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近代史の検索結果481 - 520 件 / 545件

  • 《戦後政治の闇》アメリカには逆らえない…安倍晋三の祖父が「天皇に嫌悪感を抱かれていた」ワケ(週刊現代,保阪 正康) @gendai_biz

    凶弾に斃れてから1年が経った。安倍晋三という政治家は、日本人にとっていかなる存在なのか? その問いに答えるためには、「偉大なる祖父」岸信介との関係をいま一度紐解く必要がある。 前編記事『「どうして岸信介を外務大臣にしたのか」安倍晋三の祖父を「天皇が嫌っていた」理由…「戦争責任の重大さは東條以上」』より続く。 天皇は「常に利用する対象」でしかない…? 湛山の私信を読んだ岸は、特に驚いたふうもなかったとの証言もある。天皇は自分たちの権力行使の盾であり、それ以上でも以下でもないというのが官僚たちの天皇観である。岸もそう思っていたとするなら、天皇の嫌悪感は予測できる。 天皇が近代史におけるそういった建て前を批判する目を持っていたと考えれば、戦後政治に岸のようなタイプが存在することはおかしいのではないかとの問いだったのではないだろうか。 改めて整理することになるのだが、冒頭に挙げた「太平洋戦争時の閣

      《戦後政治の闇》アメリカには逆らえない…安倍晋三の祖父が「天皇に嫌悪感を抱かれていた」ワケ(週刊現代,保阪 正康) @gendai_biz
    • 「日記も哲学も同じ散文」選書コメント - tfukuo.com

      *ブックファースト新宿店で7月から8月末まで開催された選書フェア「日記も哲学も同じ散文」の冊子に寄せたコメントの再録です。本企画のきっかけとなった『日記〈私家版〉』の紙版は完売しましたがPDF版は販売中なのでぜひチェックしてみてください。 概要 僕は普段おもに哲学の論文や批評の文章を書いているのだが、去年ふと自分のウェブサイトを作って、そこに日記を毎日投稿し始めた。丸一年書いたその日記をまとめて、今年5月に『日記〈私家版〉』として自主制作し、365部限定で販売を開始した。この選書企画もその刊行記念として開催していただくはこびとなっていたのだが、予想外の売れ行きで企画が始まる前に在庫がなくなってしまい、「完売記念」の企画となってしまった。本の完売が祝われるところは僕も見たことがないのでこれはこれでいいのかもしれない。 ともかく、このたびは「日記も哲学も同じ散文」というテーマのもと、30冊ほど

        「日記も哲学も同じ散文」選書コメント - tfukuo.com
      • 韓国人の自由主義者から見た「韓国保守主義の特徴と歴史」|自由主義研究所

        こんにちは。自由主義研究所の藤丸です。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年初めの記事は、日本の大学で政治を学んでいる、韓国人の自由主義者の友人からの寄稿記事になります。 日本の保守派には様々な分類や歴史がありますが、韓国の「保守派」はどうなのでしょうか?日本の保守派とはどのように違うのでしょうか?韓国では「保守主義」はどのような位置づけなのでしょうか? 韓国人の自由主義者の視点から、韓国の政治の歴史とともに「保守主義」を分析した貴重な記事です。ぜひ御覧ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 韓国の保守派について、皆さんはどの程度ご存じでしょうか?日本人の中には、韓国の保守派は「共に民主党」と比べて「マトモ」であると考える方もいるでしょう。しかし、その「保守派」がどのような背景や特徴を持つのか、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。 今回は

          韓国人の自由主義者から見た「韓国保守主義の特徴と歴史」|自由主義研究所
        • フランスを震撼させたシャルリー・エブド襲撃事件、公判開始

          フランス・パリにあるシャルリー・エブド本社付近に車を止めた襲撃犯ら(2015年1月7日撮影、資料写真)。(c)ANNE GELBARD / AFP 【9月3日 AFP】フランスで2015年に発生した、イスラム過激派による風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)とユダヤ系スーパーへの襲撃事件で、共謀罪などに問われている14人に対する公判が2日、始まった。 2015年1月7日に始まった襲撃は3日間に及び、フランス全土を震撼(しんかん)させた。以後、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に触発されたとされる、いわゆる「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」の殺人事件も含め、国内各地で攻撃が相次ぎ、合わせて250人以上の命が奪われた。 2日には厳戒態勢が敷かれる中、被告11人が出廷。テロ行為への共謀またはテロ組織への関与の罪に問われている。 被告のうち、銃撃犯の妻ら残る3人は、事件発

            フランスを震撼させたシャルリー・エブド襲撃事件、公判開始
          • Netflixで見るポーランドのミステリードラマ おすすめ5作品

            さまざまな国の作品を視聴できる喜び 主に世界中の「ミステリ・サスペンス」にカテゴリされているドラマを視聴しています。 1か月1,320円(2020年11月時点)で、字幕付き(または吹替)のそれら作品を見ることができるなんてすごい時代です。 毎月のお布施の元を取らなければならない使命感にかられ、なるべく多くの国のドラマを見るようになりました。 最近では、制作国を軸に作品を楽しむなどということをしております。 そんなわけで、あるていど視聴履歴が溜まった国ごとに作品を紹介をし、「こんな視聴スタイルも楽しいよ」とお伝えしてみたくなりました。 初回は、Netflixで視聴した「ポーランド」のドラマ作品について簡単な紹介を書いてみたいと思います。 ポーランドについて 過激な大統領により、近頃はいろいろと心配になるニュースを耳にするポーランドです。 国が違えば当然ながら法律や道徳感など多くが日本とは異な

              Netflixで見るポーランドのミステリードラマ おすすめ5作品
            • 井上寿一の近代史の扉:数々の政権を倒したが 「政治とカネ」の100年史 | 毎日新聞

