今夏、甲子園で始球式を務め、話題を呼んだ斎藤佑樹氏。あの夏の感動は、いまも多くの日本人の胸に刻み込まれている。 しかし、斎藤氏自身は、過去の思い出に浸って生きていきたいわけではない。昨シーズン限りで現役を引退した彼が選んだ道は、スポーツキャスターやコメンテーターではなく、「独立・起業」だった。 そんな斎藤氏と現代ビジネスがコラボして始まるのがこの連載「斎藤佑樹がトップにビジネスを学ぶ」だ。新米社長・斎藤佑樹が、財界の名だたる大物や先輩を訪ね、忖度なしの質問をぶつけ、経営のヒントを学んでいく。 第1回のお相手は、歯に衣着せぬ豪快な発言で知られるニトリホールディングスの似鳥昭雄会長。年齢もキャラクターも激しく異なる二人は、どんな対話を繰り広げるのか…。 前編と中編では、似鳥社長の苦労した幼少期から「ニトリ1号店」が開店、そして軌道に乗るまでの話を聞いた。 連載第1回目の最後となるこの後編記事で