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パスキーの検索結果1 - 40 件 / 107件

  • パスキーが快適すぎる - yigarashiのブログ

    パスワードレスな認証方式である「パスキー」が急速に普及しています。OS、ブラウザ、パスワード管理ツール、サービス提供者のどれもが整いつつあり、ついに本当にパスワードが必要ない世界がやってきたことを感じます。この記事では、本腰を入れてパスキーを使い始めて快適になるまでの様子をまとめます。技術的な厳密さ・網羅性には踏み込まず、いちユーザーとしての入門記事という位置付けです。 パスキーとは パスキー - Wikipedia 認証、セキュリティに関しては門外漢なので、Wikipediaのリンクを置いておきます。私よりはWikipediaのほうが信用に足るでしょう。 そこから辿れるホワイトペーパー:マルチデバイス対応FIDO認証資格情報を読むと、多少ストーリーもわかります。FIDO2というデバイスに格納された秘密鍵に依存したパスワードレス認証の仕様に、暗号鍵(と訳されていますが秘密鍵のことで良い……

      パスキーが快適すぎる - yigarashiのブログ
    • 次世代Web認証「パスキー」 / mo-zatsudan-passkey

      モニクル社内3分LTで発表しました。技術職以外の人向けに話したので、抽象度高めにしてあります。

        次世代Web認証「パスキー」 / mo-zatsudan-passkey
      • パスキーの基本とそれにまつわる誤解を解きほぐす

        2023 年は文句なく「パスキー元年」になりました。非常にたくさんのサービスがパスキーに対応し、2024 年はいよいよパスキー普及の年になりそうです。 本記事では、パスキーの基本を振り返ったうえで、パスキーでみなさんが勘違いしやすい点について解説します。 2023 年は本当にたくさんのウェブサイトがパスキーに対応しました。例を挙げます: Adobe Amazon Apple eBay GitHub Google KDDI Mercari Mixi MoneyForward Nintendo NTT Docomo PayPal Shopify Toyota Uber Yahoo! JAPAN もちろんこのリストですべてではないですが、これらだけでも、世界人口のかなりをカバーできるはずで、まさに大躍進と言えます。もしまだパスキーを体験していないという方がいたら、ぜひこの機会にお試しください。

          パスキーの基本とそれにまつわる誤解を解きほぐす
        • パスキーに入門してみた話 - Qiita

          久しぶりの投稿です。 はじめに 昨今、様々なサイトがどんどんパスキーに対応しはじめてきました。 まだまだパスキーがデフォルトになっていくには時間が掛かりそうですが、どのような仕組みでパスキーを実装するのか、早めにキャッチアップしておくのも悪くないと思い、パスキーについて色々と調べてみました。 パスキーとは? パスワードの代わりに、自分の持つデバイスによる生体認証やパターンを用いて認証を行う方法のことです。 次世代認証技術であるFIDO(Fast IDentity Onlineの略で、「ファイド」と呼びます)を使った認証方式(詳細は後述)で、Apple、Google、MicrosoftがFIDOを普及させるために命名したブランド名になります。 FIDOとは? 脆弱なパスワードは安全ではありません。 2段階・2要素認証を採用してもそれを有効にするユーザーは少なく、昨今では2段階認証を突破する攻

            パスキーに入門してみた話 - Qiita
          • ドコモが「パスキー」を導入してフィッシング被害報告が0件に パスワードレス認証の効果

            パスワードを使わないパスワードレス認証であるパスキーを推進するFIDO Allianceは会見を開き、既に70億を超えるオンラインアカウントがパスキー利用可能な状態になって、利用が拡大していることをアピールした。国内でも利用が拡大しており、新たにメルカリがボードメンバーに加盟し、住信SBIネット銀行がアライアンスに加盟した。 FIDO Allianceの1年の取り組みが紹介された。写真左からメルカリ執行役員CISO市原尚久氏、LINEヤフーLY会員サービス統括本部ID本部本部長伊藤雄哉氏、FIDO Japan WG座長でNTTドコモのチーフ・セキュリティ・アーキテクト森山光一氏、FIDO Allianceエグゼクティブディレクター兼最高マーケティング責任者のアンドリュー・シキア氏、FIDO Alliance FIDO2技術作業部会共同座長でGoogle ID&セキュリティプロダクトマネージ

