通電でレンズ内に水流、抗ドライアイ機構搭載のコンタクトレンズ コンタクトレンズは、単なる視力矯正器具にとどまらず、美容・ファッションとしても普及しており、東北大学によると日本人の5人に1人が使用しています。今後、生体モニタや通信機能を有するスマートレンズが登場すると、コンタクトレンズの役割がさらに拡大していくと予想されています。 スマートコンタクトレンズは、AR(拡張現実)への応用のほか、医療用として生体ステータスを把握できる機能や、まばたきでシャッターを切るカメラ機能など、国内外で様々な開発が進められています。 しかしながら、スマートコンタクトレンズは視力矯正がメインではなく、生活を便利にする機能としての側面が強いため、その普及には目への負担を極力少なくすることが重要であると考えられます。 その点、コンタクトレンズの装着は水分の蒸発を促進するため、ドライアイ症状を深刻化する傾向があります