パレスチナ自治区ガザで治療を受ける、イスラエルの空爆により複数の家族が死亡した一家の新生児(2019年11月14日撮影)。(c)ASHRAF AMRA / AFP 【11月14日 AFP】イスラエル軍とパレスチナのイスラム過激派組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」の間で衝突が続いていたパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で14日、停戦が発効した。エジプト当局筋とイスラム聖戦の幹部がAFPに明らかにした。ガザ地区では双方の攻撃の応酬が激化し、死傷者が出ていた。 エジプトの高官は「エジプトの努力の結果結ばれた停戦合意」を「イスラム聖戦を含むパレスチナの勢力」が支持したと述べた。イスラム聖戦側の情報筋も、AFPにこれを認めた。 同高官によるとこの合意に基づき、パレスチナ側にはガザ地区の平穏の回復と、デモ発生時における「平和の維持」、一方イスラエル側には、戦闘の中止に加え