              ドコモが「パスキー」を導入してフィッシング被害報告が0件に パスワードレス認証の効果
            • パスキー|ニンテンドーアカウント サポート|Nintendo

              「パスキー」とは、パスワードの代わりにアカウントの認証ができる仕組みです。 お手元のスマートフォンなどの機器にあらかじめ保存したお客様の認証情報を生体認証(指紋・顔)などで呼び出して、認証情報を基に生成したデータをニンテンドーアカウント側で照合することで認証します。 ※生体情報は機器上の認証時にのみ使用され、サーバーには送信されません。

                パスキー|ニンテンドーアカウント サポート|Nintendo
              • パスキー時代の"認証要素"の考え方 ~パスキーとパスワードマネージャー~

                ritouです。 サービス、ブラウザ、OSそれぞれのパスキー対応が日々進んでいます。 その中で、パスキーを利用してみて認証要素についてふと考えてしまう人がいるでしょう。 パスキー簡単!けどこれ指紋認証だけ?弱くなってない? SMS OTPを2FAに設定し、パスワードマネージャーも使ってたから使い勝手はあまり変わらない。むしろSMS OTPがないぶんだけ弱くなった? この辺りについて整理します。 認証要素というと、次の3つです。 SYK: Something You Know. パスワード、PIN SYH: Something You Have. 認証アプリ、TOTP生成アプリ、バックアップコード、 SYA: Something You Are. 生体認証 前にこんな記事を書きました。 この内容を説明すると、「うん、わかってる」って人は多いです。 でも、実際に使ってみると心許なく感じたりする

                  パスキー時代の"認証要素"の考え方 ~パスキーとパスワードマネージャー~
                • パスキーは本当に2要素認証なのか問題、またの名を、あまり気にせず使えばいいと思うよ。|kkoiwai

                  この記事の内容は、個人の意見であり感想です。くれぐれもよろしくおねがいします。 とりあえずドラフトですが公開します。識者のみなさまの暖かく、そして鋭いツッコミを期待します。 パスキーについて、非常にわかりやすいブログをえーじさんが書いてくださいました。コレを読んで頂ければほとんどのことが分かると思います。 先日の次世代Webカンファレンスで、私は、「結局、パスキーは秘密鍵と公開鍵のペア」と申し上げた立場からも、この疑問はごもっともだと思いましたので、すこし、私の思うところを述べたいと思います。 パスキーは2要素認証の場合が多いほとんどのユーザは、OS標準のパスキーを使うのではないかと思います。そして、生体認証、もしくは画面ロック用のパスワードやPIN等が設定されていない限り、OS標準のパスキーを使うことができません。そして、OS標準パスキーの利用時には、生体認証もしくは画面ロック解除のため

                    パスキーは本当に2要素認証なのか問題、またの名を、あまり気にせず使えばいいと思うよ。|kkoiwai
                  • パスキーとは--パスワードに代わる認証方法の基礎

                    おそらく、読者の皆さんも多くのパスワードを使っているはずだ。 パスワードマネージャーの助けを借りたとしても、パスワードはほとんどの人にとって、ますます大きな負担になっている。 p455w0rd123のようなばかげたパスワードを設定して、使い回すことのできた時代は、とっくに終わっている。現在では、すべてのオンラインアカウントを、複雑で一意のパスワードによって保護する必要がある。 さらに、多数のパスワードの1つが侵害された場合に備えて、常に警戒しておかなければならない。 もっと良い解決策が必要だ。実は、パスワードよりも優れた解決策が存在する。 それはパスキーだ。 パスキーとはどんなものなのか パスキーは、ウェブサイトとアプリの認証手段である。Appleが2022年6月に「iOS」と「macOS」でパスキー(同社の独自規格ではなく、普通名詞である)のサポートを追加したことで、広く知られるようにな

