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  • 作家・山崎豊子没後10年 なぜ今も漫画やドラマが作られるのか | 毎日新聞

    29日に没後10年を迎える作家、山崎豊子(1924~2013年)。人情ものや社会派小説など作品の魅力は色あせない。この10年の間にも『白い巨塔』が初めて漫画化され、困難とみられていた『沈まぬ太陽』のテレビドラマ化が実現した。 なぜ山崎作品は今なお繰り返しメディア化されるのか。作り手たちに理由を聞くと、リアリティーへのこだわりも見えてきた。 <Zのメスを持つ男> 印象的なタイトルで幕を開けるのは、18~21年に『月刊コミックバンチ』(新潮社)で連載された安藤慈朗さんの漫画「白い巨塔」だ。<これは医療が神への祈りであることを忘れ 現代の「白い巨塔」に挑み その野望に敗れた男たちの物語である――>。冒頭、そうつづられる。 原作は正編が65年、続編が69年に刊行された山崎の同名小説。60年代初めの大阪の大学病院を舞台に、野心的な外科医・財前五郎と、彼の同窓で出世に無関心な内科医・里見脩二の対照的な

      作家・山崎豊子没後10年 なぜ今も漫画やドラマが作られるのか | 毎日新聞
    • 紫式部の足跡をたどって(上) 大津の石山寺「湖面の月」構想の源に:中日新聞Web

      平安時代に紫式部が書き上げた長編文学作品「源氏物語」は、この一節から書かれたとされる。登場するのは、第12帖「須磨」。主人公・光源氏が女性関係を発端に官位を剝奪され、都を退去する。須磨の地で、都を恋しがる気持ちを歌に表している。 紫式部が物語の着想を得たのは石山寺(大津市)だったと、「石山寺縁起絵巻」や注釈書の「河海抄(かかいしょう)」に伝わる。仕えていた中宮彰子から新しい物語...

        紫式部の足跡をたどって(上) 大津の石山寺「湖面の月」構想の源に:中日新聞Web
      • 青春アドベンチャー「逆光のシチリア」覚え書き - “軌跡”

        2024/5/27〜6/7まで放送された、「青春アドベンチャー 逆光のシチリア」全10話まとめです。和樹さんの当て書き主演ということでとても期待していたラジオドラマだったのですが、その期待を大きく超える面白さで毎日楽しませてもらいました。 最初は簡単なメモを残すためにとまとめ始めたのですが、あれも残しておきたいこれも残しておきたい…としている間に物凄い量になってしまいました笑 後半になればなるほど会話の書き取りが増えています。ラジオを聴きながら書き起こしている形になるので、聴き間違いや誤字脱字がある可能性もありますのでご了承ください。途中私の感想が挟まっている箇所もあります。 また、作品内のモノローグは全て書き起こしています。アウレリオのモノローグは『』、ベネデットのモノローグは【】でまとめています。 とても長い覚え書きメモになりましたが、どのような作品だったか知るのに役立てていただけると

          青春アドベンチャー「逆光のシチリア」覚え書き - “軌跡”
        • 出来ることなら永遠に美しく未完成のままで - 高橋幸宏『二人でくらしてみたいね』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ

          誰かを待つ時間、あなたはどんな風に過ごすでしょうか。 その人が来たときの第一声を考えたり、そのあとの時間に思いを馳せたり、あるいはメールチェック、SNS、携帯ゲームなど、過ごし方はさまざま。 この連載では、そんな「待つ時間」にそっと寄り添う音楽を、DJ、作詞、音楽演出など幅広い活動をしているカワムラユキさんに毎回紹介していただきます。 バックナンバー 選択してください 都会でしか生きられないと思い込んでいた僕...車窓から眺める朝焼けは東京を美しく照らし...眠っている宝物を見つけ出すまでは - サ...あるはずのない楽園を追い求めるばかりに ...出来ることなら永遠に美しく未完成のままで...長く暮らしたこの街を離れる君に - 玉置...少しも傷つかずにぼんやりと、平常心で居ら...ラッキーはスイートだけど時に苦い - I...積み重なる経験値は幻のように - 山田タ...未だ見ぬ“向こ

            出来ることなら永遠に美しく未完成のままで - 高橋幸宏『二人でくらしてみたいね』|渋谷で君を待つ間に|カワムラユキ
          • 【『サイボーグ009』誕生60周年記念】オール読み切り・完全新作の豪華アンソロジー『サイボーグ009トリビュート』が7月8日発売!

