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近代史の検索結果481 - 520 件 / 586件

  • 給付金はなぜ世帯主なの?実は日本だけの「戸籍・住民票・世帯主」 | ZEIMO

    コロナ禍により全国で非常事態宣言がされて、不要不急の外出を控えるように言われている中で、4月27日までは、市区町村の役所、役場はかなり混雑していたそうです。それは、10万円の給付金を貰うために、住民登録をしようとしている人たちがたくさん訪れていたからです。 「住民登録をしないで日本に住むことが出来るの?」と思う人も多いと思いますが、世帯単位で住民登録を管理している日本では意外と盲点があるのです。 30万円給付金検討の時に、迷走の原因となった「世帯主」を筆頭者として作成されている住民登録(住民票)は、世界的には実は日本独自のかなり珍しい制度です。何が独自で、現在では何が問題なのか?分かりやすく解説したいと思います。 1.戸籍制度と住民票制度について 日本には、戸籍制度と住民票制度の2つの似たような制度が存在しています。 日本人であれば、日常生活の中で、どのような時に戸籍謄本の写し(戸籍制度に

      給付金はなぜ世帯主なの?実は日本だけの「戸籍・住民票・世帯主」 | ZEIMO
    • 都会の真ん中にアンモナイト! 石材研究の第一人者・西本昌司さんと東京・丸の内で「すごい石」を探した(後編)|好書好日

      文:加賀直樹、写真:斉藤順子、絵:前川明子 西本昌司(にしもと・しょうじ)街角地質学者 1966年、広島県生まれ。名古屋市科学館主任学芸員。博士(理学)。専門は、岩石学、地球科学、博物館教育。筑波大学第一学群自然学類卒業。同大学院地球科学研究科前期課程修了。名古屋大学博物館研究協力者、愛知大学非常勤講師、NPO法人日本サイエンスサービス理事。地球科学の振興につとめている。著書に『街の中で見つかる「すごい石」』『本当にわかる地球科学』(以上、日本実業出版社)、『地球のはじまりからダイジェスト』(合同出版)など。 >【前編はこちら】スタートは東京駅丸の内南口(原敬・元首相の暗殺場所) 【午後2時】大手町ビル ――「大手町ビル」に到着しました。ちょうど1時間が経過。……って、東京駅から300メートルも離れていないですが。 玄関の壁や床などは「稲田石」ですね。バブルの頃まではビルにもよく使われてい

        都会の真ん中にアンモナイト! 石材研究の第一人者・西本昌司さんと東京・丸の内で「すごい石」を探した(後編)|好書好日
      • 広島・呉の路面電車 第1号は大川製 明治時代の写真などで確認 | 西日本新聞me

        福岡県大川市の近代史を研究しているNPO法人「大川未来塾」理事の本間雄治さん(71)が、明治時代に広島県呉市で開業した「呉電気鉄道」の路面電車の第1号電車を、大川市に当時あった「大川運輸」が製造したことを、当時の写真などで確認した。本間さんは「大川の地が、明治の近代化の一翼を担ったことを知ってほしい」と話す。 大川運輸は明治から大正期にかけて、佐賀県で企業群を形成した旧深川財閥が経営した。当時九州有数の物流拠点だった大川市の若津地区に、工場を所有していた。若津港と大阪の間には定期航路もあった。大川運輸は、大正時代に工務部門が深川造船所に、運輸部門が深川汽船に分かれ、蒸気機関車や客車を製造したり、海外航路を開拓したりして栄えた。 呉電気鉄道は1909(明治42)年、広島県内初の路面電車として開業した。本間さんは、佐賀市の深川家の関係者らから当時の写真や新聞記事を集めた。 開業を報じた当時の芸

          広島・呉の路面電車 第1号は大川製 明治時代の写真などで確認 | 西日本新聞me
        • 平山亜佐子 断髪とパンツーー男装に見る近代史 「変成男子」「異風女」さまざまに呼ばれた江戸後期の男装者たち|連載|中央公論.jp

          明治から戦前までの新聞や雑誌記事を史料として、『問題の女 本荘幽蘭伝』『明治大正昭和 化け込み婦人記者奮闘記』など話題作を発表してきた平山亜佐子さんの、次なるテーマは「男装」。主に新聞で報じられた事件の主人公である男装者を紹介し、自分らしく生きた先人たちに光を当てる。 自分らしく生きた先人たち 今月から「断髪とパンツーー男装に見る近代史」と題し、明治から昭和にかけて新聞や雑誌などメディアを通して伝えられた男装者の記事を時代順に見ていく連載を始める。 筆者はおもに明治から昭和十年ごろまでの新聞や雑誌記事を読むことが好きで、戦前期の女性や文化に関する本を今まで5冊ほど書いてきた。 とくに2009年に『明治大正昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』を書いたときに目についたのが、男装者の事件記事。 そのとき初めて、クロスドレッサー(ここでは生得的身体と違う性別の服飾をまとう人々を指す)たちが1

            平山亜佐子 断髪とパンツーー男装に見る近代史 「変成男子」「異風女」さまざまに呼ばれた江戸後期の男装者たち|連載|中央公論.jp
          • 1月19日は寒の土用丑の日、ワンクの日、いいくちの日、のど自慢の日(カラオケの日)、家庭消火器点検の日、大阪いちじくの日、信州・まつもと鍋の日、空気清浄機の日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

            おこしやす♪~ 1月19日は何の日? その日の出来事は? 2023年 1月19日は寒の土用丑の日、ワンクの日、いいくちの日、のど自慢の日(カラオケの日)、家庭消火器点検の日、大阪いちじくの日、信州・まつもと鍋の日、空気清浄機の日、等の日です。 ●寒の土用丑の日(一の丑) 天竜川の源となる諏訪湖のほとりにあり、うなぎの収穫量、消費量の多い長野県岡谷市のうなぎ店などで結成された「うなぎのまち岡谷の会」が制定。 <すし松監修>ふぁわとろ 鰻(うなぎ)10枚セット 80g/枚 【冷凍】【松屋】 松屋 Amazon 「夏の土用丑の日」のように「寒の土用丑の日」にもうなぎを食べる新しい食文化を築こうと始められ全国に広がっている。岡谷では1月最終の丑の日(一の丑でも二の丑でも)を「寒の土用丑の日」として寒うなぎを食べて冬を乗り切ろうとイベントを行う。2023年は一の丑が1月19日で二の丑が1月31日。