                      パスキーとは--パスワードに代わる認証方法の基礎
                    • 「パスキー」のユーザー体験を最適化させるデザインガイドライン、FIDOアライアンスが公開

                      パスワードレスなユーザー認証を実現する業界標準である「パスキー」を策定するFIDOアライアンスは、パスキーのユーザー体験を最適化させるためのデザインガイドラインの公開を発表しました。 パスキーは、従来のパスワードによるユーザー認証よりも強力で安全な認証方式とされており、普及が期待されていますが、多くのユーザーが慣れ親しんできたパスワード方式と比べると、サインアップやサインインの方法が分かりにくいという課題が指摘されていました。 FIDOアライアンスによるデザインガイドラインの公開は、こうした状況を改善するものとして期待されます。 パスキーのデザインガイドラインの内容 デザインガイドラインは主に以下の要素から構成されています。 UXの原則(UX princeples) コンテンツの原則(Content principles) デザインパターン(スキーマ、サンプルビデオ、AndroidとiOS

                        「パスキー」のユーザー体験を最適化させるデザインガイドライン、FIDOアライアンスが公開
                      • パスワード不要の認証技術「パスキー」はパスワードよりもエクスペリエンスが悪いという批判

                        FIDOアライアンスが仕様を策定した「パスキー」は、パスワードではなく生体情報を用いて認証する「FIDO 2.0」を「Webauthn」標準に基いて利用して得た資格認証情報をデバイス単位で管理運用する技術です。このパスキーが抱える問題点について、Webauthn標準に関わったエンジニアのFirstyearことウィリアム・ブラウン氏が自身のブログで解説しています。 Firstyear's blog-a-log https://fy.blackhats.net.au/blog/2024-04-26-passkeys-a-shattered-dream/ Webauthnがパスワードに代わる認証技術として大きな可能性を秘めていると考えていたブラウン氏は、2019年にオーストラリアからアメリカに渡り、友人と共にWebauthnのRust実装であるwebauthn-rsの開発を始めました。その過程で

                          パスワード不要の認証技術「パスキー」はパスワードよりもエクスペリエンスが悪いという批判
                        • パスキーとID連携の認証フローの共通点から見る認証技術の基本

                          ritou です。 少し前にパスキーとID連携の関係を考えるときにこういう観点があるよという話をしずかな方に書きました。 今回は、ログインに利用しようとした時のフローの中でここ似ているよね、こんな意図があるんだよっていう部分を取り上げます。 認証フローの似ている点 登場人物をUserAgent、RP、Authenticatorとして、あらゆるところを簡略化したシーケンスを用意しました。 ID連携、いわゆるソーシャルログインでは次のようになります。 登場人物をUserAgent、RP、IdPとするとこんな感じでしょう。 もちろん細かいところは違うわけですが、全体の流れは似ています。 WebAuthnのchallenge, OIDCのnonce, state 先ほどのシーケンス、たまたま似ていると言うよりも、これは認証フローにおける基本の流れであると意識しておきましょう。 パスキーやID連携の

                            パスキーとID連携の認証フローの共通点から見る認証技術の基本
                          • dアカウントの認証、かんたんログインやスマホ認証を廃止し「パスキー」に統一

                              dアカウントの認証、かんたんログインやスマホ認証を廃止し「パスキー」に統一
                            • FIDO認証&パスキー総復習(認証の仕組みやパスキー登場までの経緯)

                              ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。サービス統括本部ID本部で認証サービスの開発運用を担当している服部です。 パスワードに代わる新たな認証手段としてパスキーが登場し、多くのサービスでも利用ができるようになってきていますが、みなさんはご活用されていますでしょうか。このパスキーとはパスワードに代わる認証情報で、Fast IDentity Online(FIDO)仕様というFIDOアライアンスによって規格策定されている技術をベースとしています。ヤフーでも2018年から「生体認証でログイン」としてFIDO認証に対応し、2023年よりパスキーをつかった認証にも対応しています。 この記事ではこのFIDO認証の技術的な説明から当時の課題と解決方法、そしてその解決方法を

