人間の脳を構成する1つのニューロンの信頼性は実は低く、シグナルが別のニューロンに伝わるのはわずか40%。このようにして低い信頼性にもかかわらず、人間の脳はこれらのニューロンを極度に結合させることでもっと信頼できるようにしているとのこと。 ということは、ニューロンをいくつも組み合わせればコンピューターの回路としてちゃんと動作するのではないか?と考えたある研究者が実験室の中で、ついにこの脳細胞を使ったコンピューター回路の作成に成功したそうです。 詳細は以下から。 Computer circuit built from brain cells - tech - 23 October 2008 - New Scientist Tech これはイスラエルのレホボトにあるワイツマン科学研究所のエリシャ・モーゼズ氏とその研究生たちが成し遂げたもので、ワイヤーではなくニューロンを使用して、信頼できる回路を
「ハイテク義体」の最前線:"通常より強力な人間"も誕生へ? 2008年9月22日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso ピッツバーグ大学の科学者チームは[2004年]、サルの脳にセンサーを埋め込み、その思考によってロボット・アームを動かす実験に成功した(日本語版記事)。これは、「神経プロテーゼ」という分野における飛躍的な進歩と言える。神経プロテーゼとは、[麻痺性の疾患や損傷などがある]身体障害者にチップをインプラントして、信号を送って動きを誘発するという手法だ。[プロテーゼ(独:Prothese)とは医療用具として、体の中に埋入する人工物のこと] この研究が進んで飛躍的な進歩の数々がもたらされれば、身体に障害のある人々が「バイオニック」で強力な身体機能を持つ者として再評価される可能性があり、さらには思考で制御する装置の新時代が開かれることに
Ocumetics Technologyは、瞳のレンズ部分を取り外し、代わりに生体工学レンズを移植することで、視力を一気に回復させる技術の開発に成功したことを明らかにしました。技術の内容だけでなく、わずか8分で手術が完了するとあって、そのお手軽さに注目が集まっています。 100歳になっても1.0のまま Ocumtetics TechnologyがCBC Newsに語ったところによれば、Ocumetics Bionic Lensという特殊なレンズを元からあるレンズの代わりに埋め込むことで、簡単に視力を回復出来るそうです。 生体工学レンズであるために、視力が再度下がる心配もなく、100歳になっても視力1.0――望むなら3.0以上にも――を維持することが可能になるとのことです。 「眼球の成長が完全に止まる25歳以上の人間であれば、たとえどんなに視力が悪くても、レンズを埋め込むだけで回復する」と開
特殊メイクやミニチュア製作の工房のWeta Workshopは、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ホビット」シリーズ、「アバター」など多数の有名映画の小道具製作を手がけています。映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」にも参加しているWeta Workshopの工房に、情報サイトのTestedが訪れ、同作に登場する和装の女性型義体の製作舞台裏を明らかにしています。 Adam Savage Behind the Scenes of Ghost in the Shell! - YouTube ニュージーランドにある工房にやって来たのは、テレビシリーズ「怪しい伝説」で知られるアダム・サヴェッジ氏です。 サヴェッジ氏を迎えたのはWeta Workshopの創設者であるリチャード・テイラー氏。 今回のテーマはWeta Workshopが小道具製作を手がけている映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の芸
デトロイト・テクノを世界に広めた伝説的DJのデリック・メイが約5年ぶりに来日。5月25日に行われた音楽イベント『DEEP DIVE in sync with GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』でヘッドライナーを務め、圧巻のDJプレイでZepp Shinjukuに集まったファンを熱狂させた。デリック・メイは、1997年に発売されたPlayStation用ゲームソフト『攻殻機動隊~GHOST IN THE SHELL~』のサウンドトラックにも参加しており、先鋭的な楽曲を提供することでクラブカルチャーと原作ファンの架け橋となった存在。制作当時の意気込みや『攻殻機動隊』への思いを探るため、イベントの数日前にインタビューを行った。 ——デリックさんはゲームソフトのサウンドトラックに参加される前から『攻殻機動隊』のことを知っていたのでしょうか? デリック・メイ(以下:デリック) そ
