2020年ミネアポリス反人種差別デモ(2020ねんミネアポリスはんじんしゅさべつデモ、英: George Floyd protests in Minneapolis–Saint Paul)は、2020年5月にアメリカのミネソタ州ミネアポリスで発生した人種差別に抗議するデモ。ジョージ・フロイドの死に起因する。デモのさなかの暴動は全国・世界にまで影響し、一部の過激派が人種差別非難という本来の目的を逸脱した略奪や放火などの犯罪行為を行った。 2020年5月25日、黒人のジョージ・フロイドが、首を白人警官に押さえつけられた後に死亡する事件が発生した。フロイドが「息ができない」と訴え、死亡するまでを収めた動画が拡散し[9]、5月26日には現場近くで数百人が「息ができない」と書いた紙を掲げるなどして警察の暴力に抗議した。逮捕に関わった警官4人は解雇され、1人は第2級殺人罪で、残る3人は第2級殺人の幇助