              政治資金パーティー収入の裏金問題は、衆院政治倫理審査会の開催(2月29日、3月1日)をもたらした。自民党はこの問題の幕引きを図ろうとする。国民世論は批判を強める。板挟みのような状況の突破を試みる岸田文雄首相・党総裁自身の出席と公開形式による政倫審の政治的効果は、不発に終わった。2、3日の世論調査(JNN)によれば、政倫審に出席した安倍派・二階派の幹部5人について86%が「説明責任を果たしていない」と回答している。 「政治とカネ」の問題の歴史は政党政治の歴史と言っても過言ではない。100年前からそうである。100年間の「政治とカネ」をめぐる政党政治史を振り返りながら、日本の政党政治を考える。

                井上寿一の近代史の扉:数々の政権を倒したが 「政治とカネ」の100年史 | 毎日新聞
              • ダイバーシティ(D&I)とハラスメント対策は「セット」だと考える - ビジネス法務の部屋

                土日も関係なく調査業務が続いており、なかなか時間がとれませんが、思うところをひとつだけ書かせていただきます。今週の日経ヴェリタスでは「ダイバーシティを買う 多様な人材、企業価値の源泉」という特集が組まれています。私は日経ニュースで紹介されている以上の中身については読んでおりませんが、もはやD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)は企業の社会貢献ではなく、企業価値の向上のためには必須の戦略だという内容のようです。 思想としては正論であり、また市場においても多様性を重視する銘柄で構成する指数が比較的好成績を上げていることも否定できない事実です。しかし、企業の不正調査をお手伝いしている者として(狭い視野ながらも)現実をみると、ダイバーシティの実践は現場のハラスメント、とりわけパワハラを助長する可能性も高めている(パワハラリスクを顕在化させる)ように思います。 ダイバーシティに「社会貢献」の色が

                  ダイバーシティ(D&I)とハラスメント対策は「セット」だと考える - ビジネス法務の部屋
                • Yahoo掲示板での京都大学教員を自称する者による投稿について

                  京都大学人事審査委員会 御中 私たちは、Yahoo掲示板において、京都大学の30代准教授を自称する者によって投稿された内容について、大変な懸念を抱いています。 この投稿者は、自分が京都大学の教員であるかのように振る舞い、匿名で以下の内容を投稿しています。 ・日本の学生水準は低下の一途を辿っており、京都大学生だけが世に出せる水準である。 https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1001570/1570/383/329 「日本の学生水準は無論低下の一途を辿っていますが京都大学生だけは取り敢えず胸を張って世に出しますので皆様よろしくお願いいたします。(名大は知りません。)」 ・30前半で業界的にはかなり早い准教であることを自慢する。 https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1160004548/06e849fd49144

                    Yahoo掲示板での京都大学教員を自称する者による投稿について
                  • 第49回大佛次郎賞 『世界は五反田から始まった』 星野博美氏:朝日新聞デジタル

                    優れた散文作品に贈る第49回大佛(おさらぎ)次郎賞(朝日新聞社主催)は、ノンフィクション作家・星野博美さんの『世界は五反田から始まった』(ゲンロン)に決まった。一般推薦を含む候補作の公募、予備選考を経て、最終選考で委員5人が協議した。贈呈式は来年1月27日、東京都内で朝日賞、大佛次郎論壇賞、朝日スポーツ賞とともに開かれる。 ■祖父の町工場と、地続きだった戦争 手記・証言にみる庶民の知恵 削り出されたばかりの真鍮(しんちゅう)製のネジを一つひとつ、古新聞に包んで木箱に詰めていく。幼いころ、家でそうした「お手伝い」をしたことをよく覚えているという。東京・五反田界隈(かいわい)で、祖父が昭和の初めに創業した町工場の娘として生まれ育った。 受賞作は、そんな星野さんが祖父の残した手記に導かれて、なじみ深い五反田や戸越銀座の街を歩き、家族の来し方をたどった一冊。「大佛次郎賞と聞いて、まさかと驚きました

                      第49回大佛次郎賞 『世界は五反田から始まった』 星野博美氏:朝日新聞デジタル
                    • 「明治国家と万国対峙・近代日本の形成」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

                      勝田政治著「明治国家と万国対峙・近代日本の形成」角川選書 刊 を読み終えた。 著者の勝田政治さんは日本近代史を専門の歴史学者で明治国家や大久保利通に関する著書などが数多い。 「万国対峙(ばんこくたいじ)」とはあまり聞きなれない言葉だが、幕末に幕府が欧米列強と結んだ不平等条約を明治新政府が引き継ぐなかで、維新政府の大目標として、欧米諸国と向かい合って立つ(対峙)ことの出来る国力を有する近代国家を作りあげ、将来の条約改正に至ることを国家の大目標にしたことを表現している。 ちなみに条約改正はこれらのあらゆる努力を経た国力増強の後、明治44年(1911)にようやく実現するが、戊辰戦争終結して明治に改元となって実に40年以上経過していることになり、国家の不利な条約を変えることの難しさとこれに挑んだ先人の努力に頭が下がる。 国家の大目標である万国対峙を巡り新政府内では ・軍事優先国家ー西郷隆盛 ・経済

                        「明治国家と万国対峙・近代日本の形成」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
                      • 【随時更新】歴史系記事まとめ。古代中国、近代タイなど。 - 映画っていいねえ。本っていいねえ。

