【ニューヨーク=吉田圭織】米科学誌セルは20日までに発表された論文で、パンデミック(世界的大流行)を引き起こした新型コロナウイルスの起源は中国武漢市の卸売市場にいたタヌキだった可能性が高いと指摘した。米スクリプス研究所やアリゾナ大学など計23人の研究者が携わった。メタゲノム解析という手法を使い、2020年1月に華南海鮮卸売市場の壁や床などから拭い取られた遺伝子情報を基に市場にいた動物を特定した
文:萩原雅之 「ロングコロナ」という後遺症2023年5月のゴールデンウィーク明けに新型コロナウイルスが5類指定となり、約3年半にわたる流行は、形の上では一区切りついた。その後も第9波、第10波、この夏の第11波が観測され流行が収まったわけではないが、報道はほとんどなくなった。消費、イベント、外食など社会的には新型コロナウイルス前の日常にもどったかのように見える。 一方、新型コロナ感染後に軽度の後遺症を抱える人々が少なくない。これらの後遺症は「ロングコロナ(LongCovid)」と呼ばれ、軽い疲労感や息切れが発症後1年以上つづくケースもあるという。 そして、実は日本社会や日本人全体もまた、こうした目に見えづらい後遺症を抱えてしまっている。 今回取り上げるデータから、新型コロナ収束後も日本人の感情からポジティブ気分が回復せず、かつ社会的な出来事や情報に対する感情の起伏が非常に大きくなっているこ
週プレNEWS TOPニュースIT・科学新型コロナ「第11波」到来で考える、大手メディアの仕事とサイエンスコミュニケーションの大切さ【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】 新型コロナの「第11波」が到来。それ以前から波の予兆はあるのに、大手メディアは感染が拡大してから報じ、医療体制はひっ迫......を繰り返している。そこから抜け出すためにやるべきこととは? 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第57話 新型コロナの「第11波」が押し寄せている。大手メディアは、7月12日頃からようやく感染拡大について報じているが、その兆候はすでに6月半ばから見られていた。新型コロナの波が来るたびに同じことを繰り返さないために何をすべきか? 現在流行している変異株の最新状況とともに、G2P-Japanの佐藤佳氏が解説する。 * * * ■「第11波」到来と、その原因となる株 新型コロナの流行拡
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が2023年5月に「5類感染症」に移行してから記事作成時点で1年が経過しようとしており、生活の中でCOVID-19が意識される機会は少なくなりましたが、「ブレインフォグ」や「ロングCOVID」といった後遺症に関する研究結果が続々と報告されるなど、COVID-19予防が重要な事に変わりはありません。日常的に飲まれている「お茶」の効果に注目した新しい研究により、紅茶や緑茶には唾液中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を最大で99.9%不活性化させる働きがあることがわかりました。 Screening Commercial Tea for Rapid Inactivation of Infectious SARS-CoV-2 in Saliva | Food and Environmental Virology https://link.spri
テキサス大学オースティン校とその他複数の大学の研究者が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のあらゆる変異株および関連ウイルスに効果的を発揮できる可能性のある抗体「SC27」を発見したと報告しています。 Hybrid immunity to SARS-CoV-2 arises from serological recall of IgG antibodies distinctly imprinted by infection or vaccination - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2666379124003823 An antibody discovered at UT Austin could protect against all COVID variants | TPR
「新型コロナウイルスは風邪のようなもの」と思い始めた人も多いだろう。 しかし、決してそうではないことが最新研究から明らかになりつつある。 新型コロナウイルスがほかのウイルスと異なる「きわめて厄介な性質」とはどんなものなのか。 【※本記事は、宮坂昌之・定岡知彦『ウイルスはそこにいる』(4月18日発売)から抜粋・編集したものです。】 新型コロナウイルスは持続感染をするのか 最新の研究で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、流行を繰り返すありふれた風邪ウイルスとは異なる、きわめて厄介な性質を持つことがわかってきた。このウイルスがいったんからだに取り付くと、簡単には追い出せないことがあり、持続感染や潜伏感染を起こす可能性があるというのだ。 先に説明したとおり、新型コロナウイルスはからだの免疫をまぬがれるいくつもの仕組みを持つ。また、ウイルスに対していったんできた中和抗体が時間とともに減少
