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谷頭和希の検索結果1 - 40 件 / 51件

  • 渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai

    「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は本当に「オワコン」なのか。 「渋谷は、単なる便利な街」 結論を先に述べれば、「若者の街」という看板は、もはや渋谷には似合わないのかもしれない。アンケートを重ねる中で浮上したのは、「渋谷」は、今や単なる「便利な街」程度にしか認識されていないという事実だ。「是が非でも行きたい」「あの場所に行ってみたい」といった特別な思い入れを抱かせる魅力は、すっかり色あせてしまったようである。 このような事態に拍車をかけているのが、現在進行中の渋谷の大規模な再開発だ。数年

      渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai
    • コスパとタイムラインに抗えるのは読書だけ? 大島育宙と読む『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 - 集英社新書プラス

      「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。そうした悩みの根本を読書と労働の歴史から解き明かし、発売1週間で10万部を突破した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆 著)。 その刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活動しながら、ドラマや映画などのコンテンツを紹介している大島育宙氏と、著者の三宅氏が対談。エンタメ業界に身を置く大島氏から見た「働いていると本が読めない」社会の実態とは? 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 忙しすぎて本が読めない現代人 三宅       この書籍の元になる連載がはじまったとき、大島さんがラジオでいち早く紹介してくださって、とても嬉しかったんです。実は私、大島さんとほぼ同い年で、勝手に親近感を持っています(笑)それもあって、今日このように対談させてい

        コスパとタイムラインに抗えるのは読書だけ? 大島育宙と読む『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 - 集英社新書プラス
      • 渋谷の地べたにたむろしていた若者はどこに消えた…若者を渋谷から遠ざけた「元凶」(谷頭 和希) @moneygendai

        「渋谷はもう若者の街じゃない」――。このところ、そんな声がやけに頻繁に聞こえてくる。実際、渋谷の街を歩いていても、若者の姿は、あまり目につかない。 筆者は、東京の様々な街のイメージを探るために、さまざまな人々にインタビューを重ねているのだが、今回は、そこから見えてきた渋谷という、(かつての?)「若者の街」の姿を解き明かしたい。果たして、渋谷は本当に「オワコン」なのか。 前編『渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由』で見たように、渋谷は現在進行中の大規模な再開発によって、「若者のトレンドを発信する街」から、「便利な街」へと変貌している。 また、「ゆっくり時間を過ごす」場所がなくなり、街にいるだけで消費を促され、居心地が悪い思いをさせられる。 「ジベタリアン」から渋谷を見ると…… 前編に登場した、地方から上京したという10代女子大生が、この話に関連して「渋谷

          渋谷の地べたにたむろしていた若者はどこに消えた…若者を渋谷から遠ざけた「元凶」(谷頭 和希) @moneygendai
        • 「本を読まない人」に読書の楽しさを伝えるためには?文芸評論家・三宅香帆が「ゆる言語学ラジオ」水野太貴と考える - 集英社新書プラス

          「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」……多くの現代人が抱えるこの悩みに、文芸批評家の三宅香帆氏が労働と読書の歴史をひもときながら向き合った新書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が刊行された。 本書の刊行を記念して、三宅氏と「ゆるく楽しく言語の話をする」人気YouTube番組「ゆる言語学ラジオ」の水野太貴氏が対談。 90年代生まれ、地方出身、本好き、という共通点がある2人が、本を読まない人への読書入り口の作り方を語り合う。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 「本を読まない人」から見た「読書論」 水野 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』、とても興味深かったです。こうしたテーマだと、どうしても「本を読まない人はダメだ」という、読書家による「上から目線」の語り方に終始してしまうイメージがあります。でもこの本は、普段、本を

            「本を読まない人」に読書の楽しさを伝えるためには?文芸評論家・三宅香帆が「ゆる言語学ラジオ」水野太貴と考える - 集英社新書プラス
          • 牛角、安楽亭に代わって急浮上…「焼肉きんぐ」「焼肉ライク」ターゲットが"正反対"の2者の意外な共通点 「レッドオーシャン」の焼肉業界で"これから来る店"の絶対法則

            焼肉は“ハレ”の食事の筆頭格だ。焼肉チェーンは、飲食業界において群雄割拠でレッドオーシャンと言われるカテゴリーだが、その中にあって最近調子がいいのが「焼肉きんぐ」と「焼肉ライク」だ。チェーンストア研究家・ライターの谷頭和希さんは「両社はメインの顧客ターゲットが異なるが、大ヒットする意外な共通点があった」という――。 焼肉チェーン「焼肉きんぐ」の業績が好調である。同社を運営する物語コーポレーションの2023年度7〜12月売上高は前年の同期間比で17.7%増の520億円。営業利益は同42億円となった。 物語コーポレーションは「焼肉きんぐ」以外にもいくつかのチェーンレストランを経営しているが、売り上げの半分は「焼肉きんぐ」で、同店の好調ぶりがうかがえる。 店舗の拡大も好調だ。2023年7月には300店舗を達成。日本ソフトの調べによれば、2022〜23年での店舗数の伸び率は6.99%である。焼肉チ

              牛角、安楽亭に代わって急浮上…「焼肉きんぐ」「焼肉ライク」ターゲットが"正反対"の2者の意外な共通点 「レッドオーシャン」の焼肉業界で"これから来る店"の絶対法則
            • うどんの流体力学者たち〜見えない丸亀を求めて - SUUMOタウン