                                FIDO認証&パスキー総復習(認証の仕組みやパスキー登場までの経緯)
                              • 「Amazon」でパスワードレス認証「パスキー」が利用可能に ~顔や指紋で簡単ログイン/手軽、安全、使いやすい次世代ログイン方式

                                  「Amazon」でパスワードレス認証「パスキー」が利用可能に ~顔や指紋で簡単ログイン/手軽、安全、使いやすい次世代ログイン方式
                                • 実装に1年、「KeePassXC」が待望の「パスキー」対応 ~フリーのパスワード管理アプリ/v2.7.7がリリース

                                    実装に1年、「KeePassXC」が待望の「パスキー」対応 ~フリーのパスワード管理アプリ/v2.7.7がリリース
                                  • スマホの新認証方式「パスキー」を徹底解説 今後は“パスワードレス”が当たり前に?

                                    今後、Webサービスから「パスワード」がなくなるかもしれない。というのは、ここ2年ほどで「パスキー」と呼ばれる、スマホやPCのセキュリティ領域に保存した暗号鍵を用いた、より簡単かつ安全な認証方式が普及しつつあるからだ。 「パスキー」を採用したWebサイトが急激に増加している。暗号鍵とスマホやPCの生体認証ロックを用いた認証方式で、脆弱(ぜいじゃく)性が問題となっているパスワードの置き換えを目指す 例えばドコモ利用者なら、dアカウントでパスキーを使い始めた人もいるだろう。また、「生体認証」という名称でauやメルカリ、Yahoo!JAPANなどのログイン時にもう利用しているかもしれない。 ここ2年でパスキーに注目が集まったのは理由がある。2022年5月にApple、Google、Microsoftの3社が、FIDOアライアンスとW3Cが策定した「パスキー(Passkeys)」への対応を発表した

                                      スマホの新認証方式「パスキー」を徹底解説 今後は“パスワードレス”が当たり前に?
                                    • パスワードなしでの認証を可能にする「パスキー」技術にはわなが潜んでいる、YubiKeyなどのハードウェア認証デバイスを利用している場合は注意

                                      「パスキー」は各種ウェブサイトにパスワード不要でログインできるようにする仕組みで、AppleやGoogle、Microsoftといった大手テクノロジー企業が利用を推進しています。しかし、使い方を誤るとYubiKeyなどのハードウェア認証デバイスが使い物にならなくなってしまうとして、RustのWebAuthnライブラリを作成しているウィリアム・ブラウンさんが注意を促しています。 Firstyear's blog-a-log https://fy.blackhats.net.au/blog/2023-02-02-how-hype-will-turn-your-security-key-into-junk/ パスキーの認証の仕組みには、クライアント側に鍵を保存しない方法と、クライアント側に鍵を保存する方法の2種類が存在しています。クライアント側に鍵を保存しない場合、あらかじめ認証に利用する鍵を生

                                        パスワードなしでの認証を可能にする「パスキー」技術にはわなが潜んでいる、YubiKeyなどのハードウェア認証デバイスを利用している場合は注意
                                      • パスキーのユーザー ジャーニー  |  Authentication  |  Google for Developers

                                        KAYAK がパスキーでログイン時間を 50% 短縮し、セキュリティを強化した方法 Yahoo!JAPAN、パスキーの導入率を 11% に増やし、SMS OTP の費用を削減 Dashlane でパスキーによるログインのコンバージョン率が 70% 上昇 メルカリのパスキー認証でログインが 3.9 倍高速化 Google アカウントのパスキーのユーザー エクスペリエンスを設計する パスキーとパスワードの比較で、これまでにない認証速度を実現 「Google でログイン」の SDK Android 用認証情報マネージャー ウェブで Google でログイン(ワンタップを含む) iOS と macOS 用の Google ログイン 業界基準 パスキー OpenID Connect 以前のログイン Android でのワンタップ登録/ログイン Android 向け Google ログイン ウェブ向け

                                          パスキーのユーザー ジャーニー  |  Authentication  |  Google for Developers
                                        • もうパスワードは使わない、任天堂も対応する「パスキー」の正体

