11月13日に始まったWOWOW「連続ドラマW 両刃の斧」に柴田恭兵の妻役で風吹ジュン(70)が出演。 「二人は『はみだし刑事情熱系』などで夫婦役を演じてきた仲。風吹は完成報告会で『30年の信頼関係があったから家族のシーンを親密に描くことができた』と語っていた」(放送記者) ただ、風吹の家庭環境は壮絶だった。出身は富山県。京大卒の高校教師だった父が愛人を作り、小5で両親は離婚。母親の育児放棄により、中2で兄と共に京都の叔父の家に預けられる。 極貧の中、縫製工場などでバイトをして自活。高校進学は諦め、スナックで住み込みで働いた。18歳になると上京し、銀座の有名クラブでホステスを始める。 「客の芸能関係者の薦めで受けた初代ユニチカマスコットガールに選ばれ、運命が急転。芸能事務所に入り、21歳で“18歳の清純派アイドル歌手”としてデビューさせられた」(同前) だが風吹は当時「歌も下手だし、嘘をつ