              著者: 谷頭和希 丸亀と東京の二拠点生活が始まった 私は、チェーンストアや街、空間について書いたり、話したりしている。肩書はその時々によってライターだったり、作家だったり、批評家だったりする。とにかく、「場所」についてあれやこれややっている人間だ。 そんな私が、去年の11月から香川県・丸亀と東京での二拠点生活をはじめた。さまざまな事情が重なり、それまで続けていた仕事を辞めてフリーランスになったからだ。さまざまな事情、というのの大部分は親類の都合で、その親類がいるのが丸亀なのである。 最初のうちは、なんだか観光気分。丸亀といえば、日本一高い石垣を持つ丸亀城や、地元を代表するB級グルメ・骨付鳥が有名で、数日間はそれらをしっかり堪能した。 思いの外、高い丸亀城に興奮したり、 骨付鳥の名店『一鶴』で骨付鳥をたらふく食べたり とはいえ、外せないのが、うどんだろう。丸亀を車で走っていると、あちらこちら

                うどんの流体力学者たち〜見えない丸亀を求めて - SUUMOタウン
              • 日本社会は「全身全霊」を信仰しすぎている?「兼業」を経験した文芸評論家・三宅香帆と「ゆる言語学ラジオ」水野太貴が語る働き方 - 集英社新書プラス

                「大人になってから、仕事に追われて、読書や趣味が楽しめなくなった」という悩みを抱えてる人は少なくはないのではないか。かつて自らもこの悩みにぶちあたった、文芸批評家の三宅香帆氏は、労働と読書の歴史をひもときながらその根源を新刊『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で分析した。 本書で提起されている「全身全霊で働く」という労働観の問題をめぐって、三宅氏と人気YouTube番組「ゆる言語学ラジオ」の水野太貴氏が対談。会社員の傍ら執筆活動をしていた三宅氏と、編集者をしながらYouTuberとしても活躍する水野氏が、現代の「働き方」について考える。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は半身で書いた? 水野 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで面白かったのは、最終的に経済思想について書かれていることですね。三宅さんは「全身全霊

                  日本社会は「全身全霊」を信仰しすぎている?「兼業」を経験した文芸評論家・三宅香帆と「ゆる言語学ラジオ」水野太貴が語る働き方 - 集英社新書プラス
                • ヴィレッジヴァンガードと、アイロニーの問題 - コメカブログ

                  谷頭和希さんが書かれたヴィレッジヴァンガード(以下VV)についての記事を、面白く読んだ。 ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた 「遊べる本屋」はなぜ魅力を失ってしまったのか | 街・住まい | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net) しかしVVが提案していた「サブカル」って、世代によって受け止められ方がだいぶ違うのだろう。ぼくは1984年生まれで、ゼロ年代半ばぐらいに一番VVに行っていた。で、当時VV的「サブカル」プレゼンテーションって既に、半笑いな感じで受け止められていたと思う。本当にハードコアな人は行かない店というか。自分は当時「アンチ選民主義!汎用化されたチープ・サブカルがむしろ大切!」みたいなことを考えていたので、VV的な安っぽさがむしろ好きだったんだけど。 谷頭さんの記事の、「「サブカル」という言葉の輪郭が曖昧になるにつれて、その空間の演出も曖昧になってしま

                    ヴィレッジヴァンガードと、アイロニーの問題 - コメカブログ
                  • 「競争中毒」をやめる方法 - 集英社新書プラス

                    発売以来各書店やSNS大きな反響を呼び、15万部の大ベストセラーとなった『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。著者の三宅香帆氏が同書で提起したのは、日本社会における「全身全霊」信仰だった。 本記事では全身全霊でビジネス書を作ってきたが現在は「燃え尽きている」編集者の箕輪厚介氏と三宅氏が対談。2人の対話を通して、仕事や競争以外のモチベーションの見つけ方を考える。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) 「表現」は救いにならない? 三宅 『かすり傷も痛かった』で印象的だったのが、「人は競争から本当に逃れられるんだろうか?」という問いでした。 箕輪     本気で相談していいですか。 三宅     はい。 箕輪     僕にとってみれば、競争のために頑張ることより、むしろ脱競争の方が、辛い道なんですよ。 三宅 うわあ、その感じ、わかるかも。 箕輪 『かすり傷も痛かった』を書い

                      「競争中毒」をやめる方法 - 集英社新書プラス
                    • 【書店危機】今必要なこと『ブックオフから考える』谷頭和希が提言する“せんだら需要”と“非画一性”

                      連日のように書店閉店のニュースが届く現在。今後書店にはどんな活路があるのか。 地方はもとより都心の大型書店やチェーンの書店も相次いで閉店するなど、書店を取り巻く情勢は厳しさを増している印象を受ける。個人の嗜好やニーズが多様化し、多岐にわたる娯楽が誕生する中、書店はどのようにあるべきなのか。 『ブックオフから考える: 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社/刊) 『ブックオフから考える: 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』(青弓社/刊)などの著作があり、サブカルチャーから書店事情全般に精通する谷頭和希氏に話を聞いた。 ――日本各地で書店が閉店し、ニュースになることも増えています。こうした現状について、谷頭さんはどう考えていますか。 谷頭:書店が減少するのは仕方ない側面があると思います。業界全体の制度的な問題はありますが、顧客の目線からすると、既存の書店の多くは、利用者のニ