                                          任天堂は2023年10月、人気ゲーム機「Nintendo Switch」などで利用するニンテンドーアカウントをパスワードレス認証の「パスキー(パスキー認証)」に対応させた。「FIDO2(Fast Identity Online 2、ファイド2)」という仕様に基づいた、パスワードを使わない認証方法だ。 従来ニンテンドーアカウントにログインするには、利用者がユーザーIDとパスワードを入力して本人認証していた。パスキーを利用すると生体認証を用いるので、パスワード入力は不要になる。だが「生体認証=パスキー」ではないので注意してほしい。詳しくは後述する。 パスキーならユーザーIDとパスワードの入力や管理がなくなり、利用者にとって利便性が高まる。サービス提供者としては、利用者のパスワード忘れなどへの対応が不要になる。 このためログインやサインインの手段としてパスキーを採用するサービスが相次いでいる。N

                                            もうパスワードは使わない、任天堂も対応する「パスキー」の正体
                                          • 個人用の「Microsoft アカウント」が「パスキー」に対応、パスワードを忘れたり、盗まれたりする心配が不要に/

                                              個人用の「Microsoft アカウント」が「パスキー」に対応、パスワードを忘れたり、盗まれたりする心配が不要に/
                                            • 書籍『パスキーのすすめ』でパスワードレスな認証の世界に飛び込んでみよう #技術書典 | DevelopersIO

                                              数年前から、パスワードを使用しない指紋認証などの生体認証に対応したサイトが増加し、手間のかかるパスワード入力なしで、指紋一つで簡単にログインできる機会が増えました。 そうこうしているうちに、最近では「パスキー」という新しいパスワードレス技術に関する言葉をよく目にするようになりました。 パスキーに対応したブラウザやパスワードマネージャーの開発が進み、Googleがデフォルトの認証方法としてパスキーを採用するなど、その普及が加速しています。 FIDOとWebAuthnとパスキーは何が違うの? もっとセキュアになったの? サイトによってUXが違うんだけど? このような質問に答えてくれるのが、2023年11月に開催された技術書典15で発行された『パスキーのすすめ』です。 著者はOAuthやOpenIDに関する複数の出版経験を持つAuth屋さんであり、監修を務めたのはID関連に深い洞察を持つrito

                                                書籍『パスキーのすすめ』でパスワードレスな認証の世界に飛び込んでみよう #技術書典 | DevelopersIO
                                              • パスキーについて今日時点の僕が知っていること / What I Know About Passkeys as of Today

                                                Niigata 5分 Tech #6で話しました https://niigata-5min-tech.connpass.com/event/312817/

                                                  パスキーについて今日時点の僕が知っていること / What I Know About Passkeys as of Today
                                                • Google、「パスキー」を個人ユーザーのデフォルトに

                                                  米Googleは10月10日(現地時間)、パスワード不要のサインイン機能「パスキー(passkey)」を、Googleアカウントのデフォルト(初期設定)オプションに設定すると発表した。アカウントにサインインしようとすると、パスキーの作成を求めるプロンプトが表示されるようになる。 パスキーはパスワードより安全ではあるが、「新技術が普及するには時間がかかることが分かっているため」、ユーザーにはパスワードを引き続き使い続けるオプションも提供する。設定画面で「可能な場合はパスワードをスキップする」をオフにすれば、パスキーをオプトアウトできる。 パスキーは、Googleが昨年5月に米Appleと米Microsoftとともに発表したFIDO Allianceの「マルチデバイス対応FIDO認証資格情報」の通称。業界標準のAPIとプロトコルに基づく公開鍵暗号化を使い、面倒なログイン名とパスワードの入力を省

                                                    Google、「パスキー」を個人ユーザーのデフォルトに
                                                  • パスキー対応における2つの段階と必要な機能