                        歴史を扱った記事、事実をもとにした映画や書籍などの感想記事をまとめてみた。今後も該当する記事を作成したら、ここに付け加えていこうと思う。 韓国近現代史:『タクシー運転手 約束は海を越えて』 日本近現代史:『悪魔のささやき』 中国後漢〜三国時代:『三国志』 スウェーデン近現代史:『サーミの血』 中国春秋時代:『孫子』 タイ近代史:『アンナと王様』 韓国近現代史:『タクシー運転手 約束は海を越えて』 韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』の感想。 この映画は韓国で実際に起こった「光州事件」を題材にしている。韓国にとっての光州事件は近現代史における重大なものであるようだ。同じく光州事件を題材にした映画は多く、私は『1987、ある闘いの真実』『ペパーミント・キャンディー』を観賞したが、どちらも重厚かつ心を掻きむしられるような作品だった。 『タクシー運転手』はリアル志向な上記2作品に比べると、

                          【随時更新】歴史系記事まとめ。古代中国、近代タイなど。 - 映画っていいねえ。本っていいねえ。
                        • 歴史は繰り返す──史上2回目の「洋務運動」の失敗で、再び没落する中国

                          <ナンバー2だった李克強の降格・引退、胡錦濤を途中退席させるなど、「一党独裁」から毛沢東時代の「一尊独裁」に戻ったことを世界に宣告。「一尊独裁」は、清朝末期を彷彿させる> 中国共産党の第20回全国代表大会(以下「二十大」)について、未来の歴史家はこう書くだろう。この会議で中国は一党独裁政権から、さらに悪い毛沢東時代の「一尊独裁」政権に戻ったことを世界に宣告した、と。 二十大の開催前、「習下李上」の噂が中国語のツイッターユーザー間で拡散した。習近平(シー・チンピン)国家主席は降格し、李克強(リー・コーチアン)首相が昇格するという意味だが現実は真逆だった。 李は来年、首相から降りる。共産党の最高指導部である政治局常務委員会メンバーは習以外すべて習の腹心である。共産党の集団指導体制による独裁時代が終結し、これからの中国が習1人による独裁時代を迎えることは明白だ。 特に、二十大の閉幕式で前国家主席

                            歴史は繰り返す──史上2回目の「洋務運動」の失敗で、再び没落する中国
                          • 任命拒否の4人「明らかに違法、首相は任命義務果たせ」記者会見で抗議 | 毎日新聞

                            菅義偉首相が任命しなかった日本学術会議の会員候補6人のうち4人が23日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見し、「明らかな違法行為で、菅首相は任命義務を果たすべきだ」などと抗議するとともに、学問の自由や学術会議の独立性を脅かすことにつながると訴えた。参加しなかった2人も首相を批判するメッセージを寄せた。 任命を拒否された6人が一緒に意見を表明するのは今回が初めて。岡田正則・早稲田大教授(行政法)と松宮孝明・立命館大法務研究科教授(刑法)が出席し、芦名定道・京都大教授(キリスト教学)と小沢隆一・東京慈恵会医科大教授(憲法)はオンラインで参加。東大の宇野重規教授(政治学)と加藤陽子教授(日本近代史)は所感を文書にまとめた。

                              任命拒否の4人「明らかに違法、首相は任命義務果たせ」記者会見で抗議 | 毎日新聞
                            • 宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介

                              ★以下は、学習院大学での講演@二〇二三年十一月二五日のために事前に準備したノートです(ディスカッションを受けて、後日の加筆修正あり)。いつか書かれるべき『ナウシカ論』のための助走用のノートでもあります。ご批判を受けながら時間をかけて書き進めていくつもりです。よろしくどうぞ。(現状約32,000字) こんにちは。本日はお招き頂き、ありがとうございます。在野で、独学で批評を書いて生業にしている杉田俊介と言います。 まずは個人的な話からはじめます。私はこれまでに『宮崎駿論――神々と子どもたちの物語』(二〇一四年)、『ジャパニメーションの成熟と喪失――宮崎駿とその子どもたち』(二〇二一年)という本を刊行しました。『宮崎駿論』は幸いにも繁体字と簡体字に翻訳され、後者はまもなく繁体字版が刊行されます。後者の「あとがき」にも書いたのですが、わたしの宮崎駿論は三部作の構想になっています。もう一冊、『千と千

                                宮崎駿の神と革命(ノート)――『君たちはどう生きるか』から『風の谷のナウシカ』へ|杉田俊介
                              • 今西一 - Wikipedia

                                今西 一(いまにし はじめ、1948年11月8日 - 2022年1月6日)は、日本の歴史学者。小樽商科大学名誉教授[1]。日本経済史、日本近代史を専門に扱い、同和問題で積極的に問題提起する。サハリン・樺太史研究会で副会長を務めた[2]。 京都市東山区出身で、1972年に龍谷大学文学部を卒業後、京都大学農学部研修員を経て、1979年に立命館大学大学院文学研究科修士課程を修了し、1990年に農学博士(京都大学)を授かる。 1973年に大阪貿易学院高校、京都府立朱雀高等学校の非常勤講師。1980年大阪外国語大学非常勤講師、大阪府立大学、立命館大学、神戸大学などの非常勤講師を経て、1992年小樽商科大学商学部助教授、1994年教授、2014年退職。同年大阪大学大学院文学研究科招聘教授となる。 1996年 - 1997年韓国忠南大学校交換教授、2001年 - 2002年忠南大学校客員教授。 2022

                                • 【開高健ノンフィクション賞受賞作】青島顕『MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』<選評>加藤陽子・姜尚中・藤沢周・堀川惠子・森達也