                        【書店危機】今必要なこと『ブックオフから考える』谷頭和希が提言する“せんだら需要”と“非画一性”
                      • 渋谷に若者が再び集まりだしていた…渋谷“ミヤシタパーク”で見た「異様な光景」(谷頭 和希) @moneygendai

                        今のミヤシタパークのリアルは? 2020年4月、渋谷駅のすぐ横に誕生した「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」。 もともと同地に存在した宮下公園をリニューアルする形で生まれた施設だ。三井不動産と渋谷区が共同で開発を進め、公園だけではなく商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」とホテル「sequence」も兼ねている。 現在では、訪日観光客の定番観光スポットの一つともなる同公園だが、開業当初は大きな批判も集まった。宮下公園にいたホームレスを強制的に排除する形で、半ば強引にその建設が進められたからだ。 開業当初は、批判的な論調の記事が各種メディアで多く書かれ、現在進む神宮外苑再開発とともに、民間企業とタッグを組んだ行政による悪どい再開発の代表例、として印象付けられた感じがある。 とはいえ、喉元過ぎれば……ではないが、そうした批判も大量の情報があふれるSNS社会では一過

                          渋谷に若者が再び集まりだしていた…渋谷“ミヤシタパーク”で見た「異様な光景」(谷頭 和希) @moneygendai
                        • マクドナルドの“高級化”は問題なし? プチ炎上続きのマックCMが「エモい」マーケティングの成功例といえる理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                          マクドナルドの“高級化”は問題なし? プチ炎上続きのマックCMが「エモい」マーケティングの成功例といえる理由 先月、マクドナルドがメニュー全体の3割に相当する商品に10~30円の値上げを実施した。チェーンストア研究家の谷頭和希氏は、マクドナルドにとって値上げは問題ではないと述べる。それはマクドナルドがコスパのいい飲食店から、エモさを感じられる「居場所」へと変化しているからだという。マクドナルドの「エモ」戦略を、近年のCMから読み解く。

                            マクドナルドの“高級化”は問題なし? プチ炎上続きのマックCMが「エモい」マーケティングの成功例といえる理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
                          • コンテンツ過多は教養を衰退させた?文芸評論家、三宅香帆と芸人・YouTuber、大島育宙が考える - 集英社新書プラス

                            「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。このような現代人の悩みに、文芸評論家の三宅香帆氏が向き合った新書が『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』である。 発売1か月ですでに大きな反響を呼んでいる本書の刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活動しながら、ドラマや映画などのコンテンツを紹介している大島育宙氏と著者の三宅氏が対談。現代のコンテンツ受容と、教養の変質がもたらす問題について語り合う。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) ガラパゴス化するコンテンツ受容 三宅 実は前から大島さんの普段の発信を拝見していて、勝手に親近感を持っていました。同世代ならではの感覚があるのかなと。 大島       僕の場合、初対面の同世代の人と仕事するのは、今年初めてかもしれないですね(笑) 最近だと「バ

                              コンテンツ過多は教養を衰退させた?文芸評論家、三宅香帆と芸人・YouTuber、大島育宙が考える - 集英社新書プラス
                            • 起業、インフルエンサー、熱狂……2010年代の「全身全霊ブーム」はなにを生んだのか? - 集英社新書プラス

                              発売以来各書店やSNS大きな反響を呼び、15万部の大ベストセラーとなった『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』。著者の三宅香帆氏が読書史と労働史を振り返るなかで考えたのは、日本社会においては「全身全霊」で頑張ることが称揚されすぎているということ、そして「半身」で働ける社会を作るということだった。 本記事では、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだことで自らの働き方を見直したと語る編集者の箕輪厚介氏と三宅氏が対談。 2010年代にNewsPicks Book編集長として堀江貴文氏『多動力』、落合陽一氏『日本再興戦略』、前田裕二氏『人生の勝算』(いずれも幻冬舎)などの自己啓発書を世に出す傍ら、自らが執筆した『死ぬこと以外かすり傷』(マガジンハウス)を大ヒットさせた箕輪氏と、そのブームを学生・会社員として体感した三宅氏が考える、働き方のこれまでと理想のあり方とは。 『なぜ働いていると

                                起業、インフルエンサー、熱狂……2010年代の「全身全霊ブーム」はなにを生んだのか? - 集英社新書プラス
                              • 究極の経済的合理性を実現しているパノプティコン建築が令和の日本にもある! - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸

                                最近、渋谷が人気ない、みたいなニュースを見かけた。 座るスペースがない、滞留することができないのが、原因らしい。 渋谷の地べたにたむろしていた若者はどこに消えた…若者を渋谷から遠ざけた「元凶」(谷頭 和希) | マネー現代 | 講談社 gendai.media これを見ると、2003年から2005年を境に、一気に下火になっていることがわかる。つまり、この頃に路上からジベタリアンが姿を消したのだ。おそらくこの背景には、2000年代以降の「街の管理」強化がある。例えば、「排除アート」と呼ばれる、人が滞留できないよう設置された街角のオブジェなどがその例だ。 渋谷の井の頭線高架下広場の奇妙な突起物は、その一例といえる。監視カメラの増加もこの頃から起こっている(特に2001年の池田小事件が契機だともいわれている)。 建築史家の五十嵐太郎氏は、こうした都市の在り方を「過防備都市」と名付け、2004年に