            【『サイボーグ009』誕生60周年記念】オール読み切り・完全新作の豪華アンソロジー『サイボーグ009トリビュート』が7月8日発売!SFマンガの金字塔『サイボーグ009』に捧げる、豪華執筆陣9名によるオリジナル小説集 株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、石ノ森章太郎による傑作SFマンガ『サイボーグ009』を原作とした豪華執筆陣による小説集『サイボーグ009トリビュート』を、河出文庫より2024年7月8日に刊行いたします。 ■天才マンガ家、石ノ森章太郎による不朽の名作『サイボーグ009』 『サイボーグ009』は、1964年「週刊少年キング」7月19日号より連載が開始され、その後も「週刊少年マガジン」、「冒険王」、「COM」、「マンガ少年」、「週刊少年サンデー」、「SFアニメディア」など、複数の出版社のさまざまな雑誌で描きつがれてきた、石ノ森章太郎のライフワークとされる

              【『サイボーグ009』誕生60周年記念】オール読み切り・完全新作の豪華アンソロジー『サイボーグ009トリビュート』が7月8日発売!
            • ジェーン・スーさん・伊藤亜和さんに聞く「家族について書くということ」#創作大賞2024|noteイベント情報

              エッセイストとして多数の作品を発表しているジェーン・スーさん。ラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』のパーソナリティを務めるほか、作詞家としても活躍しています。 X(旧Twitter)にポストされた伊藤亜和いとう あわさんのnote「パパと私」を読んだスーさんは、「地獄のTwitterにも天国あり」と感動しシェア。スーさんをはじめ多くのひとにシェアされたことで「パパと私」は大きな反響を呼び、創作大賞2023 メディアワークス文庫賞を受賞しました。本作は伊藤さんのデビュー作『存在の耐えられない愛おしさ』にも収録されています。 父親についてエッセイに綴っているという共通点があるスーさんと伊藤さん。お二人をお招きした今回のイベントでは、家族について書くことや、エッセイを書くひとへのアドバイスなどをおうかがいしました。 「何人たりとも私を傷つけることはできない」という意地「パパと私」がバズったとき─

                ジェーン・スーさん・伊藤亜和さんに聞く「家族について書くということ」#創作大賞2024|noteイベント情報
              • 「調査ものがいいね」 井上靖が才能認めた新聞記者・山崎豊子の記事 | 毎日新聞

                「白い巨塔」など、数々のベストセラー作品を世に送り出した作家、山崎豊子(1924~2013年)。小説を書き始めたのは新聞記者時代の上司、井上靖との交流がきっかけとされる。この2人を結びつけた1本の記事がある。 <紡績女工を現地にみる> 終戦翌年の46年10月、山崎が書いた渾身(こんしん)のルポルタージュだ。自身は作家となった後、徹底した調査で「取材の鬼」と称された。「山崎君は調査ものがいいねぇ」。井上が山崎にこんな賛辞を贈ったその記事は、どんな内容だったのだろうか。 【関連記事】手がかりは「女工哀史」〝取材の鬼〟山崎豊子の記事を探し出すまで 「井上デスク」から記者の手ほどき 「井上さんにお目にかからなかったら、作家にならなかっただろうと思います」 山崎が生前、雑誌でジャーナリストと対談した時の言葉だ。それほど山崎にとって、井上は作家人生に大きな影響を与えた存在だった。 毎日新聞学芸部でとも

                  「調査ものがいいね」 井上靖が才能認めた新聞記者・山崎豊子の記事 | 毎日新聞
                • 『親愛なる』を再度紹介する(2015)|どっぱく

