最近「テレワーク疲れ」という言葉をよく耳にする。オン・オフの切り替えが難しい自宅でのテレワークにより、モチベーションが下がり、不安で作業に手がつかなくなり生産性が低下してしまうといったものだ。 また、生活リズムの乱れによる体重変動や同僚とのコミュニケーション不足による帰属意識の低下などで、心身ともに疲れてしまうといったケースもあるだろう。 日本生産性本部が2021年7月に発表した調査によると、直近1週間における出勤日数が「0日」の割合は11.6%と、1回目の緊急事態宣言が発令された2020年5月調査の32.1%から20.5ポイント減少していることが分かった。テレワークからオフィス勤務への回帰が進んでいる現状がある。 直近1週間(営業日ベース)の週当たり出勤日数 出典:日本生産性本部 企業で活用が進む「バーチャルオフィス」 一方で、バーチャルな空間によるオフィスで「テレワーク疲れ」を解消し、