              1月19日は寒の土用丑の日、ワンクの日、いいくちの日、のど自慢の日(カラオケの日)、家庭消火器点検の日、大阪いちじくの日、信州・まつもと鍋の日、空気清浄機の日、等の日&話題 - 風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)
            • 【再紹介】村上もとかの大長編「龍」は、北一輝が登場の「6巻」だけ試し読みしても面白い - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

              「龍」も、 かなりの高評価を受けた人気漫画だとは思うが 、早いもんで終了からもう14年も経過している(※最初の執筆当時)。10年一昔どころか一つ半昔ということになるな。 だから改めて、まず概要を紹介したいと思う。 「龍」の舞台は、時間的には戦前から戦中にかけて…地理的には日本と中国をまたにかけて展開される。 主人公は「京の龍」と呼ばれる、剣道に青春をかける若者押小路龍だ。彼は戦前に実在した、日本武道の精鋭を集めた専門学校「武専」の学生であり、また日本有数の財閥・押小路財閥の御曹司でもある。同時に、風雲急を告げ、今にも戦端が開かれるのではないかという緊張関係にあった日中両国にまたがる「ある因縁」を背負った若者であった。 その武専で鳴らした剣道の腕、財閥御曹司という立場、日中にまたがる因縁……そして何より涼やかで一本気な性格… そんな背景を持つ龍は、昭和初期の日本、アジアを動かした実在の巨人と

                【再紹介】村上もとかの大長編「龍」は、北一輝が登場の「6巻」だけ試し読みしても面白い - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
              • 司書の採用求め署名提出 市民団体「ととも」が市へ | 鎌倉 | タウンニュース

                市民団体「図書館とともだち・鎌倉」(通称ととも)は「鎌倉市に司書資格を持つ正職員の新規採用を求める」署名を9月2日、松尾崇市長に提出した。和田安弘代表は「約30年間、正職員の司書の新規採用がなく、あと数年で力量ある職員が退職し、いなくなってしまう。市民の声を届けることで、前向きに検討してもらいたい」と訴える。8月12日に岩岡寛人教育長にも提出しており、合計で3872筆を手渡した。 鎌倉市では、市役所全体の職員数適正化計画の一環で、1993年を最後に専門技術職である司書としての正職員の採用を取りやめている。 これを受けて、とともでは、司書職の正職員の新規採用を要望する活動を20年にわたって続けてきた。2006年から19年にかけて今回と同様の要望書を市へ4回提出。18年にも近代史資料室への専任正職員の配置と、それに伴う新規採用を要望してきた。 しかし、新規採用は行われないまま現在に至り、司書職

                  司書の採用求め署名提出 市民団体「ととも」が市へ | 鎌倉 | タウンニュース
                • 早朝の散歩で社会の仕組を考察 - blotter - lunarmagic annex

                  日の出がすっかり早くなり6時には明るい。起床後コーヒーを飲んでから6時半ごろに朝の散歩へ。 早朝はまだ寒いのでダウンジャケット着用で快適。 近くの緑地を一周する。途中にある広場では16名のグループがボール遊びしている。平時ならば、朝早くから運動している微笑ましい光景だが、いまは、近代史における最大の非常時である。このような光景に我が目を疑った。 国家非常時(あるいは世界非常時)にどうしてこういう行動をとるのか理解に苦しむ。 16名の中にひとりでも保菌者がいれば、密接運動をしているのだからほぼ確実に他に感染し、その人(達)が家に帰れば同居家族にうつすだろう。公共交通機関を使えば乗り合わせた人にも感染の危険がある。 健康維持のための屋外での散歩やジョギングは問題ないと言われているが、1人か、1人でないときは2メートルの距離をあけてというガイドラインを無視して集団行動をするにはどんな理由があるの

                    早朝の散歩で社会の仕組を考察 - blotter - lunarmagic annex
                  • 【から(韓)くに便り】黒田勝弘 日韓「大河ドラマ」の見比べ

                    NHKテレビの大河ドラマ『青天を衝け』が終わった。最後は日本近代史を駆け足で追っかけた感じでいささかあわただしかった。そのせいか、ソウルで見ていて主人公・渋沢栄一の韓国などアジアとのかかわりはほとんどカットされていたように思う。 ただ、盟友・伊藤博文が旧満州・ハルビンで韓国の独立運動家に暗殺された話は、さりげなく(?)登場していた。日韓関係の〝暗〟に当たる部分だが、それなら渋沢の韓国近代化への寄与という〝明〟も出してほしかった。 渋沢は生涯で3回、韓国を訪れ韓国皇帝にも会っている。韓国最初の紙幣発行や最初の鉄道開通は渋沢の手になる。そしてドラマの最終回近くで渋沢が生涯手がけた企業名が一瞬、ズラッと画面に登場したが、その中に「京都織物」の名前があった。

                      【から(韓)くに便り】黒田勝弘 日韓「大河ドラマ」の見比べ
                    • 企業内の教育とは - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

                      最初入社した会社では企業の教育は 考え方 やり方 知識 に分けていました この3つのカテゴリーで最も難しいのが 考え方 だと思います 社会的に正しい考え かつ その企業活動に不都合でないもの この二つの輪の重なり合う点が教えるべき考え方になります 売り上げにブレーキがかかる考え方 社員が自社の社会活動に誇りを持てなくなる考え方 このような不都合な真実は排除されます 道徳が核となっている学校の教育者と違い企業内教育は利益追求が核となります まっすぐな姿勢で教育できる学校教育と違い企業内教育は「それを口に出してはいけない」「その考えは伏せないと」など【誠】が追及できづらいところがあります そこが教育担当者の葛藤にも直結します 学校教育を天の教育というのであれば、企業教育は現実世界で泥まみれになって生み出される地の教育と言えるのではないでしょうか バブル経済が崩壊し多くの企業が売上高を伸ばすのに