国立国際医療研究センターの植木紘史主任研究員と同センター並びに東京大学国際高等研究所新世代感染症センターの河岡義裕センター長/機構長らの研究グループが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が重症化するメカニズムを解明したと発表しました。 Neutrophil adhesion to vessel walls impairs pulmonary circulation in COVID-19 pathology | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-024-55272-0 免疫細胞が引き起こすCOVID-19の重症化機序を解明 | 東京大学 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/z0406_00022.html 研究チームは7つの異なる基礎疾患モデルマウ
新型コロナウイルスに感染すると、思考にモヤがかかる現象「ブレインフォグ」が発生することが知られています。新たに、11万人におよぶ被検者を対象にして研究によって、新型コロナウイルスに感染するとIQが低下する可能性が示されました。 Cognition and Memory after Covid-19 in a Large Community Sample | NEJM https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa2311330 Mounting research shows that COVID-19 leaves its mark on the brain, including with significant drops in IQ scores https://theconversation.com/mounting-research-shows-th
1月11日は、中国で初めて新型コロナによる死亡事例が発生してから5年目にあたります。2020年のこの日、中国武漢の男性が「謎の」肺感染症で死亡したと発表しました。当時の中国メディアの報道によると、この身元不明の男性は「心配な」「前例のない」症状で数日間治療を受けていたといいます。それから数週間、謎のウイルスは急速に世界中に広がり、致命的なパンデミックを引き起こしました。 フランス国営ラジオ放送局RFIの記事より。 新型コロナ初の犠牲者発生から5年が過ぎた 新聞『リベラシオン』と『ラ・クロワ』は、週末版のウェブニュースで、新型コロナウイルスのパンデミックから5年後のウイルスの蔓延、その予防、そして危険性と課題について注意を喚起し、このウイルスの悲劇的な影響を想起しました。 依然として危険な新型コロナウイルス パンデミックから5年、ウイルスはもはや世界的な嵐の中心ではなくなっているが、リベラシ
新型コロナウイルスの感染者がかなり増加してきている。 【超速報】東京6695人感染推計 新型コロナ 前週比1.17倍 実効再生産数1.028 うぁ😿⚠ 連日6千人超えさらにジワジワ増加。7千人に着実に向かっています。ただいま救急医療品質が急激に低下しています。リスク行動の際には感染対策したほうがよいかと思います。 #TY2CoV #東京6695人 #モデルナ推計 pic.twitter.com/g4DX4NTuCZ— 新型コロナちゃん速報@コロナ後遺症 緊急地震速報 熱中症警戒アラート ChatGPT ニュース速報 (@geiger_warning) 2024年7月6日 【超速報】日本全国57320人感染推計 新型コロナ 前週比1.35倍 実効再生産数1.078 増え方があかん😿連日の5万人超え。実効再生産数も1.078とかなり勢いが増してきました。新型コロナが急激に拡大してきています
2024年4月3日 感染制御プロジェクトの小原道法 特別客員研究員らは、「「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功」について Molecular Therapy に発表しました。 「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功 〜ナノ粒子製剤化していない「裸のmRNA」が全身性の副作用を 伴わず強力な免疫を誘導できることを世界で初めて実証〜 現在使われている mRNAワクチンは脂質性ナノ粒子(LNP)などの殻でくるまれて投与されているが、そのLNPが副次的有害事象を発生させている可能性が高い。 mRNAを殻で保護しない「裸のmRNA」からなるワクチンで、SARS CoV-2 (COVID-19)ウイルス感染症を予防することに、世界で初めて成功した。(mRNAワクチンにはナノ粒子が不可欠という常識を覆した) ジェットインジェクターを用いて「裸