                                  究極の経済的合理性を実現しているパノプティコン建築が令和の日本にもある! - 逆寅次郎のルサンチマンの呼吸
                                • ガラガラな「イオンモール高松」、ショッピングモール戦争の軍配は「商店街」に!?|楽待不動産投資新聞

                                  こんにちは、全国のチェーンストアを研究している、ライターの谷頭和希です。今回も、ショッピングモールを巡りながら見えてくる日本の都市の「いま」をお届けします。 消費行動の多くが駅前からロードサイド沿いに移り、郊外のショッピングモールが盛況な時代。この連載でも、その様子をレポートしてきました。 しかし、すべてのショッピングモールが賑わっているわけではありません。栄えるモールがあれば、そうでないモールもある。特に不動産物件を購入したとき、その周辺にあるモールがどの程度繁盛しているのか、施設として魅力があるのかは、非常に重要なポイントでしょう。 今回は、そんなショッピングモール間の成否について見ていきましょう。 イオンモール高松、ちょっと寂しい? 今回お邪魔するのは香川県高松市。香川県の県庁所在地であり、四国の都市の中でも、最も栄えている街の1つです。ショッピングモール、およびそれに類する商業施設

                                    ガラガラな「イオンモール高松」、ショッピングモール戦争の軍配は「商店街」に!?|楽待不動産投資新聞
                                  • 再開発で“たむろできる場所”が激減…渋谷から“追い出された若者”たちが「今いる場所」 | 女性自身

                                    4月17日に、東京・原宿の神宮前交差点に新しい複合施設「ハラカド」が開業。「新たな原宿カルチャーの創造と体験の場」として、買うだけでなく体験もできる施設としてリニューアルした。 「ハラカド」開業は、渋谷駅から半径2.5kmの広域渋谷圏「Greater SHIBUYA」と呼ばれる再開発の一環で始まったもの。今後も今夏に「渋谷サクラステージ」の開業や、来年には代々木公園がスポーツパークやフードホールを備えた施設への着工が予定されている。 「Greater SHIBUYA」計画を含めて、渋谷・原宿エリアでは「100年に一度の再開発」とも言われる凄まじい大改革が進んでおり、18年に「渋谷ストリーム」、19年に「渋谷スクランブルスクエア」、20年には「MIYASHITA PARK」などが次々と開業している。 しかし、そんな渋谷の再開発には賛否があるようで、ハラカド開業当日、SNSでは《ハラカド今日か

                                      再開発で“たむろできる場所”が激減…渋谷から“追い出された若者”たちが「今いる場所」 | 女性自身
                                    • 早稲田のブックオフで未開封の「鬼平犯科帳DVDコレクション」が売られていたワケ

                                      たにがしら・かずき/チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語っている。「東洋経済オンライン」「Web Across」などで連載を執筆、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。2022年に初の単著『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)を上梓。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている一大古書チェーン・ブックオフ。筆者はブックオフの特徴に、本との偶然の出会いに代表されるよう

                                        早稲田のブックオフで未開封の「鬼平犯科帳DVDコレクション」が売られていたワケ
                                      • 豊洲「千客万来」は“インバウン丼”以外も残念だった…外国人観光客に合わせすぎた「悲しい現実」(谷頭 和希) @moneygendai

                                        2024年2月1日、豊洲市場の隣に新しくオープンした商業施設「豊洲千客万来」。 そこで売られている海鮮丼の値段が高額だと話題になり、「インバウン丼」なるネットミームが生まれた。 しかし、【前編】『“インバウン丼”で話題の豊洲「千客万来」は今どうなっているのか…現地に広がっている「意外な光景」』で見たように、筆者は同地にフィールドワークを行いその現状を調査したが、適正価格ともとれる値段のものもあり、当初騒がれたほど、全ての商品の値段が高いわけではなかった。 1階〜3階までにぎっしりと飲食店が軒を連ねており、いろいろな食の楽しみ方ができるように感じた。 「千客万来」は商業施設としてみるとどうか このように、オープン当初叫ばれたような「異常な物価」は、イメージ先行の側面も強く、その点だけで、批判されるのは少し可哀想だと思う。 ただ、千客万来を純粋な商業施設として見たときに、残念な箇所もいくつかあ

                                          豊洲「千客万来」は“インバウン丼”以外も残念だった…外国人観光客に合わせすぎた「悲しい現実」(谷頭 和希) @moneygendai
                                        • 2023年10月~12月に読んだ本についての短いコメント - 29Lib 分館

                                          谷頭和希『ブックオフから考える:「なんとなく」から生まれた文化のインフラ』青弓社, 2023. ブックオフ論。ブックオフは買取したものをただ棚に並べているだけで、店側に選択の意図がなく、自己主張が感じられない。だからこそ、若者が多様な文化に触れることのできる貴重な入口となっている、と主張する。一方で、持ち込み客によって店の品揃えが左右されてしまうというローカルな面もあり、そこが面白さであるとも。したがって、ブックオフは「出版業界の寄生虫」(小田光雄『ブックオフと出版業界』論創社, 2008)ではなく、公共性を持つ空間である、と好意的な評価を与える。ただ、ブックオフ側の意図欠如を「なんとなく」というキーワードで説明してしまうのは違う気がする、店側は戦略的にやってるのだから。まあでも面白かった。公共図書館との比較もある。 永江朗『私は本屋が好きでした:あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏

                                            2023年10月~12月に読んだ本についての短いコメント - 29Lib 分館
                                          • 『渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai』へのコメント

                                            ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                              『渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai』へのコメント
                                            • テナントは穴だらけ…それでも「麻布台ヒルズ」が人気を集める「意外な理由」(谷頭 和希) @moneygendai

                                              麻布台ヒルズが話題だ。 去年の11月にエリアの一部が開放されて、その中にある日本一の高層ビルで大きな注目を集めている。それだけではなく、その中央広場にある奈良美智やオラファー・エリアソンのパブリックアートも注目されている理由の一つ。それに、今や日本の観光名所の定番ともなりつつある「チームラボ」のスペースもある。 とはいえ、一部ではあまり評判がよろしくないようだ。穴だらけのテナントや、迷路のような通路の構造が批判されていたりする。 そんな麻布台ヒルズであるが、私は来日観光客からは人気が出るんじゃないかと思っている。なぜなら、麻布台ヒルズから見る東京は、シティ・ポップの描くTOKYOの姿であるからだ。 どういうこと?と思った人、順を追って説明します。 麻布台ヒルズがあるところって? 話を進める前に、基本情報をまとめよう。 麻布台ヒルズは、東京都港区麻布台に作られた。元々、住宅が密集している土地

                                                テナントは穴だらけ…それでも「麻布台ヒルズ」が人気を集める「意外な理由」(谷頭 和希) @moneygendai
                                              • 12/17@12時34分 - 楽園に刻まれた愛の詩は

                                                youtu.be Midnight Grand Orchestra『Igniter』Music Video Starpeggio Midnight Grand OrchestraJ-Pop¥1528 #宇多田ヒカルの好きな曲10曲あげるとその人の世界が分かる 桜流し Passion 光 traveling FINAL DISTANCE Wait & See~リスク~ 嘘みたいなI Love You time will tell One Last Kiss Be My Last 積みゲー沢山あるのに またゲーム購入^q^ DiscordでLINEのオープンチャットに誘われたのでありがたく加入。 どんな感じなのかしら~??? 毎週日曜日に弟の車で一緒に朝マック行ってから、図書館まで送ってもらっているのが習慣になっている。しかも朝マックは弟が奢ってくれるという...優しすなぁ(ダメ兄) ブックオ

                                                  12/17@12時34分 - 楽園に刻まれた愛の詩は
                                                • 地方都市の「ファスト風景化」を勝手に憂う人の病理とは? 車なしで暮らせる都会人の「一方的な郷愁」だ (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                  X(旧ツイッター)上で、「ファスト風景」なる言葉が話題となった。地方都市の風景が、その都市ならではの魅力を失い、「よくある東京郊外の風景」になってしまっていることを憂うワードのようだ。 だが、『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』などの著作を持つチェーンストア研究家・谷頭和希氏は、この憂いについて「郊外の実態を捉えられていない」と述べるとともに、「なぜ、人はファスト風景(風土)を批判するのか。それは、私たちが『自動車』の作り出す風景に慣れていないからだ」と指摘する。 【写真】いわゆる「ファスト風景(風土)」はこんな風景のこと ■地方都市が平成の間に「ファスト風景」化? 「ファスト風景」という言葉が話題らしい。 発端となったのは、ひとりのX(旧ツイッター)ユーザーによる投稿だ。 当該ユーザーを貶める意図は本稿にはないため、ここではポストそのものは紹介しないが、そのユーザーはロードサイドの写真を

                                                    地方都市の「ファスト風景化」を勝手に憂う人の病理とは? 車なしで暮らせる都会人の「一方的な郷愁」だ (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                  • ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた - ライブドアニュース

                                                    2024年1月18日 16時30分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと は近年、既存店の数が減り続けるなどし、不調だそう ヴィレヴァンの「世界観」が現在の消費のトレンドとマッチしていないと筆者 店舗には「余白」がなく、「押し付けがましさ」が不利に働いているとした 「遊べる本屋」ヴィレヴァンはなぜ魅力を失ってしまったのか?(筆者撮影) 「遊べる本屋」、。「ヴィレヴァン」として全国に店舗を広げる同店だが、知らないうちにそこそこマズいことになっていたらしい。 というのも、2023年11月中間決算によると、営業損失が7億4900万円で、前年同期の1億7600万円の損失から赤字が拡大しているからだ。既存店の数はここ数年で減り続けており、それによる単純な減収、そして人件費や物価高の影響も響いている。 売上高ベースで見ると、2016年5月期が最高収益で、467億5800万

                                                      ヴィレヴァンが知らぬ間にマズいことになってた - ライブドアニュース
                                                    • ブックオフが死守する「鉄の掟」カオスな商品棚を生む「出し切り」の秘密とは?

                                                      たにがしら・かずき/チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語っている。「東洋経済オンライン」「Web Across」などで連載を執筆、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。2022年に初の単著『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)を上梓。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている一大古書チェーン・ブックオフ。実は、同社が採用している「出し切り」と呼ばれるシステムが、特

                                                        ブックオフが死守する「鉄の掟」カオスな商品棚を生む「出し切り」の秘密とは?
                                                      • 谷頭和希|記事一覧|日刊SPA!