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                      • 論文紹介「<研究動向>「ケルト」とは何か」(九鬼 由紀)/「ケルト研究の現在・過去・これから:近年の考古学,言語学,考古遺伝学の動向から」(常見 信代)|ケルト神話翻訳マン

                        論文紹介「<研究動向>「ケルト」とは何か」(九鬼 由紀)/「ケルト研究の現在・過去・これから:近年の考古学,言語学,考古遺伝学の動向から」(常見 信代) 「ケルト」って、何でしょうか。 そう質問されたらどう答えたらいいでしょうか? 私は多分答えられません。言葉に詰まってうなり声を出すしかなくなってしまう。 なぜかというと、これはまさに今議論の真っ最中の熱い議題で、はっきりした結論が出ていない問題だからです。今回は、この議題の論点を概括した二つの論文をご紹介します。 なんとこれらの論文、現在オープンアクセスになっており、誰でも読めます。日本語でケルト学の概論的論文がオープンで読めるというのはとてもありがたいことです。 <研究動向>ケルトとは何か(九鬼 由紀) https://kwansei.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_dow

                          論文紹介「<研究動向>「ケルト」とは何か」(九鬼 由紀)/「ケルト研究の現在・過去・これから:近年の考古学,言語学,考古遺伝学の動向から」(常見 信代)|ケルト神話翻訳マン
                        • 2-3.古代エジプト文明の長い歴史 | 各王朝区分の特徴と文字の発明

                          エジプト文明はいまから5千年も前に始まり3千年もの間続きます。いかにエジプト文明が安定した変化の少ない文明だといっても、これだけの長い期間の歴史の概要を述べることは、専門家でもないかぎりとても無理です。この節ではピラミッドの謎と数学に関連した事項だけを取り出して述べることにします。 古代エジプト文明の王朝区分 『2-1.ナイル川とエジプト文明』の最後で、エジプト史の時代区分を簡単に述べましたが、これをもう少し詳しく見てみましょう。細部は研究者ごとに少しずつ違っていますが、ここでは簡略化して次のようにします。 この王朝表は、紀元前3世紀の初め、エジプト人の神官マネト※が当時エジプトを支配していたプトレマイオス2世のためにエジプトの歴史をギリシア語で書いて献上した『エジプト史』がもとになっています。当時のエジプトはギリシア人の支配する王朝で、ファラオはギリシア人でした。この『エジプト史』の原本

                            2-3.古代エジプト文明の長い歴史 | 各王朝区分の特徴と文字の発明
                          • 食卓の近代史――料理書から見る日本の食文化 | Mugendai(無限大)

                            2013年12月、「和食 日本人の伝統的な食文化」が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。 理想的な健康長寿食であり、「食材と向き合い、旬を大切にする日本文化」の象徴とされる和食は、古くから伝わる日本独自のものと思われがちだが、その形成にはさまざまなものを取り入れ融合してきた歴史がある。特に近代になって西洋から持ち込まれた異国の食材や調理法は、日本の食卓に大きな変化をもたらした。 「和食」の変化と融合・発展を「料理書」という視点から研究するのは、梅花女子大学 食文化学科の東四柳祥子教授だ。「料理書」から見えてくる日本の食文化とは? 文明開化後の富国強兵が日本の食卓を変えた? ――東四柳さんが研究されている「料理書」とは、どのようなものなのですか。 東四柳 現代風の言い方をしますと、「レシピ集」です。料理の作り方を共有する書物ですね。 私は主に明治・大正期の料理書を、研究テーマとしています。

                              食卓の近代史――料理書から見る日本の食文化 | Mugendai(無限大)
                            • 広がる豆花(トウファ)の輪!都内&近郊でこだわりの豆花が楽しめる店7選【全国豆花MAPあり】 | 80C

                              中華圏では、同じ調理法による料理や食材でも、地域や民族よって呼び名が変わることも多々。特に繁体字を使用する台湾や香港は、大陸の食文化とはまた違った美味の世界が広がっています。2022年から新たに始まるはっしーさんの記事では、そんな繁体字文化圏の食文化を中心にご紹介していきます。 TEXT&PHOTO:はっしー 学生時代に中華圏の近代史を学び、中華POPSを愛聴。上海および香港在住を経て、現在は日本在住。中華料理は食べる専門だったのが、作るほうにも目を向けるようになったのはここ数年。上海界隈から南の沿岸部、香港、マカオ、台湾の味が好み。 中華圏のおやつ「豆花(トウファ)」とは? 数ある中華おやつの中でも、人気がでてほしいと思う中華おやつが豆花(トウファ)です。想像以上に甘さ控えめで、トッピングは豆類や芋圓(さつまいも団子)など健康的なものが多いのが特徴。私自身、豆花が好きで、なにを隠そう豆花

                                広がる豆花(トウファ)の輪!都内&近郊でこだわりの豆花が楽しめる店7選【全国豆花MAPあり】 | 80C
                              • 澤藤統一郎の憲法日記 » 強権・スガ政権の正体が見えた。

                                (2020年10月1日) スガ政権とは何か。その正体露呈の事態である。意に染まない官僚は切ると宣言した政権。そして、「それは当たらない」の一言で説明責任を拒絶してきた人物の率いる政権。その政権による「日本学術会議推薦の6人、任命されず」という報道に大きな衝撃を受けている。これは、大事件だ。あの、アベ政権ですらやらなかったことを、新米総理のスガがやったのだ。 50年ほどの昔のことだ。私は、23期(戦後の法曹養成制度が発足以来23年目)の司法修習生だった。1971年4月に、2年間の修習を終えた500人の同期生は、弁護士・裁判官・検察官それぞれの道に進んだ。ところが、裁判官希望者の内7人が採用を拒否された。最高裁当局は、「人事に関わる問題だから」として、その理由を一切開示しなかったが、明らかに思想差別であった。 同時に、人事権を握る最高裁当局は、裁判所内の青年法律家協会会員に執拗な脱退勧告を繰り