                  およそ10年の沈黙を破って『親愛なる』文庫版が発売されましたが、やはりこれがなんなのか説明が難しいので、2015年にブログで公開していた記事を再公開します(リンクは最新のものにしました)。 『親愛なる』文庫版は8月末までの超限定販売中です! 昨年いとうせいこうさん、ボストークチーム(伊藤ガビン+いすたえこ+ucnv)、BCCKSでつくったパーソナライズ小説『親愛なる』が東京TDC賞 2015のRGB賞を受賞した。RGB賞(おもにスクリーンメディアの作品を扱う部門賞)なのに作品形態が紙の本、しかも作品のコアがその本そのものでもそれをつくるWebサービスでもないという壮絶なわかりづらさのなか評価をいただけてありがたい限りなのだけど、それにしてもわかりずらいということでもろもろ情報を集めつつ再発売を告知しておきます。 いとうせいこう、伊藤ガビン、いすたえこ、ucnv、BCCKS|親愛なる|AWA

                    『親愛なる』を再度紹介する(2015)|どっぱく
                  • 男性作家中心、過去の話…テーマ多彩「戦国時代」に新たな視点も

                    【読売新聞】 長く書き継がれてきた時代・歴史小説は近年、男女を問わず新たな書き手が増えた。題材も広がりを見せるなど、今までと異なる潮流が生まれている。連載「時代・歴史小説の世紀」第三部は、令和の世を迎えて百花 繚乱 ( りょうらん

                      男性作家中心、過去の話…テーマ多彩「戦国時代」に新たな視点も
                    • <書評>『列』中村文則 著:東京新聞 TOKYO Web

                      不条理とは他者や世界との関わりが条理や道理にあわないこと。文学ではカミュ、カフカ、安部公房などが代表格である。たとえばベケットの『ゴドーを待ちながら』は、ふたりの男が一本の木の下でゴドーという人物を待ち続けるだけの話。なぜ待つのか。約束はあるのか。ゴドーとは誰か。なにも説明はなく意味もわからない。ゴドーとは「神」の比喩ではあるが、解釈は読者の自由に任される。 本書も不条理文学である。3部構成で第1部はただ列に並んでいるだけの男の話。列にいつから並び何のためか、理由や意味は一切語られない。列は複数存在するようだが、先頭は見えず最後尾も不明。第2部は猿の生態を研究する非常勤大学講師の男が、猿と人間とを比較し知性、悪、道徳をとおして生のあり方を考える。 第3部では再び列の話に戻り、猿研究者としての生き方を考える話。列とは男の白昼夢か。全編をとおして人間の理性、共感、道徳性の能力を問う。人間には知

                        <書評>『列』中村文則 著:東京新聞 TOKYO Web
                      • 『源氏物語』最大のナゾ。なぜ藤原氏全盛期に<源氏>?なぜ源頼朝らが傾倒した痕跡はない?日本史学者「広まったきっかけは室町幕府・足利義満で…」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

                        大石静さんが脚本を手掛け、『源氏物語』の作者・紫式部(演:吉高由里子さん)の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合、日曜午後8時ほか)。ドラマの放映をきっかけとして、平安時代にあらためて注目が集まっています。そこで今回「源氏物語」について、『謎の平安前期』の著者で日本史学者の榎村寛之さんに解説をしてもらいました。 【写真】「源氏物語貝桶」江戸時代。斎宮歴史博物館蔵 * * * * * * * ◆なぜ藤原氏の全盛時代に「源氏物語」だったのか 平安時代に紫式部が創作した小説、『源氏物語』。世に数ある物語の中でも、ひときわ時代を超えて愛されてきました。 その理由はいろいろあると思われますが、実は政治的な背景も無視することはできません。そもそも『源氏物語』が『藤原』物語であれば、この話はどこまで残っていたと言うほど、源氏という言葉にはインパクトがあるのです。 源氏物語は、摂関家時代に書かれた

                          『源氏物語』最大のナゾ。なぜ藤原氏全盛期に<源氏>?なぜ源頼朝らが傾倒した痕跡はない?日本史学者「広まったきっかけは室町幕府・足利義満で…」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース
                        • 安部公房の特集上映に「時の崖」「仔象は死んだ」など11本、石井岳龍らのトークも