                                  [発表] 第二一回 開高健ノンフィクション賞 受賞作発表 正賞=記念品 副賞=三〇〇万円 主催=株式会社集英社 公益財団法人一ツ橋綜合財団 【受賞作】 『МОСТ(モスト) 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』 青島 顕(けん) 【選考委員】 加藤陽子/姜尚中/藤沢 周/堀川惠子/森 達也 (五十音順・敬称略) 【選考経過】 第二一回開高健ノンフィクション賞は、一三四編の応募作品のなかから慎重に検討し、左記の通り最終候補作を選び、七月八日、選考委員五氏によって審議されました。その結果、上記の作品が受賞作と決まりました。 【最終候補作品】 『ラスト・フタバ・イン・サイタマ』 日野行介 『ライチョウ、翔んだ。』 近藤幸夫 『虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督』 村瀬秀信 『МОСТ 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』 青島 顕 『ウクライナの「戦場」を歩く』 伊藤めぐみ ロシアがウクラ

                                    【開高健ノンフィクション賞受賞作】青島顕『MOCT 「ソ連」を伝えたモスクワ放送の日本人』<選評>加藤陽子・姜尚中・藤沢周・堀川惠子・森達也
                                  • セーラー服の誕生 | 法政大学出版局

                                    A5判 / 400ページ / 並製 / 価格 3,300円 (消費税 300円) ISBN978-4-588-32607-3 C0021 [2021年12月 刊行] 明治政府は近代化の象徴として洋装を推奨したが、とくに女性のあいだでなかなか普及しなかった。それが大正末期から昭和にかけて、高等女学校のセーラー服として一気に拡がりをみせる。セーラー服の制服が生まれて百年。なぜ女学生たちはセーラー服にあこがれたのか。本書は、全国すべての高等女学校を調査した集大成。図版約100点、「全国高等女学校の洋式制服一覧」を付す。 刑部 芳則(オサカベ ヨシノリ)1977年東京都生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。中央大学文学部日本史学専攻兼任講師を経て,現在は日本大学商学部准教授。専門は日本近代史。 2018年度のNHK大河ドラマ「西郷どん」軍装・洋装考証。2020年度のNHK連続小説ド

                                      セーラー服の誕生 | 法政大学出版局
                                    • 荒勝文策と原子核物理学の黎明(政池 明)| 京都大学学術出版会

                                      日本の原子核研究は,当時小さな国力にも関わらず,戦前から非常に高い水準にあった。仁科芳雄と並びそれを実験原子核物理の分野から牽引したのが荒勝文策であり,敗戦直後,日本の科学技術を調査した占領軍を驚かせた。アジア初の核変換実験,今日から見ても極めて高精度のウラン核分裂の計測,広島の原爆調査と台風遭難の悲劇,そして理不尽なサイクロトロン破壊と研究禁止……。「秘話」として部分的にしか語られてこなかった,激動の近代史の中で取り組まれた核研究を,始めて内外の膨大な資料の解析で通史として記録する。 【著者紹介】 政池 明(まさいけ あきら) 京都大学名誉教授,国際高等研究所フェロー 1934年生まれ.京都大学理学部物理学科卒業,京都大学大学院理学研究科博士課程修了,理学博士.高エネルギー物理学研究所教授,京都大学理学部教授,福井工業大学教授,奈良産業大学教授,日本学術振興会ワシントンセンター長などを歴

                                        荒勝文策と原子核物理学の黎明(政池 明)| 京都大学学術出版会
                                      • 【モーサテ二題】矢嶋さん! 暴論だけど正論、北野氏の近代史観にはいつも惹かれる - 出遅れリタイア日記

                                        当ブログをご訪問頂きまして大変有り難うございます。 出遅れおじさんです。 【おことわり】 「モーサテ日記」は以前モーサテのキャスターをされていた佐々木明子さんの日経マネー誌の連載タイトルです。佐々木明子さんがWBSに異動されて連載タイトルが変わりましたので勝手にパクっています。 【矢嶋さん・・・暴言だけど正論】 本日(2月10日)のモーサテ「プロの眼」のゲスト解説はニッセイ基礎研究所の矢嶋康次氏で、テーマは「設備投資 作りたくても作れない」でした。 矢嶋氏はここ20年の設備投資の計画と実績から、元来投資は宣言通り進まないが、特にコロナ禍行こうその乖離が拡大(計画通り実施されない)する傾向にあるとしました。 モーサテ画面より 名目設備投資のけいたいべつうちわけの推移からも直近(グラフの2019年以降)知財や機械設備等に対して建設が伸び悩んでいる傾向にあるとのことでした。 モーサテ画面より こ

                                          【モーサテ二題】矢嶋さん! 暴論だけど正論、北野氏の近代史観にはいつも惹かれる - 出遅れリタイア日記
                                        • 高校「世界史」必修科目から除外、重大な弊害も…日本以外の重要な歴史を学ぶ機会失う

                                          「Getty images」より 来年度から、日本全国の高校で「世界史」が必修科目ではなくなることをご存知だろうか。これまでは「世界史A」か「世界史B」を必修することになっていたが、2022年度からは世界史と日本史を統合して近現代史を中心に学習する「歴史総合」が新たな必修科目となり、世界史は「世界史探究」という選択科目になるのだ。 来年度からスタートする「歴史総合」だが、世界史教員を中心に必修で世界史を教える機会がなくなることに対して危機感を露わにする意見は多い。世界史が必修でなくなることには、どのような弊害があるのだろうか。 そこで、静岡大学の人文社会科学部社会学科の教授で、歴史教育の分野に詳しい岩井淳氏に話を聞いた。 設置のきっかけは06年の世界史未履修問題 「歴史総合」は高校の学習指導要領が改訂されて新たに設置された科目だが、なぜ設立されることになったのだろうか。 「新学習指導要領導

                                            高校「世界史」必修科目から除外、重大な弊害も…日本以外の重要な歴史を学ぶ機会失う
                                          • 今こそ鶴見祐輔から学べ 世界を見る眼と中国の「真実」