ロボット技術などを駆使したパワードスーツ、ロボットアーム、強化義足を装着した障害者たちが競うオリンピック「サイバスロン」が、2016年スイスで開催されるそうです。 「バイオニック・アスリート」たちのオリンピック「Cybathlon」(サイバスロン)が、2016年10月にスイスで開催されることになった。 Cybathlonは、ロボット技術などを用いた高度な補装具を装着する障害者スポーツ選手たちが競う選手権だと、大会のウェブサイトには書かれている。 サイバー義体者のオリンピック「サイバスロン」開催へ « WIRED.jp 大会のウェブサイト「Cybathlon」もう既に紹介されているのですが、競技を見るとヤバイぐらいに面白そうです。 ちなみに「サイバスロン」の参加者は、選手でなくパイロットと呼ばれます。オラなんだかワクワクしてきたぞ。 photo by Lainy Voom パワードアーム競技
AIやロボティクス、バイオテクノロジーなど、テクノロジーが驚異的発展を遂げる中、あらためて人間の存在とその立ち位置が問われている。今回は、その作品の中でテクノロジーの未来を予言し、人間の実存に深く切り込んできた映画監督・押井守と、その実姉であり「原初舞踏」を提唱する舞踏家・最上和子の対談が実現した。 人間の脳以外の器官を機械化(サイボーグ化)した「義体」を描いた押井守監督、自らの内に沈潜し「身体」の隠秘的側面を探求する最上氏。両氏が紡ぎだす21世紀の「身体論」(全3編)。 前編【知性と「身体」は反作用する】 中編【人間とは「了解」する形式】 後編【「死者」とワルツを踊る】 前編【知性と「身体」は反作用する 三浦和広(司会進行):今回は「身体」をテーマにお話をお伺いします。 押井守:見る方はそれなりに興味があった。バレエとか、学生の時に、土方さんの「四季のための二十七晩」あれは結構衝撃だよね
altosax 曰く、 "local6 の記事によれば、両腕を義体化したサイボーグが世界で初めて誕生した。( シカゴ・リハビリ研究所のプレスリリース )。研究者らは、事故で両腕を失なった男性の胸部の神経と、電気信号で動く義手を接続。この腕は「思考」することで、トランスミッターを介した脳からの信号により動かすことができる。この成果は、今後脊髄に傷を負った人々や四肢切断者らの人生を変えうるものになるであろうと述べられている。 将来技術が確立された場合、腕一本あたりの価格は600万米ドル程度になるとのこと。"
原案:士郎正宗氏、漫画:六道神士氏がニュータイプエースで連載されているコミックス「紅殻のパンドラ」1巻【AA】がアキバでは7日に発売になった(公式発売日は9日)。 角川のプレスリリースは『国内外で高い人気を誇る漫画家・士郎正宗氏が原案を担当したコミック最新作』『高度情報ネットワークが発達する一方、頻発する災害や国際紛争の為、いまだ混乱しつづけている近未来を舞台に、完全義体の少女が出遭うネコミミ美少女アンドロイドとの凸凹サイバーアクション!!』になっていて、原案は攻殻機動隊・アップルシードなどで知られる士郎正宗氏、漫画はエクセル・サーガなどで知られる六道神士氏。 コミック1巻の折込チラシは『全身を機械化した「完全義体」を持ちながら、天涯孤独な天然少女が初めて心を許したのは…実は世界征服を目論む女マッドサイエンティストと、地上最凶の美少女型殺人アンドロイドだった!?』、オビ謳い文句は『最強コン
サイバスロンとは? ロボットアーム、パワードスーツ、強化義足などを装備した人や、ブレイン・コンピューター・インタフェースを操縦する人たちが技を競い合うオリンピック『Cybathlon(サイバスロン)』が、2016年にスイスで開催されるようです。 このオリンピックではロボティックテクノロジーを用いた高度な補助装備を身につけた障害者スポーツ選手たちが競い合います。 競技は様々なジャンルが用意されており、パワードアームによるレース、ブレイン・コンピューター・インタフェースによるレース、電気刺激によるバイクレース、強化義足による障害物レース、パワードスーツによる障害物レース、電動車椅子レースなど多岐にわたるものとなっています。
