日本維新の会は全国各地で大阪での「身を切る改革」「教育無償化」を自慢しています。しかし実際の大阪の教育現場と子どもの現状はどうでしょうか。 遅れる教育、子育て 現在ほとんどの県が、国による義務教育少人数学級を独自に上乗せ拡充し、小中学校で35人以下学級を進めています。しかし大阪府は独自の拡充をしていません。 また、大阪府は公立高校14校の廃校をこの9年間で強行。近くに通える高校がない子どもが増えています。 大阪では新型コロナによる死者が全国最多、子どもの感染や休校も相次ぎました。そのさなかの昨年度、大阪府は養護教諭を複数配置していた高校を一気に19校も減らしました。 子どもの医療費も、東京都は来年度から18歳まで補助する方向ですが、大阪府は6歳までしか独自補助していません。しかも東京では6歳までは窓口負担なしですが、大阪では0歳でも1回の受診に500円が必要です。 吉村洋文知事は「次世代に