昨今、ChatGPTをはじめとする会話型AI(人工知能)が人気ですが、1990年代後半にも簡単な会話ができる「人工無能」と呼ばれる会話ボットが流行したことがありました。現代のAIに比べればほとんど役に立たないものですが、簡単に作成できて言葉遊びを楽しめて面白いものです。Rustの学習題材としてぴったりなので作成してみましょう。 人工無能を実行したところ 会話型ボットのルーツ「人工無能」 SF小説や物語では、感情を持ったロボットが登場し、あたかも人間のように会話する場面が描かれます。日本のアニメでは、鉄腕アトムやドラえもんなど、とても親近感を覚えるロボットが登場します。昨今の会話型AIには感情はないものの、人間とまともな会話ができるという点では、理想のロボットに近づいていると言えるでしょう。 今回作成する人工無能は、インターネットが普及した1990年代後半から2000年代において、流行したも