地方エンジニア移住 町づくりにも貢献する世界的プログラマー 世界最大手の民泊仲介サイト「エアビーアンドビー」、国内最大級の料理レシピサイト「クックパッド」、グルメのクチコミサイト「食べログ」……。誰もが名を知るようなウェブサイトをつくる際に使われているのが、プログラミング言語「Ruby」です。 今やインターネットのインフラの一つともいえる「Ruby」を開発したのは、日本を代表するプログラマー、まつもとゆきひろさん。都会が苦手(特に東京)なまつもとさんは、1997年から島根県の松江市で暮らしています。その松江市では2006年から「Ruby」で地方創生を行う「Ruby City MATSUE」プロジェクトがスタートし、開始から15年で約40のIT企業が松江市にオフィスを開設しました。 世界的なプログラミング言語を生み出し、町づくりにも貢献するという稀有な存在のまつもとさんですが、決して「Rub