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  • ツングースカ級の小天体衝突で滅びた? ヨルダン渓谷の3600年前の遺跡で発見、ソドム伝承の由来にも(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    1908年6月30日、シベリア上空に小天体が飛来し空中で爆発し、一帯の針葉樹林をなぎ倒し70キロメートル離れた農村でも死者が出るなどの被害があった。毎年6月に開催される、小惑星衝突のリスクを考える国際天文イベント「アステロイド・デイ」はこの「ツングースカ爆発」にちなんでいる。 直径50メートル程度の小天体(小惑星または彗星)が爆発したツングースカ爆発は、人の住んでいない地域で発生したため人的被害があったとはいえそこまで大きくなかった。だがこれが都市の上空であればどのようなことが起きるのか、約3600年前の遺跡の発掘から明らかになりつつある。 トール・エル・ハマムと死海の位置。出典:Scientific Reports volume 11, Article number: 18632 (2021) 米カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校の研究者らは、ヨルダン渓谷南部の都市「トール・エル・ハ

      ツングースカ級の小天体衝突で滅びた? ヨルダン渓谷の3600年前の遺跡で発見、ソドム伝承の由来にも(秋山文野) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • 低予算で大発見!太陽系の “最果て” に小天体 日本の研究者 | NHKニュース

      太陽系の最も外を回る惑星、海王星のさらに外側に存在すると考えられている、直径が20キロより小さい無数の小天体の一つを、国立天文台などのグループが見つけることに成功しました。こうした小天体は惑星がつくられる材料と考えられ、太陽系の成り立ちの解明につながる成果として注目されています。 こうした小天体について国立天文台や京都大学などのグループが独自に改良した小型の望遠鏡を使って観測を行った結果、直径およそ2.6キロの小天体1つを見つけることに成功しました。 国立天文台によりますと、海王星より外にあるこの大きさの小天体を実際に確認したのは世界で初めてだということです。 小天体は惑星の材料になったと考えられ、衝突と合体を繰り返して地球などの惑星ができたとされています。 しかし海王星の外側では衝突の確率が低く、惑星にまで大きくならないまま残ったとみられています。 研究グループは観測を基に小天体の数につ

        低予算で大発見!太陽系の “最果て” に小天体 日本の研究者 | NHKニュース
      • 宇宙と科学の世界🌎 on Twitter: "【守護神】木星は地球を守り続けている、彼がいなければ今の地球は存在しない 太陽系最大の惑星である木星が、たくさんの小天体を引きつけていることが分かる映像。木星が存在しているおかげで、隕石衝突確率が木星の8000分の1まで少なくな… https://t.co/5VxqbkMNO2"

        【守護神】木星は地球を守り続けている、彼がいなければ今の地球は存在しない 太陽系最大の惑星である木星が、たくさんの小天体を引きつけていることが分かる映像。木星が存在しているおかげで、隕石衝突確率が木星の8000分の1まで少なくな… https://t.co/5VxqbkMNO2

          宇宙と科学の世界🌎 on Twitter: "【守護神】木星は地球を守り続けている、彼がいなければ今の地球は存在しない 太陽系最大の惑星である木星が、たくさんの小天体を引きつけていることが分かる映像。木星が存在しているおかげで、隕石衝突確率が木星の8000分の1まで少なくな… https://t.co/5VxqbkMNO2"
        • 太陽系外から飛来した小天体「オウムアムア」は葉巻型で岩石質か金属質

          2017年10月19日に見つかった、史上初めて太陽系外から飛来したことが確認された小天体「A/2017 U1」改め「オウムアムア」は、9月9日に太陽に最接近、10月14日には地球に最接近しました。発見時点ですでに地球から離れつつあるところだったわけですが、集中的な観測が行われたことで、いろいろなことが判明しています。 A brief visit from a red and extremely elongated interstellar asteroid | Nature https://www.nature.com/articles/nature25020 News | Solar System's First Interstellar Visitor Dazzles Scientists https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7

            太陽系外から飛来した小天体「オウムアムア」は葉巻型で岩石質か金属質
          • ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた小天体同士の衝突

            【2011年5月2日 HubbleSite】 小惑星帯にある小天体シャイラが2010年12月に突然増光した原因は小天体同士の衝突であることが、ハッブル宇宙望遠鏡の観測によってわかった。このような衝突を観測できたのは2回目で、貴重な観測データが得られた。 ハッブル宇宙望遠鏡によって2010年12月27日に撮影されたシャイラ。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, D. Jewitt, and M. Mutchler) スウィフトによって2010年12月15日に撮影されたシャイラ。可視光と紫外線の合成画像。シャイラの上下にダストが噴出している様子がぼんやりと確認できる。クリックで拡大(提供:NASA/Swift/DSS/D. Bodewits) シャイラ((596) Scheila)は1906年に発見された、小惑星帯にある天体である。2010年12月11日にこのシャイラが突然増光を見せたが