                                            今から100年前、中国共産党が結党された1年後の1922(大正11)年、1人の日本人が70日ほどを掛けて中国各地を歩いた。帰国後に上梓した『偶像破壊期の支那』(鉄道時報局、1922年)に、次のように綴っている。 すでに中国旅行を5回経験したが、「われ久しく、支那を知れりと思ひ誤りて支那を解せず」。だから「空しく往いて而して空しく帰るを慣はし」とするばかり。「未だ深く心を動かしたることなし」。 だが6回目に当たる今回の旅で「支那は日本に取りては『見知らぬ国』」である。「支那は日本にあらず。全く異なりたる環境と人生観をもつて成る国」であることを知るに及んで、改めて「世界を見るの眼をもつて支那を眺め」直したら、「驚心駭魄」することばかり。 「支那は日本に取りては『見知らぬ国』」「全く異なりたる環境と人生観をもつて成る国」であるからには「日本を見るの眼をもつて」ではなく、やはり「世界を見るの眼をも

                                              今こそ鶴見祐輔から学べ 世界を見る眼と中国の「真実」
                                            • インターネット上で閲覧できる中国語新聞 | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館

                                              近年、インターネットで紙面を閲覧できる中国語新聞が増えてきました。多くの新聞社のウェブサイトでは当日分の新聞を無料で公開しています。中には、過去数年分の新聞の紙面を公開しているウェブサイトもあります。また、中国や台湾の機関では、中華民国期や1950-1960年代に発行された新聞の紙面をデジタル化し、無料で公開しているものもあります。ここでは、インターネット上で閲覧できる中国語新聞の探し方や有用なウェブサイトをご紹介します。 1.中国1.1.新聞社のウェブサイトを探す中国で発行されている新聞の多くはニュースサイトを設置しており、当日のニュースや過去の記事を閲覧できます。そのようなウェブサイトを探すには、当室で作成しているAsiaLinksのほか、次のウェブサイトも便利です。 地方重点报网导航(中国経済網) 中国の政府系新聞『经济日报』のニュースサイト「中国经济网」上で提供されているリンク集で

                                                インターネット上で閲覧できる中国語新聞 | リサーチ・ナビ | 国立国会図書館
                                              • 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問題に対しての僕なりの解答|宇野常寛

                                                三宅香帆さんのベストセラー新書『なぜ働いてると本が読めなくなるのか』を先日読み終えた。世評通りの力作で、日本の近代史における「労働」と「読書」の関係が手際よく整理されており、とても勉強になった。 この本を通じて、多くの「働いているので、本が読めない」人たちが勇気づけられて欲しいと、僕も思う。もちろん、懸命なる読書家のみなさんは既に100%理解されていると思うが、「読書論」や「教養論」を手に取り、それを読み、SNSに感想を投稿して満足してしまっては、「文化的な自分」という自己イメージを消費するだけに終わってしまう。 せっかく背中を押してもらったのだから、これから「働きながら」本を読みまくっていかないと勿体無い。最初に手にとるべき本は何がいいだろう? ごく自然に考えて、同じ著者、つまり三宅さんが翌月に発売する初の文芸批評本……あたりが妥当だと僕は思う。 さて、宣伝はこれくらいにして、本題だ。僕

                                                  「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問題に対しての僕なりの解答|宇野常寛
                                                • 朝日新聞元サンフランシスコ支局長の尾形聡彦の「朝日新聞は一面に統一教会問題よりも不急の国際ニュースに逃避」に対する反応

                                                  Toshi Ogata (尾形 聡彦) @ToshihikoOgata この数日の朝日新聞の朝刊は、連日、不急の国際ニュースが1面トップで、日本の新聞の価値判断として、ひどいと思います。安倍元首相の暗殺という日本の近代史に刻まれる大事件が起こってまだ1ヶ月なのに、統一教会問題などの背景に何ら踏み込もうとせず、国際ニュースへの逃避があまりに顕著。残念です pic.twitter.com/5xBmvGMMo0 2022-08-14 13:58:04 kokuramusen2282:尾形氏は8月12日から14日までの3日間において朝日新聞の1面が国際面で統一教会問題でないことに不満の用です。 ・2022年8月12日の朝日新聞朝刊1面は30年前の天皇訪中 https://www.asahi.com/articles/DA3S15385394.html (日中半世紀 外交記録は語る)天皇訪中、30年

                                                    朝日新聞元サンフランシスコ支局長の尾形聡彦の「朝日新聞は一面に統一教会問題よりも不急の国際ニュースに逃避」に対する反応
                                                  • [寄稿]コロナ禍の中の人文学教育

                                                    新型コロナウィルスが引き続き全世界を席巻している。5月29日の時点で、累計感染者数は600万人に迫り、死亡者数は35万人を超えた。うち米国の感染者は170万人、死者は10万人を突破、ブラジルでは感染者が急増し44万人を超えたという。(5月28日ジョンズ・ホプキンス大学集計)中国・韓国では第一次流行の頂点を過ぎたように見えるし、日本でもどういう理由にせよ、今のところ最悪の感染爆発はどうにか回避しているが、世界的には先が見通せない状況が続いている。とりわけブラジルをはじめとする中南米がパンデミックの新たな発生源となろうとしている。 現在大学の授業はすべてオンラインで行われているが、私はこれが苦手である。私が「芸術学」の授業で取り上げる作家や作品は必然的に疫病と深く関連している。過去を振り返れば人の世が疫病に襲われ、死の濃い影に覆われている時に、優れた美術作品が制作された。前回本欄で取り上げたピ

                                                      [寄稿]コロナ禍の中の人文学教育
                                                    • 東京オリンピックの4連休始まり - 上を向いて生きる

