、百貨店、専門店、外食、金融にまで広がる事業ポートフォリオを見直し、売却を含めた構造改革に着手。コンビニを核とした食品関連事業に注力する道を歩み出そうとしている。だが、そごう・西武の売却交渉は難航し、決裂がささやかれ始めた。ロープで縛り付けられた『ガリバー旅行記』の主人公さながら、さまざまな思惑やしがらみで身動きが取れない巨人は、コングロマリットの呪縛から逃れられるのか。 バックナンバー一覧 米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループが優先交渉権を得ているセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武の売却交渉が、「八方ふさがり」の様相を呈している。混乱の源は、フォートレスが連携相手に選んだヨドバシホールディングスが出す「無理筋の条件」だ。それにそごう・
「(目標を)達成すべく必死になって進めていきたい」。2021~2025年度の中期経営計画を7月1日に発表したセブン&アイ・ホールディングス(HD)。井阪隆一社長は強い覚悟でそう語った。 新たな計画の最大の特徴は、北米を成長の源と位置付けた点だ。営業キャッシュフロー(金融事業を除く)の計画数値からは、それが鮮明に見える。2019年度のセブン&アイ・HDの営業キャッシュフローは4774億円。そのうち、北米コンビニ事業の占める比率は約3割だった。2025年度には同キャッシュフローを8000億円に拡大させ、その半分の4000億円を海外で稼ぎ出す計画だ。 なお利益指標については、会社全体のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)のみを示した。2020年度の6268億円から2025年度には1兆円以上に伸ばすとしている。 「千載一遇のチャンス」が到来 海外コンビニ事業の牽引役は、アメリカのセブン-
流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」の井阪隆一社長がNHKのインタビューに応じ、店舗の大幅な削減を進める傘下のスーパー「イトーヨーカ堂」について、首都圏のほか、関西や中京の大都市圏でも、一定の店舗を維持したい考えを示しました。 セブン&アイ・ホールディングスは、経営見直しの一環としてコンビニエンスストア事業に集中し、傘下のイトーヨーカ堂については、全体のおよそ4分の1を削減する方針を示しています。 これについて井阪社長は「比較的、大都市圏ではまだ利益をしっかり出せているので店舗を継続したい」と述べ、首都圏のほか、関西や中京の大都市圏でも、一定の店舗を維持したい考えを示しました。 そのうえで、そのほかの地域については、地元企業などへの事業承継も視野に検討するとしています。 また、売却の時期が延期されている傘下のデパート「そごう・西武」については、「池袋の店舗の在り方をどういう形にすれば
関連キーワード Amazon Web Services | Oracle(オラクル) | IBM(アイ・ビー・エム) | クラウドコンピューティング | ハイブリッドクラウド 新しいアプリケーションを動かすインフラとして、クラウドサービスを選ぶ動きが広がっている。車両検査計画の作成するシステムのインフラにIBMのクラウドサービスを採用したJR九州の事例や、グループ全社の共通インフラをAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービスで構築したセブン&アイホールディングス(セブン&アイ)の事例など、クラウドに関する主要なニュースを紹介する。 併せて読みたいお薦め記事 国内企業のクラウド導入事例 水インフラ整備のメタウォーターが、あえて富士通のクラウドを選んだ理由とは? NTTドコモが「BigQuery」を導入した訳と、その後も「Redshift」を使い続ける訳 クレカ40枚所
不採算事業の見直しなど組織再編を進める流通大手、セブン&アイ・ホールディングス(東京・千代田区、井阪隆一社長)が出版事業から撤退することが27日、分かった。関係者によると、事業を終了するのは、主婦層に人気の生活情報雑誌「saita」などを発行するセブン&アイ出版。 同社は1995年に設立され、年間の売り上げは毎年20億円程度で推移していた。だが、ここ数年は毎年数億円の赤字を計上。書籍部門は好調だったが、雑誌部門は伸び悩むなど出版不況の影響も受け、2021年春をメドに会社を清算する方針を決めた。 関係者によると、来年1月下旬に出版事業の終了を公表する見通し。新刊発行も取りやめ、同5月下旬までに出荷も停止する。すでに取締役会で会社の清算を決定。会社側は約50人の従業員にも通知し、再就職支援などを行う方針を示した。 同社が発行する書籍では、人気占い師・ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」が“ドル
セブン&アイHDが売却を計画するそごう・西武の西武池袋本店=東京都豊島区で2023年7月、竹地広憲撮影 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は30日、傘下の百貨店大手「そごう・西武」を9月1日に売却する方針を固めた。売却先は、家電量販店大手のヨドバシHDと連携する米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループ。そごう・西武の労働組合(寺岡泰博委員長)は売却方針に反発しており、31日に西武池袋本店(東京都豊島区)で予定通り終日ストライキを実施することを決めた。そごう・西武は31日に西武池袋本店を臨時休館する。 【地図】そごう・西武 今や店舗はこれだけに… 関係者によると、8月31日にセブン&アイとそごう・西武で臨時取締役会を開き、売却の手続きに必要な承認を決議する方針を固めた。売却後のそごう・西武では、旗艦店の西武池袋本店のほか、西武渋谷店(渋谷区)、そごう千葉店(千葉市)へのヨ