            • 今世紀最大の“火球”観測! 木星に小天体が衝突する瞬間 研究のきっかけは「暇だったから」【新潟発】|FNNプライムオンライン

              新潟市の大学で京都大学の研究者などが木星で観測された今世紀最大の火球について発表した。研究のきっかけは、新型コロナウイルス禍によってできた「時間」だった。 観測装置も自作!「暇」から始めた研究で大きな成果 丸い惑星の中に映る白い光。これは2021年10月、木星に小天体が衝突する瞬間を捉えた映像だ。 この記事の画像(10枚) 9月13日から新潟大学で開かれている日本天文学会の研究発表を前に12日、この映像を撮影した京都大学の有松亘特定助教が報道陣に観測の成果を説明した。 京都大学 有松亘 特定助教: 木星表面で発生した天体衝突閃光。地球における火球に相当する現象に関して偶然ではなく意図してねらった発見・観測に史上初めて成功した これまで木星への小天体の衝突などは8例確認されているが、どれも偶然発見されたもので、研究目的として詳細な観測データが得られたのは今回が史上初めて。 そして、研究のきっ

                今世紀最大の“火球”観測! 木星に小天体が衝突する瞬間 研究のきっかけは「暇だったから」【新潟発】|FNNプライムオンライン
              • ロシアの小天体落下、チェリャビンスクで隕石を回収

                【2013年2月18日 RIA Novosti/NASA】 ロシアのチェリャビンスクを中心に大きな被害をもたらした物体の破片が現地近くの湖で発見され、分析により隕石と判明した。もとの小天体は重さ約1万t、幅十数mと推定されている。 2月15日の朝(現地時間)、ロシアとカザフスタンの国境付近のウラル地方で目撃された落下物による被害として、衝撃波で割れたガラスなどで1200人以上の負傷が報告されている。 被害が集中したチェリャビンスクにあるチェバルクリ湖では隕石とみられる破片が回収され、分析が行われた。ウラル連邦大学のViktor Grohovskyさんによると、隕石の中でもっともありふれた「普通コンドライト」と呼ばれる石質隕石で、組成の10%が鉄でできているという。 NASAの推算では、この隕石のもととなった小天体は重さ1万t、幅17m。秒速18km、20度以下の浅い角度で地球の大気圏に飛び

                • 2月16日、小天体「2016 WF9」が地球に衝突、巨大な津波を発生させるとロシアの天文学者が警告 : カラパイア

                  昨年NASAが、彗星あるいは小惑星と推測される小天体「2016 WF9」が地球へ向かっていることを発見した。NASAはその天体は2017年2月25日に地球から5,100万キロの地点を何事もなく通過すると発表したのだが・・・ ところがある天文学者は、この小天体が2月16日に地球に衝突し、巨大な津波を発生させると主張している。

                    2月16日、小天体「2016 WF9」が地球に衝突、巨大な津波を発生させるとロシアの天文学者が警告 : カラパイア
                  • ロシア・ウラル地方で小天体落下か 400人以上負傷

                    【2013年2月15日 RIA Novosti (1)/(2)】 2月18日更新 ロシア・ウラル地方で15日朝(現地時間)、小天体とみられる物体が落下し、カザフスタンとの国境に近いチェリャビンスクを中心に400人以上の負傷が伝えられている。 2月18日 発生時刻を修正しました。 2月15日午前9時20分ごろ(現地時間:日本時間同日昼すぎ)、ロシアとカザフスタンの国境付近のウラル地方で、小天体が落下し3つの地区を襲った。その1つチェリャビンスクでは割れたガラスなどで400人以上の負傷者が出ているが、致命的な重傷者の報告はないようだ(ロシア内務省より)(注)。 国営原子力企業(ROSATOM)は、この地域にいくつかある原子力施設は正常に稼働中との声明を出している。 落下物については、大きな1つの物体、あるいは複数の小さな物体といったさまざまな目撃情報があり、ロシア非常事態省広報のElena S

                    • 京都大学OASES/PONCOTS project on Twitter: "10月15日22:24(JST)に発生した、木星表面へ小天体が衝突した瞬間の閃光について、PONCOTS観測システムを用いて可視500-750nm及び889nmメタンバンドによる同時観測に史上初めて成功しました。2色同時に得られた… https://t.co/RjIkaa8E6Q"

                      10月15日22:24(JST)に発生した、木星表面へ小天体が衝突した瞬間の閃光について、PONCOTS観測システムを用いて可視500-750nm及び889nmメタンバンドによる同時観測に史上初めて成功しました。2色同時に得られた… https://t.co/RjIkaa8E6Q

                        京都大学OASES/PONCOTS project on Twitter: "10月15日22:24(JST)に発生した、木星表面へ小天体が衝突した瞬間の閃光について、PONCOTS観測システムを用いて可視500-750nm及び889nmメタンバンドによる同時観測に史上初めて成功しました。2色同時に得られた… https://t.co/RjIkaa8E6Q"
                      • 来年2月、地球に小天体接近=直径1キロ弱、危険なし―NASA (時事通信) - Yahoo!ニュース

