バチカンの元エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト氏。イタリア・ローマで(2005年10月10日撮影)。(c)AFP/GIULIO NAPOLITANO 【9月19日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)とイタリア・ローマ教区の悪魔払い師(エクソシスト)だったローマ・カトリック教会のガブリエーレ・アモルト(Gabriele Amorth)司祭が死去した。91歳だった。イタリアのメディアが関係者の発表として18日報じた。アモルト氏は呼吸器系疾患を患っていた。 アモルト氏は1954年に司祭に叙階された。間もなくエクソシストの第一人者として知られたカンディド・アマンティーニ(Candido Amantini)司祭に次ぐ立場となり、1990年にアマンティーニ氏の後任としてバチカンの「主任エクソシスト」に就任した。 アモルト氏は「国際エクソシスト協会(AIE)」を設立し、2000年に引退するまで会長を務め