ぼよんぼよん跳ねるベッドが子供の頃から好きだった。 大学に合格し一人暮らしが決まったとき、るんるんでベッドを選びに行った。 特別高価なものではなかったが、スプリングの効いた分厚いマットレスのベッドを買ってもらった。 一人暮らしが始まったとき、家に帰ってベッドにダイブすると、ぼよんと跳ねるのが楽しかった。 テレビを見ながら、友達と電話しながら、意味もなくスプリングをしならせてはひとり喜んでいた。 そんな、ベッドが恋人だった私にも、大学入学からしばらくすると彼氏ができた。 付き合って1か月半ぐらい経った頃彼氏の家にお邪魔しセックスをした。 へー、セックスってこんなもんか、と思いながら処女を捨てた。 初回はいまいち気持ち良くなかったが、だんだんセックスイイじゃん!へと気持ちが推移していった。 あるとき、私の部屋に彼氏が来た。 散らかってるので上げたくなかったが、好きだったので頑張って片付けた。