                        米赤外線天文衛星「NEOWISE(ネオワイズ)」による観測で小天体が見つかり、来年2月25日に地球に約5100万キロまで接近することが分かった。 米航空宇宙局(NASA)の発表によると、この小天体「2016WF9」は直径0.5~1キロで、予測できる範囲では危険はない。元は彗星(すいせい)の核だった可能性があるという。 WF9は11月27日に発見され、太陽の周りを回る公転周期は約4年11カ月と判明した。木星軌道付近から来て、地球軌道の内側に入った後、再び遠ざかるとみられる。 同衛星による観測では、はっきり彗星と分かる天体も最近見つかった。この彗星「C/2016 U1 NEOWISE」は太陽系の外縁から飛来し、来年1月14日に水星軌道の内側まで入る見通し。同月第1週には地球の北半球で、高性能な双眼鏡を使えば夜明け前に見えるかもしれないという。

                          来年2月、地球に小天体接近=直径1キロ弱、危険なし―NASA (時事通信) - Yahoo!ニュース
                        • 小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目

                          小惑星キロンによる恒星食の観測から、キロンの周囲に環あるいは対称ジェットのような物質の存在が明らかになった。もし環であることが確認されれば、同じくケンタウルス族小天体であるカリクロに続いて2例目となる。 【2015年3月19日 マサチューセッツ工科大学】 太陽系内には、環を持つ天体が5つ知られている。土星、木星、天王星、海王星といった惑星に加えて、2014年には初めて小天体にも環が発見された(参照:「小惑星カリクロに環を発見、小天体として初」)。このカリクロは、「ケンタウロス族」と呼ばれる、彗星と小惑星の特徴を併せ持つ天体の1つだが、新たにもう1つのケンタウロス族天体「キロン」にも環のようなものが検出された。キロンは1977年に発見された初のケンタウロス族天体で、小惑星(2060 Chiron)と彗星(95P/Chiron)の両方の符号を併せ持つ。 キロンに環があるとすれば、小天体としては

                            小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目
                          • はやぶさ 2 - JAXA 太陽系小天体探査プロジェクト

                            はやぶさ2 はやぶさ2ミッションの概要 JAXAが2003年に打ち上げた工学試験探査機「はやぶさ」は、太陽系内の往復探査時代の幕開けを目指して、様々な探査技術を実証するためのプロジェクトでした。その目的地は大きさわずか500mの小惑星「イトカワ」。地球スイングバイとイオンエンジンを組み合わせた独創的な航行方法で、2005年に探査機はこの前人未踏の天体に到達し、誰も想像できなかった不思議な世界を私たちに伝えてくれました。「はやぶさ」によって人類は、地球に接近する微小小惑星の姿を、初めて間近で見ることができたのです。 今、 JAXAでは「はやぶさ」に続く「はやぶさ2(仮称)」というミッションを検討しています。イトカワに似た軌道を持つ地球接近型小天体を、「はやぶさ」初号機を改良した探査機で訪問する計画で、イトカワとは異なるタイプの小惑星のかけらを地球に持ち帰るサンプルリターンを目指します。イトカ

                            • 時事ドットコム:小天体の衝突でも大災害か=国際協力で調査と対策を−米科学アカデミー報告書

                              小天体の衝突でも大災害か=国際協力で調査と対策を−米科学アカデミー報告書 小天体の衝突でも大災害か=国際協力で調査と対策を−米科学アカデミー報告書 1908年にシベリア・ツングースカ上空で起きた謎の大爆発は、従来の推定より小さい直径30〜50メートルの天体が落下中に爆発した可能性があり、同様の災害が起きる確率は約300年に1回と、予想以上に高いかもしれないことが分かった。米国の科学アカデミーの委員会が31日までに、議会の要請でまとめた小惑星や彗星(すいせい)などの「地球接近天体(NEO)」に関する報告書の中で明らかにした。  この大爆発では、東京都の面積にほぼ匹敵する約2000平方キロの森林がなぎ倒された。都市部の上空で起きた場合は大災害となり、海上の場合は津波を起こす可能性がある。報告書は、NEOの地球への落下や衝突はまれであり、対策にどの程度の予算を充てるべきかは政策判断としながらも、

                              • 小天体の衝突でも大災害か=国際協力で調査と対策を−米科学アカデミー報告書(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                1908年にシベリア・ツングースカ上空で起きた謎の大爆発は、従来の推定より小さい直径30〜50メートルの天体が落下中に爆発した可能性があり、同様の災害が起きる確率は約300年に1回と、予想以上に高いかもしれないことが分かった。米国の科学アカデミーの委員会が31日までに、議会の要請でまとめた小惑星や彗星(すいせい)などの「地球接近天体(NEO)」に関する報告書の中で明らかにした。 この大爆発では、東京都の面積にほぼ匹敵する約2000平方キロの森林がなぎ倒された。都市部の上空で起きた場合は大災害となり、海上の場合は津波を起こす可能性がある。報告書は、NEOの地球への落下や衝突はまれであり、対策にどの程度の予算を充てるべきかは政策判断としながらも、起きた場合の被害は甚大として、国際協力で調査や対策に取り組むことを提言した。 防災策は、まず避難が考えられるとした上で、ロケットや宇宙船を使う三つ