                          なお初日の8月17日には「詩人の生涯」「時の崖」の上映後に映画監督・石井岳龍のトークが行われるほか、翌18日に鴻上尚史、21日にケラリーノ・サンドロヴィッチ、22日に岩崎加根子が登壇する。詳細は劇場公式サイトで確認してほしい。 生誕100年記念特集 シネアスト安部公房2024年8月17日(土)~23日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷 <上映作品> 「時の崖」 「おとし穴」 「砂の女」 「他人の顔」 「燃えつきた地図」 「壁あつき部屋」 「億万長者」 「白い朝」 「詩人の生涯」 「1日240時間」 「仔象は死んだ」 <トークショー> 8月17日(土)「詩人の生涯」「時の崖」上映後 ゲスト:石井岳龍 8月18日(日)「仔象は死んだ」上映後 ゲスト:鴻上尚史 8月21日(水)「砂の女」上映後 ゲスト:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 8月22日(木)「仔象は死んだ」上映後 ゲスト:岩崎加根子

                            安部公房の特集上映に「時の崖」「仔象は死んだ」など11本、石井岳龍らのトークも
                          • 前川ほまれ × 駒木結衣『藍色時刻の君たちは』対談 「被災地出身の自分にしか書けないこともあるのではないか」

                            前川ほまれ『藍色時刻の君たちは』(東京創元社) 現役の看護師でもある作家・前川ほまれの小説『藍色時刻の君たちは』(東京創元社)が、第14回山田風太郎賞を受賞するなど各所から高い評価を得ている。 自身の出身地でもある宮城県の港町を舞台に、ヤングケアラーの高校生3人が2011年の東日本大震災に直面する姿と、それから10年余りが過ぎた2022年に彼女/彼らが東京で再会するまでを描いた作品だ。人が人を支えることの難しさと尊さを描き出した内容は、今なお困難の最中にある能登半島の被災地をはじめ、これから起こりうるさまざまな災害に寄り添う意味でも、一つの有意義な視座を与えてくれる作品だ。 リアルサウンド ブックでは、著者と同じく宮城県の港町出身で、現在はウェザーニュース気象キャスター・防災士として活躍する駒木結衣との対談を企画。2011年の東日本大震災の発生当時、ちょうど地元を離れていたために津波被害に

                              前川ほまれ × 駒木結衣『藍色時刻の君たちは』対談 「被災地出身の自分にしか書けないこともあるのではないか」
                            • 📖 【 近刊案内 】 📖 - 果てしない青のために

                              『果てしない青のために』 (土曜美術社出版販売) A5版 120p. 2,200円(税込) 真夜中の観覧車 六月の鯨 午後 坂のある街 破鏡 など 全27篇 ¸.•.¸¸୨˚̣̣̣͙୧¨*✼*¨୨˚̣̣̣͙୧¸¸.•.¸ 海へ伸ばした指先で何度も繰り返しながら 空に刻まれたあなたの名前をなぞってみる 待ちかねたように優しい光が幾つもこだまする 吹いてくる吹いてくるまた風が吹いてくる 吹いてくるあなたがくるまたあなたがきてくれる せつなさがあふれてどうにも止められないときは 誘われるまま透きとおる青になって海をわたる おそらくいのちはいくたびも姿を変えるだろう いつかあなたとひとつになるからきっとなるから 大きな願いそのものに成り代わろうとするように (「墓碑銘」より) ¸.•.¸¸୨˚̣̣̣͙୧¨*✼*¨୨˚̣̣̣͙୧¸¸.•.¸ Amazonでも予約受付中! https://amzn.a

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                              • 平安時代も令和のSNSと一緒⁉ キラキラした「映える部分だけ見せる派」と、リアルな自分として「闇もさらけ出す派」がいた【NHK大河『光る君へ』#30】|2ページ目|OTONA SALONE

                                とはいえ、この会では『枕草子』の評価はさほど高くないようです。あかねは「でも 私 読んでみましたけどさほど 面白いと思いませんでした」と感想を率直に話しています。また、敏子については「先生の「カササギ語り」の方がはるかに面白うございました」と述べているように、まひろの物語の方を気に入っているようです。 定子(高畑充希)派の男性陣は『枕草子』を大絶賛していますが、四条宮の姫たちの関心を惹くのは難しかったようですね。 平安時代、権力者の「影」の部分を書き留めないのが一般的だった 『光る君へ』の29話には、ききょうが執筆した『枕草子』をまひろが読むシーンがありました。ききょうは執筆の目的について、亡くなった中宮・定子(高畑充希)の美しく、聡明でキラキラと輝いていた姿、この世のものとも思えぬほど華やかであった後宮の様子が後の世まで語り継がれるよう書き残しておいたと説明しています。まひろは「生き生き

