今日も「おそらくこの場でしか耳にされることがないであろう」懐かしい歌を取り上げます。 歌い手の名は、伊東ゆかり。 1960年代の歌謡シーンを語るのに欠かせない存在のひとりです。 小学生時代から進駐軍キャンプで歌い始め。 そして、11歳だった1958年「かたみの十字架/クワイ河マーチ」で本格レコードデビュー。 10代の頃は、洋楽のカバーを多く歌っていました。 そして、1967年にリリースした「小指の想い出」。 ♪あなたが噛んだ 小指が痛い 昨日の夜の 小指が痛い~ 印象的な歌詞で始まるこの歌は、当時知らぬ者はいないほどの「国民的なヒット」となりました。 シンプルきわまりない覚えやすいメロディーとともに、彼女の一番の代表作として、その後も長く歌い継がれています。 その後も「恋のしずく」「朝のくちづけ」「知らなかったの」など立て続けにヒット曲を飛ばしました。 同時期に日本のポップス界を牽引した中