                                • 木星に小天体衝突?アマチュア天文家が“発光”撮影 - MSN産経ニュース

                                  木星で21日未明、小天体の衝突が原因とみられる発光が起き、熊本市花立2丁目のアマチュア天文家立川正之さん(52)がビデオ撮影に成功した。連絡を受けた国立天文台の渡部潤一教授は「発光現象がとらえられるのは極めて珍しい」として、国際天文学連合(IAU)に報告した。 立川さんによると、21日午前3時22分ごろ、自宅の望遠鏡で木星を撮影中に、赤道近くで2秒ほど小さな光が輝いたのに気付いた。「ノイズかと思ったら、確かに写っており、本当に驚いた」と話している。 渡部教授は、発光現象が観測された付近に痕跡などが見つからないことから「衝突したのは大きさが1キロ未満の小天体だろう」としている。 木星への小天体衝突は、1994年のシューメーカー・レビー第9彗星が有名。今年6月、フィリピンとオーストラリアで発光が撮影されている。

                                  • 世界初! 小天体上でホップし撮影するミネルバⅡ リュウグウを写せ、進化する「はやぶさ2」チームの舞台裏(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)

                                    「リュウグウの地表から夜空を、宇宙を見上げた景色を見てみたい。それは技術者としてというより、(一人の)人間として非常に興味がある」 2018年9月21日13時6分、小惑星探査機「はやぶさ2」から小惑星リュウグウ表面に向けて、2台の探査ローバー(ミネルバⅡ1)が投下された。冒頭の発言は、同日夕方、着陸が確認される前の会見で、津田雄一プロジェクトマネジャーに探査ローバーへの期待を尋ねたときの答えだ。 そしておそらく、津田プロマネの期待をはるかに上回る景色が、約3億Km彼方の小惑星リュウグウから届いたのだ!

                                      世界初! 小天体上でホップし撮影するミネルバⅡ リュウグウを写せ、進化する「はやぶさ2」チームの舞台裏(1/5) | JBpress(日本ビジネスプレス)
                                    • 織姫星ベガに、太陽系そっくりの小天体の帯

                                      【2013年1月9日 NASA】 七夕の織姫星として知られること座のベガに、小天体が周回するリング状のベルトが観測された。太陽系の小天体ベルトとよく似ており、複数の惑星が存在する可能性が高いという。 小天体がひしめくベルト領域のイメージ図。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) ベガと太陽系に存在する小天体ベルトの比較。太陽系をそのまま拡大すると、その構造は非常に似ている。クリックで拡大 夏の大三角を構成する星の1つとしても有名なこと座のベガは、1月ごろは夜明け前の北東の空で輝いている。約25光年かなたにある0等星で、質量は太陽の2倍、誕生から数億年という比較的若い星だ。 米アリゾナ大学スチュワード天文台のKate Suさんらが赤外線天文衛星「スピッツァー」と「ハーシェル」で観測したところ、ベガの周囲にリング状の小天体ベルトが2つあることがわかった。内側のベルトは

                                      • 小型望遠鏡で発見、約50億km彼方にある直径3km弱の小天体

                                        口径28cmの小型望遠鏡を用いた観測により、地球から約50億km彼方のエッジワース・カイパーベルトに半径1.3kmほどの小天体が見つかった。同領域内にこれほど小さい天体が発見されたのは初めてのことだ。 【2019年1月30日 京都大学/ 神戸大学/東北大学/国立天文台/京都産業大学/JAXA宇宙科学研究所】 太陽系の惑星は約46億年前に、半径1~10km程度の微惑星が衝突と合体を繰り返して作られ、大きくなったと考えられている。その微惑星の一部は今でも、海王星より遠方の「エッジワース・カイパーベルト」(以下、カイパーベルト)という領域に生き残っていると予見されてきた。 カイパーベルトには冥王星をはじめ1000kmサイズの天体がいくつも見つかっており、今年初めに探査機「ニューホライズンズ」が接近探査を行った長径30kmほどの小惑星2014 MU69(愛称「ウルティマ・トゥーレ」)のような小天体

                                          小型望遠鏡で発見、約50億km彼方にある直径3km弱の小天体
                                        • 小天体のニアミス、地球直撃を免れた1972年、オハイオ上空を通り抜けていった隕石(メテオ)の映像 : カラパイア

                                          1972年 米国オハイオ州上空58km地点を、秒速14km(時速50400km)で通過sしていった、小天体、もしくは隕石の映像なんだそうだ。 この天体の直径は数十メートル、地表に衝突すれば小型核兵器並の破壊力だったと言われている。ツングースカ爆発を起こした天体は50メートル程だと言われているから、もし衝突したら、驚異的なディープインパクトが起きたかもしれないね。あぶないあぶない。

                                            小天体のニアミス、地球直撃を免れた1972年、オハイオ上空を通り抜けていった隕石(メテオ)の映像 : カラパイア
                                          • WISEが太陽系小天体サーベイを完了 冬眠へ

