台風19号は関東を中心に、大きな被害をもたらし、今なお多くの人々が不安な日々を送っている。こういった状況の人々にとって、最も不安なことは、正確な情報が入手出来ないことでは無いだろうか? 何処に避難すれば良いのか?何時復旧作業が行われるのか?何時まで避難所に避難していれば良いのか?こういった情報を求めて、自分が住む地域の地方自治体のWebサイトを頼るのは自然な行動だ。 しかし、台風19号発生時、多くの地方自治体のWebサイトにて、コンテンツが表示されない、あるいはコンテンツの表示速度が非常に低下するといった事象が発生した。こういった状況が発生した原因の一つに、アクセス集中時にWebサイトを安定的に表示させるCDNという技術が導入されていないことがわかった。 ■地方自治体のCDN導入率は僅か7% 動画配信サービスを提供する、J-Streamが地方自治体のCDN利用率をTwitterに投稿した。