                                                    パスキー対応 という記事を見ると フィッシング耐性があるパスワードレスな世界が来る! と期待を抱き、冷静に考えて パスワードが残ってるうちはリスクは残ってるしフィッシングにもやられるし何にもかわらねぇじゃねーか と遠い目をしてしまう皆さん、こんにちは。 ritou です。 いきなり一気に進むわけがないだろ。ということで、認証を必要とするサービスもユーザーも、パスキーにより理想的な状態となるまでには段階というものがあり、 大人の階段と同じで やるべきことがあります。そのあたりを理解することで、一喜一憂せずにやっていきましょう。 2つの段階 既存の認証方式に加えてパスキーによる認証が利用可能 : 過渡期ってやつでしょうか。イマココ パスキーのみが利用可能 : 我々が望んでいる世界や! あとはその前の なんもしてない段階 です。 そんなに新しい話でもないでしょう。 段階を進めるために必要な対応

                                                      パスキー対応における2つの段階と必要な機能
                                                    • Amazon、WebとiOSで「パスキー(passkey)」サポート Androidも間もなく

                                                      米Amazonは10月23日(現地時間)、WebとiOSのショッピングアプリで、パスワード不要のサインイン機能「パスキー(passkey)」でのログインを可能にしたと発表した。現在展開中で、Androidでも「間もなく」対応するとしている。 アカウントで設定すれば(方法は後述)、Windows HelloやiPhoneの指紋/顔認証やPINでAmazonにログインできるようになる。 パスキーは、昨年5月にApple、Google、Microsoftが発表したFIDO Allianceの「マルチデバイス対応FIDO認証資格情報」の通称。業界標準のAPIとプロトコルに基づく公開鍵暗号化を使い、面倒なログイン名とパスワードの入力を省いて安全にログインできるようにする機能だ。 Amazonでパスキーを設定するには、[アカウント&リスト]→[ログインとセキュリティ]を選択し、新たに追加された「パスキ

                                                        Amazon、WebとiOSで「パスキー(passkey)」サポート Androidも間もなく
                                                      • パスワードマネージャの1Passwordがパスキーに正式対応を開始。パスキーの保存、管理、サインインに対応

                                                        1Passwordが、パスワードレスでログインできる業界標準のパスキーへの正式対応を開始。1Passwordがパスキーの認証機器となり、パスキーの生成、保存、管理、パスキーによるサインインが可能になる。 代表的なパスワードマネージャの1つである1Passwordが、パスワードレスでログインできる業界標準のパスキーへの正式対応を開始しました。 1Passwordによって、これまで可能だったパスワードの保存や管理、パスワードによるサインインだけでなく、1Passwordがパスキーの認証機器となり、パスキーの生成、保存、管理、パスキーによるサインインが可能になります。 Ready to unlock the web without passwords? Create, save, and sign in with passkeys using 1Password in the browser a

                                                          パスワードマネージャの1Passwordがパスキーに正式対応を開始。パスキーの保存、管理、サインインに対応
                                                        • パスワードレス化が進まないのはなぜ? 普及停滞を打開する認証手法「パスキー」への期待と導入のストーリー

                                                          多くの日本企業でセキュリティ被害が増えている昨今、企業や組織はどう対応していくべきなのか。イー・ガーディアングループCISO 兼 EGセキュアソリューションズ取締役CTOである徳丸浩氏が、日本の「セキュリティのイマ」をわかりやすく徹底解説する連載企画第10弾。今回のテーマは「なぜパスワードレスは進まないのか? 普及停滞を打開する認証手法『パスキー』への期待と導入のステップ」です。古くから使われているパスワード認証は便利で使いやすい手法ですが、それゆえの欠点や脅威も多く、パスワードレスへの移行が長いこと求められ続けています。とはいえ、なかなか進んでいないのが現実です。なぜ進まないのか。パスワード認証に代わる手法を1つずつ例に挙げながら、最後には徳丸氏が期待を寄せている「パスキー」が持つ可能性を解説します。 パスワード認証に限界が見えてきた はい、「パスワードレス」というのはもうずいぶん長いこ

                                                            パスワードレス化が進まないのはなぜ? 普及停滞を打開する認証手法「パスキー」への期待と導入のストーリー
                                                          • Google、パスワードに代わる認証方式「パスキー」のアップデートを発表 「4億以上のGoogleアカウントがパスキーで保護」