                                            【2011年2月7日 NASA】 赤外線天文衛星「WISE」が、太陽系小天体サーベイミッション「NEOWISE」を完了した。全天サーベイミッションも昨年10月に終えており、冬眠モードにはいる。 NASAの広域赤外線探査衛星「WISE」は、太陽系小天体のサーベイ(注1)ミッション「NEOWISE」を完了した。このミッションでは、20個の彗星、火星〜木星間の小惑星帯にある3万3000個の小惑星と、134個の地球近傍天体(NEO)(注2)が発見された。以前は小惑星とされていたがこの観測により彗星と判明したものもある。 2009年12月に打ち上げられた「WISE」は、赤外線の全天サーベイ観測で遠方銀河から地球に接近する小天体まで270万枚もの天体画像を撮影した。「NEOWISE」はその拡大ミッションにあたる。 2010年10月、主要ミッションを終えたWISEは冷却剤が尽きたために4つの赤外線カメラ

                                            • 木星に新しい模様が発生、小天体が衝突?

                                              木星に新しい模様が発生、小天体が衝突? 【2009年7月22日 CBET 1882】 木星の南極付近に、この数日以内に天体が衝突してできたらしい新しい模様が発見された。天体の正体はわかっていないが、15年前のちょうど同じ時期に木星に衝突して話題になったシューメーカー・レビー彗星のような彗星、あるいは小惑星ではないかとみられている。 木星の南極付近(図の上端左あたり)に写っている黒い部分が、天体の衝突痕らしい模様。クリックで拡大(提供:Anthony Wesley) ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたシューメーカー・レビー彗星の衝突痕。1994年7月21日撮影。クリックで拡大(提供:Hubble Space Telescope Comet Team) この模様に最初に気付いたのはオーストラリアのAnthony Wesley氏で、7月19.56、19.66日(世界時)に撮影した画像から発見された。大

                                              • 木星に小天体が衝突 京都大学の観測チーム等が捉える

                                                【▲ 観測された木星の閃光(Credit: OASES)】10月15日(金)、小天体が木星に衝突したことが原因と思われる閃光を木星の北半球で日本の天体観測家らが観測しました。この出来事は米国のニュースサイト「Space.com」や「Newsweek」、国内では「NHK」などが報じています。 この衝突現象は、京都大学附属天文台の有松亘特定助教が率いる「OASES(Organized Autotelescopes for Serendipitous Event Survey)」によって観測されています。 京大のプロジェクトチームがTwitterに投稿した内容によると、沖縄県の宮古島に設置したPONCOTS観測システムを用いて可視光500-750nm及び889nmメタンバンドの2種類の波長域による同時観測に成功。これは世界で初めての事と言います。 また、投稿された木星の画像はメタンバンドで撮影さ

                                                  木星に小天体が衝突 京都大学の観測チーム等が捉える
                                                • 木星の南極付近に小天体が衝突か | スラド サイエンス

                                                  7 月 20 日午前 3 ~ 9 時 (PDT、日本時間同日 19 時~翌 1 時) にかけ、ハワイ・マウナケア山にある赤外線望遠鏡 (IRTF) で、木星へのなんらかの小天体の衝突と思われる現象が観測されたようだ。衝突の場所は木星の南極付近 (NASA のニュース記事より) 。赤外線撮影画像も公開されている。 カリフォルニア州にある NASA ジェット推進研究所 (JPL) の天文学者グレン・オルトン氏によると、突然できたこの染みは直径は地球よりやや小さく、未観測の彗星か小惑星が木星に最近衝突して生じたものだという (National Geographic News の記事、その日本語版) 。 木星への小天体の衝突というと、15 年前のシューメーカー・レヴィ第 9 (SL9) 彗星が思い出される。SL9 彗星の木星への衝突は 1994 年 7 月 16 ~ 22 日にかけて起こったので、

                                                  • NASAの地球防衛実験、小天体に体当たりする探査機を打ち上げ

                                                    小惑星ディモルフォス(左)に衝突しようとするNASAのDART探査機と、それを見守るイタリア宇宙機関のLICIAキューブ(右下)。この衝突により、ディディモス(右上)を周回するディモルフォスの軌道を変化させる予定だ。(IMAGE BY NASA/JOHNS HOPKINS, APL/STEVE GRIBBEN) 11月24日(米国時間の23日)、米国カリフォルニア州にあるバンデンバーグ宇宙軍基地から、NASA(米航空宇宙局)のDART(Double Asteroid Redirection Test:二重小惑星方向転換試験)探査機が打ち上げられた。全てがうまく行けば、DARTは太陽の周りを10カ月間旅した後、2022年9月27日(米国時間の26日)に、ディモルフォスという小さな天体に衝突することになっている。 直径160メートルのディモルフォスは、ディディモスという一回り大きな小惑星の周囲

                                                      NASAの地球防衛実験、小天体に体当たりする探査機を打ち上げ
                                                    • 太陽系の遠方にある小天体の連星