『NieR:Automata』がおもしろい PS4/Steamで絶賛発売中の『ニーア オートマタ』、大変面白いです。独特な世界観とケレン味、ゲームシステムとゲーム世界の境界線のあいまいさ、そして9Sちゃんかわいい。 このゲームに出てきたオンラインシステムが特徴的だったので、Unityを使った自作ゲームでも同じことができないかなと思って作ってみました。 特徴的な「義体システム」 『ニーア オートマタ』にはオンライン機能として「義体システム」というのがあります。 http://dengekionline.com/elem/000/001/471/1471850/ ゲーム中で主人公の2Bが死んでしまうと、その亡骸が「義体」としてマップ上に残ります。 再挑戦する際にその「義体」を回収することで失ったアイテムを再び入手できるのですが、マップには他のプレイヤーの義体も散らばっています。オンラインシステ
義体化きた! 世界初3Dプリントのチタン胸郭移植に成功2015.09.15 15:155,352 satomi SF漫画ですの~。 胸骨と胸郭の一部をがんで失った54歳のスペイン人男性が世界で初めて3Dプリントの義胸骨の移植に成功しました。素材は超軽量&超強靭なチタン。 チタンの移植自体は初めてではないのですが、胸郭のこれだけ大きな部分を移植するのは極めて難易度が高いもの。チタン義骨は通常さまざまなプレート部材で製造されるため、下手すると時間の経過とともにルーズになって合併症を引き起こす恐れもあるのですね。 そこでスペインのサラマンカ大学附属病院が着目したのが、摘出した胸郭をより忠実に再現できるカスタムデザインのチタン義骨です。長い目で見てこっちの方が安全と判断し、採用を決めました。 さっそく患者の胸部を高解像度の3D CTスキャナーで断層撮影し、移植する部位を決め、豪メルボルンのAnat
攻殻機動隊 REALIZE PROJECT 義体に電脳、『攻殻機動隊』の技術を現実化するプロジェクトがスタート 2015/06/13 VRアニメロボット 士郎正宗さんの漫画を原作に、映画やテレビでアニメーション化されて大人気となった作品が『攻殻機動隊』です。サイボーグや人工知能、ネットワークといった近未来的な技術がふんだんに登場して、来たる世界を想像させていました。そんな『攻殻機動隊』の技術や世界を実現(REALIZE)させようとする取り組みが、企業や研究者、アニメ業界によって立ち上がり、6月12日に「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」として発表されました。 どういったことをするプロジェクトなのでしょう。アニメーション制作会社のプロダクション・アイジー社長として『攻殻機動隊/GHOST IN THE SHEL』や神山健治監督の『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。 ロボットとVR。一見関係なさそうで、その無限大の可能性にあふれる世界。VRが人間が没入するための道具だとしたら、ロボットはそれにより命を与えられるようになるのかもしれません。 上の写真は、一見無骨なロボットがポーズを取っているように見えますが、MacroS
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "義体化" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2016年2月) 義体化(ぎたいか)は、『攻殻機動隊』シリーズ中で使用される、サイボーグ化を意味する造語。 手足の各部分に使用される義肢、人工臓器、組織生体工学の技術が、ロボティクスと結びついて発展し、やがて脳や中枢神経を除く全ての器官が機械化される時代を描いた士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』でこの言葉が使われた。 攻殻シリーズの時代では主に機械的な素材を使用した補完が描かれている。
プラモは指でパーツをつまんでくっつけていくもの……だったらいいんだけどすげえ小さいパーツとかがあり、これを指でくっつけると指なのかパーツなのか接着剤なのかわからなくなり、最終的に万物がグダグダになっていやになることもあります。そこで「小さいパーツはピンセットを使おう」と思うワケですよ。これは指の先端を極限まで細くし、プラモに対応した肉体を獲得するというアイディアなのです。言ってみりゃ義体化の最初の一歩。サイボーグのなりはじめ。これがピンセットの持つ意義であります。どうですか、重要だと思いませんか、ピンセット。どうせ義体化するなら、高性能でカッコいいのがいいです。 ということで、ここでは私からぱたが常用しているピンセット四天王を紹介し、それらがどのように使い分けられているかを解説することにより、ピンセットがあればいきなりプラモが10倍カンタンに、高速に作れるようになるということを皆さんにご理