                                                            Googleは2024年5月2日(米国時間)、パスワードに代わる認証方式「パスキー」のアップデートとクロスアカウント保護機能プログラムの拡大を発表した。 Googleによると、2022年5月5日の世界パスワードデーにパスキーを発表して以来、4億を超えるGoogleアカウントで、10億回以上のユーザー認証にパスキーが使用されてきたという。 「パスキーは使いやすく、フィッシングに強く、指紋、顔スキャン、PINのみで認証できるため、パスワードよりも50%高速だ。現在のGoogleアカウント認証には、パスキーが日常的に使用されている。利用数は、SMSワンタイムパスワード(OTP)やアプリケーションベースのOTP(「Google Authenticator」など)といった従来の2SV(2段階認証)の合計よりも多い」とGoogleは述べている。 Googleの発表内容は以下の通り。 クロスアカウント保

                                                              Google、パスワードに代わる認証方式「パスキー」のアップデートを発表 「4億以上のGoogleアカウントがパスキーで保護」
                                                            • パスキーへ移行することで得られるメリットと課題

                                                              パスワードの利用は、もはや時代遅れと考えられ、パスキーの利用が推奨されつつある。本記事では、パスキーへ移行することで得られるメリットや、その際の課題を解説する。 膨大なパスワードの管理に、うんざりしている人もいるだろう。多数のオンラインアカウントへのアクセスを管理しなければならない今、パスワードはもはや目的にそぐわなくなっている。複数のアプリやWebサイトで覚えやすい同じパスワードを使い回している人は多い。パスワードの扱いでよくある間違いをしているため、悪意のある攻撃者が容易にパスワードを類推して盗用できる状況になっている。パスワードが一度破られてしまうと、デジタル生活そのものが危険に晒されてしまうので注意が必要だ。 パスワードが長らく使われてきた理由は、それ以外の有効な手段がなかったためだ。しかし、パスキーの登場により、その状況は変わりつつある。グーグル社は(アップル社やマイクロソフト社

                                                                パスキーへ移行することで得られるメリットと課題
                                                              • パスキー時代の"認証要素"の考え方 ~単一要素の組み合わせ、おまとめMFAと同期~

                                                                ritouです。 前回は、パスキーやパスワードマネージャーを使う時の認証要素について触れました。 今回は、 同じ要素の認証を重ねる意味 同一端末やパスワードマネージャーだけで完結するMFA あるアカウントに紐づけられて同期されるクレデンシャル管理 についての 基本的な整理 をします。 前回に続き、書いていることは無難な内容だと思います。 (長いので先に)まとめ 単一要素を重ねる意味について、要素の種類によっては有効な場合もある SYK を重ねるケースは決済などでまだ見られるが今後は淘汰されていくのでは? SYH の場合、管理デバイスを分離することで安全性を上げられる。ただし手間は増えるしフィッシング耐性は別途考慮する必要あり。 SYA を重ねる=単一SYAの精度を上げるのと同じ扱いになりそう(顔だけ、指紋だけ -> 顔 + 指紋など) 同一端末やパスワードマネージャー内で完結するMFAやプ

                                                                  パスキー時代の"認証要素"の考え方 ~単一要素の組み合わせ、おまとめMFAと同期~
                                                                • パスキー認証の誤解を解く:企業のセキュリティを変える未来の鍵・パスキー[Sponsored]

                                                                    パスキー認証の誤解を解く:企業のセキュリティを変える未来の鍵・パスキー[Sponsored]
                                                                  • パスキー対応のAndroid API「Credential Manager」が一般提供開始/早い、簡単、安全な次世代オンライン認証。「1Password」や「Enpass」での同期も可

                                                                      パスキー対応のAndroid API「Credential Manager」が一般提供開始/早い、簡単、安全な次世代オンライン認証。「1Password」や「Enpass」での同期も可
                                                                    • パスキーとID連携の関係を考察する際の観点|ritou