                                                      【2012年2月20日 ジェミニ天文台】 ジェミニ天文台の観測から、太陽系の果てのカイパーベルト天体「2007 TY430」の連星同士の軌道が、形成から変わっていないことがわかった。この発見はこれらの小天体の形成環境を探るうえで重要な手がかりになりそうだ。 ジェミニ北望遠鏡が撮影した連星系2007 TY430(画像中央)。クリックで拡大(提供:発表資料より。以下同) 連星系2007 TY430の軌道。観測された点を十字や丸で、そこから求められた軌道を滑らかな楕円で示している。クリックで拡大 海王星の外側には、「カイパーベルト天体(KBO)」または「太陽系外縁天体」などと呼ばれる小天体が数多く存在していることが知られている。これらの天体は主に氷でできており、太陽系初期の姿を残していると考えられる。 そのうちの1つが、太陽からおよそ40天文単位(AU)離れた「2007 TY430」だ。すばる望

                                                      • 木星に小天体衝突か 米で閃光現象を目撃

                                                        【2012年9月11日 Universe Today】 10日、木星の表面に小天体の衝突らしき閃光が目撃された。その瞬間をとらえた画像も公開されており、今後は衝突の痕跡が観測できるかどうかに注目が集まる。 米オレゴン州で木星の観測を行っていたDan Petersenさんは、10日11時35分ごろ(世界時。日本時間同日20時半ごろ)に木星表面の閃光を目撃し、月惑星研究会(ALPO)のオンラインフォーラムに報告した。投稿を見たテキサス州のGeorge Hallさんが撮影した木星の動画を確認したところ、その瞬間が見事にとらえられていることがわかった。画像投稿サイトで動画を見ることができる。 今後の観測で表面に残された衝突の痕跡が確認されれば、小天体衝突はさらに確実だ。木星表面の位置(Pete Lawrenceさんによる図)を参考に観測してみよう。 小天体衝突によるとみられる木星の閃光は過去にも数

                                                        • 太陽系の謎に挑む小天体探査

                                                          2015年、数千年ぶりに太陽に接近したC/2014 Q2ラブジョイ彗星(2枚の画像を組み合わせた)。太陽系を取り巻いていると考えられる領域「オールトの雲」から飛来したとみられる。太陽系外縁の領域では4000個ほどの彗星が確認されているが、実際には何十億個もあると推定されている。(VELIMIR POPOV AND EMIL IVANOV AT THE IRIDA OBSERVATORY) 観測や探査の技術が進歩し、太陽系に散らばる小惑星や彗星の知られざる姿が明らかになってきた。こうした小さな天体は太陽系の成り立ちや生命の起源を探る手がかりを与えてくれる。 この17秒のために過去16年間心血を注いで準備を進めてきた。いよいよその時を迎える。 だが、惑星科学者のダンテ・ローレッタは冷静そのもので、食い入るようにモニターを見つめていた。そこには、ごつごつしたひし形の天体のシミュレーション画像が3

                                                            太陽系の謎に挑む小天体探査
                                                          • 小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目

                                                            小惑星キロンによる恒星食の観測から、キロンの周囲に環あるいは対称ジェットのような物質の存在が明らかになった。もし環であることが確認されれば、同じくケンタウルス族小天体であるカリクロに続いて2例目となる。 【2015年3月19日 マサチューセッツ工科大学】 太陽系内には、環を持つ天体が5つ知られている。土星、木星、天王星、海王星といった惑星に加えて、2014年には初めて小天体にも環が発見された(参照:「小惑星カリクロに環を発見、小天体として初」)。このカリクロは、「ケンタウロス族」と呼ばれる、彗星と小惑星の特徴を併せ持つ天体の1つだが、新たにもう1つのケンタウロス族天体「キロン」にも環のようなものが検出された。キロンは1977年に発見された初のケンタウロス族天体で、小惑星(2060 Chiron)と彗星(95P/Chiron)の両方の符号を併せ持つ。 キロンに環があるとすれば、小天体としては

                                                              小惑星キロンに環? 確認されれば小天体2例目
                                                            • 観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1

                                                              最近発見された小天体「A/2017 U1」は、その軌道や運動から太陽系外に起源を持つと考えられており、観測史上初の恒星間天体かもしれないという。 【2017年10月30日 NASA JPL/University of Hawaii-IfA】 10月19日、ハワイ大学のRob Werykさんがハワイに設置されているパンスターズ1望遠鏡を使った観測で、高速で移動する直径400m未満の小天体を発見した。小惑星センターに報告された当初は彗星と思われたことから「C/2017 U1」との仮符号が付けられたが、その後の観測では彗星活動が見られないことから、現時点では「A/2017 U1」と呼ばれている。 その後、別の日の観測や別の望遠鏡による観測のデータを集めてこの天体の軌道を調べてみたところ、A/2017 U1がどうやら太陽系の外からやってきたらしいことが明らかになった。もしこれが本当なら、観測史上初

                                                                観測史上初の恒星間天体か、小天体A/2017 U1
                                                              • 月の起源に新説、小天体が何度か地球に衝突