                                • 【学びなおし】北方領土問題の背景 - マルチリンガル医師のよもやま話

                                  ロシアによるウクライナ侵攻が連日報道されており、ロシアが北海道周辺での軍事活動を活発化させているというニュースも出ていますね。今回は、北方領土問題について学びなおしてみましょう。 北方領土とは アイヌとの交易 ロシアの南下 武力衝突 日露和親条約 大日本帝国 世界大戦 ヤルタ会談 日本降伏後 さいごに 北方領土とは そもそも北方領土とはどこのことでしょうか? 択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の4つからなります。これは小学校のときに習った記憶がよみがえりますね。これらは、千島列島に含まれています。 また、北側に樺太(サハリン)がありますが、こちらも重要なので確認しておきましょう。 北方領土の位置 これら4島を合わせた面積は約5000㎢で、東京都+大阪府よりも大きい*1のです。 元々はアイヌなどの先住民族が住んでおり、1855年以降は主に日本人が住み、終戦後はロシア人が住んでいます。 ま、ザッ

                                    【学びなおし】北方領土問題の背景 - マルチリンガル医師のよもやま話
                                  • 黒人の窮状を伝えた若手社会学者がキャンセルされるまで – 橘玲 公式BLOG

                                    ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2020年2月18日公開の”アカデミズムのサラブレッド”で新進気鋭の社会学者だったアリス・ゴッフマンは、なぜ「キャンセル」されたのか?」です(一部改変)。 ****************************************************************************************** エスノグラフィー(参与観察)は文化人類学や社会学で行なわれるフィールドワークの一種で、研究者が調査対象者と行動と共にし、同じ立場でさまざまな経験を記録する手法をいう。以前紹介したボストン大学の社会学者アシュリー・ミアーズは、元モデルという変わった経歴を活かして、ファッ

                                    • ラノベ作家が語るアフガンの歴史について - 頭の上にミカンをのせる

                                      ちょっと危なっかしいツイートを紹介するので前提知識から。 ja.wikipedia.org 1960年代に立憲君主制の導入に踏み切り、その後出版や政党の設立の自由を認め、日本やイギリスの資本導入を行うなど民主化路線を敷いたが、冷戦下において東西両陣営とのバランスを取った外交を行った 1973年7月18日から病気療養のためにイタリアのローマに滞在している最中、ダーウード元首相によるクーデターが発生、8月24日に廃位となり、そのまま帰国することなくイタリアに亡命した。ソ連のアフガニスタン侵攻についで起きたアフガニスタン内戦においては、一部のパシュトゥーン人勢力や諸外国により和平の中核になることを期待されたが、表立った行動を取ることはなかった。 ターリバーン政権崩壊後、2002年4月に28年ぶりに帰国、ハーミド・カルザイ大統領に歓迎され[1]、カルザイから「国父(ババ=エ=ミラート)」の称号を贈

                                        ラノベ作家が語るアフガンの歴史について - 頭の上にミカンをのせる
                                      • 「江戸時代=鎖国」ではなかった! 『「鎖国」を見直す』 | BOOKウォッチ

                                        江戸時代の日本は鎖国をしていた――長年の「通説」だ。学校の授業でもそう教えられてきた。ところが近年、それを疑問視するような見方が、歴史学の世界では広がっている。むしろ主流になっているようだ。本書『「鎖国」を見直す』(岩波現代文庫)は、代表的な「見直し論者」である立教大学名誉教授・荒野泰典さんによる解説書。話し言葉で書かれており、読みやすい。この機会に知識のリニューアルをしておきたい人にはうってつけだ。 この20年ほどで様変わり 「四つの口」と聞いて、すぐに何のことかわかるだろうか。40歳以上は「知らない」という人が多いかもしれない。江戸時代に海外に向けて開かれていた「長崎」「対馬」「薩摩・琉球」「松前」という四つの窓口のことを指す。 なぜ「40歳以上」と区切ったかというと、それ以下の世代は、学校の授業で習う機会が増えているからだ。例えば1998年版『詳解日本史B』(三省堂)。 「幕府は貿易

                                          「江戸時代=鎖国」ではなかった! 『「鎖国」を見直す』 | BOOKウォッチ
                                        • 2021年 | 歴史学研究会

                                          声明 教科書に対する国家統制のさらなる強化に抗議する 本年9・10月、文部科学省は、中学校社会科および高等学校地理歴史科・公民科の教科書41点について、教科書発行元7社から出されていた訂正申請を承認した。今般の訂正は、以下に述べる経緯に照らして、教科書に対する国家統制のさらなる強化を示す事態であり、学問の自由や教育の自由の侵犯につながることが強く懸念されることから、ここに抗議の意思を表明する。 (1) 今般の訂正は、教科書会社からの自主的な申請とそれに対する承認という形式をとっており、外形的には従来から行われてきた誤字脱字等の修正と変わらない。しかし、実際には記述内容に関して文部科学省が教科書会社に申請を暗に促し、いわば忖度させて訂正を申請させている。 4月27日、菅義偉内閣(当時)は日本維新の会の馬場伸幸衆議院議員が提出した「従軍慰安婦」等の表現および「強制連行」「強制労働」という表現に

                                            2021年 | 歴史学研究会
                                          • 宇野常寛×福嶋亮大が語る、Web3と批評的言説のこれから 「人類社会の“時差”を意識することが重要」

