東大では、第二外国語の授業に力を入れている。なぜか。東大カルペ・ディエム『東大1年生が学んでいること』(星海社新書)より、東大独自の語学プログラムでフランス語を学んだ学生のエピソードを紹介する――(第1回) 【この記事の画像を見る】 ■爆速で語学力が向上する東大の授業の中身 トライリンガル・プログラム(TLP)とは、日本語、英語に加えて第二外国語を本格的に学び、1年で実用レベルの外国語を習得する授業です。 TLPに所属すると、通常の第二外国語の授業とは別に、外国語のネイティブ教員などによる演習授業を受けることになり、他大学とは比較にならないほど速いペースで授業が進んでいきます。 加えてTLPコースは、演習授業とは別に、国際研修という海外研修が行われることが多く、学習した外国語を実際に海外で使用する環境にも恵まれています。現在は、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、韓国朝鮮語、スペイン語