ワクチンも中和抗体も効きませんでした。 オランダのアムステルダム大学(UvA)で行われた研究により、613日間にわたり新型コロナウイルス感染症に感染し続けた72歳の免疫不全男性体内で、高度に変異した新規変異体が出現したことが報告されました。 613日も感染したまま治らなかったというのは、これまで知られている中で最も長期にわたる新型コロナウイルスの症例です。 研究ではこの患者のウイルスのDNA配列が継続的に調査されており、感染後に50カ所以上の変異が起き、免疫回避性ウイルスに進化していることが示されています。 男性には複数回のワクチン接種や抗体治療も行われていましたが、予防することも治療することも叶わず、リンパ腫の悪化によって死亡してしまいました。 研究者たちは、感染期間が非常に長い免疫不全患者において、新型コロナウイルスの危険な変異株が発生する可能性が浮き彫りにされたと述べています。 研究
風邪をひく人とひかない人。 かつて人々は、その違いをあくまで「確率の問題」と考えていました。 古い諺に「バカは風邪をひかない」というものもありますが、知能と風邪の相関関係を本気で信じていた人はいなかったでしょう。 ですが新型コロナウイルスのパンデミックが起きると、発症する人としない人の間には単なる確率以外の要因、たとえば民族の違いや体質の違いなどに焦点があてられるようになりました。 実際、いくつかの疫学研究では発症率や重症化の度合いに明らかに地域差があることが報告されました。 日本人が欧米人に比べて新型コロナウイルスの「影響を受けにくかった」というニュースを聞いた人もいるでしょう。 しかし疫学的な観点とは別に、個人レベルでの抵抗力の差は解明されていませんでした。 ここで言う個人レベルとは「田中さんは新型コロナウイルスにかかったけど、一緒にいた鈴木さんはかからなかった」という場合です。 現代
閉鎖された中国湖北省武漢市の華南海鮮市場(2020年4月15日撮影)。(c) Hector RETAMAL / AFP 【9月20日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の起源に関する新研究の結果が19日に発表され、2019年末に中国の市場で動物からヒトに初めてウイルスが感染したとする説を支持する新たな証拠が提示された。 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の出現からほぼ5年が経過したが、正確な起源はいまだ特定されていない。 最初の症例は、2019年後半に中国湖北(Hubei)省武漢(Wuhan)市で確認された。ウイルスの起源については二つの主要な説の間で激しい論争が続いている。 一つは、関連するウイルスを扱っていた武漢の研究所が起源だとする研究所流出説。もう一つは、地元の市場で売られていた野生動物からヒトに感染したとする市場起源説で、科学界は後者を支持している。 米
2020年の新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、さまざまな企業でリモートワークが普及しました。パンデミックの収束に伴って、次第にオフィス勤務に回帰しようとする動きも強くなっていますが、国際通貨基金(IMF)は、在宅勤務の割合がパンデミック前の約5倍に増加しているほか、在宅勤務は時間やお金を節約できることを指摘しています。 Working From Home Is Powering Productivity https://www.imf.org/en/Publications/fandd/issues/2024/09/working-from-home-is-powering-productivity-bloom 約3万人を対象としたこれまでの調査で、新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降リモートワークに切り替えた人々は急増しており、パンデミックが発生した2020年にはリモート
こんにちはantakaです。 新型コロナウイルスの流行は、感染予防と重症化防止のためにワクチン接種が重要な役割を果たしてきました。 特にオミクロン株「JN・1」への対応として、2024年10月から新たに導入される定期接種では、最新の技術を活用した5種類のワクチンが使用されることが決定しています。 本記事では、この定期接種の背景や新たに承認された「レプリコン」技術を含むワクチンの詳細について、解説していきます。 定期接種の背景 レプリコンワクチンの特徴 承認された5製品 オミクロン株対応 安全性と効果 まとめ 関連動画 もっと詳しく www.47news.jp 定期接種の背景 新型コロナウイルスの変異株に対応するため、定期接種が導入されました。これは、オミクロン株「JN・1」に対応した5製品のワクチンが使用されることが決定されています。 1 定期接種の主な対象は、65歳以上の高齢者と、心臓や
