『バトル・ロワイアル』(Battle Royale)は、高見広春の小説、およびそれを原作とした漫画・映画作品。中学生達が殺し合いを強いられるという設定。第5回日本ホラー小説大賞候補作。 略称は「バトロワ」「BR」。「バトル・ロワイヤル」は誤記。 以下、原作の設定を中心に記述する。漫画版、映画版もこの設定に準拠するが、体制、小道具の名前等々、異なる点は幾つも存在する(原作と漫画版は大東亜共和国という架空の国、映画版は現在の日本の体制の延長線上)。 作品の成立[編集] 第5回日本ホラー小説大賞の最終候補に残ったものの、荒俣宏、高橋克彦、林真理子ら審査員からは、「非常に不愉快」「こういう事を考える作者が嫌い」「賞の為には絶対マイナス」など多くの不評を買い、受賞を逃す[1]。審査員の1人林真理子の回想によると、審査員らは純粋に作品の完成度を評価したに過ぎず、一方で出版社が落選させられたこと自体を売