                                                      暑いですね~。今日は休みで家にいるので今年の暑さを実感します。 出勤の日は、冷え冷えでホッカイロが欲しいくらいですけどね。半袖や丈短のパンツも履きたいけれど、多分オフィスでは寒いと思います...。 オリンピックがいよいよ始まりました。開会式のブルーインパルスの予行演習が昨日あり、偶然にもちょっとだけ見ることができました。 医療従事者への感謝の時も偶然見ることができましたが、空を見上げるってなかなかいいもんですね。このブログも「上を向いて生きる」なので😄 父の状況はいまだ進展なく、会うこともできず、電話して状況を聞いても変わったことはないと言われるだけ。病院でどんな様子なのか。この連休も実家に帰ろうかと思っていましたが、母も少し落ち着きを取り戻し、父の状況も変化がないため、様子見です。お盆には帰ることにします。その時には何かしらの結論を出さねば。 先日、古代史勉強会がありました。今回のお題

                                                        東京オリンピックの4連休始まり - 上を向いて生きる
                                                      • 楽観と悲観が国の成功にどう影響するか、日米で考える | Coral Capital

                                                        月間10万人が読んでいるCoral Insightsのニュースレターにご登録いただくと、Coral Capitalメンバーによる国内外のスタートアップ業界の最新動向に関するブログや、特別イベントの情報等について、定期的にお送りさせていただきます。ぜひ、ご登録ください! 「米国の最も大きな強みの1つは非合理な楽観主義であり、日本の最も大きな弱みの1つは非合理な悲観主義である」。先日、私が何気なくSNSに投稿したこの一文に対し、もっと詳しく説明してほしいという声が寄せられました。楽観主義は、たとえ根拠が薄く非合理的であっても、前向きな思考を促し、社会の変革を後押しする力になります。一方で、過度の悲観主義は停滞を生み、発展を妨げかねません。それは、日本のように非常に大きな潜在力を持つ国であっても例外ではないのです。 米国の「非合理な楽観主義」 米国では、「非合理な楽観主義」が幾度となく社会を突き

                                                          楽観と悲観が国の成功にどう影響するか、日米で考える | Coral Capital
                                                        • 「イマレコ!」機動警察パトレイバー the Movie 1+2[特集サイト「プレイバックエモーション」] - V-STORAGE(ビー・ストレージ) 【公式】 produced by バンダイナムコフィルムワークス

                                                          「イマレコ!」機動警察パトレイバー the Movie 1+2[特集サイト「プレイバックエモーション」] 時代を変えた2本の映画 ――その再確認は現在の情況を照らし出す 『機動警察パトレイバー the Movie 1+2 SET Blu-ray』は1989年と1993年に公開された2本の劇場アニメをまとめたパッケージである(以下、『P1』、『P2』と略)。平成初期、日本のアニメはどのように変わっていったのか、時代性とどう関わっていたのか、近代史的な観点でも楽しめる映画である。 「もし警察に巨大ロボットが配備されたら」と「ロボットアニメ」の設定を使い、難事件に立ち向かう多彩なキャラクターたちを描いてきた「パトレイバーシリーズ」。OVAやテレビでは物語のバリエーションや登場人物の魅力が連続ものの中で展開された。 この2本の劇場版では若者よりも後藤小隊長という中年の策士を「観察者」として配置し、

                                                            「イマレコ!」機動警察パトレイバー the Movie 1+2[特集サイト「プレイバックエモーション」] - V-STORAGE(ビー・ストレージ) 【公式】 produced by バンダイナムコフィルムワークス
                                                          • 海外引揚の研究 - 岩波書店

                                                            植民地や占領地に暮らしていた三〇〇万人を超える民間人の引揚経験は、戦後長らく忘却・封印されてきた。国内外の一次資料を用いた国内・国際の政治要因からの実態解明と、引揚者の手記や聞取り調査などを用いた戦後社会と引揚者との関係解明とをあわせ行い、海外引揚の全容と、日本の脱植民地化の特質を明らかにする。 序 章 海外引揚研究の意義 第1節 問題の所在 第2節 海外引揚研究の現状 第3節 本書の構成と狙い 第1章 「大日本帝国」の崩壊と海外引揚問題の発生 問題提起 第1節 ポツダム宣言受諾と現地定着方針 第2節 東久邇宮内閣と残留日本人引揚問題の迷走 第3節 米国の対中政策転換と残留日本人引揚の実現 小括 第2章 満洲国崩壊と在満日本人引揚問題――満洲 問題提起 第1節 ソ連参戦をめぐる関東軍・日本政府の迷走 第2節 ソ連軍占領下の在満日本人社会の混乱 第3節 定着と引揚のあいだ 第4節 国民政府軍

                                                              海外引揚の研究 - 岩波書店
                                                            • 明治天皇が天地神明に誓った五箇条の御誓文。近代史に輝く名文が「起こせなかった」真の目的とは? | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

                                                              明治天皇が天地神明に誓った五箇条は、新政権の理念を高らかにうたいあげ、現行の日本国憲法にも影響を及ぼした不朽の名文です。それが、どのように起草され、修正されていったかを追うとともに、五箇条を練った真の目的とすることが「起きなかった」事情を探ります。 天皇とはなにか 幕末には、一君万民という考え方がありました。日本のなかで、天皇だけが君主で、公家も武士も庶民も、一人の君主に従う万民であるべきだということです。これは身分差別を否定する考え方でもあり、擬似的に「自由平等」を表現することでもありました。 一神教じゃない人からすると、たとえば「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり」といっても、「天」という目には見えない唯一絶対の存在がイメージしづらいです。誤解を怖れずにいうならば、一君万民という考え方は、天=唯一神の代替として天皇を利用したものだといえるでしょう。 王政復古クーデター以

                                                                明治天皇が天地神明に誓った五箇条の御誓文。近代史に輝く名文が「起こせなかった」真の目的とは? | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!
                                                              • 日ソ戦争 帝国日本最後の戦い -麻田雅文 著|中公新書|中央公論新社