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の塩基配列を初めて公開したウイルス学者の張永振(チャン・ヨンジェン)氏が、所属研究室を閉鎖される騒動に見舞われていたことがわかりました。 Chinese virologist who was first to share COVID genome sleeps on street after lab shuts https://www.nature.com/articles/d41586-024-01293-0 First scientist to publish Covid sequence in China protests over lab ‘eviction’ | China | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2024/apr/30/first-scien
10歳~19歳までの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者約30万6000人を対象としたケース・ウェスタン・リザーブ大学による分析で、COVID-19に感染した小児患者は感染から2カ月後に2型糖尿病を発症するリスクがその他の呼吸器感染症患者と比べて高いことが示されました。 SARS-CoV-2 Infection and New-Onset Type 2 Diabetes Among Pediatric Patients, 2020 to 2022 | Infectious Diseases | JAMA Network Open | JAMA Network https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2824731 COVID-19 linked to type 2 diabetes onset i
2025(令和7)年 1月 3日 国立大学法人岡山大学 https://www.okayama-u.ac.jp/ <発表のポイント> 新型コロナ後遺症の患者さんの一部において、重度な倦怠感が長引き日常生活に支障をきたす、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)という病態に移行する可能性があります。 コロナ後遺症の経過中にME/CFSへ移行しやすい要素として、新型コロナに感染した急性期の重症度や、喫煙・飲酒の習慣、ワクチン未接種が挙げられました。 オミクロン株期の感染では、以前の流行株よりME/CFSへの移行率は低いものの、頭の中に霧がかかったように集中力や記憶力が低下するブレインフォグ症状の頻度が高いことが示されました。 ◆概 要 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)大学院医歯薬学総合研究科の森田悟大学院生と、岡山大学学術研究院医歯薬学域(医)総合内科学の大塚文男
こんにちはantakaです。 米科学・工学・医学アカデミーは11日、新型コロナウイルス感染による後遺症の定義を発表しました。 この定義では、最初の症状から連続しているか、治った後に出たかは問わず、3カ月以上症状が続く状態を指します。 感染の証拠は必須とされていません。これにより、後遺症に悩む患者が適切な治療を受けやすくなることが期待されています。 コロナ後遺症の定義とは コロナ後遺症の具体的な症状 後遺症が発生する可能性 現在の治療状況 現在利用されている治療法 研究と今後の展望 まとめ コロナ後遺症の定義とは 新たに発表されたコロナ後遺症の定義は「一つ以上の臓器で慢性的な症状が3カ月以上続く状態」を中核としています。 症状は数百種類に及び、せきや倦怠感、集中力の低下のほか、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)相当などが含まれます。 コロナ後遺症の具体的な症状 コロナ後遺症には非
新型コロナウイルスの起源に関して、中国当局は流行が始まった2020年の当初、「武漢の華南海鮮卸売市場で売られていた動物が原因と考えられる」と発表していました。一方、「武漢の研究室でつくられた生物学的兵器が漏れたのではないのか」という疑惑が当初からあり、トランプ米大統領(当時)は同年4月17日、「(武漢研究所でコロナウイルスを使った生物学的兵器の開発が進んでいたという前提で)その武漢研究所にオバマ前米大統領の失策で米国から不当な送金(資金援助)がされていた」と発言しました。その後世界保健機関(WHO)は「新型コロナウイルスが武漢研究所から漏えいした可能性は低い」との見解を発表しましたが、世界のメディアは研究室漏えい説を支持する記事を度々報じていました。そして、24年5月15日、米保健福祉省(U.S. Department of Health and Human Services=HHS)はつ