「攻殻機動隊」のファンならば誰でも一度は思うかもしれない、「自分も義体化してみたい!」と。そうすれば、どんなピンチも一発で乗り切れそうだ。 そんな夢が叶うかもかもしれない特別なショップが、JR新宿駅東口のステーションスクエアに11月29日と30日の2日間限定でオープンする。“義体屋”と名付けられたその店では、来店者の体の一部をペイントすることで、あたかも義体化されたようなビジュアルを実現する。能力のパワーアップとはいかないが、気分は草薙素子やバトーと同じサイボーグ気分だ。 この企画は2013年夏にスタートした新シリーズ『攻殻機動隊ARISE』の第2章「border:2 Ghost Whispers」が、11月30日にイベント上映をスタートするのに合わせたものだ。新宿に屋外展示ブース「攻殻LABO」を開設し作品の魅力をアピールする。 期間中、「攻殻機動隊」の各種関連映像を上映するほか、「bo
サイボーグ昆虫は昆虫の脳で動くロボット。昆虫の頭部と腹部を切り離し、触覚と眼を残した頭部にモーターを繋げる。触覚で匂いを検知すると、脳が指令信号を発してモーターを動かす。攻殻機動隊というアニメに全身を義体化したサイボーグが登場するが、イメージとしてはサイボーグ昆虫も同じだ。 カイコガの雄は、雌のフェロモンを検知すると反射的に直進した後、ジグザグにターンして回転する。この動きを繰り返して雌の場所を突き止めるのだが、カイコガのサイボーグ昆虫も同じ動きをした。この時の脳の信号を計測すると、精密な神経回路モデルを再現できる。 人間の脳を構成するニューロンの数は10の11乗だが、コンピュータで再現しようとすると10の21乗フロップスの処理能力が必要になる。現在のスーパーコンピューターは10の16乗が限界。人間の脳がシミュレーションできるのは2030年頃になると予測されている。 自分の娘が交通事故にあ
逆です。 人が永遠に生き続けることは、個々人のミクロな欲求としては必ず存在しますし、技術も必ずやそちらの方向に向かうわけですが、人類全体や企業のような組織内での新陳代謝が進まないとか、経済資源が極度に勝ち組と負け組で分かれていってしまうとか、社会システム全体としてはむしろ崩壊の方向に向かうのではないか? 結果として、人類(生物は)は(スターウォーズとかのSFのように)恒星間を航行できるような段階にまでは発展はせずに、そこそこのところで滅びてしまうんではないか・・・と懸念しているわけです。 個体レベルでの老化現象というのは、DNAが擦り切れていくことであるようです。 確かに、あと100年もあれば、内臓の過半は人工物に代替可能になるかも知れませんし、DNAの補完や自己組織のクローン化でリフレッシュ可能になるのかも知れませんが、脳神経はどうかなと。こっちはこっちで、機能面から代替物の作成が可能か
作品解説 「全身義体」の少女、七転福音は、親類を頼って人造のリゾートアイランド「セナンクル島」に向かう。そこで待っていたのは重武装のテロリストや大量破壊兵器が跋扈する、途方もない「新生活」?だった。 スタッフ 原作:『紅殻のパンドラ』(角川コミックス、エース) 原案:士郎正宗、漫画:六道神士 企画:菊池 剛、工藤大丈 製作:堀内大示、井上俊次、武智恒雄、土橋哲也、柴田知典、篠崎文彦、鶴岡陽太、松原健浩 脚本:髙橋龍也 キャラクターデザイン:谷 拓也 総作画監督:谷 拓也 キーアニメーター:武本大介 プロップデザイン:神宮司訓之、コレサワシゲユキ(デジタルノイズ) 美術監督:松本浩樹 色彩設計:店橋真弓 撮影監督:浅黄康裕 3Dディレクター:高橋将人 編集:武宮むつみ 音響監督:鶴岡陽太 音響効果:倉橋裕宗 音響制作:杉山好美 音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUN
キャンペーン期間:2015年4月3日(金)~4月30日(木)正午 ─ 「全員突入!? 弾当たったら死ぬの俺だけだろ…。今、 #義体化したい」byトグサ ─ Twitterで「あなたが『義体化したい』と思った瞬間」をハッシュタグ #義体化したい #攻殻新劇 の2つをつけてつぶやいてください。宣伝担当者の独断と偏見でおもしろいと思ったツイートを超ウィザード級(優秀者)として選んですてきなグッズをプレゼント!A賞はそれぞれ坂本真綾、黄瀬和哉、冲方丁の直筆サイン入り! 例1)花粉と戦う毎日に疲れた…せめて鼻だけでも… #義体化したい #攻殻新劇 例2)空気を吸っても太る私の体! いくら食べても平気なナイスバディ義体が欲しい! #義体化したい #攻殻新劇 A賞:サイン入りマスコミ用プレスシート(非売品)…3名様 B賞:『攻殻機動隊 新劇場版』「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHI
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