                                                        ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)

                                                        • 超一等地の原宿・渋谷に現れた「何もない空間」のビルに若者殺到…店舗数が少なくても儲かる真新しい仕組み(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース

                                                          原宿や渋谷にできた新しい商業施設の“余白ビジネス”が話題を呼んでいる。高地価の超一等地にもかかわらず、がらんとした空間が広がるフロアが目立つのだ。チェーンストア研究家・ライターの谷頭和希さんが現地に足を運んで、新トレンドを分析した――。 【写真】4月にリニューアルオープンした「渋谷TSUTAYA」 ■「ハラカド」に出現した「何もない」広場 都内では2024年も次々と巨大な商業施設がグランドオープンしているが、集客できる施設がある一方で、集客できない施設もある。その成否を分けるポイントとは何か? 成功の法則はどこにあるのか? 商業施設を実際に訪れて探ってみよう。 最初に注目したいのは、4月にオープンした、原宿の「ハラカド」だ。原宿の中心部に誕生した商業施設で、対角線上には旧・東急プラザ原宿の「オモカド」がある。交差点の角に立っているからハラカド、というわけだ。地上7階・G階・地階と合わせ9フ

                                                            超一等地の原宿・渋谷に現れた「何もない空間」のビルに若者殺到…店舗数が少なくても儲かる真新しい仕組み(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
                                                          • ぱるるが“嘘をつかずに言いたいことを言う”と決めたAKB時代。島崎遥香が突き進む「おひとりさま」とは…「自分の心を守る意味でも大事なことだと思って」 - 記事詳細|Infoseekニュース

                                                            ぱるるが“嘘をつかずに言いたいことを言う”と決めたAKB時代。島崎遥香が突き進む「おひとりさま」とは…「自分の心を守る意味でも大事なことだと思って」 集英社オンライン / 2024年5月2日 18時0分 AKB48を卒業した後は女優、モデル、タレント、YouTuberなどマルチな活躍を見せてきた、ぱるること島崎遥香。そんなぱるるが2024年に30歳、芸歴15周年目を迎える節目のタイミングで、『ぱるるのおひとりさま論』を刊行した。本の刊行経緯や、彼女が今考えていることを聞いた。 【画像多数】30歳を迎えて、オトナの魅力が全開のぱるる 芸能人だって、同じ人間──『おひとりさま論』は「おひとりさまでもいいじゃないか」と肯定することが全体のテーマかと思います。そもそも、どうして出版することになったんでしょう? 島崎遥香(以下同) 2024年でちょうど30歳になるというタイミングで、編集者からなにか

                                                              ぱるるが“嘘をつかずに言いたいことを言う”と決めたAKB時代。島崎遥香が突き進む「おひとりさま」とは…「自分の心を守る意味でも大事なことだと思って」 - 記事詳細|Infoseekニュース
                                                            • TSUTAYAはもはや「レンタルビデオ屋」ではない…「カルチャー・インフラ」作りという新たな需要(谷頭 和希) @moneygendai

                                                              人が交流する場所づくり 雄大に広がる瀬戸内海をバックに、高校生のバンドが、流行りの曲を歌う。 ステージの前には、別の高校生たちがこの日のために作った「オリジナルピンチョス」を売るテントや、小さい子どもを対象にしたワークショップのテントもある。 筆者が訪れていたのは、香川県・丸亀で開かれた「丸亀大文化祭」。 丸亀は、うどんでお馴染みの、香川県第二の都市。 これは、丸亀周辺にある高校生たちが自主的に立ち上げたイベントで、この日のために数ヶ月以上の準備を重ねてきた。元は丸亀に縁のある企業の連合体「四国家サポーターズクラブ 丸亀にぎわいプロジェクト」が主催した「まるがめ地域活性化プランコンテスト」で最優秀賞を取った企画。 高校生たちの意を汲んで、「丸亀にぎわいプロジェクト」が共催として協力、地元企業の「株式会社HYAKUSHO」へ総合プロデュースを依頼し、実現した。 一方、このイベントを影で支えて

                                                                TSUTAYAはもはや「レンタルビデオ屋」ではない…「カルチャー・インフラ」作りという新たな需要(谷頭 和希) @moneygendai
                                                              • 西武が売却?「赤プリ跡地の施設」失敗の本質理由

                                                                ニーズの問題でいえば、(もはや前の部分の繰り返しになってしまうけれど)東京ガーデンテラス紀尾井町は、誰のニーズに合致しているのかがわからない。広い庭園はある。でも、そこは東京の中心部のオフィス街で、潜在的に若い層がいるわけでもない。外国の人が、東京らしい風景を楽しめるか、といえば、特にそうでもない。 この意味で、とにかく「パッとしない」のが、東京ガーデンテラス紀尾井町なのだ。 ところで、ここまで書いてあることに気付いた。 信念なく「多様性」に頼ると、「平凡」になる 東京ガーデンテラス紀尾井町の1つの特徴は、様々な景観の「多様性」にあるという。確かに、自然もあれば、歴史もある、そしてオフィスビルもある。 しかし、「多様」であるがゆえに「凡庸」なのではないか? だから、パッとしないのではないか? これは、景観だけでなく、そのターゲッティングにもいえる。サラリーマン向けでもあり、観光客向けでもあ

                                                                  西武が売却?「赤プリ跡地の施設」失敗の本質理由
                                                                • 木更津駅前の「生きた廃墟」、スパークルシティ木更津に行ってみたら衝撃的すぎた|楽待不動産投資新聞