週プレNEWS TOPニュースIT・科学「新型コロナウイルス学者」、ついに新型コロナウイルスに感染する【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】 うっすらと「T」のところに線が......! 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第49話 2023年に入って海外出張に行く機会も増え、いつかは新型コロナウイルスに感染しても仕方ないかなと感じていたという筆者。そしてついに、その日が来た......。 * * * ■2023年6月29日、COVID-19発症 2023年6月29日、ついにCOVID-19を発症してしまった。 2023年になってから、1月にフランス(40話)、2月にシンガポール、3月上旬にフィリピン、3月下旬にドイツ(19話)、6月にオランダとチェコ(41話)と、海外出張をしまくっていた。ワクチンは当時4回接種していたが、海外ではマスクをしていない人が大半だし、内心、そろそ
ブログ記事の引用・転載はすべて自由です。その際、ページのリンクを示していただけると嬉しいです。以下でキーワード記事検索ができます。 newsweek.com 再燃する「コロナ発生源」論争 アメリカ疾病管理予防センター(CDC)の元所長が、「新型コロナの起源は米国だと示唆した」ことを米ニューズウィークが報じていました。ニューズウィークは、この元 CDC 所長の主張に対して非常に批判的に対応しています。 大変長い記事で、その冒頭は以下のように始まります。 米ニューズウィークより 米ノースカロライナ州の研究所が COVID-19 の「発生地」であるという説が、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)の元所長へのインタビューで再浮上した。 同所長はそれは「現実的な可能性」であると述べた。 トランプ政権下で CDC を率いたロバート・レッドフィールド氏は、11月14日に公開された作家でポッドキャスター
沖縄県内の新型コロナウイルス感染状況は、医療機関1定点あたりの報告数が、5月27日~6月2日の7日間に定点当たり19.74人となって8週連続で増加している。県が7日公表した(定点医療機関 53か所、報告数 1046 人)。感染報告数の推移を記したグラフ(写真で掲載)を見ても、急拡大した去年のように増え始めていることが分かる。 【写真を見る】新型コロナウイルス 沖縄で急拡大の兆候 基本的な感染対策を 年齢別では60歳以上の感染が38.2%と最も多く、次いで50~59歳が10.4%、30~39歳が9.8%の順となっている。 地域別では南部保健所管内が1定点あたり29.00人で最も多く、次いで中部保健所が18.53人、那覇市保健所が18.17人、宮古保健所が14.25人、八重山保健所が4.00人北部保健所が9.00人。 県は、「手洗い」「咳エチケット」「換気」といった基本的な感染対策と、医療機関
感染症のリーディングカンパニーとしての使命 新型コロナウイルス感染症が感染拡大するなかで、国内でワクチンを製造できない日本は、ワクチンを海外からの輸入に頼らざるをえない状況に陥りました。国家安全保障の観点から、国は「ワクチン開発・生産体制強化戦略」のもと、ワクチン開発や生産技術を持つ企業の支援を開始。Meiji Seika ファルマも感染症のリーディングカンパニーとして大きな使命感を抱き、国の支援を受け、新型コロナウイルス感染症のワクチンの開発・製造に挑むことを決意しました。 1946年のペニシリン製造開始から80年近く感染症と向き合ってきたMeiji Seika ファルマは、同じ明治グループのKMバイオロジクスとワクチンの研究・製造・流通・販売までの一体運営を推進しており、ワクチンはコア事業となっています。 新型コロナウイルス感染症ワクチンについては、KMバイオロジクスが、季節性インフル
<アメリカの下水道で発見されたオミクロン株の仲間が、この夏流行するのではないかと懸念されている> 科学者たちは、この夏、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の波がきそうだと警告している。アメリカで、かつて大流行したオミクロン株の亜系統(遺伝子配列が異なるウイルス)が広がっていることがわかったからだ。 【動画】なぜこんなに遠い? ロシアウォッチャーの間で話題になった、プーチンと聴衆の距離 これらの新しいウイルスは、スパイクタンパク質における変異の位置から「FLiRT(フラート)」と総称されている。FLiRTは、これまでの亜系統と何が違うのだろうか? 本当に懸念すべきものなのだろうか? 英ウォーリック大学の分子腫瘍学教授を務めるウイルス学者のローレンス・ヤングは本誌の取材に対し、「FLiRTは米国の下水道で初めて確認されたが、正確な起源はわからない」と述べた。「(現在)米国内外で広がっ
「熱中症だと思ったらコロナ、その逆も」新型コロナウイルス第11波 KP.3流行 1万円以上の薬を「諦めます」の声 医師会長が警鐘 新型コロナウイルスの感染が拡大していて、医師は「第11波」と注意を呼びかけています。 特に夏、熱中症かと思ったらコロナ陽性。逆に、コロナかと思ったら熱中症という判断しづらいケースも発覚しているということです。 「どうやら今回、もう第11波と言っていいと思います」 新型コロナの感染拡大について危機感をあらわにしたのは、奈良県医師会の安東範明会長です。 厚生労働省によりますと、先週、全国での1医療機関あたりの感染者数は8.07人と、9週連続で増加。奈良県は7.95人と、近畿地方で最も大きい数字となっています。 ことしの新型コロナの流行状況について、安東会長は様々な項目ごとに説明していきました。 ◆流行株はKP.3深刻な後遺症も… 奈良県医師会・安東範明会長「今の流行