                                                                月の起源は「原始地球と火星ほどの天体との衝突」とする説が広く受け入れられているが、コンピュータシミュレーションによる研究で「より小さい天体の複数回の衝突」とする新説が発表された。 【2017年1月16日 Weizmann Institute of Science】 月の形成過程について現在最も受け入れられているのは「ジャイアント・インパクト(巨大衝突)説」というシナリオだ。原始地球に火星サイズの天体が激しく衝突し、その破片から月が作られたというものである。 このシナリオでは、衝突した天体の大きさや衝突速度、ぶつかる角度などの条件が「現在の月にちょうどいい」ものだったという強い制限がある。言い換えれば、この説に従えば「現在の月は非常に幸運が重なってできた」ということになる。また、衝突天体と地球の化学組成の違いが月に残る、つまり地球と月の組成は異なるはずと考えられるが、月の石の分析などから地球

                                                                  月の起源に新説、小天体が何度か地球に衝突
                                                                • 木星に小天体衝突? ”発光現象” 新潟 天体観測愛好家が撮影 | NHK

                                                                  天体観測の愛好家 関根正道さん びっくりしました。非常にはっきり分かる明るさだったので。こんなものが撮れてたのかということで、びっくりしました。ベランダのほうで機材をおいて望遠鏡に取り付けたカメラで写した映像をパソコンで記録するというような形で。 関根さんは、木星表面の模様の変化を記録したいと撮影に挑戦してきました。 夜通し撮影することもあったといいます。 こうしたなか8月29日、木星表面が明るく輝く現象が確認されたという情報がSNS上を駆け巡りました。この日は機械に撮影を任せて寝ていたという関根さん。この情報を知って急いで動画が記録されたファイルを確認しました。 すると。 動画には、木星表面で丸い点が2秒ほど明るく輝く様子が記録されていました。

                                                                    木星に小天体衝突? ”発光現象” 新潟 天体観測愛好家が撮影 | NHK
                                                                  • 小型望遠鏡で捉えた太陽系最果てにある小天体の影|国立天文台(NAOJ)

                                                                    太陽系の最果てにある極小サイズの天体が、背景の恒星を隠す現象が捉えられました。大型望遠鏡をもってしても直接観測することが不可能な現象を、市販の小型望遠鏡でキャッチし、極小天体の発見につながったのです。この発見は、いまだに謎の多い太陽系の誕生時の姿を知るための大きな手掛かりとなります。 太陽系で最も太陽から遠い惑星である海王星の外側には、地球を始めとする惑星を作る材料になった半径1キロメートルから10キロメートルほどの小天体が、惑星への成長過程からとり残された結果、現在も存在していると予測されてきました。しかしこのサイズの小天体はあまりに暗く、すばる望遠鏡などの大型望遠鏡を使っても直接観測することはできませんでした。 元国立天文台研究員で、現在は京都大学所属の有松亘(ありまつ こう)研究員を中心とする研究グループは、このような小天体を、まったく別の方法で確認する観測を実施しました。市販の口径

                                                                      小型望遠鏡で捉えた太陽系最果てにある小天体の影|国立天文台(NAOJ)
                                                                    • プラハの春と隕石 - 阿部新助 | 寄稿集 | MEF 小天体探査フォーラム | The Planetary Society of Japan - 日本惑星協会

                                                                      プラハの春と隕石 Author : Shinsuke Abe Junk Stage - 星空の旅人 2009/05/19 から転載 2006年08月の冥王星降格事件以来、約三年振りにチェコに舞い戻ってきた。今回の滞在は、05月09日から9日間。隕石火球国際会議とプシュブラム隕石50周年記念、そしてチェコのズデネェック・セプレハ(Zdenšk Ceplecha)教授80歳記念を兼ねた会議(Bolides and Meteorite Falls)である。参加者は約60名。国際会議としては最も小規模な部類の学会だが、チェコ、スロバキア、ロシア、カナダ、ポーランド、タジキスタン、イタリア、バチカン、スイス、フランス、スペイン、イギリス、ノルウェー、フィンランド、ドイツ、アメリカ、チリ、日本、そして台湾から、その道の精鋭達が名を連ねた。 ティホブラーエが天体観測していたクレメンティヌ天文塔から望むプ

                                                                        プラハの春と隕石 - 阿部新助 | 寄稿集 | MEF 小天体探査フォーラム | The Planetary Society of Japan - 日本惑星協会
                                                                      • 海王星の外、太陽周回する小天体…米チーム発見 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                        【ワシントン=中島達雄】太陽系で一番外側の惑星である海王星よりさらに遠い場所で、太陽を周回する新しい小天体(直径約400キロ・メートル)を発見したと、米天文研究チームが、27日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 小天体は太陽から最も近い場所で約120億キロ・メートル、遠い場所で約676億キロ・メートルの地点を通過する楕円(だえん)軌道を回る。地球と太陽の距離の約80倍〜452倍にあたる。 小天体が見つかったのは、「オールトの雲」という氷と岩が多数集まった領域の内側で、2003年に似たような小天体が発見され、セドナと名付けられた。国立天文台の渡部潤一副台長は「セドナ同様の天体がほかにもあることは予測されていたが、今回の発見はそれを裏付けるものだ。小天体の形成過程は不明で、発見例を増やす必要がある」と話している。

