「インファナル・アフェア」、ハリウッド映画「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」、あるいは香港の巨匠ジョニー・トー監督の一連の作品など、数々の映画に出演してきたアンソニー・ウォン。 アジアのみならず世界にファンをもつ名優といっていい彼の新たな主演映画が「白日青春-生きてこそ-」だ。 作品は、1970年代、中国本土から香港に密入境した過去のあるタクシー運転手のチャン・バクヤッ(陳白日)と、現在難民申請中のパキスタン人の両親の下、香港で生まれた10歳の少年ハッサンの交流を見つめた物語。 わけあって息子との関係がうまくいっていないバクヤッが、不慮の事故でハッサンの父の命を奪ってしまうことに。 自責の念にかられたバクヤッが、警察から追われる身となったハッサンに手を差し延べ、海外への逃亡を助けるべく奔走する姿が描かれる。 その中で、ウォンは、愛情表現が不器用で、なかなか素直になれない、日本で言えば昭