                                            WEB3という言葉で新たなテクノロジーが褒めそやされる今、批評的言説はいかにして可能なのかーー。二人の著作で取り上げられた人物や書籍を起点に、批評やインターネットのこれからの可能性について対談してもらった。(編集部) ロレンスはずっと変身を重ねて、同時に失敗を重ねてきた 宇野常寛『砂漠と異人たち』(朝日新聞出版) 福嶋:『砂漠と異人たち』は面白かったですが、まさかT・E・ロレンス(編注:アラブ民族独立に尽力したイギリス陸軍将校)のことをこんなに熱烈に書いているとは知らず驚愕しました(笑)。考えてみると、デヴィッド・リーン監督の映画『アラビアのロレンス』は最初にロレンスのバイク事故のシーンから始まるけど、いわばロレンスって仮面ライダーみたいな人ですね。ロレンスは変身に変身を重ねてアラブの独立にもコミットするわけだけど、それが同時に失敗の連鎖でもある。失敗が同時に成功であるという逆説の人だと思

                                              宇野常寛×福嶋亮大が語る、Web3と批評的言説のこれから 「人類社会の“時差”を意識することが重要」
                                            • 死刑制度が無ければ、自分の大切な人間を殺した人間に報復しても制度に殺..

                                              死刑制度が無ければ、自分の大切な人間を殺した人間に報復しても制度に殺される心配が無いから、廃止した方が良いやん? ……というのは冗談だけれども、「復讐したい」という気持ちと「死刑という制度への反対」は同時に成立し得るわけで、その二つを直結させるのは、ちょっと飛躍があるよ。同じく、死刑制度存置派が悪でリアリストで、死刑制度廃止派が善でグローバルスタンダード、みたいな思い込みも、ちょっとものごとを単純に見過ぎているよね。 個人的に感じる、そもそも漠然と「人を殺すこと」への忌避感は、「死刑だ!」と叫ぶ人の中にも当然あるわけだよね(だからこそ殺人に対して過剰に反応するわけだから)。だから、「人を殺してはいけない」という規範と整合的なのは、むしろその「人を殺したくない」という気持ちであって、制度をそちらに寄せて設計するというのはそれなりに理には叶ってると思うんだよ。死刑制度が必要と叫ぶ人は心の中では

                                                死刑制度が無ければ、自分の大切な人間を殺した人間に報復しても制度に殺..
                                              • 人工知能(AI)を産み出した、ほんの一握りの天才と、そこに群がる実業家たちを描いたノンフィクション。『GENIUS MAKERS (ジーニアス・メーカーズ) 』、発売!

                                                読み始めたら止まらない! ロサンゼルス・タイムズ、フォーブス、ワシントンポストが大絶賛! 『GENIUS MAKERS (ジーニアス・メーカーズ) Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語』 GENIUS MAKERS Google、Facebook、そして世界にAIをもたらした信念と情熱の物語 ケイド・メッツ 著 小金 輝彦 訳 定価2200円(本体2000円) CCCメディアハウス ロサンゼルス・タイムズ、フォーブス、ワシントンポストが大絶賛! ! 持病で7年間1度も座ったことがないAI技術者ジェフリー・ヒントン。 従業員わずか3人の彼の会社をグーグル、マイクロソフト、バイドゥが大金をかけて奪い合うオークションから物語は始まる。 個性的な研究者と野心的な事業家たちを追ったスリル満点のノンフィクション! 世界中から絶賛の声! AIについて書かれたほかの

                                                  人工知能(AI)を産み出した、ほんの一握りの天才と、そこに群がる実業家たちを描いたノンフィクション。『GENIUS MAKERS (ジーニアス・メーカーズ) 』、発売!
                                                • 横行する「日本人スパイ狩り」習近平の「人質外交」 と北大教授帰国の真相|矢板明夫 | Hanadaプラス

                                                  「国家安全当局が岩谷氏の滞在するホテルの部屋を捜査したところ、中国の国家機密と関連する資料を発見した」 2019年11月15日午後、北京市中心部の中国外務省で定例記者会見に臨んだ耿爽報道官は、北京訪問中の北海道大学の岩谷將(のぶ)教授が9月8日に国家安全当局に連行された理由について、説明を始めた。 「取り調べを受けた岩谷氏は、以前も中国の秘密資料を大量に収集していたことを供述した。違法をおかした事実関係は明白であり、証拠もしっかりしている。彼の行為は、中国人民共和国の『刑法』と『反スパイ法』に違反している」 こう強調した耿報道官だが、突然声のトーンを下げ、「岩谷氏は罪を認めており、後悔の念も示したことを考慮して、中国は彼を訓戒したうえで保釈を認めた」と述べた。 耿報道官が会見を開く数時間前、岩谷氏は釈放され、日本に戻る飛行機に搭乗した。 中国政府は2015年春から、中国国内で「日本人スパイ

                                                    横行する「日本人スパイ狩り」習近平の「人質外交」 と北大教授帰国の真相|矢板明夫 | Hanadaプラス
                                                  • 『Clean Agile 基本に立ち戻れ』一人感想戦|hgsgtk

                                                    そんな著者が、アジャイルについて「基本に立ち戻れ」とサブタイトルにある通り、アジャイルとはなにか、について始まりの歴史から、軽快な語口で話を展開する。 アジャイルとは、小さなことをしている小さなプログラミングチームの小さな問題を扱う小さなアイデアである。アジャイルとは、大きなことをしている大きなプログラミングチームの大きな問題を扱う大きなアイデアではない。 大きなことは大きなチームなんかじゃできない。小さなことをする小さなチームがいくつも集まり、コラボレーションしながら大きなことを成し遂げるのだ。 このことを、我々はあらためて認識する必要がある。(https://www.amazon.co.jp/dp/B08KRHDS84 より)分量はそこまで多くなくて、たまの出社の電車の中や、ちょっと朝早く起きた数時間で、楽しく読めた。 読んでいて、ちょっと頭の中でめぐらした考えの発展を、備忘録としてメ

