初の国際大会「プレミア12」で3位に終わった侍ジャパンの“バブル崩壊”が深刻なレベルに達している。21日の3位決定戦(東京ドーム)でメキシコに11―1で7回コールド勝利。しかし19日の準決勝・韓国戦で歴史的恥辱とも言える逆転負けを喫した衝撃は沈静化する気配がない。その中で集中砲火を浴びているのが、大一番での采配ミスを認めて謝罪した小久保裕紀監督(44)だ。高視聴率が見込まれながら決勝戦中継がフイになったテレビ朝日からは“しくじり監督”として損失補填を求める声も出ている。 いくらどう頑張っても「3位決定戦」では盛り上がるはずもない。侍ジャパンの世界一の目標は決勝進出目前でまさかの崩壊。そのあおりをもろに食らってしまったのが、他ならぬテレビ朝日だ。 21日は午後7時開始の決勝戦に合わせてプレーボール直前から試合終了まで生中継を行う予定だったが、準決勝敗退によって侍ジャパンが午後1時開始の3位決