                                                                  こんにちは、全国のチェーンストアを研究している、ライターの谷頭和希です。今回も、ショッピングモールを巡りながら見えてくる日本の都市の「いま」をお届けします。 連載第4回の舞台は、千葉県・木更津。実は木更津、2023年の東京圏における公示地価上昇率で1位になった都市なのです。 その要因の1つが、ショッピングモールかもしれません。木更津と言えば「三井アウトレットパーク木更津」がある場所で、賑やかなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。 一方で、木更津駅前は全く違う顔をしています。「生きた廃墟」と揶揄される「スパークルシティ木更津」もあり、寂しい雰囲気が漂います。 実際に訪れた私も、まるで同じ街とは思えず、アウトレット周辺との落差に驚きました。 今回は、「三井アウトレットパーク木更津」の様子をレポートしつつ、近隣の商業施設との関係性にも目を向けながら、木更津の姿をお伝えしたいと思いま

                                                                    木更津駅前の「生きた廃墟」、スパークルシティ木更津に行ってみたら衝撃的すぎた|楽待不動産投資新聞
                                                                  • ゲーセン「大量閉店」の背後にある本質的な変容

                                                                    【読売新聞】チェーンストア研究家・ライター 谷頭 和希 学校の帰り道、ゲーセンに寄って、友達とだらだらした経験のある人はいるだろうか? 筆者も中高時代、そんな経験をした一人だ。音ゲーが好きな友人がいて、「maimai」というゲームを

                                                                      ゲーセン「大量閉店」の背後にある本質的な変容
                                                                    • 多文化共生タウン「東東京」を漫画家・かつしかけいたと散歩した - イーアイデム「ジモコロ」

                                                                      首都・東京。大都会のイメージを持つこの街で、近年、注目を集めるエリアがある。「東東京(ひがしとうきょう)」だ。 一般には台東区、墨田区、江東区、足立区、江戸川区、葛飾区、荒川区の7区を一括りにして名付けられたエリアだが、東京の西側に比べると家賃が安く、若いクリエイターや外国人の流入が増え、にぎわいを見せているという。 そんな東東京エリアに暮らす人々を描くのが、マンガ『東東京区区(ひがしとうきょうまちまち)』。 今回はこのマンガの作者である、かつしかけいたさんと東東京を歩きながら、東東京の魅力や現在、さらには、「ローカルとしての東京」についてじっくり話した。 写真右から、かつしかけいたさん、筆者の谷頭和希 散歩の出発地は、町屋駅。東京メトロ千代田線と、京成線、都電荒川線(東京さくらトラム)が交差する、東東京エリアのなかでも活気のある街の一つ。今回は、町屋駅から三河島駅を経由し、日暮里まで歩い

                                                                        多文化共生タウン「東東京」を漫画家・かつしかけいたと散歩した - イーアイデム「ジモコロ」
                                                                      • 富士そばの2300円の丼ものが「インバウン丼と呼ばれて炎上…」広報直撃! 店舗限定に高額メニューが並ぶ意外すぎる理由 - ライブドアニュース

                                                                        立ち食いそばチェーンながら店舗ごとにラーメンや丼物などの限定メニューを展開していることがファンの間で知られている「名代 」。そんな限定メニューの中でも、今もっとも注目を集めるのが、2300円と高価格な「DX柔らかポークの薬味たっぷり玉子丼」。一部では「高すぎる!」と炎上までした丼の開発意図とは? そのおいしさは? 実際に食べてから、広報に話を聞いてみた。 関東圏を中心に展開する「名代 」。 実は、そのメニューが、店舗ごとに少しずつ異なることをご存知だろうか? チェーンなのに店舗ごとに存在するオリジナルメニュー……。なんとも心そそられるではないか。 中でも最近、興味をひかれたのが、「DX(デラックス)柔らかポークの薬味たっぷり玉子丼」。驚くのは、その値段。 2300円なのだ。 の値段じゃない! 実際、SNSなどでは「インバウン丼」などと揶揄されていた。気になる。ちょっと食べに行ってみようでは

                                                                          富士そばの2300円の丼ものが「インバウン丼と呼ばれて炎上…」広報直撃! 店舗限定に高額メニューが並ぶ意外すぎる理由 - ライブドアニュース
                                                                        • 渋谷はスタバ18軒あるのに大混雑…休日のカフェ難民続出の陰に再開発がもたらした弊害(女性自身) - Yahoo!ニュース

                                                                          毎週末、多くの人で賑わう東京・新宿。しかし、訪れた人の“嘆き”が最近話題を呼んだ。 4月上旬、Xであるユーザーが、《新宿にいるが、どうでもいいチェーンの喫茶店にまで行列ができているのは街としてミスっているのではないか》と投稿。すると、同様の思いを抱いていた人は多かったようで1.1万以上の“いいね”がつくなど、大きな反響が寄せられることとなった。 《新宿あるあるですね。ドトール行列は草ですよ》 《別にコーヒーが飲みたい訳じゃなく座って一息つける場所が無いから喫茶店入るしかないんよね 明らかに昔より座れる場所が無くなっていってる》 また《これね、梅田とかも同じ課題抱えてますね。来街者数に対してカフェの供給が追いついてない》のように、他の都市でも同じ状況が頻発していることを指摘する声も少なくなかった。 新宿や渋谷といった大都市には、大手チェーンをはじめ喫茶店が何店舗も展開されているが、このGWを