                                  平安時代も令和のSNSと一緒⁉ キラキラした「映える部分だけ見せる派」と、リアルな自分として「闇もさらけ出す派」がいた【NHK大河『光る君へ』#30】|2ページ目|OTONA SALONE
                                • 京都アニ「響け!ユーフォニアム」の登場人物が源氏物語の世界に降臨!黄前久美子など10名、きらびやかな平安装束まとう【京都府宇治市】 - ALCO 宇治・城陽 山城地域の情報サイト

                                  宇治市が「紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト」の一環として、株式会社京都アニメーション(本社:京都府宇治市)と連携した取り組みを行い、2024年1月31日(水)、「響け!ユーフォニアム」の描き下ろしイラストをお披露目されました! 「響け!ユーフォニアム」も『源氏物語』宇治十帖も宇治が舞台になっていますが、今回は2つの物語の世界がコラボレーションするかたちで、「響け!ユーフォニアム」の登場人物が源氏物語の世界に降臨! 主人公の黄前久美子さんなど10名がきらびやかな平安装束を身にまとい、ユーフォニアムにかえて平安時代の楽器を演奏するなどしています。 原画の背景は「宇治市源氏物語ミュージアム」館内の「平安の間」をもとに描かれていて、平安時代の「和」の色合いにこだわり、当時の雰囲気を美しく表現。 実際に目にすると、雅で華やかな世界観を間近に感じることができました。 そして… 3つのイラスト

                                    京都アニ「響け!ユーフォニアム」の登場人物が源氏物語の世界に降臨!黄前久美子など10名、きらびやかな平安装束まとう【京都府宇治市】 - ALCO 宇治・城陽 山城地域の情報サイト
                                  • 歴史に興味を持った人がぶち当たる壁「史実と歴史物語のギャップ」とは?|まいどなニュース

                                      歴史に興味を持った人がぶち当たる壁「史実と歴史物語のギャップ」とは?|まいどなニュース
                                    • 小路幸也『キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン』愛って何だろうね。何歳になってもわからないよ

                                      小路幸也『キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン』 愛って何だろうね。何歳になってもわからないよ 下町で老舗古書店〈東亰(とうきよう)バンドワゴン〉を営む大家族・堀田(ほつた)家を描いた、小路幸也さんの人気シリーズ第十九弾『キャント・バイ・ミー・ラブ』が刊行されます。 この物語の主人公、昭和の頑固おやじ・堀田勘一(かんいち)も御年九十歳を迎えますが、店の帳場にどっかと座り、まだまだかくしゃくとしてその存在感を見せつけています。さて、今作では、勘一御大の周囲で、不倫のうわさやら浮気の疑いやら、いつもとは違う色めいたざわつきが……。物語の終盤ではなんと我南人(がなと)の隠し子騒動まで持ち上がり、目が離せない展開に。 でも、ふたを開けてみれば、そこには何ともやるせない人の情やら愛が絡んでいて、いつもながらの読者納得のハートフルな大団円が待っています。 今回のテーマ「LOVE」を、ホームドラ

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                                      • 情熱の筆・山崎豊子生誕100年:山崎作品の社会性 個と組織、描き抜くことで 作家・真山仁さん | 毎日新聞

                                        『白い巨塔』に『華麗なる一族』、『沈まぬ太陽』――。山崎豊子(1924~2013年)の小説は「社会派」と評されることが多い。その作品群に導かれるようにして作家となり、自身も社会と向き合った作品を多く発表してきたのが、経済小説『ハゲタカ』シリーズなどで知られる真山仁さん(61)だ。真山さんは、山崎作品の最大の魅力を「人間くささ」と表現。人間の生き様を通じて社会の実相を浮かび上がらせ、「文学とエンターテインメントの橋渡しをした」と位置づける。 船場商人を主人公としたデビュー作『暖簾(のれん)』(57年)など、自らが育った大阪の風俗を扱った作品で作家としての歩みを始めた山崎だが、次第にテーマを広げ、医学界を舞台とした『白い巨塔』(65年)で、社会派作家としての地歩を固めた。物語のスケールと人間ドラマの重厚さで社会派小説の新たな地平を切り開き、繰り返し映像化されている作品も少なくない。