                                                      『Clean Agile 基本に立ち戻れ』一人感想戦|hgsgtk
                                                    • 世界にも例がない、真に貴重な業績|ちくま学芸文庫|加藤 陽子|webちくま

                                                      ミッドウェー海戦の戦死者3418名を突き止め、戦死者と家族の声を拾い上げた『記録 ミッドウェー海戦』(澤地久枝著)が、ちくま学芸文庫で復刊されました。単行本版の刊行から37年。本書の意義を、日本近代史がご専門の加藤陽子さん(東京大学教授)が評してくださいました。 昭和戦前期の政治的事件と国家の暴力を描き続けてきた澤地久枝さんの作品は、簡潔かつ乾いた文体で書かれていることが多い。凄腕の編集者である石田陽子さんが、澤地さん(以下、敬称は略す)の本50余冊から選んだアンソロジー『昭和とわたし』(文春新書)を手に取れば、それが実感できる。14歳での満州引揚体験が綴られた『14歳〈フォーティーン〉』(集英社新書)が対象とした最初期の頃から、『妻たちの二・二六事件 新装版』(中公文庫)、『滄海よ眠れ』(文春文庫)等の代表作を世に送り出す頃までの澤地の人生が、このアンソロジーでたどれる。文体については、

                                                        世界にも例がない、真に貴重な業績|ちくま学芸文庫|加藤 陽子|webちくま
                                                      • かつて日本に存在した“暴力専門家” 「誰を殴ったか」「どこを殴打したか」で報酬額が決まっていた | 文春オンライン

                                                        『悪党・ヤクザ・ナショナリスト 近代日本の暴力政治』(エイコ・マルコ・シナワ 著/藤田美菜子 訳)朝日選書 1936年1月、元衆議院議員吉田磯吉が亡くなると、内務大臣から位階の追賜が申請された。理由は「仁侠」を以て名を知られた「廉直」の人物で、弱者救済ほか幾多の社会的貢献があったから。なかでも特筆すべきは、1921年の日本郵船紛擾事件(政友会が同社を資金源にするため壮士を送り込んで株主総会を妨害しようとした事件)での活躍だという。吉田は地元九州から「決死的壮士三百人」を上京させ、事態を無事「調停」した。国立公文書館蔵『叙位裁可書』添付の「事蹟調書」にそう書かれている。 対立政党の謀略を挫いた功績はたしかに大きい。それにしても、荒くれ男たちを大動員した“磯吉大親分”の暴力団組長顔負けの蛮行が手放しで賞讃されているとは。乱暴者と政治のあまりの親密さに、十数年前に右の公文書を閲覧した私はただ驚く

                                                          かつて日本に存在した“暴力専門家” 「誰を殴ったか」「どこを殴打したか」で報酬額が決まっていた | 文春オンライン
                                                        • 人間狩り・奴隷制・国家なき社会[第2回]/酒井隆史×中村隆之×平田周

                                                          第2回 「オレリア・ミシェル/奴隷制とレイシズム」 酒井隆史 × 中村隆之 × 平田周 中村 それでは、次にオレリア・ミシェルの『黒人と白人の世界史』(児玉しおり訳、明石書店、2021年)へ移りたいと思います。 オレリア・ミシェルは1975年生まれ、シャマユーは1976年生まれなので、二人はほぼ同世代になるわけですが、シャマユーの場合はすでに訳書も数冊出ていますが、ミシェルの場合は訳書のみならず、原著としてもこの本が初めての単著、ということになります。原著は2020年の2月頃に出ていますが、広く読者に届けたいという意図から、フランスでは最初から文庫本のかたちで出版されました。 原著が出版されたあと、フランスの有名なル・モンド紙などでも取り上げられ、多くの読者を獲得します。翻訳をされた児玉しおりさんはフランス在住の方で、実際に読んで大変に面白いということで、原著が出版されてからわずか1年足ら

                                                            人間狩り・奴隷制・国家なき社会[第2回]/酒井隆史×中村隆之×平田周
                                                          • 植民地の歴史に消えた、アフリカ・ベニンの世界唯一の「女だけの最強軍隊」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                                                            1897年のダホメ王国の女戦士たち Photo: Chris Hellier / Corbis / Getty Images 近世、現在の西アフリカ・ベニンを支配したダホメ王国には、世界でも珍しく、女性だけで構成される軍隊があった。同国の植民地化で同軍も歴史から消え去ったが、女戦士たちの生きざまについて記録するプロジェクトが現在進んでいる。 【動画で見る】ダホメ王国の女戦士たち 女戦士たちに関するわずかな記録彼女の祖母は、人の頭をカーブした刃で切り落とすことができ、とげだらけの壁を越えることもできた。そして祖母は王を守るために一生を捧げた。 年老いた女性の語ったこれらの証言は、外国人探検家のメモにも記された。しかし、近代史唯一の女性だけの軍隊であるダホメ王国の女戦士たちについて、全体像を捉えることはできていなかった。 研究者たちは何十年もかけてヨーロッパや西アフリカの古文書を調べ上げ、フラ

                                                              植民地の歴史に消えた、アフリカ・ベニンの世界唯一の「女だけの最強軍隊」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                                                            • 「もう不況は来ない」アメリカで広がる強気な理論

                                                              近代史の大部分において、最も豊かな国々においてさえも、経済の拡大と暴落はあたかも四季のごとく周期的に繰り返されてきた。 しかし、経済学者やウォール街の著名なエコノミストの多くが、自分たちが学校で学び、実際に目撃してきた手に負えない景気循環は、本質的に以前よりおとなしい野獣に姿を変えたのではないか、といった議論を提起するようになっている。 落ちることのない周回軌道「衛星」理論 投資会社ブラックロックで約3兆ドルの資産を運用するリック・リーダーもその1人だ。 「アメリカ経済がどのような着陸を見せるかに関して多くのことが語られている」。昨年夏、リーダーはクライアントに宛てた文書で、アメリカ経済はクラッシュするのか、それとも低インフレ、低成長、比較的低い失業率の「ソフトランディング(軟着陸)」を達成するのか、という問題をめぐって一般に用いられている「着陸」の比喩を持ち出して、こう続けた。 「だが、