                                                                        • 太陽系に飛び込んだ小天体は「オウムアムア」 名称が決定 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

                                                                          なぞなぞの言葉ではありません。2017年10月19日に史上初めて太陽系外から太陽系内に飛び込んできたことが観測された、小惑星か彗星かと思われた天体「A/2017 U1」。こちらの名称が「オウムアムア(Oumuamua)」に決定されました。 このオウムアムアは9月から10月にかけて、太陽系に飛来した小天体です。そのサイズは直径400メートル以下で、極めて高速で移動しています。また軌道を計算した結果、同天体は太陽系外で誕生した可能性が高いとされているのです。 そして、オウムアムアとはハワイ語で「遠方からの初めての使者」という意味になります。この名称はIAU(国際天文学連合)によって11月14日に発表されました。また同時に、科学的な名称も「A/2017 U1」から「1I/2017 U1」へと変更。Iは惑星間を意味します。 さらに、天体の分類も彗星ではなく「恒星間天体」として決定されました。現在、

                                                                            太陽系に飛び込んだ小天体は「オウムアムア」 名称が決定 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
                                                                          • 三菱電機 DSPACE:太陽系外から飛来した小天体オウムアムア

                                                                            10月にハワイの天体望遠鏡が奇妙な天体を発見した。最初は彗星のような軌道を持っていたため、国際天文学連合では、彗星としての仮符号”C/2017 U1”をつけて発表した。ここまではごく普通であった。ところが、その軌道が正確に決まるにつれ、世界中の研究者に衝撃が走った。というのも、その軌道がきわめて異常で、どうやら太陽系外からやってきた可能性が強くなったからである。 太陽系の中の小天体はほとんどが楕円軌道、つまり太陽の周りをぐるぐる回っている。周期性を持っているのである。一部の彗星は太陽から遠く離れた場所からやってくることもあり、放物線に近いのだが、それでももともとはきわめて細長い楕円軌道である。どちらも太陽の重力によって、そのまわりをまわっているわけである。ところが、この”C/2017 U1”は、明らかに双曲線軌道、つまり太陽系の外からやってきて、たまたま太陽に近づき、通り過ぎて去っていく、

                                                                              三菱電機 DSPACE:太陽系外から飛来した小天体オウムアムア
                                                                            • 三菱電機 DSPACE:オウムアムアに続く太陽系外からの小天体? ボリソフ彗星

                                                                              9月11日、世界中を衝撃のニュースが駆け巡った。2017年のオウムアムアに続く、新しい星間空間からやってきた天体と思われる、C/2019 Q4(Borisov)という彗星の発見である。発見者の名前を取ってボリソフ彗星という名前で公表された彗星の軌道は、それまで誰一人として見たことがない軌道を持っていた。なにしろ、その軌道の離心率が3.08という、とんでもない値だったからだ。あのオウムアムアでさえ、その離心率は1.12である。これでも十分に天文学者は驚く値だった。しかし、今回はそれを遙かに超えている。誤差の影響とか、惑星の影響とかをいろいろ考えてみても、確実に太陽系の中の天体では無く、外からやってきた来訪者と言えそうだ。 離心率について、少し詳しく説明しよう。太陽系の中の小天体はほとんどが楕円軌道、つまり太陽の周りをぐるぐる回っている。完全に円軌道だと離心率の値は0である。この値が大きくなれ

                                                                                三菱電機 DSPACE:オウムアムアに続く太陽系外からの小天体? ボリソフ彗星
                                                                              • 地球に小天体接近へ 危険なし | 2016/12/30(金) 18:49 - Yahoo!ニュース

                                                                                来年2月、地球に小天体接近=直径1キロ弱、危険なし―NASA 米赤外線天文衛星「NEOWISE(ネオワイズ)」による観測で小天体が見つかり、来年2月25日に地球に約5100万キロまで接近することが分かった。(時事通信) [続きを読む]

                                                                                  地球に小天体接近へ 危険なし | 2016/12/30(金) 18:49 - Yahoo!ニュース
                                                                                • 小惑星カリクロに環を発見、小天体として初

                                                                                  引用元:アストロアーツ 小惑星カリクロ((10199) Chariklo)は、土星軌道と天王星軌道の間を約60年の周期で公転している、直径250kmほどの小天体だ。木星軌道と海王星軌道の間に分布する「ケンタウルス族」に分類される小惑星のなかでは最大の天体である。2013年6月、このカリクロが恒星の前を横切る「小惑星による恒星食」現象が南アメリカで観測された。チリのヨーロッパ南天天文台ラシーヤ観測所など7か所で食現象が観測され、確かに星が数秒間消える様子が見られた。 しかし何よりも興味深く予想外だったのは、その食の中心の前後にも、星の減光が見られたことだ。これはカリクロの周囲に環が存在しており、その環によって星の光が遮られたということを示している。複数地点からの観測結果を合わせると、環は2本存在しており、内側の環は半径391kmで幅7km、外側の環は半径405kmで幅3kmであるとわかった。

                                                                                    小惑星カリクロに環を発見、小天体として初