                                          情熱の筆・山崎豊子生誕100年:山崎作品の社会性 個と組織、描き抜くことで 作家・真山仁さん | 毎日新聞
                                        • 府立中之島図書館で生誕100年記念 山崎豊子パネル展 「白い巨塔」「暖簾」など大阪を舞台にした作品資料を紹介

                                          大阪・船場に生まれ育ち、数々の社会派小説を手がけた作家、山崎豊子さん(1924~2013年)の生誕100年を記念したパネル展が4日、大阪市北区の府立中之島図書館で始まった。 「船場・中之島との関わり(その生涯と作品)」をテーマに原稿や写真、創作ノートなど約70点を展示。「暖簾」「花のれん」「女系家族」「白い巨塔」など大阪を舞台にした初期の作品資料を紹介している。 大阪商人の気骨や生き様を描いた「暖簾」の執筆に際し、生家の昆布店「小倉屋山本」で製造法などを聞き取りした取材メモ、遺産相続争いを描いた「女系家族」で参考にした「認知届」や認知の種類を細かに記したノートなどを公開。戦時下の日記や若かりし日のプライベート写真なども見られる。 かつて愛読したという50代の女性は「懐かしくて立ち寄った。どの資料も興味深い。ファッションへのこだわりがわかる写真が目を引いた」と話した。同館担当者は「戦時中の日

                                            府立中之島図書館で生誕100年記念 山崎豊子パネル展 「白い巨塔」「暖簾」など大阪を舞台にした作品資料を紹介
                                          • 街で見聞きした15年分の“つまらない会話”を収録──『面白くない話事典』刊行

                                            書籍『面白くない話事典』が、10月2日(水)に飛鳥新社から刊行される。 本書は、街で見聞きした“面白くない話”を研究して、その魅力をSNSやラジオ・TV番組で発信してきた伊藤竣泰さんによる著書。定価は1650円(税込)。 刊行に合わせて、10月13日(日)には都内でトークイベント(配信あり)も開催する。イベントの詳細は後日解禁となる。 【画像】『面白くない話事典』のサンプルページ街で収集した148個の“面白くない話”を収めた『面白くない話事典』昼下がりのファミレス、深夜のファストフード店、喫茶店や電車の中などで、誰もが耳にしたことがある、“隣から聞こえてくるめちゃくちゃつまらない会話”=“面白くない話”。 これを実際に街中で収集してきた伊藤竣泰さんの、15年分の研究成果を収録した書籍が『面白くない話事典』だ。 収録している面白くない話は148個にものぼる。 目次を見ると、「今年のフジロック

                                              街で見聞きした15年分の“つまらない会話”を収録──『面白くない話事典』刊行
                                            • ニーズのゆくえ : 田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」をめぐるケアの倫理/読みの倫理

                                              田辺聖子の短篇「ジョゼと虎と魚たち」(一九八四)を取り上げ、主人公の女性障害者ジョゼのニーズのあり方について、障害学とジェンダー研究の観点から改めて分析を行った。それにより、結末で死と等価物として映し出されるジョゼの「幸福」にディスアビリティとジェンダーによって拘束された彼女のニーズの閉塞状況を読み解き、それが一九八〇年代の女性障害者の多くに課せられた閉塞状況そのものであることを指摘した。その上で、さらにそのように読み取ることそれ自体に、現代リベラリズムに抗する読者によるケアの倫理/読みの倫理の契機を見出し、文学テクストの表象分析とケアの倫理との接続を試みた。

