長距離巡航ミサイル「スカルプ」の見本。フランス・ブルジュの工場で(2023年3月20日撮影、資料写真)。(c)GUILLAUME SOUVANT / AFP 【7月11日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は11日、長距離巡航ミサイル「スカルプ(SCALP)」をウクライナに供与すると発表した。これにより、前線から後方深くへの攻撃が可能になるとしている。 マクロン氏は、リトアニアで開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の会場に到着した際、スカルプを供与すると表明。英名は「ストームシャドー(Storm Shadow)」で、英国がすでに供与している。 スカルプは英仏が開発したミサイルで、射程はウクライナに供与された西側諸国の武器としては最長の250キロ。英国は5月に供与を表明した。 マクロン氏は、供与は「われわれの原則に沿った形で行われる。つま