                                                                日ソ戦争帝国日本最後の戦い 麻田雅文 著 日ソ戦争とは、1945年8月8日から9月上旬まで満洲・朝鮮半島・南樺太・千島列島で行われた第2次世界大戦最後の全面戦争である。短期間ながら両軍の参加兵力は200万人を超え、玉音放送後に戦闘が始まる地域もあり、戦後を見据えた戦争だった。これまでソ連の中立条約破棄、非人道的な戦闘など断片的には知られてきたが、本書は新史料を駆使し、米国のソ連への参戦要請から各地での戦闘の実態、終戦までの全貌を描く。 書誌データ 初版刊行日2024/4/22 判型新書判 ページ数304ページ 定価1078円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102798-6 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA  ❑くまざわ書店 書評掲載案内 ・産経新聞(朝刊)2024年12月11日/第28回菜の花忌シン

                                                                  日ソ戦争 帝国日本最後の戦い -麻田雅文 著|中公新書|中央公論新社
                                                                • アメリカの敵・日本を知る―アメリカ製作フィルム Part1"Know Your Enemy -Japan"

                                                                  Please watch: "Personal Hygiene for Young Women circa 1920 - sex education" https://www.youtube.com/watch?v=HJJKprJulow --~-- このフィルムは、1945年7月にアメリカで製作された、敵国蔑視による戦意高揚映画である。 今日では貴重なフィルムで、史実重視のためノーカットでおさめられている。 (紹介文より) 事実ではない部分や偏見的な部分もあるが、日本近代史や戦史など、なかなか詳しく描かれている。 逆輸入のパターン。 This film was produced in the United States on July,1945. These kinds of films aroused the spirit of war by creating the feeling

                                                                    アメリカの敵・日本を知る―アメリカ製作フィルム Part1"Know Your Enemy -Japan"
                                                                  • 米内光政提督が残した言葉

                                                                    米内光政という名前は、どこかで聞いたことがあるかもしれません。しかし、岩手県民や近代史好き、海軍好きでない限り、 となる人の方が多いかと。「こめうち」ではありません、「よない」です。 日本の歴史に深く関わり、総理大臣にまでなったにも関わらず、その名前は歴史の授業でもよっぽどのことがない限り出てくることはありません。 昔からの歴史好きの私も、確かに名前は知ってるけれども、よく考えたら一体何した人なんやろ?とよく知ることはありませんでした。 しかし、本を読むにつれ、知れば知るほど米内光政という人間が面白く感じ始め、現在では尊敬する人の一人になっています。「米澤光司」という名前も本名ではなく、本名に米内さんの姓名の一文字ずつをいただいたもの。現在はペンネームとして使用中であります。 なお、本編は敬意をこめて「米内さん」という呼び名に統一します。 米内さんはどんな人か。 それを語りだすと、本当にキ

                                                                    • 「建国の父」はトランプ氏と同じほど差別主義者? アメリカを分断させる文化戦争とキャンセル・カルチャー(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      「歴史を一掃し、子供たちを洗脳する容赦なきキャンペーン」[ロンドン発]3日、米サウスダコタ州のラシュモア山国立記念碑のふもとで開かれた独立記念日(4日)式典で演説したドナルド・トランプ大統領が、アメリカの歴史的な偉人の記念像を取り除く運動を批判すると、参加者から同意を表明するかたちのブーイングが起きました。 ラシュモア山には4人の米大統領ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンの顔が刻まれています。最初にブーイングが起きたのは、奴隷制というアメリカの「負」の歴史を非難する運動にトランプ氏が触れた時です。 「今夜ここで会うと、祖先が必死で戦い、確かにするために血を流した全ての祝福を脅かす危険が高まっている。アメリカは、われわれの歴史を一掃し、英雄を中傷し、価値観を消し去り、子供たちを洗脳する容赦のないキャンペーンを目撃している」 2度目

                                                                        「建国の父」はトランプ氏と同じほど差別主義者? アメリカを分断させる文化戦争とキャンセル・カルチャー(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • 「慰安婦は売春婦」論文でネトウヨのヒーローになったハーバード大教授さん、いろいろボロが出る 在日コリアンについての記述のソースが「余命三年時事日記」など… : ハンJ速報

                                                                        ハンJ速報 日本の風土と文化を愛し、皇室を尊ぶ愛国系まとめブログです。本当の意味で日本を愛することの大切さを発信していきます 1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/02/20(土) 04:33:39.82 ID:F/6P4Jb/0.net ハーバード大歴史学教授たち「ラムザイヤー教授の“慰安婦論文”、最悪の学問的“真実性違反”」 2/19(金) 7:59配信 元慰安婦を「自発的売春婦」だと主張した米ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授に対して、同大学の教授たちが公開批判に乗り出した。 17日(現地時間)ハーバード大学 東アジア言語文化学科のカーター・J・エッカート教授と歴史学科のアンドルー・ゴードン教授は声明を通じて 「“国際法経済レビュー”という学術誌3月号に掲載されたラムザイヤー教授の論文“太平洋戦争においての性売買契約”には、

                                                                          「慰安婦は売春婦」論文でネトウヨのヒーローになったハーバード大教授さん、いろいろボロが出る 在日コリアンについての記述のソースが「余命三年時事日記」など… : ハンJ速報
                                                                        • 音楽ドキュメンタリーを超えたかつてない映像に本国アメリカも絶賛!!『サマー・オブ・ソウル』 クエストラブが映画に込めた想いを明かす-特別映像解禁! - シネフィル - 映画とカルチャーWebマガジン