                                              • 紫式部の足跡をたどって(下) 京都府宇治市の宇治橋、思い交錯する悲恋の舞台:中日新聞Web

                                                源氏物語の最後の10帖は、京都府宇治市に舞台を移し「宇治十帖」と呼ばれる。平安期は貴族たちの別荘地だった宇治。「憂し(つらい)」の掛け言葉として歌に詠まれ、2人の貴公子と姫君たちの悲恋を描くのにふさわしい場所だった。

                                                  紫式部の足跡をたどって(下) 京都府宇治市の宇治橋、思い交錯する悲恋の舞台:中日新聞Web
                                                • 『オッペンハイマー』論――オッペンハイマーとクリストファー・ノーランの倫理/平野啓一郎|「新潮」編集部

                                                  映画『オッペンハイマー』は、現時点でのクリストファー・ノーラン監督の最高傑作だとする声も多いが、私も同意見である。ただ、私の場合それは、出世作『メメント』に勝るとも劣らない、という意味だが。 この映画の原作は、伝記『オッペンハイマー(原題 AMERICAN PROMETHEUS The Triumph and Tragedy of J.Robert Oppenheimer)』(カイ・バード&マーティン・J・シャーウィン著)で、勿論、他にもオッペンハイマーの『演説集』を初めとして、多くの参考資料があるようだが、いずれにせよ、史実に基づいた作品である。同時に、ノーランの過去作とも主題的に密接な連続性があり、実在のオッペンハイマーについての映画でありながら、ノーランについての映画ともなっている。インタヴューでは、実際、「逆説と倫理的なジレンマに満ちていて、私がずっと関心を抱き続けてきた類の素材」

                                                    『オッペンハイマー』論――オッペンハイマーとクリストファー・ノーランの倫理/平野啓一郎|「新潮」編集部
                                                  • 『源氏物語』最大のナゾ。なぜ藤原氏全盛期に<源氏>?なぜ源頼朝らが傾倒した痕跡はない?日本史学者「広まったきっかけは室町幕府・足利義満で…」 謎の平安前期【第12回】|連載|婦人公論.jp

                                                    大石静さんが脚本を手掛け、『源氏物語』の作者・紫式部(演:吉高由里子さん)の生涯を描くNHK大河ドラマ『光る君へ』(総合、日曜午後8時ほか)。ドラマの放映をきっかけとして、平安時代にあらためて注目が集まっています。そこで今回「源氏物語」について、『謎の平安前期』の著者で日本史学者の榎村寛之さんに解説をしてもらいました。 なぜ藤原氏の全盛時代に「源氏物語」だったのか 平安時代に紫式部が創作した小説、『源氏物語』。世に数ある物語の中でも、ひときわ時代を超えて愛されてきました。 その理由はいろいろあると思われますが、実は政治的な背景も無視することはできません。そもそも『源氏物語』が『藤原』物語であれば、この話はどこまで残っていたと言うほど、源氏という言葉にはインパクトがあるのです。

                                                      『源氏物語』最大のナゾ。なぜ藤原氏全盛期に<源氏>?なぜ源頼朝らが傾倒した痕跡はない?日本史学者「広まったきっかけは室町幕府・足利義満で…」 謎の平安前期【第12回】|連載|婦人公論.jp
                                                    • おくのほそ道:芭蕉の行きて帰りし物語マップ

                                                      芭蕉の「行きて帰りし物語」を辿る地図です。『おくのほそ道(奥の細道)』の旅のルート(経路)や歌枕、その場所で詠んだ俳句などを表示します。地理院地図の年代別空中写真(航空写真)や陰影起伏図、日本版MapWarperの「五万分一地形圖」(旧版地図)(戦前期の地図)と併せて閲覧できます。The map of Japanese haiku poet Matsuo Basho's "There and Back Again Story" known as "Oku no Hosomichi"

                                                        おくのほそ道:芭蕉の行きて帰りし物語マップ
                                                      • 紫式部の足跡をたどって(中) 福井県越前市武生、豊かな自然に感性刺激:中日新聞Web

                                                        紫式部が都を離れて過ごした唯一の地が越前だ。越前守に任命された父の藤原為時に同行し、国府があった福井県越前市(旧武生市)で暮らした。20代前半のころという。

                                                          紫式部の足跡をたどって(中) 福井県越前市武生、豊かな自然に感性刺激:中日新聞Web