デンマークのLEGO Groupは6月23日、再生プラスチックで作ったレゴブロックの試作品を公開した。ペットボトルをリサイクルした。 レゴでは約3年かけてPETと他のプラスチックの配合を研究。250以上の試作品を経て、品質や安全性といった要件を満たす試作品ができたとしている。 リサイクル素材はFDA(米国食品医薬品局)やEFSA(欧州食品安全機関)が承認した米国内のサプライヤーが供給。1L(リットル)のペットボトル素材から2×4のLEGOブロックが10個作れる。 しかしLEGO Groupのティム・ブルックス副社長によると、商品化にはしばらく時間がかかるという。今後も研究チームは様々なテストを行い、パイロット生産に移行するかを評価する。「この次のフェーズには少なくとも1年かかると予想している」。 関連記事 積木のようで横にも積める「積紙」、コクヨなど3社が開発 紙を使った積木のような玩具「