愛知県東栄町で、医療態勢を巡り条例改正を求める住民の直接請求署名があり、法定数を大幅に上回る数が今年1月に提出されたが、町長側が署名簿の縦覧期間中、署名の不正を疑うチラシを全戸配布していたことが分かった。大村秀章知事のリコール(解職請求)署名の不正疑惑を伝える新聞記事を添付し、「知らないうちに被害者として巻き込まれているかも?」などと記載。活動した団体は「賛同してくれた住民に対する脅しのような行為だ」と憤っている。 署名運動は患者や支援者で作る団体「東栄町人工透析・入院を守る会」が行った。町運営の医療センターは2020年3月末に人工透析を中止。老朽化に伴い…