近年ではデータセンターの電力消費量が増加傾向にあることに伴い、廃熱の処理も課題となっています。KDDIのデータセンターブランド「Telehouse」が2023年10月にドイツ・フランクフルトでオープンしたデータセンターでは、施設内で発生する廃熱を近隣の住宅地や他企業に供給しているとのことです。 Telehouse opens fifth Frankfurt data center - DCD https://www.datacenterdynamics.com/en/news/telehouse-opens-fifth-frankfurt-data-center/ データセンターの廃熱の処理は長年の課題とされており、Microsoftはデータセンターを海中に設置することでサーバーを冷却するシステムを考案しているほか、フィンランドのデータセンターは廃熱を地域暖房システムとして供給しています。