                                                                「もう不況は来ない」アメリカで広がる強気な理論
                                                              • 【大阪の本気!】これが戦前の「大大阪時代」だ!観光プロモーション用フィルム『大大阪観光』がガチでヤバすぎた【1937年】

                                                                大阪市民に大阪府民の皆さん、近代史好きの皆さんに「戦前趣味」の皆さんも、お待たせしました。とっておきの映像ですよ~!  今でこそ、やれ「お笑い」だのやれ「コナモン」だのが「名物」だとステレオタイプなレッテルが貼られている「大阪」というまちですが、世間一般で流通しているばかりか肝心の大阪人に住む人々、大阪を商品として売り出したい人たちが思い描いているその「イメージ」とは、飽くまでも戦後に在阪企業などが生み出した「創られた伝統」とでもいうべきものです。  戦前期の大阪の「文化」の華やかさ、特に1930年代の盛り上がりは凄まじいものでして、所謂「大大阪」と呼ばれる時代がそうです。  アジア・太平洋戦争という悲しく愚かな戦でメチャクチャに壊れてしまったその往にし辺の「大大阪」の残照は今や街のそこかしこに微かに残り偲ばれるばかりですが、いったいどんなものだっのか?  幸い、往時を映像と音声で

                                                                  【大阪の本気!】これが戦前の「大大阪時代」だ!観光プロモーション用フィルム『大大阪観光』がガチでヤバすぎた【1937年】
                                                                • 井上寿一の近代史の扉:数々の政権を倒したが 「政治とカネ」の100年史 | 毎日新聞

                                                                  政治資金パーティー収入の裏金問題は、衆院政治倫理審査会の開催(2月29日、3月1日)をもたらした。自民党はこの問題の幕引きを図ろうとする。国民世論は批判を強める。板挟みのような状況の突破を試みる岸田文雄首相・党総裁自身の出席と公開形式による政倫審の政治的効果は、不発に終わった。2、3日の世論調査(JNN)によれば、政倫審に出席した安倍派・二階派の幹部5人について86%が「説明責任を果たしていない」と回答している。 「政治とカネ」の問題の歴史は政党政治の歴史と言っても過言ではない。100年前からそうである。100年間の「政治とカネ」をめぐる政党政治史を振り返りながら、日本の政党政治を考える。

                                                                    井上寿一の近代史の扉:数々の政権を倒したが 「政治とカネ」の100年史 | 毎日新聞
                                                                  • 「忠臣蔵」が中国で人気のなぜ 発行部数が日本の8倍に著者が驚き(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                                                                    12月といえば、赤穂浪士の討ち入り。そんな感覚が、日本だけでなく中国でも広まるかもしれない。というのも、「忠臣蔵」など日本の歴史ものの書籍が中国で売れているのだ。日本について、より深く理解したいと思う中国の人々が増えていることが背景にある。 【写真】『花の忠臣蔵』 「信じがたい。きっと何かの間違いだ」。野口武彦・神戸大名誉教授(84)は、自著「花の忠臣蔵」(講談社)の中国語版が売れていると聞き、驚いた。講談社が現地の出版社に問い合わせたところ、約1万6千部が発行されたという。「ぼくは日本では『初版2千部ポッキリ、再版なし』と相場の決まっている物書きなのに……」 野口さんは、日本文学や日本思想史が専門の文芸評論家だ。「江戸の歴史家」でサントリー学芸賞、「幕末気分」で読売文学賞を受賞するなど、多数の著書を執筆してきた。 2015年に日本で発売された「花の忠臣蔵」は、赤穂事件の背景として、幕府の

                                                                      「忠臣蔵」が中国で人気のなぜ 発行部数が日本の8倍に著者が驚き(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                                                                    • 『イスラエルと中国の接近』

                                                                      イスラエルと中国の関係が米国をいら立たせている。 近年、中国の中東進出が目立つ。その中でもイスラエルとの関係が深まっている。たとえば両国間の年間の貿易額はすでに1兆5千億円を超えている。イスラエルの中国への輸出で重要なのはハイテクである。これにワシントンが神経質になっている。ワシントンでの対中警戒感の高まりから、だんだんと米国などからのハイテクの導入がむずかしくなっている中国は、その埋め合わせでもするかのように、イスラエルからハイテクの輸入を増加させている。 イスラエルのハイテク産業は米国との関係が深い。結果としてイスラエルという裏口から米国のハイテクが中国に流れている。少なくとも米国は、そう認識している。そしてこれが、米国・イスラエル関係の摩擦要因となっている。イスラエルが輸出するハイテクによって中国軍が強くなるからである。将来、米国と中国が台湾を巡って衝突する場合、イスラエルが提供した

                                                                        『イスラエルと中国の接近』
                                                                      • Netflixで見るポーランドのミステリードラマ おすすめ5作品

                                                                        さまざまな国の作品を視聴できる喜び 主に世界中の「ミステリ・サスペンス」にカテゴリされているドラマを視聴しています。 1か月1,320円(2020年11月時点)で、字幕付き(または吹替)のそれら作品を見ることができるなんてすごい時代です。 毎月のお布施の元を取らなければならない使命感にかられ、なるべく多くの国のドラマを見るようになりました。 最近では、制作国を軸に作品を楽しむなどということをしております。 そんなわけで、あるていど視聴履歴が溜まった国ごとに作品を紹介をし、「こんな視聴スタイルも楽しいよ」とお伝えしてみたくなりました。 初回は、Netflixで視聴した「ポーランド」のドラマ作品について簡単な紹介を書いてみたいと思います。 ポーランドについて 過激な大統領により、近頃はいろいろと心配になるニュースを耳にするポーランドです。 国が違えば当然ながら法律や道徳感など多くが日本とは異な