                                                                          今年 1 月に開催されたサンダンス映画祭のオープニング作品として上映され、 熱狂的な賛辞とともにドキュメンタリー部門審査員大賞と観客賞を W 受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』が 2021 年 8 月 27 日(金)に劇場公開いたします。 © 2021 20th Century Studios. All rights reserved. 1969 年、あのウッドストックと同じ夏、NY で30万人を集めたもう一つの大規模フェスがあった。若きステ ィーヴィー・ワンダーやB.B.キング、当時人気絶頂のスライ&ザ・ファミリー・ストーンなど、全米ヒットチャートを席巻していたブラック・ミュージックのスターが集結した幻の音楽フェス“ハーレム・カルチュラル・フェ スティバル”。しかし、その存在は 50 年間封印されてい

                                                                            音楽ドキュメンタリーを超えたかつてない映像に本国アメリカも絶賛!!『サマー・オブ・ソウル』 クエストラブが映画に込めた想いを明かす-特別映像解禁! - シネフィル - 映画とカルチャーWebマガジン
                                                                          • 日本政府により隠された「中国からのハッキング」の衝撃…米国ワシントン・ポスト「スクープ」の真の狙い(歳川 隆雄) @gendai_biz

                                                                            「日本の近代史で最も損害の大きいハッキング」 米紙ワシントン・ポスト(WP。8月7日付)の記事「China hacked Japan’s sensitive defense networks, officials say」は実に衝撃的だった。 同紙記事を大々的に報じた読売新聞(9日付朝刊)の見出し「中国軍 防衛機密侵入―米、日本に警告―20年秋、米紙報道」からその重大性が理解できる。 読売記事を要約すると、概ね以下の通りである。《WPは7日、中国軍のハッカーが不正アスセスにより、日本政府の防衛機密を扱うコンピューターシステムに侵入していたと報じた。米国家安全保障局(NSA)が2020年秋に発見し、日本政府に不正アクセスの重大性を警告したという。……発覚直後、事態を重くみたポール・ナカソネNSA局長と、当時のマシュー・ポッティンジャ―大統領副補佐官(国家安全保障担当)が来日し、「日本の近代史

                                                                              日本政府により隠された「中国からのハッキング」の衝撃…米国ワシントン・ポスト「スクープ」の真の狙い(歳川 隆雄) @gendai_biz
                                                                            • 青木 俊 新作「逃げる女」(小学館)発売中 on Twitter: "重慶の爆撃があったことは知っていたが、こんなにも大規模で執拗なものだと知ったのは、2017年に放送されたNNNドキュメント「戦争の始まり 重慶爆撃は何を招いたか」だった。自分の国の近代史を私たちは知ってるつもりで実は知らない。 https://t.co/qcBMuLV2o5"

                                                                              重慶の爆撃があったことは知っていたが、こんなにも大規模で執拗なものだと知ったのは、2017年に放送されたNNNドキュメント「戦争の始まり 重慶爆撃は何を招いたか」だった。自分の国の近代史を私たちは知ってるつもりで実は知らない。 https://t.co/qcBMuLV2o5

                                                                                青木 俊 新作「逃げる女」(小学館)発売中 on Twitter: "重慶の爆撃があったことは知っていたが、こんなにも大規模で執拗なものだと知ったのは、2017年に放送されたNNNドキュメント「戦争の始まり 重慶爆撃は何を招いたか」だった。自分の国の近代史を私たちは知ってるつもりで実は知らない。 https://t.co/qcBMuLV2o5"
                                                                              • 「武者震之助」氏考②―書評に見るライターとしてのスタンス―|三柳 遼一

                                                                                はじめに―「武者震之助」氏とある研究者のやりとりから― ※この記事を読む前に、「「武者震之助」氏考-その思想のルーツと正体について-」を読んでいただきたい。 私は前回の記事で、私は「武者震之助」氏に批判的な立場の者として、その思想の源泉(=過去)についての推理を行った。もう一度言うが、私の推理では「武者震之助」(小檜山青)氏の正体は、かつて歴史系の創作などで活躍した「吉梨(きつり=このざまんぐ)」氏であると推理したが、これに100%の確証があるわけではないのは前回言ったとおりである。 さて、今回は「武者」氏が行ってきた書評について分析したいと思う。「武者」氏と言えばドラマのレビューや歴史記事が有名だが、学術書などの書評も行っている。別名義(小檜山青)の方でも、ツイッターアカウントやnoteで時折書評を行っており、書評は「武者」氏が様々な研究者と交友関係を深め、現在の地位を築けた要因の一つと

                                                                                  「武者震之助」氏考②―書評に見るライターとしてのスタンス―|三柳 遼一
                                                                                • 加藤陽子の近代史の扉:対露外交、賢明だったか 「手ごわい歴史観」への洞察示せ | 毎日新聞

                                                                                  1962年10月のキューバ危機にあたって、ケネディ大統領がバーバラ・タックマンの本「八月の砲声」を掲げつつ軍部を説得した逸話はよく知られている。実はタックマンには、もう一冊最高にスリリングな本「決定的瞬間」がある。第一次大戦中の17年、敵国ドイツの暗号を解読することで、中立だった米国の対独参戦を結果的に促し、連合国を勝利に導いた英海軍諜報(ちょうほう)部を描いた本だ。作中、ある英国軍人がつぶやく。ドイツ人は利口だ、だが彼らは「敵もまた利口かもしれないと考えるだけの賢明さ」を欠いている、と。 外交の歴史を考える時、この逸話が常に頭に浮かぶ。この「賢明さ」は、外交政策を立案する際には必須のものだろう。だが、2012年に発足した第2次安倍晋三政権の対ロシア外交を振り返った時、その外交に「賢明さ」はあったといえるのだろうか。これを考えたい。

                                                                                    加藤陽子の近代史の扉:対露外交、賢明だったか 「手ごわい歴史観」への洞察示せ | 毎日新聞