◎「強制連行」「強制労働」という表現に関する閣議決定(21年4月27日)を検証する その3:「いずれにしろ」強制労働と呼ぶべきではない?? 戦前の日本で広く行われていた「強制労働」 当シリーズでは、「日本維新の会」の馬場伸幸議員による質問主意書に対する菅内閣の答弁書(閣議決定)を検証してきた。「その1」では、この答弁書が、朝鮮人労働者が日本に渡って来た「経緯は様々」だから「一括りに」強制連行と「表現する」ことは「適切ではない」という、姑息とも言える論法を展開していることを見た。 では、「強制連行」と並んで主題となっている「強制労働」についてはどうだろうか。馬場議員による質問主意書は、「強制労働」について以下のように尋ねている。 要するに、戦時期、動員された朝鮮人に対する強制労働はありましたかと聞いているわけである。 そもそも「強制労働」とは何だろうか。今回もデジタル大辞泉を開いてみると、「