                                                                          Netflixで見るポーランドのミステリードラマ おすすめ5作品
                                                                        • 新千円札って誰だっけ!?【タンス預金の現紙幣の価値はどうなるの?】 - 知リタイーノ

                                                                          私たちが身近に使っているものといえばお金ですよね。当たり前のように使っているそのお金ですが、2024年に20年ぶりに一新されることになります。 お札が変わるということはそうあることではないので、このようなことはとてもワクワクしますよね。 そんな新しいお札ですが、新千円札って一体誰だかわかりますか? ここでは新千円札のモデルや、現紙幣の価値などについて解説をしていきます。 新千円札が誰だか知りたい!! タンス預金の現紙幣の価値はどうなるの? まとめ 新千円札が誰だか知りたい!! 一新されるお札ですが、新千円札は誰になるのでしょうか? はい、新千円札は北里柴三郎です。 ちなみに、五千円札は津田梅子、一万円札は渋沢栄一となります。どの人物も日本近代史にとって、大きな役割を果たした人物です。 今はそこまで話題になっていなくても、お札が実際に流通をし始めるときっと話題になることは多いでしょう。ではそ

                                                                            新千円札って誰だっけ!?【タンス預金の現紙幣の価値はどうなるの?】 - 知リタイーノ
                                                                          • フランスを震撼させたシャルリー・エブド襲撃事件、公判開始

                                                                            フランス・パリにあるシャルリー・エブド本社付近に車を止めた襲撃犯ら(2015年1月7日撮影、資料写真)。(c)ANNE GELBARD / AFP 【9月3日 AFP】フランスで2015年に発生した、イスラム過激派による風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)とユダヤ系スーパーへの襲撃事件で、共謀罪などに問われている14人に対する公判が2日、始まった。 2015年1月7日に始まった襲撃は3日間に及び、フランス全土を震撼(しんかん)させた。以後、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に触発されたとされる、いわゆる「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」の殺人事件も含め、国内各地で攻撃が相次ぎ、合わせて250人以上の命が奪われた。 2日には厳戒態勢が敷かれる中、被告11人が出廷。テロ行為への共謀またはテロ組織への関与の罪に問われている。 被告のうち、銃撃犯の妻ら残る3人は、事件発

                                                                              フランスを震撼させたシャルリー・エブド襲撃事件、公判開始
                                                                            • 「日記も哲学も同じ散文」選書コメント - tfukuo.com

                                                                              *ブックファースト新宿店で7月から8月末まで開催された選書フェア「日記も哲学も同じ散文」の冊子に寄せたコメントの再録です。本企画のきっかけとなった『日記〈私家版〉』の紙版は完売しましたがPDF版は販売中なのでぜひチェックしてみてください。 概要 僕は普段おもに哲学の論文や批評の文章を書いているのだが、去年ふと自分のウェブサイトを作って、そこに日記を毎日投稿し始めた。丸一年書いたその日記をまとめて、今年5月に『日記〈私家版〉』として自主制作し、365部限定で販売を開始した。この選書企画もその刊行記念として開催していただくはこびとなっていたのだが、予想外の売れ行きで企画が始まる前に在庫がなくなってしまい、「完売記念」の企画となってしまった。本の完売が祝われるところは僕も見たことがないのでこれはこれでいいのかもしれない。 ともかく、このたびは「日記も哲学も同じ散文」というテーマのもと、30冊ほど

                                                                                「日記も哲学も同じ散文」選書コメント - tfukuo.com
                                                                              • 《戦後政治の闇》アメリカには逆らえない…安倍晋三の祖父が「天皇に嫌悪感を抱かれていた」ワケ(週刊現代,保阪 正康) @gendai_biz

                                                                                凶弾に斃れてから1年が経った。安倍晋三という政治家は、日本人にとっていかなる存在なのか? その問いに答えるためには、「偉大なる祖父」岸信介との関係をいま一度紐解く必要がある。 前編記事『「どうして岸信介を外務大臣にしたのか」安倍晋三の祖父を「天皇が嫌っていた」理由…「戦争責任の重大さは東條以上」』より続く。 天皇は「常に利用する対象」でしかない…? 湛山の私信を読んだ岸は、特に驚いたふうもなかったとの証言もある。天皇は自分たちの権力行使の盾であり、それ以上でも以下でもないというのが官僚たちの天皇観である。岸もそう思っていたとするなら、天皇の嫌悪感は予測できる。 天皇が近代史におけるそういった建て前を批判する目を持っていたと考えれば、戦後政治に岸のようなタイプが存在することはおかしいのではないかとの問いだったのではないだろうか。 改めて整理することになるのだが、冒頭に挙げた「太平洋戦争時の閣

                                                                                  《戦後政治の闇》アメリカには逆らえない…安倍晋三の祖父が「天皇に嫌悪感を抱かれていた」ワケ(週刊現代,保阪 正康) @gendai_biz
                                                                                • 台湾移民の記憶を伝える巡回展、移住玄関口の福州で開催

                                                                                  福建省福州市で開催された「遷台歴史記憶両岸四都市巡回展」(2019年12月10日撮影)。(c)CNS/呂明 【12月25日 東方新報】中国・福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)で12月10~19日、「遷台歴史記憶両岸四都市巡回展」(台湾移民をめぐる歴史記憶四都市巡回展)が開催された。福州は巡回展の今年最終開催地であり、三坊七巷(Sanfangqixiang)南後(Nanhou)街75号の展示館内には、大陸から台湾に渡った近代史史料文献や家系図、中台を往来した書簡や手書き原稿などが展示され、参観者に中台の絆と歴史について考えてもらう場となった。 主催は台湾沈春池文教基金会(SCCF)と閩台歴史文化研究院で、前後して高雄(Kaohsiung)、上海、台北(Taipei)で開催されてきた。企画自体は2016年に始動、中国大陸から台湾に移住してきた一族を一代、二代、三代とめぐってインタビュ

                                                                                    台湾移民の記憶を伝える巡回展、移住玄関口の福州で開催