                                                                            渋谷はスタバ18軒あるのに大混雑…休日のカフェ難民続出の陰に再開発がもたらした弊害(女性自身) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai

                                                                            実際、インタビューでの声に耳を傾けてみると、渋谷の利用頻度は、その人の日常的な移動経路に大きく左右されている。 ある20代女性は、高校時代、井の頭線を使う通学路の途中で渋谷に立ち寄るのが日課だったと懐かしそうに語っていた。街歩きが好きだった彼女は、渋谷の隅々まで探索し、個人経営の喫茶店(名曲喫茶「ライオン」など)も開拓していたという。 だが、ライフスタイルの変化とともに渋谷から遠ざかった今、渋谷にわざわざ行くことはない、という。そう思えるほどの魅力が、もはや感じられないのだそうだ。渋谷通だった人ですらこう言うのだから、渋谷の誘引力の低下がわかる。 渋谷は「お金を使わされる場所」 一方で、インタビューの中では「渋谷の圧迫感がストレスだ」という声も聞かれた。地方から上京したある10代の女子大生は、新宿や渋谷では、何となくぶらぶらしていることがはばかられる、と漏らす。「座れる無料スペースが少なく

                                                                              渋谷はもう「若者の街」じゃない…イケてた街が「楽しくなくなった」納得の理由(谷頭 和希) @moneygendai
                                                                            • 再開発で“たむろできる場所”が激減…渋谷から“追い出された若者”たちが「今いる場所」(女性自身) - Yahoo!ニュース

                                                                              4月17日に、東京・原宿の神宮前交差点に新しい複合施設「ハラカド」が開業。「新たな原宿カルチャーの創造と体験の場」として、買うだけでなく体験もできる施設としてリニューアルした。 「ハラカド」開業は、渋谷駅から半径2.5kmの広域渋谷圏「Greater SHIBUYA」と呼ばれる再開発の一環で始まったもの。今後も今夏に「渋谷サクラステージ」の開業や、来年には代々木公園がスポーツパークやフードホールを備えた施設への着工が予定されている。 「Greater SHIBUYA」計画を含めて、渋谷・原宿エリアでは「100年に一度の再開発」とも言われる凄まじい大改革が進んでおり、18年に「渋谷ストリーム」、19年に「渋谷スクランブルスクエア」、20年には「MIYASHITA PARK」などが次々と開業している。 しかし、そんな渋谷の再開発には賛否があるようで、ハラカド開業当日、SNSでは《ハラカド今日か

                                                                                再開発で“たむろできる場所”が激減…渋谷から“追い出された若者”たちが「今いる場所」(女性自身) - Yahoo!ニュース
                                                                              • “インバウン丼”で話題の豊洲「千客万来」は今どうなっているのか…現地に広がっている「意外な光景」(谷頭 和希) @moneygendai

                                                                                「インバウン丼」で話題になった商業施設 2024年2月1日、豊洲市場の隣に新しい商業施設がオープンした。 「豊洲千客万来」だ。 大手・温泉施設グループとして知られる「万葉倶楽部」が施設管理者で、建物は、飲食街である「豊洲場外 江戸前市場」と、温泉施設「東京豊洲万葉の湯」から成り立っている。 施設全体としては江戸時代の街並みが再現されていて、中には大きな「時の鐘」もある。さながら江戸時代をテーマにしたテーマパークのようで、「日本の食を通じて世界に日本文化をアピールする」という理念のもと、訪日観光客向けの施設であることが全面に押し出されている。 「千客万来」は、2月のオープン直後、そこで売られている海鮮丼の値段で話題になり、「インバウン丼」なるネットミームが生まれたほど。ウニ丼が18000円、みたいな話がセンセーショナルに取り上げられていた。最近では、ニセコをはじめ、観光地におけるインバウンド

                                                                                  “インバウン丼”で話題の豊洲「千客万来」は今どうなっているのか…現地に広がっている「意外な光景」(谷頭 和希) @moneygendai
                                                                                • 渋谷はスタバ18軒あるのに大混雑…休日のカフェ難民続出の陰に再開発がもたらした弊害 | 女性自身

                                                                                  毎週末、多くの人で賑わう東京・新宿。しかし、訪れた人の“嘆き”が最近話題を呼んだ。 4月上旬、Xであるユーザーが、《新宿にいるが、どうでもいいチェーンの喫茶店にまで行列ができているのは街としてミスっているのではないか》と投稿。すると、同様の思いを抱いていた人は多かったようで1.1万以上の“いいね”がつくなど、大きな反響が寄せられることとなった。 《新宿あるあるですね。ドトール行列は草ですよ》 《別にコーヒーが飲みたい訳じゃなく座って一息つける場所が無いから喫茶店入るしかないんよね 明らかに昔より座れる場所が無くなっていってる》 また《これね、梅田とかも同じ課題抱えてますね。来街者数に対してカフェの供給が追いついてない》のように、他の都市でも同じ状況が頻発していることを指摘する声も少なくなかった。 新宿や渋谷といった大都市には、大手チェーンをはじめ喫茶店が何店舗も展開されているが、このGWを

                                                                                    渋谷はスタバ18軒あるのに大混雑…休日のカフェ難民続出の陰に再開発がもたらした弊害 | 女性自身