                                                                      パスキーの登場以来、ID連携、特にソーシャルログインは認証方法として比べられることが多くなりました。この記事では、この2つを比較したりその関係を考察する際に意識しておくべき観点を整理しておきます。 それぞれの特徴両者は異なる特徴を持っています。 パスキー 用途: 認証 パスキーの管理: プラットフォームが提供するパスワードマネージャー、サードパーティーのパスワードマネージャー、セキュリティキー、ブラウザ 属性情報: 一緒に保持できて引き回せるデータは User Handle ぐらい ID連携 用途: 新規登録、認証、属性情報の取得/同期 アカウント情報の管理: Identity Provider 属性情報: プロフィール情報、確認済みメールアドレスなどを取得可能なのが一般的 特徴が異なるために、導入箇所や意味合いも異なります。 ざっと思いつくのが 新規登録 ログイン 再認証 ぐらいでしょう

                                                                        パスキーとID連携の関係を考察する際の観点|ritou
                                                                      • 「Google アカウント」、パスキーで保護が4億以上に--導入から2年で

                                                                        Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2024-05-03 10:27 5月の第1木曜日は世界パスワードデーだが、Googleは、パスワードの時代が終わりつつあることを知ってほしいようだ。 パスキーは、オンラインサービスやアプリに登録される公開鍵と、スマートフォンやコンピューターのようなデバイスに保存されている秘密鍵という2つの暗号鍵で構成される。難しく聞こえるかもしれないが、パスキーは、使いやすさを念頭に設計されている。事実、パスキーを使ってのログインには、スマートフォンのロック解除と同様に顔や指紋、暗証番号を使用する。 Googleのセキュリティエンジニアリング担当バイスプレジデントであるHeather Adkin氏は米国時間5月2日、同社がパスキーの提供を2022年の世界パスワードデーに開始して以来、4億以上の

                                                                          「Google アカウント」、パスキーで保護が4億以上に--導入から2年で
                                                                        • パスワードを入力せずログインできる「パスキー」が利用できるようになりました

                                                                          pixiv(ピクシブ)は、イラスト・マンガ・小説の投稿や閲覧が楽しめる国内最大級の作品コミュニケーションサービスです。

                                                                            パスワードを入力せずログインできる「パスキー」が利用できるようになりました
                                                                          • Googleアカウントで「パスキー」が標準に、パスワードなしでログインできる

                                                                              Googleアカウントで「パスキー」が標準に、パスワードなしでログインできる
                                                                            • 任天堂も「パスキー」対応 もうパスワードは使わない - 日本経済新聞

                                                                              長年にわたり危険性が指摘されているパスワード。導入コストの低さや分かりやすさなどにより広く使われ続けている。だがここに来て、パスワードレス認証の利用環境が整いつつある。標準規格「パスキー」が定められ、準拠する機器が相次いで登場。生体認証に対応したスマートフォンなどの普及もパスキーを後押しする。パスキーの現状と仕組み、そして導入の勘所について解説する。主要なウェブサービスで導入相次ぐ任天堂は2

                                                                                任天堂も「パスキー」対応 もうパスワードは使わない - 日本経済新聞
                                                                              • X(旧Twitter)がログイン手段の1つとして「パスキー」のサポートを開始

                                                                                パスワードなしでサインインできる認証システムの標準規格「パスキー」を、X(旧Twitter)がサポートすることになりました。まずは「アメリカのiOSユーザー」向けに提供がスタートしています。 Today we’re excited to launch Passkeys as a login option for our US-based users on iOS! A passkey is a new, easy to use, and secure way to log in to your account - all from your device. Passkeys are more secure than traditional passwords since they’re individually generated by…— Safety (@Safety) How to

                                                                                  X(旧Twitter)がログイン手段の1つとして「パスキー」のサポートを開始
                                                                                • 「はてなID」が「パスキー」と多要素認証の「TOTP」に対応/従来よりも安全にアカウントを運用できるように

                                                                                    「はてなID」が「パスキー」と多要素認証の「TOTP」に対応/従来よりも安全にアカウントを運用できるように