イノベーションを創造するプラットフォームであり、「人の繋がりこそが価値を育む」と信じる「action based worker」たちの集まりである、金沢イノベーションハブ研究会。同研究会が主催するイベント「金沢イノベーションハブ研究会 Special Edition」から、今回は『バリューサイクル・マネジメント』の著者・沢渡あまね氏が登壇されたセッション「地方都市の期待と課題~バリューサイクルマネジメント~」の模様を公開します。 浜松市内の老舗めっき製造業で起こった変化沢渡あまね氏:職種の定義の話をします。浜松市内の老舗めっき製造業でこういう変化がありました。以前は訪問営業やルートセールスがメインだった会社です。営業といえば訪問営業あるいは展示会での営業活動が主軸。気合、根性、体力勝負。これでは今、なり手がいなくなりますよね。コロナ禍で展示会も相次いで中止になった。 そのやり方から、マーケ