【中古】 白鳥の王子 ヤマトタケル 西戦の巻(下) 角川文庫/黒岩重吾(著者) 価格: 605 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 4世紀末の倭国。12代景行天皇(オシロワケ王)の治世で、まだ三輪王朝(ヤマト政権)の統治が定まっていない時代。双子の兄大碓の弟として子碓と呼ばれた倭 男具那(ヤマト オグナ)は、勇猛にして慈愛を持った性格から家臣たちの信頼を受けている。反面父や兄、親族からは自分の立場を脅かす者と思われて疎まれ、かつ王権を奪おうとする豪族たちから命を狙われていた。 卑弥呼が邪馬台国として北九州を支配していた頃、熊襲(九州南部)を抑えていたが、邪馬台国が大和に移ってからは(サラリと言及している)、熊襲は川上建(タケル)を首領として九州北部にまで勢力を伸ばしていた。勢いに脅かされている周囲の国から応援を求められていたオシロワケ王は、息子の男具那に熊襲征伐を命じる。男具那は妻の弟橘媛(