デロイト トーマツ コンサルティングのHPより 6月、コンサルティング業界に関するあるニュースが大きな衝撃をもたらした。なんと世界最大級のコンサル会社であるデロイト トーマツ コンサルティングが、契約を結んでいるイオンのDX戦略の一部資料を、競合他社であるセブン&アイ・ホールディングスに会議資料として流出させていたという。またその情報は、経済誌「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/2月12日号)の「特集 セブン DX敗戦」にも、掲載されてしまったというから、なお驚きだ。 デロイトは「守秘義務に対する基本的認識の欠如ならびに社内ルールを逸脱した行為」として、イオンとの契約に違反したことを謝罪した。しかし、SNS上ではコンプライアンスを無視した異例の行為に非難が殺到。「だからコンサルは信用ならない」「デロイトなら情報漏洩なんて常習化しているだろう」などと批判が続出する事態に発展した。 コンプラ
買収提案の話が伝わった8月19日、東京株式市場では、セブン&アイ株に買い注文が殺到。値幅制限いっぱいのストップ高である前週末比400円高の2161円で取引を終えた。19日時点の時価総額は5兆円で、実現すれば世紀の買収劇となる。セブン&アイ側は社外取締役からなる特別委員会を設置、提案が企業価値の向上につながり株主の利益に合致するかどうかの検討を行っている。 ここ数年「外圧」にさらされてきた もちろん、経営陣からすれば、海外大手による買収は、自らの経営権を奪取されることを意味しており、心情として両手を上げて賛成、という話にはなりにくい。今回の提案の具体的な内容は明らかにされておらず、出資比率や株式の取得方法も不明だが、アリマンタシォンとの連携を受け入れるにせよ、拒絶するにせよ、セブン&アイの一段のグローバル化など成長戦略が重要になってくる。 というのも、セブン&アイはここ数年「外圧」にさらされ
セブン&アイ・ホールディングスは31日、臨時取締役会を開き、百貨店そごう・西武を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却することを決議した。9月1日に株式譲渡契約を行い、売却を完了する。売却金額は2200億円程度。売却に伴い、貸付金千数百億円のうち900億円程度の債権を放棄する方針だ。 百貨店そごう・西武の売却に反発する労働組合は同日、主力の西武池袋本店(東京都豊島区)でストライキを実施し、同店は臨時閉館した。大手百貨店のストは昭和37年の阪神百貨店で行われて以来、61年ぶり。労使が激しく対立する中で売却が決まる異例の展開となっている。 西武池袋本店はシャッターが閉められ、店頭には「ストライキ実施の影響により、誠に勝手ながら全館臨時閉館とさせていただきます」などと書いた張り紙が貼られた。 ストの実施は31日のみを予定している。対象はそごう・西武の全国10店舗のうち西武
個人経営の喫茶店、その大半は、儲けられないビジネスに甘んじています。でも、喫茶店チェーンは、儲けられるビジネスになっているようです。 昔から、喫茶店ビジネスは立地商売で装置ビジネスだと言われているわけですから、個人営業の喫茶店の大半は儲けられなくて、喫茶店チェーンが儲けられるのは、当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。 白やぎ珈琲店のホームページより引用 白やぎ珈琲店を検索 白やぎ珈琲店とは 白やぎ珈琲店というブランド 大手・中堅珈琲ロースターの巨大珈琲市場 個人経営の喫茶店・レストランへの焙煎コーヒー豆供給元 関連ストーリー 白やぎ珈琲店を検索 今日(2019年11月24日/日曜日)、たまたまオンライン検索で喫茶店を調べていて、白やぎ珈琲店という店名(ブランド名)が目に飛び込んできました。 で、白やぎ珈琲店とは、どのようなタイプの喫茶店なのだろうという興味が沸いてきて、白やぎ珈琲店
さらなる顧客拡大のために、いまや企業のDX推進は必須といえます。しかし、顧客の利便性を重視するあまり、セキュリティーが脆弱なサービスを提供してしまっては、かえって顧客の信頼を失いかねません。本記事では、特定非営利活動法人失敗学会理事の佐伯徹氏の著書『DX失敗学 なぜ成果を生まないのか』より、セブン&アイ・ホールディングスのDX失敗原因について紐解いていきます。 顧客拡大を狙ってセキュリティレベルを下げて失敗 ~事例から【他山の石】としていただきたいこと~ 企業戦略のために顧客拡大を狙うのは民間企業では当たり前のことである。しかし、顧客の使い勝手を優先して大事なセキュリティーに目をつぶってしまった結果、顧客の信頼を失ってしまった。 セブン&アイ・ホールディングス「7pay(セブンペイ)」 DX戦略 電子決済としては後発であるが、「かんたん」「便利」「おトク」を3大コンセプトとして、登録から支
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