こんにちは、愛花です。 表題通り、この度初めて新型コロナウイルスに感染しました。 今日は5日目で自宅待機最終日です。 発症時の様子など記録としてまとめたいと思います。 新型コロナウイルスに感染しました コロナ発症 0日目 金曜日、夫が風邪をひいた様子でとても具合が悪そうでした。 夫の職場ではコロナ陽性者が出ていたようですが、会社から配布されているコロナの検査キットで検査したらその日は陰性だったようです。 土曜の朝、起きると軽く喉の違和感を感じました。 ドラッグストアに行き、龍角散ダイレクトを購入して様子を見ることに。 息子のスイミングから帰ってくると、なんだか体の調子がいつもと違う感じがして、念の為体温計を測ると37.3度の微熱がありました。 疲れもあったので、夕食はガストの宅配を頼み少し横になって休みました。 夜になるにつれて、身体が熱くなり再度熱を測ると38度を超えていました。 その日
名古屋大学らは、放線菌が生産する天然物のプラディミシンAが、新型コロナウイルス表面の糖鎖と結合し、感染を抑制することを発見した。糖鎖構造はウイルス変異で変化しにくいため、さまざまな変異株に有効な抗SARS-CoV-2薬の開発が期待される。 名古屋大学は2024年7月3日、放線菌が生産する天然物のプラディミシンA(PRM-A)が、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)表面の糖鎖と結合し、感染を抑制することを発見したと発表した。長崎大学、広島大学、富山県立大学、大阪大学との共同研究による成果だ。 放線菌は、土壌に存在する微生物で、抗生物質を生産する能力に優れる。その放線菌が生産するPRM-Aは、糖鎖の1種であるマンノース(Man)に結合することが知られている。 そこで同研究では、SARS-CoV-2糖鎖の部分構造に対応するオリゴ糖を化学合成し、PRM-Aの結合活性を評価した。その結果、PR
この夏、感染が再拡大している新型コロナウイルス。しかし、全国的な薬不足が続いていて山陰の薬局も頭を悩ませています。 鳥取市内の調剤薬局を訪ねてみるとー。 徳吉薬局 薬剤師 藤井健人さん 「解熱のお薬だったり、風邪のときに飲まれるお薬だったりとか、需要が高まってか、お薬が減ってきているような状況になっています。なにかが再開してきても、なにかがまた不安定になって…」 不祥事によるジェネリック医薬品大手メーカーの生産停止に、新型コロナの流行が重なって、2021年ごろから品薄が続いている、薬。抗生剤やせき止め、解熱剤などを中心に3年以上、供給が安定していません。 徳吉薬局 徳吉淳一 社長 「長期処方の患者さんは、薬がたくさん要るわけですけど、いっぺんに出せないので小分けに出したり、薬がないので、お医者さんにお電話させていただいて、ある薬に変えてもらうとか」 国と医薬品メーカーで作る団体の調査による
2022年に下水の中から見つかった系統不明の新型コロナウイルス変異株について、下水のサンプルをチェックして調べた結果、発生起源となったビルが特定され、人の体内で生まれた変異株だったことが判明したという論文が発表されました。 Tracing the origin of SARS-CoV-2 omicron-like spike sequences detected in an urban sewershed: a targeted, longitudinal surveillance study of a cryptic wastewater lineage - The Lancet Microbe https://www.thelancet.com/journals/lanmic/article/PIIS2666-5247(23)00372-5/ ミズーリ大学のウイルス学者であるマーク・ジ
今回のキーワードは,long COVIDの3つの遺伝的要因(免疫,ウイルス応答,血液型)が同定された,小児において肥満がlong COVIDのリスク因子として重要である,被殻の縮小は,long COVIDの症状負荷と遂行機能の低下と関連する,下部延髄網様体や縫線核がlong COVIDに関与している,急性期におけるニルマトレルビル・リトナビルはlong COVIDを減少させる,です. ◆long COVIDの3つの遺伝的要因(免疫,ウイルス応答,血液型)が同定された. 米国のバイオテクノロジー企業23andMeの研究.これまでで最大規模のゲノムワイド関連解析(GWAS)を行い,欧州系,ラテン系,アフリカ系アメリカ人を対象にした多民族メタ解析を実施している(long COVID 6万4384人,対照17万8537人).この結果,ゲノムワイドに有意な以下の3つの遺伝子座が特定された(図1).
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