久しぶりに本を出版することになりました。最後の書籍出版から8年、単著では10年ぶり。 テーマは「売上」、タイトルは『売上の地図』です。 この本を書こうと思った背景は、企業のマーケティングに20年以上関わってきた中で、いまだに多くの現場で「で、それやったらどのくらい売れるの?」(現場担当者の声→そんなことがわかるんだったら教えてくれよ…)とか「キャンペーンが失敗したから売れなかったじゃないか!」(現場担当者の声→確かにキャンペーンが失敗したのは自分の責任だけど、売れなかった理由はキャンペーンのせいだけじゃないでしょ…)とか「XXが話題だから(流行っているから)当社も実行に向けて検討を進めてくれ」(現場担当者の声→うちの商品の課題はそこじゃないのでは…)などのやり取りが至るところで繰り広げられており、それによって現場で頑張る人たちのモヤモヤが拡大したり、いったい何が正解なのかわからない!と悩ん